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ソロ星がバッフ・クランに襲撃された際の避難場所となっていたが、そのまま[[宇宙]]を逃亡する事になる。
 
ソロ星がバッフ・クランに襲撃された際の避難場所となっていたが、そのまま[[宇宙]]を逃亡する事になる。
  
発掘した[[戦艦]]を改修したものであるため、クルーはその性能について徐々に解析しつつ使用していた。そのためイデオン用の超兵器である[[イデオンガン]]を当初は「機関室の部品の一部」と見なしていたり、バッフ・クランが取り付けていった発信機を「航行に必要なパーツかもしれない」と思い込んでそのまま放置したりする事もあった。<ref>特に、'''発信機に関しては[[ギジェ・ザラル]]がソロシップに投降して初めて、クルーが気付く有様だった'''。彼等がそんな事実を知らなかった故に、ソロシップがいくら必死で宇宙の彼方まで逃げてもピンポイントで襲撃される展開には、視聴者をやきもきさせている。</ref>。
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発掘した[[戦艦]]を改修したものであるため、クルーはその性能について徐々に解析しつつ使用していた。そのためイデオン用の超兵器である[[イデオンガン]]を当初は「機関室の部品の一部」と見なしていたり、バッフ・クランが取り付けていった発信機を「航行に必要なパーツかもしれない」と思い込んでそのまま放置したりする事もあった。<ref>特に、'''発信機に関しては[[ギジェ・ザラル]]がソロシップに投降して初めて、クルーが気付く有様だった'''。彼等がそんな事実を知らなかった故に、ソロシップがいくら必死で宇宙の彼方まで逃げてもピンポイントで襲撃される展開には、視聴者をやきもきさせている。ようやく発信機が処分されてもこの頃にはイデの力は遠方からでも感知が容易な程に肥大化しており、また数百万光年単位で包囲網を敷かれたため、逃亡は更に困難になってしまった。</ref>。
  
 
バッフ・クランとの最終決戦で、[[ガンド・ロワ]]の第2射目と[[イデ]]の発動により、消滅した。
 
バッフ・クランとの最終決戦で、[[ガンド・ロワ]]の第2射目と[[イデ]]の発動により、消滅した。

2020年11月1日 (日) 17:11時点における版

ソロシップ
外国語表記 Solo-Ship
登場作品 伝説巨神イデオン
初登場SRW スーパーロボット大戦F
SRWでの分類 機体
母艦
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スペック
分類 宇宙船
生産形態 発掘
全長 400 m
(船体胴部:338 m)
全高 127 m
全幅 262 m
(船体胴部:112 m)
重量 49,000 t
動力 化学反応エンジン
核融合エンジン
反物質エンジン
出力
化学反応エンジン
120,000 t/df
核融合エンジン
1,000,000 t/df
反物質エンジン
地球タイプの10倍
装甲材質 イデオナイト
開発 第6文明人
主な搭乗員
【艦長】
ジョーダン・ベス
【操縦士】
ナブール・ハタリ
【機関担当】
イラ・ジョリバ
テンプレートを表示

ソロシップは『伝説巨神イデオン』の登場メカ

概要

ソロ星の第2発掘現場から発見された、第6文明人の遺産ともいえる異星人の艦。

イデオナイトという金属で出来ており、反物質エンジンを使用した亜空間航法も可能である。イデオナイトに封じ込められたイデの意思により、あらゆる装備のパワーが上下する。バリアに至っては、個人を守る為や、核爆弾の爆発を包み込むように発生した事もある。謎の流星の発生源でもあり、ついには地球バッフ・クランの地球を滅ぼしてしまう

ブリッジ中央には、イデオンと同様、イデオンのゲージが付いている。ブリッジ後方には、ドームに覆われた林がある。ここでは鶏や牛等の家畜が放牧されていたり、クルーの食料が栽培されていたりする。また、長い間地中に埋まっていたにも関わらず、植物が青々と茂っているのもイデのなせる業である。

内蔵武器は無く、武器はソロ星脱出の際に積み込んだものである[1]

甲板は90度折れ曲がることが可能で、これにより、イデオンの着艦・整備や、狭い場所への着陸等に柔軟に対応できるようになっている。4つあるエンジンも回転が可能で、垂直離陸やホバリング、高速飛行等が可能になっている。

艦内の移動には、ムビオラという専用の乗り物を主に使用する。

敵方であるバッフ・クランから、その形状から「4つ足」と呼ばれている。

劇中での様相

ソロ星がバッフ・クランに襲撃された際の避難場所となっていたが、そのまま宇宙を逃亡する事になる。

発掘した戦艦を改修したものであるため、クルーはその性能について徐々に解析しつつ使用していた。そのためイデオン用の超兵器であるイデオンガンを当初は「機関室の部品の一部」と見なしていたり、バッフ・クランが取り付けていった発信機を「航行に必要なパーツかもしれない」と思い込んでそのまま放置したりする事もあった。[2]

バッフ・クランとの最終決戦で、ガンド・ロワの第2射目とイデの発動により、消滅した。

登場作品と操縦者

旧シリーズ

スーパーロボット大戦F
予告編のマップとカラオケモードにのみ登場。
スーパーロボット大戦F完結編
後半から登場。他の母艦よりも基本性能が一回り以上優れるが、武装が貧弱でマップ兵器も無いため戦闘には向かない。
いくらHPが多くても孤立させなければ狙われにくいので大した強みにはならないが、艦長のべスみがわりを使えるので、活用すればアタッカーのSP節約や生存性向上に役立つだろう。
なお、ソロシップ艦内では加持リョウジがスイカを作っていた

αシリーズ

第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
母艦が全体的に強化された本作では、かなり戦える艦になっている。最強武器で全体攻撃のミサイルは装弾数が多く、気軽に撃ち続けても弾切れを起こさずに高い継戦能力を発揮する。
また、移動力が高く、ベス小隊長能力によって更に移動力が伸びる。パーツスロットも多い…と、バランスに優れた艦に仕上がっており、イデオンと比べると遥かにクセが少ない。
移動力をカバーする為に強化パーツを使用する事が少ない分だけ、3つあるパーツスロットの自由度が高く、非常に扱いやすい。装甲と武器を改造すれば、無双も狙える。
レミー島田の会話の中では一度「ソロ・シップ」と呼ばれた事もある。

装備・機能

武装・必殺武器

対空機銃
敵機に接近された際に近接防御を行う為の機銃。
第3次α』では、地味ながら母艦が移動後に行える攻撃としてはかなり強い武器である(数値的には主力級MSのビームライフルとほぼ同等)。最大射程が4なので、他の母艦の同種の武器と比べると射程が2倍である。
グレンキャノン
射程の長いキャノン砲。いわゆるビーム兵器で、メカニズムはバッフ・クランの兵器である「加粒子砲」と同じ。
『第3次α』では「長射程・低燃費・高威力」の三拍子そろった便利な武装。援護攻撃において真価を発揮する。
ミサイル
艦に大量に搭載されたミサイル。
『第3次α』では全体攻撃武器。なお、装弾数は40というBセーブが不要な程の多さなので、弾切れを起こす事はまず有り得ないだろう。

特殊能力

搭載
イデバリア
バリアの一種で、イデの力によるもの。
ただし、HPが発動条件に関わっている為、「撃墜=ゲームオーバー」を意味するSRWの母艦においては、発動する程ダメージを受けてしまうような状況になるのは避けたい。

移動タイプ

飛行可能。

サイズ

2L(LL)

関連機体

イデオン
ソロ星から発掘された、第6文明人の遺産。

余談

  • ソロシップは、企画当初は「メイフラワー(乗客には多くの信仰的被迫害者がいた、イギリスからアメリカへ入植へ向かったメイフラワー号が元ネタ)」と呼ばれる予定であった。

脚注

  1. 主砲のみブラジラー基地から拝借した。
  2. 特に、発信機に関してはギジェ・ザラルがソロシップに投降して初めて、クルーが気付く有様だった。彼等がそんな事実を知らなかった故に、ソロシップがいくら必死で宇宙の彼方まで逃げてもピンポイントで襲撃される展開には、視聴者をやきもきさせている。ようやく発信機が処分されてもこの頃にはイデの力は遠方からでも感知が容易な程に肥大化しており、また数百万光年単位で包囲網を敷かれたため、逃亡は更に困難になってしまった。