「スーパーロボット大戦F」の版間の差分

提供: スーパーロボット大戦Wiki
ナビゲーションに移動 検索に移動
111行目: 111行目:
  
 
『新世紀エヴァンゲリオン』の参戦は「純粋に(機械部品のみで構成された)ロボットとは言い切れない」作品の最初の参戦例であると言え、当時は「エヴァはロボットなのか」という議論がファンの間で巻き起こったが、結果として現在のSRWへの幅広い参戦に繋がるきっかけとなったとも言える。
 
『新世紀エヴァンゲリオン』の参戦は「純粋に(機械部品のみで構成された)ロボットとは言い切れない」作品の最初の参戦例であると言え、当時は「エヴァはロボットなのか」という議論がファンの間で巻き起こったが、結果として現在のSRWへの幅広い参戦に繋がるきっかけとなったとも言える。
 +
 +
参戦候補として、「[[勇者特急マイトガイン|○イト○イン]]」や「[[絶対無敵ライジンオー|○イジ○オー]]」も挙がっていた<ref>『スーパーロボット大戦Fを一生楽しむ本』79頁。</ref>。いずれも後に参戦を果たしている。
  
 
== 世界観 ==
 
== 世界観 ==

2020年6月23日 (火) 19:55時点における版

スーパーロボット大戦F
シリーズ 旧シリーズ
原作 第4次スーパーロボット大戦
次作 スーパーロボット大戦F完結編
開発元 ウィンキーソフト
発売元 バンプレスト
対応機種 セガサターン
プレイステーション
プロデューサー 寺田貴信
シナリオ 阪田雅彦
キャラクターデザイン 湖川友謙
河野さち子
メカニックデザイン 大河原邦男
カトキハジメ
石川賢
永井豪
福地仁
宮武一貴
守谷淳一
ゲストメカデザイン
藤井大誠
寺島慎也
宮豊
かげやまいちこ
山田隆弥
音楽 藤本大輔
発売日 1997年9月25日(サターン版)
1998年12月10日(プレイステーション版)
価格 6,800円
テンプレートを表示

スーパーロボット大戦F』は「スーパーロボット大戦シリーズ」のゲーム作品。「旧シリーズ」の1つ。

概要

セガサターンで初めて発売されたスパロボ作品。「旧シリーズ」最終作の『第4次スーパーロボット大戦(『第4次スーパーロボット大戦S』)』をベースにしたリメイク作品であるが、新規参戦作品の追加に伴いシナリオが一新されており、内容的にはほぼ新作と言ってよい。

当初は『第4次』に追加要素を加えたセガサターンへの移植作品『第4次スーパーロボット大戦プラス』となる予定だったが、参戦作品の追加によりシナリオの整合性が取れなくなることから完全リメイク作品に変更された[1]

そのためキャラクターの声やシナリオが膨大なものとなってしまい、前後編に分割して制作・発売されることとなった[1]。本作ではその前半部分を収録。後半のシナリオは『スーパーロボット大戦F完結編』に持ち越された。

2011年11月9日には『F完結編』と共にゲームアーカイブスで配信(価格:1,200円)。

システム

既存システムと変更点

パラメータの見直し
これまでのシリーズで「近距離・遠距離」だったパイロットの攻撃力及び武器属性が「格闘射撃」に変更。分割販売となった関係でレベルの上限は40となっている。
機体ステータスの見直し
これまでのシリーズでEN限界反応の上限値が255までだったのが撤廃され255以上に、運動性装甲武器の攻撃力等にも修正が入った。
強化パーツの仕様変更
強化パーツの入手手段がそれまでのマップ上で拾う方式から、特定の敵ユニットを倒すことで獲得できる方式に変更された。
パーツ装備スロットも一律2スロットからユニットごとに1~4スロットの差異が設定されるようになった。
これらは以降のシリーズでも標準仕様となっている。
前後編マップにおける変更点
同一マップに前編・後編が存在するシナリオが初登場。
前編で出撃させたユニットを後編でも出撃させた場合、初期気力が前編終了時に上がった分だけ低下した状態(前編終了時に気力150だった場合後編では50でスタート)になる。ただし、精神コマンドや戦艦による補給などで気力100以下にすれば、後編も気力低下なしで出撃できる。

難易度

  • 最初に主人公のタイプで序盤などルートが変わる。仲間の揃いはスーパー系のほうが良く、特にゲシュペンストMk-IIはスーパー系では中盤に入手できるが、リアル系では最終話後、つまり『F完結編』まで持ち越される。
  • 難易度はこれまでの作品をプレイしてきた人向けに制作されたこともあり、前後作の『第4次(S)』『』『α』と比較するとかなり高い。それでも『F完結編』ほどではない。
  • 本作は前編という扱いのため、登場しない主役機が多く戦力が不足気味。特にMSは主力として使える機体がΖガンダムリ・ガズィ2機の計3機しか登場せず、本作からビームコートの仕様が「無効化」から「軽減」に変更され、またそれを持つポセイダル軍が大半のマップで出現するため、MSメインのプレイはかなり難しい。スーパー系ユニットやビルバインシャイニングガンダムエヴァンゲリオン各機を上手く活用せねばならない。
  • 後編の『F完結編』ではゲーム開始早々に難易度が跳ね上がる。そのため、攻撃を当てられないどころか大半が宇宙Bのスーパー系や、主力MSとして使ってきたZガンダムすら2軍落ちしてしまい、『F完結編』にて登場する機体を改めて運用する必要がある。

演出面

  • ロボットのグラフィックはリアル頭身であった『新』『魔装LOE』とは異なりSDサイズを再び採用。
  • 一部のデモムービーは参戦作品の実際の映像が使われている。ただし、音声はオリジナルのものとは異なる。一部には激しい点滅(いわゆるパカパカ)になりうる物があるので注意が必要。

話題

  • セガサターン版にはバグが多く、特にフリーズバグはデータセーブ中に発生すると他データを破壊してしまうという悪質なものであった。『F完結編』発売前には一部バグや敵ターンの思考を修正したディスクが出回った。
  • 本作発売前の1997年1月には、バンプレストの親会社であるバンダイとセガサターンの発売元であったセガとの合併が発表された。そのため、本作の発売もその合併計画の一貫であるとの説が上がったが、発売前の5月時点で合併は断念されている。
  • 合併解消の影響か、約1年後にはプレイステーションへの移植版も発売された。サターン版で見かけられたバグが修正され、『完結編』で変更された仕様が統一されている。オープニング戦闘デモも完結編限定キャラの一部を省いて採用された。ただしハードが変更されたことでBGMが大きく異なっており、セーブのスピード差のようにサターン版のほうが優れている要素も存在する。
  • 『新』に引き続き戦闘画面でのフルボイスを採用。代役声優を多数起用していた『新』とは異なり、本作では原則としてオリジナルキャストを採用。そのため、『第4次』に登場したメイン級のキャラクターであってもオリジナルキャストを起用できなかった場合は、そのキャラクターを登場させなかったり、戦闘に参加させなかったりしている。またこの関係で、『第4次』に参戦していた『UFOロボ グレンダイザー』『無敵超人ザンボット3』は作品ごと不参戦となった。なおこの方針が行われたのは『F』と『F完結編』のみであり、その後の作品では『新』と同じく代役の採用も行う形となった。
  • 後に『F』のシステムを流用した、『第2次スーパーロボット大戦』『第3次スーパーロボット大戦』『スーパーロボット大戦EX』のリメイク作品『スーパーロボット大戦コンプリートボックス』がリリースされた為、「旧シリーズの完結作として扱われるべきなのは、『第4次』よりも『F』『F完結編』の方である」と見なされる風潮が一部メディアやユーザーからあったが、公式における旧シリーズのシナリオの正統完結作はあくまでも『第4次』となっている。
  • 本作が『完結編』との分割リリースとなった影響で本作以前に企画されていた『新スーパーロボット大戦』および『魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL』の続編の制作も打ち切られる事となった。なお『新』続編は設定の再構築を経て『αシリーズ』のベースとなり、『魔装機神』の続編は本作発売の約15年後にプレイステーション・ポータブルで『スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD』としてようやく日の目を見る形となった。
  • 事前情報ではインターミッションの会話パートで、特定の場面で特定のグラフィックが表示される演出が行われると告知されていた。エヴァ初号機初出撃シナリオで格納庫のエヴァ初号機が表示されることが挙げられ、開発中の画面も公開されていたが、製品版ではカットされてしまった。
  • 版権キャラの顔グラフィックは『リアルロボット戦線』に(若干改変されて)流用されている。

登場作品

新規参戦は★の3作品。

他、「劇場版マジンガーシリーズ」の機体が登場する。

リメイク元の『第4次』に参戦していた『UFOロボ グレンダイザー』『無敵超人ザンボット3』『勇者ライディーン』『闘将ダイモス』は不参戦となった。

『伝説巨神イデオン』、『トップをねらえ!』の登場は予告編及びカラオケモードのみ。『真ゲッターロボ (原作漫画版)』『グレートマジンガー』も含めた4作品の正式参戦は『完結編』から。『機動戦士ガンダムF91』と『無敵鋼人ダイターン3』はサブキャラクターが登場するのみで、主人公の参戦は『完結編』から。

『新世紀エヴァンゲリオン』の参戦は「純粋に(機械部品のみで構成された)ロボットとは言い切れない」作品の最初の参戦例であると言え、当時は「エヴァはロボットなのか」という議論がファンの間で巻き起こったが、結果として現在のSRWへの幅広い参戦に繋がるきっかけとなったとも言える。

参戦候補として、「○イト○イン」や「○イジ○オー」も挙がっていた[2]。いずれも後に参戦を果たしている。

世界観

旧シリーズの世界観

バンプレストオリジナル

登場人物

魔装機系については魔装機神の登場人物を参照。

主人公

基本的に『第4次スーパーロボット大戦』と同様。

ただし本作では顔グラフィックが一新されており(旧グラフィックを選択することも可能)、『スーパーロボット大戦α』で再登場するイルムとリンはこちらのグラフィックがベース。SPが多く精神コマンドが使いやすい。さらにリアル系主人公と恋人はニュータイプ技能を持ち、宇宙世紀MSに乗り換えできる。ゲーム開始時に名前や愛称などプロフィールを任意に設定できるが、今回は誕生日や血液型の組み合わせで特殊技能精神コマンドが変わったりしない。また、声と性格はセット。本作では全員に中の人が同じ版権キャラがいる。スーパー系のみ、声にエコーがかかる。

人物名 性格
レナンジェス・スターロード まじめでやさしい熱血漢 A
ミーナ・ライクリング ちょっと変な性格
イルムガルト・カザハラ 理論家だけど異性好き B
リン・マオ クールでニヒル
ヘクトール・マディソン ちょっと変な性格 C
パトリシア・ハックマン まじめでやさしい熱血漢
アーウィン・ドースティン クールでニヒル D
グレース・ウリジン 理論家だけど異性好き

ゲスト

基本的に『第4次スーパーロボット大戦』と同様。

オリジナルキャラクターではないが、『超獣機神ダンクーガ』のシャピロ・キーツがゲスト側に寝返る点が多少異なる。

ゼブリーズ・フルシュワ
ジュスティヌ・シャフラワース
グロフィス・ラクレイン
テイニクェット・ゼゼーナン

その他

ギリアム・イェーガー

登場メカ

魔装機系については魔装機神の登場メカを参照。

主人公機

第4次スーパーロボット大戦』と同様にゲシュペンストが前半主人公機として登場するが、ヒュッケバイン及びグルンガストは『F完結編』からの登場となる。

また、ゲシュペンストMk-IIが登場するが、こちらは『第4次』とは異なり(『第4次』ではリアル仕様のみ)リアル系とスーパー系で性能が異なる。スーパー系主人公では選択肢次第で入手でき、本作での後半主人公機として使用できる。一方リアル系では『第4次』と同様にギリアムの搭乗機として登場した後、最終話終了後にギリアムから譲られる形で入手できるが、使用できるのは『F完結編』からとなる。

ゲシュペンスト(リアル)
リアル系初期機。
ゲシュペンスト(スーパー)
スーパー系初期機。
ゲシュペンストMk-II(リアル)
リアル系後継機。
ゲシュペンストMk-II(スーパー)
スーパー系後継機。

ゲスト

『第4次スーパーロボット大戦』で登場したメカに加え、三将軍の専用機が新登場。

また、ゲイオス=グルードゼラニオバラン=シュナイルは『完結編』からの登場。

ガロイカ
カレイツェド
グラシドゥ=リュ
レストレイル
レストグランシュ
ライグ=ゲイオス
オーグバリュー
ビュードリファー
ゼイドラム

用語

ディバイン・クルセイダーズ(DC)
ゲスト

ゲーム中データ

分類 記事
全話一覧 全話一覧/F
隠し要素 隠し要素/F・F完結編
精神コマンド 精神コマンド/F・F完結編
強化パーツ 強化パーツ/F・F完結編
特殊能力 特殊能力/F・F完結編
特殊技能 特殊技能/F・F完結編
メカ&キャラクターリスト メカ&キャラクターリスト/F
中断メッセージ 中断メッセージ/F・F完結編
その他オプション オプション/F

商品情報

ゲーム本体

セガサターン

プレイステーション

攻略本

サントラ

その他

余談

  • 『月刊コミックボンボン』において、ミーナ・ライクリングを主人公とした漫画作品『スーパーロボット大戦Fリアルストーリー』が連載されたが、全4話で終わっており、最終話に至っては主人公のミーナは登場しない。単行本化もされていない。
  • 宇宙世紀ガンダムシリーズ、『ダンバイン』、『エルガイム』の登場人物の顔グラフィックは、一部改変されたうえで『リアルロボット戦線』にも用いられている(完全な流用ではない)。

脚注 

  1. 1.0 1.1 『スーパーロボット大戦F プレイステーション版 完全攻略ガイド』170頁。
  2. 『スーパーロボット大戦Fを一生楽しむ本』79頁。

リンク