ストライクフリーダムガンダム

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ストライクフリーダム
外国語表記 STRIKE FREEDOM GUNDAM[1]
登場作品

ガンダムシリーズ

デザイン 大河原邦男
初登場SRW スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd
SRWでの分類 機体
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スペック
分類 モビルスーツ
生産形態 試作機
型式番号 ZGMF-X20A
全高 18.88 m
重量 80.09 t
動力 ハイパーデュートリオンエンジン
推進機関 光パルス高推力スラスター
装甲 VPS装甲
開発 ザフト(原型機)→ クライン派ファクトリー
所属 ザフトオーブ軍
パイロット キラ・ヤマト
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ストライクフリーダムガンダムは『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』の登場メカ

概要

ZGMF-X10Aフリーダムの後継機として、クライン派秘密組織ターミナルが建造した試作型モビルスーツ

開発の経緯

元々はザフトがフリーダムの量産化を前提に開発していた後継機である。開発自体はフリーダムと同時期に開始されているため、実質的には兄弟機に近いといえる。しかし、搭載予定のドラグーン・システムと新型高機動スラスターの開発が予定より遅れ、機体完成前に戦争が終結。その後、ユニウス条約の発効で核エンジン搭載型MSの所有が禁止された為、既に完成していた機体や開発・設計データなどは封印された。だが、後にクライン派が所属する非戦派組織「ターミナル」が封印されていたそれを奪取し、そのデータをザフト統合開発局から完全抹消。「ターミナル」の兵器開発工廠である「ファクトリー」に持ち運ばれ、再開発を受けた。

元となるデータに、同じく奪取したセカンドステージシリーズの技術を投入し更にオーブでレストアされていたフリーダムの運用データを反映させ、キラ・ヤマト専用として開発製造された。

性能

動力にハイパーデュートリオンエンジン、推進システムには光パルス高推力スラスター(スターゲイザーのヴォワチュール・リュミエールを独自発展させたもの)など最新技術を惜しみなく投入した事により、デスティニーレジェンドに匹敵するスペックを誇る。

他にもキラの操縦技術にあわせ、各部装甲を分割して機体の動きに合わせてスライドする機構が加えられた。とにかく運動性を高め、被弾しない事を前提に採用されているため、この機構により人体に近い動きが可能となったが、装甲の間に無防備な隙間を生み、防御力が低下するという欠点を抱えている。しかし、この欠点は前述の「とにかく高めた運動性」とキラの操縦技術により、問題にならないとされた。また、キラの反応速度により機体に大きな負担をかけるため、その負荷から機体を守るためにPS装甲構造材製のフレームが採用されている。この関節はPS材のアクティブ時には暗色のゴールドに変色するが、機体の最大稼働の際はフォトンを放出し、発光現象を引き起こす。関節部が黄金に発光しているのは、フレームにかかった負荷をPS装甲のエネルギーとして放出しているためであり、相関するシステムがデスティニーや∞ジャスティスにも搭載されている。なお、この「装甲を分割し動きにあわせてスライドさせ人体に近い動きを実現する」システムはデスティニーにも搭載されているが、デスティニーの方がより実戦的で弱点の防御力低下が少なくなっている。デスティニーはザフトによって十分な施設・人員を用いて製作されたものである上、ロールアウト後もシンの最新のデータにあわせて分割部分を変える非常に手間のかかる調整をしているのに対し、ストライクフリーダムを開発したエターナル側のチームにはそこまでの人員及び時間が無いことが原因。

強化装備形態

ストライクフリーダム (ミーティア)
ミーティアを装着した形態。プロヴィデンスと違い、当初からミーティアとの連携を想定して開発されたのか、ドラグーンを装着したまま合体可能になっている。

劇中での様相

原作では、完成した本機はエターナルに搭載され、エターナルザフトに襲撃された際にラクス・クラインからキラ・ヤマトに渡され、キラお得意のOSの即時書き換えの後に起動。2分でザクウォーリアグフイグナイテッド25機を戦闘不能にし、さらにナスカ級3隻を動力部のみを破壊して航行不能に追い込んだ(この際の敵指揮官の描写はおそらく初代ガンダムのオマージュ)。

その後、ラクスの乗る∞ジャスティスと共にオーブへ降下して防衛戦に参加。アークエンジェルが正式にオーブ軍に編入されると再び宇宙へ上がり、ステーション・ワン攻防戦、メサイア攻防戦に参加している。HDリマスター版では一目で分かる機体の損傷が見られるも、最終的にはレジェンドの撃墜やメサイアの陥落などの驚異的な戦果を挙げたので、C.E.73時では最強のMSとして知られる事になった。

設定の変遷等

光パルス高推力スラスター(ドラグーン発射口から出る「光の翼」)は、福田監督が「大きなエネルギーの表現」と後付けたものであり、ヴォワチュール・リュミエールをベースとしたスラスター…という設定は2006年の外伝作品による(この事情はデスティニーも同様だが)。つまりTVシリーズにおいてドラグーンシステムの装着時にはスラスターの使用描写はなかったのだが、後続作品である「HDリマスター」版では地球降下後のストライクフリーダムが羽根から光翼を噴射する場面があるほか、ガンダム40周年企画「GUNDAM CALENDAR Illustrations」ではドラグーンシステムを取り付けたまま光の翼を展開したイラストも存在する。

動力源の設定については「新型核エンジン」「レーザー核融合エンジン」などの変遷を経て現在は、ハイパーデュートリオンとされている(新型の核分裂エンジンとデュートリオンシステムのハイブリッド)。

登場作品と操縦者

キラ・ヤマト専用機。1対多の戦闘を前提としているという設定が反映され、全体攻撃、そして燃費の悪さが特徴。基本的にフリーダムから改造を引き継ぐ。原作同様回避のスペシャリストだが連続ターゲット補正がある場合は、さすがに無茶をすると被弾してしまう。尤も、本機はVPS装甲があるので、それを見越して装甲を弄るという手もある。また、エターナルとの合体攻撃を持っているが、登場初期はこれを使う場合は戦闘に向かない戦艦を前線に出さないといけなくなるという問題がある事から使い勝手は悪かったが、後に「戦艦との合体攻撃に限り隣接しなくても使用可能」という仕様になったことで一転強力な攻撃手段となった。また、SEED世界の仕様上、大気圏内でのドラグーンの使用は本来不可能だが、スパロボでは地形適応こそ若干悪いものの使用可能なので取りあえず安心。燃費の悪さも作品を重ねるごとに徐々にではあるが改善されてきている。現状、唯一敵機として戦う事があるのは特殊なケースの『スパロボ学園』のみ。因みに、機体集合イラストでの登場率はデスティニーとほぼ半々だが、OP・ED映像やイベントムービーがある作品でのムービーの登場回数は意外にも1回のみである。

Zシリーズ

スーパーロボット大戦Z
Sフリーダムガンダム」表記。味方ユニットの中で唯一敵味方識別可能な弾数制のMAP兵器を持ち、更に移動後攻撃可能なTRY攻撃、伝家の宝刀ドラグーン・フルバースト、ミーティア・フルバーストと殲滅戦のスペシャリスト。しかし、全体攻撃の多さが裏目に出て単体攻撃の火力は低く、再攻撃援護攻撃役には向かない。フリーダムから引き続きEN回復(小)を持っているが、燃費ははっきり言って最悪。何より、最大の問題は正式参入があまりにも遅すぎることで、使い勝手の悪い機体となっている。ただし、ランドルートの場合は、あらかじめフリーダムガンダムを改造しておくことで、その改造を引き継いだ状態で参戦することになる。余談だが、切り払い終了後のモーションが独特で、1回転しながらサーベルを収納する。
ちなみに内部データにはフリーダムと同じく敵仕様のデータが存在する。なんとインフィニットジャスティスやアカツキもセットで。開発段階では完全に敵対する案も予定されていたのかもしれないが、何らかの理由で没になったのだろう。敵仕様のデータの性能は、HP57000・EN270・装甲1700・地形適応空宇宙共にSと正に大ボスクラスの性能を誇る。武装面では味方仕様のものより攻撃力が全て-100されているが、ドラグーン(MAP)・ライフル・ライフル(トライチャージ用)の弾数が3・16・4発と大幅に増えている。同作に敵として登場するデスティニーやレジェンドに勝るとも劣らないスペック。没になったのが非常に惜しい。現段階でSフリーダムの敵データが存在するのはこの作品だけである。
スーパーロボット大戦Z スペシャルディスク
第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
グラフィックは前作の流用。前作のメンバーだが、今回新たに合体攻撃が追加され専用のイベントもあるなど全体的に優遇されている。しかし、装甲値が900と最低クラスに。と言っても本作ではビーム兵器持ちが少なく、被弾するときはVPS装甲が起動するので防御力は数値以上。但し、演出の殆どがZの使いまわしのため、ドラグーンフルバーストがカリドゥスしか当たらないと言う酷い状態に(しかも新規追加された合体攻撃もこの例に漏れない)。
第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
参戦は中盤。ドラグーン・フルバーストにトドメカットインが入った。また、エターナルが参戦したため2種類の合体攻撃も演出を変化させて復活した。フル改造ボーナスが変更され合体攻撃の威力が強力になったが継戦力がやや落ちている。ちなみに本作で出てくる味方ユニットの中でエースボーナス&リレーション効果等を利用するとガンダム系列の機体以外(ガンダム系列なら刹那が最大ダメージ記録保持)なら最大ダメージを与えられる機体であり、攻撃力は数字以上に高い。相変わらず本来の主役機だったはずの機体を差し置いてのPV登場である。またやっぱりドラグーン・フルバーストがカリドゥスしか当たらない。
第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
今回も参戦は第31話と中盤。全体的に(立ちグラも含めて)戦闘シーンが刷新された。カスタムボーナスが変更になり、さらに遠距離を活かした回避性能が重要となるユニットと化した。マップ兵器の攻撃範囲が着弾指定型から周囲5マス敵味方識別ありに変更された。マルチアクションや覚醒を持つパイロットと組ませると非常に強力。
今作ではドラグーン・フルバーストが「一斉射撃」という名称に変更になった。今作でも、単体相手に撃つとやっぱりカリドゥスしか当たらない。
また、燃費が改善されておりEセーブを付けなくてもまともに戦うことができる。
第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
シリーズ初の序盤からの参戦となる。弾数制の「ビームライフル(連射)」が追加され移動後の攻撃の手段が増えた。マップ兵器も前回同様の使い勝手だが攻撃力が少し下方修正された。過去作品の合体技「コンビネーション・アサルト」は召喚攻撃扱い、ミーティアは残念ながら登場せず。

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦K
地上と宇宙で一部の武装と地形適応が変わり、さらに∞ジャスティスとの合体攻撃が追加された。他機体と同じく、陸の地形適応がBに下がっている。また、初めてハイパーデュートリオンが実装された。燃費が悪く、フルバースト(地上・宇宙両方)に至っては平気でENを100も消費する(フリーダムのフルバーストはたった30しか消費しない)。なので、Eセーブやフル改造ボーナスは必須。ちなみに武器改造費はフリーダムの方が安いので、フリーダムがあるうちに改造しておくとよい。特に竜宮島ルートはルート分岐前の1回しか改造出来ないので、使うならすぐに武器を改造してしまおう。
スーパーロボット大戦L
前作に比べ正式加入は遅く、しかも初登場シナリオで鳴り物入りで登場したにも関わらず、インペリアルヴァレイに危うく落とされそうになった。パイロットの方のSEEDの弱体化やコーディネイターシステムの廃止、攻撃力が下方修正されてしまっているが、ほかのガンダムの地形適応が軒並み宇空Aになってる中相変わらず本機のみ宇空Sを保持している。MAP兵器はあるが弾数は1で、使用期間、範囲、効率その他の面でレジェンドに一歩譲る形となった。しかしハイパーデュートリオンと適応Sのおかげで未だにトップクラスの性能を有している。また、通常のフルバーストも燃費が前作から大幅に良くなっており、僅か40しか消費しない。
なお、戦闘シーンではビームサーベルや合体技であるコンビネーション・アサルトあたりは前作より演出が強化されている。トドメ演出もさらに増え、SEED DESTINYの他のガンダムがそれぞれ必殺級の武器2種にしか持っていない一方で、ストフリはビームサーベルにもトドメ演出が追加された事により、機関砲以外の全ての武器にトドメ演出がついた。
スーパーロボット大戦UX
地形適応は最大Aに。MAPフルバーストの射程が1短くなったが、レジェンドがいないので最強MAP兵器の座を勝ち取る。使用可能期間もLよりは大分長く、中盤からの参戦となる。今回は宇宙戦が少ないからか、地上/宇宙での形態変化が無くなり、地上でも普通にドラグーンが使えるが、地形ボーナスは宇宙のみになった。今作で漸く通常兵器版のフルバーストでマルチロックオンのカットインが無くなった。今までの単体攻撃に対複数攻撃用のマルチロックオンが必要な事自体おかしいのだが
カットインの修正の他、ビームサーベル擦れ違い斬りの再現・ドラグーン使用時の「カーン!」というSEの再現・スタイリッシュなカリドゥス発射ポーズ・ちゃんとビームの大半がヒットするようになったフルバースト……といった具合に戦闘アニメは非常に力が入れられており、スパロボ史上最もカッコいいストフリと評判。
当初は∞ジャスティスとPUが組まれており今作でも合体攻撃があるが、この2機はいかんせん武装の射程も機体ボーナスもかみ合わないため、主力として使っていくのなら射程が良い具合にかみ合うガンダムサバーニャ等の狙撃機辺りと組ませるのがお勧め。なお今作ではSフリーダム単機でも十分な火力を持つので無理に合体攻撃に拘る必要もない。

Scramble Commanderシリーズ

スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd
初登場作品。

VXT三部作

スーパーロボット大戦V
第3次Zに続いての参戦。例によって地形適応に難があるがドラグーンのMAP兵器は着弾指定型、バリア貫通とサイズ差補正無視を持つ単体用も追加された(共に弾数制)。その代償かカリドゥスがP兵器射程1-3に変更されたため、単体版ドラグーンを撃ち尽くすと6-7の射程に対して反撃ができなくなる。合体技は合流時から使用可能だが、相方の足の速さについていくにはスキルや強化パーツによる補強がいる。
なお『UX』で無くなっていた「単体攻撃時のマルチロックオン」がまた復活してしまったが、今回は終盤にマップ上のユニット以外にも無数の敵がいる設定のシナリオがあるため、そこに限れば違和感が軽減される。
今作ではヴィルキスをベースに開発された機体の設定。

単独作品

スーパーロボット大戦Card Chronicle
味方ユニットとして登場。キラ・ヤマトが搭乗する。
スーパーロボット大戦Operation Extend
VPS装甲のおかげでかなり硬く、機動力もそれなりで、ドラグーン・フルバーストが単体版、MAP兵器版共に強力。スーパードラグーンは単体で使用することができない。Ver.1.03パッチにて、武器性能が一部強化されている。しかし、本作ではリアル系の被弾率が意外と高い仕様で、分身やオープンケロロ等の特殊回避が無い本機は被弾率も結構高いので、インフィニットジャスティスガンダム同様、EN回復があっても簡単に落とされこそしないが被弾時のVPS装甲とビームシールドでENの減りはかなり早いので、長期戦には向かない珍しく使い難いストライクフリーダムとなっている。
長期の戦闘で言えば、精神は微妙ながらも改造度で発動率の上がる分身を持っていて、被弾時のENが少ないデスティニーの方が上。
スーパーロボット大戦X-Ω
Ver.2.0アップデートより実装された新タイプ「ブラスター」ユニットの一体として登場。SSRブラスター。通常武装はクスィフィアス3なのだが、何故かビーム属性となっている。
2016年12月開催のイベント「時を越えたクリスマス」にてSSRシューターが追加。
2017年6月にニューカマーとして大器型シューターが実装。通常シューターに大器の基本能力とブラスターの必殺スキル(ドラグーンフルバースト)が加わり、さらにアビリティも強化された上位機。高い機動力と飛行能力、高回転でバリア貫通&防御無効によりどんな相手にもコンスタントにダメージが与えられる通常攻撃、広範囲でスタン付与のドラグーンフルバーストと普段使いにおいての使いやすさはシューターでもトップクラス。
2017年10月にVer.3.0アップデートより実装された「Ωスキル」を搭載した大器型SSRシューターが追加。基本は大器と変わらないが、必殺スキルがドラグーンフルバーストのみ、通常攻撃の防御無効が無くなっているなど性能が微妙に異なる。
2019年7月のイベント「灯せ!!絆の進化理論」にてΩスキル搭載大器型SSRシューターが「XΩスキル」対応となり、移植用のXΩユニットが同イベントより実装された(パートナーはインフィニットジャスティスガンダム[Ω])。なおXΩスキル対応に先駆け2019年6月にユニット調整が行われており、Vコストが8→2へと大幅に削減されている。そのため、コスト2にあるまじき戦闘能力とバフを持つ。
2021年1月のイベント「明日に咲く花」にて極型SSRブラスターが追加。こちらは極型デスティニーガンダムとのXΩスキルに対応している(XΩユニットも同時実装)。極型だけあって非対象無効、狙撃、必中無効、一斉攻撃、エースPP装備で超命中も備えた高性能機。極型デスティニーに壁になってもらいつつ高い初速でXΩや一斉攻撃を打ち込みシンを引っ張り出すのが主な役目となる。∀ガンダム&ターンXキラーとしてこの2機に取って代わったほか、超改造と編成次第では後続の極型Hi-νガンダムにも対応できたことから最後まで現役コンビとして君臨した。守護が抜けないほかXΩには侵蝕が付かないのが欠点。
スーパーロボット大戦DD
3章Part9から追加参戦。攻撃&命中タイプであり、フリーダムガンダムからの乗り換えとなっている。
本作ではデスティニーの登場が大分後になっており(恐らくストライクフリーダム完成時点でデスティニーは完成していない)、この時点ではインパルスのままなので、同Partの集合イラストはインパルスとストライクフリーダムが共に並び立つ一風変わったイラストになっている。また本機用の支援ユニットパーツも、本来は過去の時系列で死亡しているが本作のメインシナリオでは生存しているフレイ・アルスターであり、作品を超えて設定されているなど、異質づくめの扱い。
本作では初陣の相手はザフトからディスコード・ディフューザーに変わっており、彼らに動きを嗅ぎつけられ襲撃を受ける中、本機に乗り換えて迎撃する形となっているため、上述した初陣のオマージュネタの相手が獣士達やスカールークになり、オマージュネタのパロディ台詞自体はド・ズールが放っている[2]
性能としては、参戦時点で既に覚醒を自動発動する「カリドゥス複相ビーム砲」が実装されており、フリーダムとは異なり参戦時点でも本機が十分活躍できるほどの性能を所持している。その上期間限定の「スーパードラグーン(MAP)」でスピードも上げることができるようになり、同パーツのオーブによりパイロット側でカウンター能力を得ることにより攻撃&命中タイプの脆さをある程度克服したため、一気に最強格にのし上がっている。
仕様上、本機のSSR必殺技が入手出来ればその時点でストライクフリーダムも解禁され、機体改造度はストライクとフリーダムと共有となるため、他のSR以下の必殺技もある程度必要ながらシナリオの整合性やゲームバランスを気にしないなら序盤から一気に攻略が楽になる。ただし、頼り過ぎると出撃出来ないステージで苦戦する事になるので計画的な運用が求められる。

関連作品

Another Century's Episode: R
使用可能機体。
Another Century's Episode Portable
使用可能機体。

装備・機能

武装・必殺武器

武装

MMI-GAU27D 31mm近接防御機関砲
頭部に2門内蔵されたバルカン砲。スペースを必要とすることから排除する案もあったが、実弾兵装への信頼の強さから、最終的には残された。本編では未使用。
Zシリーズ」、『V』では運動性ダウン、携帯機シリーズは照準値ダウンの特殊効果がある。
MGX-2235 カリドゥス複相ビーム砲
腹部に内蔵された高出力のビーム砲。ドラグーンの設置によりオミットせざるを得なかったプラズマ砲の代用として追加された。アビスの装備している物と同型だが、ハイパーデュートリオンエンジンを採用している分、こちらの方が威力と連射性能で上。固定装備なので正面にしか撃てないが、威力は高い。砲口はPS構造材製。コックピット直下に内蔵されているため、コックピットとの間には安全のための鏡面防壁を備えている。
Z』の単体攻撃では最強。大気圏内ではドラグーンを使用できない為、状況次第では本機の生命線とも成りえる武装である。
DD』ではビーム属性のSSR必殺技。初出撃時の体勢から連結ビームライフル照射、ビームサーベル二刀流による斬撃、クスィフィアス発射、最後にカリドゥス発射(ここでキラのカットインが入る)し、OPで見せた浮遊ポーズで締めるコンビネーション攻撃で、いずれも原作を意識したアクションなのが細かい。既にオーブが多く(ストライクフリーダム実装前の時点で7つ)、ここから必殺技を多く実装するのが難しい都合か、今までのカリドゥスと比較して、歴代でも「必殺技」らしいカリドゥスに仕上がっている。
メインアビリティは「G.U.N.D.A.M Complex(ストライクフリーダム)」で、MAP兵器以外の最大射程が増加する。攻撃力・防御力・照準値が増加し、気力が10上昇する毎に攻撃力・防御力・照準値が増加する。実弾・斬撃・打撃属性の被ダメージを軽減するバリアを展開し、気力120以上のとき、命中率・カリドゥス複相ビーム砲の必殺技威力が増加する。カリドゥス複相ビーム砲命中時、自分に「覚醒」を発動する。サブアビリティは「攻撃力・照準値アップIII」。
MMI-M15E クスィフィアス3レール砲
左右腰部に計2門装備された電磁レール砲。フリーダムの物の改良型である。格納方法が3つ折り式から2つ折り式に変更され、威力も上がっている。また、スラスター兼AMBACユニットとしても機能している。
ただし本機の明確な欠陥として、ビームライフルを左右腰部にマウントしている時には後腰部に移動する機構が原因となり、本武装が使用できなくなってしまう。とはいえ実運用時はキラ自身が強引にこれを乗り越え、接近戦で本武装を使用している(後述の対決・名場面を参照)。
据え置き機のスパロボでは単体武装として採用されたことがなく、いまいち目立たない武装でもある。
MX2200 ビームシールド
両腕に計2基装備された光学防御兵器。ハイペリオンなどに搭載されたモノフェーズ光波防御シールドにさらなる改良を加えて完成させた。
MA-M02G シュペールラケルタ ビームサーベル
フリーダムなどに装備されたラケルタの改良モデル。性能はインパルスなどのヴァジュラと同等だが、ハイパーデュートリオンからのエネルギー供給により実際の威力は大きく上回る。クスィフィアス3部分に計2本マウント。「アンビデクストラス・ハルバード」モードでも使えるが、キラはよく二刀流で戦っていたため、使われなかった。
ゲームでの武器としての性能はジャスティスやデスティニーには劣る。『Z』『第2次Z』でのアニメーションはゲーム『機動戦士ガンダムSEED DESTINY 連合VSZ.A.F.T.Ⅱ』の格闘コンボがそのまま再現されている。『第3次Z』『V』では一振りのみ抜刀、斬撃の後に劇中でも見せたキックを叩き込み離脱する。『K』ではコンボ武器。
『DD』では斬撃属性の通常攻撃及びR必殺技。メインアビリティは「ハイパーデュートリオン」で、攻撃力・照準値が増加する。サブアビリティは「攻撃力アップI」。
MA-M21KF 高エネルギービームライフル
フリーダムの物を改良したビームライフル。通常のMSと違って2丁もっているのが特徴。未使用時はクスィフィアス3を動かし左右腰部にマウントされる。
『Z』では長射程のロングモード、P・TRYの二種類。『K』では射程1~3のコンボ武器で、2丁拳銃と高機動を生かした連続射撃後ロングビームライフルモードでトドメ。携帯機では派手なガンプレイをしながら撃ちまくる。
『DD』ではビーム属性のR必殺技。メインアビリティは「アタッカーI」で、サブアビリティは「攻撃力・照準値アップI」。
ロングビームライフル
2丁の高エネルギービームライフルを前後に連結させたもの。高出力・長射程の形態。この状態で発射すると緑色のビームの中を赤い球状の何かが流れていくが、これが何なのかは不明。
『DD』ではビーム属性のSR必殺技。ロングレンジビームライフルの名前で登場。メインアビリティは「狙い撃ちII」で、サブアビリティは「攻撃力・照準値アップII」。
EQFU-3X スーパードラグーン 機動兵装ウイング
背部の武装プラットフォーム兼ヴォワチュール・リュミエールの機能を持つ装備。武装プラットフォームには8基装備された無線誘導兵器「スーパードラグーン」を装備している。設置箇所の関係上、フリーダムに装備されていたバラエーナプラズマビーム砲はオミットされた。これは、第2世代型ドラグーン・システム(第1世代のように高い空間認識能力を持たなくても、操作可能になった簡易形のドラグーンのこと)にカオスと同等のドラグーンの技術が加えられるといったクライン派独自の改良が施された、「特異な空間認識能力を必要とするシステム」である。とは言ってもプロヴィデンスに搭載された第1世代型のドラグーンに比べれば、格段に使いやすくなっているが。キラをパイロットと想定した改良が施されている為、他のパイロットでは使いこなせない。また、大気圏内での使用は不可。無線端末自体に大気圏内での飛行能力がないためか。
攻撃性能そのものはあくまでオーソドックスなドラグーンであり、レジェンドガンダムアカツキ (シラヌイ装備)のようにビーム発射以外の機能は持ち合わせていないが『ガンダムビルドダイバーズ バトローグ』で本機体が登場した際にはナノラミネートアーマーによりビーム攻撃の効き目が薄いバルバトスルプスレクスに対して、直接ドラグーンを持ってルプスレクスに差し込み内部からのビーム攻撃でダメージを与えるという使い方がされている。
SRWでは基本的に設定を無視し大気圏内でも使用可能となっているが、『K』『L』では例外的に宇宙ステージでのみ使用可能。
『Z』では着弾指定型・敵味方識別・弾数2のマップ兵器。Sフリーダム最大の強みで、てかげんで味方のレベルアップのアシストができ、後半マップではかなり便利。だが宇宙以外の地形適応が弱いので、強化パーツによるフォローが必要。必要気力も140と非常に高い。『第3次Z』では自機中心型になったので、マルチアクションと併用すればP属性のないサイフラッシュのような運用も可能。
『V』では『第3次Z』同様のマップ兵器版に通常兵器版が追加されているが両方共空中がB、陸がAになっている。
『DD』ではビーム属性のSSR必殺技。マップ兵器。ビームライフル二挺によるガンプレイの最中に射出し、OP等の原作カットを再現しつつ、スーパードラグーンだけでなくストライクフリーダム自身もビームライフルを乱れ撃つ。なお、実装が劇場版『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』(SRW未参戦)公開直後の2024年1月31日であったため、スタッフも気合を入れて戦闘アニメを作っていたとのことである[3]
メインアビリティは「背部ウイング」。スピードが増加(効果は重複可能)。攻撃力・防御力・照準値が増加し、気力が10上昇する毎に、攻撃力・防御力・照準値、スーパードラグーン(MAP)の必殺技威力が増加。ストライクフリーダムガンダム装備時、自分の攻撃が命中する毎に照準値が増加し、実弾・斬撃・打撃属性の被ダメージを軽減するバリアを展開し、ユニットの元々の地形適応が宇宙A以下だった場合、ステージ中、宇宙Sにランクアップする。サブアビリティは「攻撃力・照準値アップⅢ」。
MA-80V ビーム突撃砲
スーパードラグーンに内蔵されたビーム砲。破壊力と速射性を併せ持つ。ビームスパイクとしても使用できるらしい。タイプとしてはカオス、ガイアのビーム突撃砲と同じ物。

必殺技

高エネルギービームライフル連射
天獄篇』で追加された攻撃。ビームライフルを連射しクスィフィアス3で追撃。
高エネルギービームライフル(超射程)
X-Ω』での必殺スキル。
ドラグーン・フルバースト / 一斉射撃
全射撃武装を展開して行う一斉射撃。ドラグーンが追加されたことで、マルチロックオンシステムによる精密一斉射撃の威力が上がった。ドラグーンを機体周辺に整列させて撃っているのに、敵に届く時は四方八方からビームが降ってくるという謎の攻撃でもある。『第3次Z』では名称が「一斉攻撃」に変更され、展開するまでに超高速で移動するシーンが追加された。
『Z』『第3次Z』ではP属性の全体攻撃武器、「携帯機シリーズ」では長射程非P武器。『Z』、『K』では一発で100もENを消費するため、連発するとすぐにガス欠になる。『L』や『UX』、『第3次Z』ではたった40なので、気軽に使える。『第2次Z』では小隊制が廃止されたこともあり、『Z』の半分の50となっている。本来大気圏内では使えないが、「Zシリーズ」や『UX』では使える。
ドラグーン・フルバースト(マップ兵器版)
方向指定型・敵味方識別・弾数1。必要気力130。扇形で広範囲。位置取りを間違えなければ敵増援を瞬殺できる。てかげんアシストも健在。何より、一発限りとは言え、通常版とは違ってENを消費しないのが最大のメリット。
ハイマット・フルバースト
ドラグーン以外の全射撃武装を展開して行う一斉射撃。ドラグーンの使えない重力下ではこれが使われる。
『K』、『L』で採用。基本的にドラグーン・フルバーストと同じだが、威力が低い。『K』では燃費は上のドラグーン・フルバーストと同じですこぶる悪い。
ハイマット・フルバースト(マップ兵器版)
基本的にドラグーン・フルバースト(マップ兵器版)と同じだが、やはり威力が低い。

召喚攻撃

コンビネーション・アサルト
アスラン・ザラインフィニットジャスティスガンダムとの連携攻撃。第3次Z天獄篇合体攻撃から格下げ。

合体攻撃

コンビネーション・アサルト
アスラン・ザラインフィニットジャスティスガンダムとの合体攻撃。元ネタは前作「ガンダムSEED」で、オーブ解放作戦時での連合の3機のGとの戦いでキラとアスランが即興で合わせた連携攻撃。スパロボでは『第3次α』、『J』、『W』でフリーダムとジャスティスで使用できたが、『K』で遂にストライクフリーダムと∞ジャスティスでの使用が実現した。ストフリのビームライフルで牽制→インジャスティスが斬撃→零距離クスィフィアス→インジャスティスのライフル攻撃→カリドゥスとハイパーフォルティスで互いに敵を挟み込んでトドメ。『L』では攻撃数が増えており、『K』のものをベースに零距離クスフィアス後にストフリの斬撃が追加。止めでは∞ジャスティスとお互いビームで挟み込む、というコンビネーションをぶっつけ本番で決めた。「Zシリーズ」では『破界篇』から採用。
V』では、『ガンダムSEED』でのストライクイージスとオーブ脱出時の流れが入っている。
X-Ω』ではXΩスキルとして採用。
コンビネーション・アサルトII
『X-Ω』で採用されたシン・アスカデスティニーガンダムとのXΩスキル。各種武装を使用した連続攻撃の後、トドメに長距離ビーム砲とカリドゥス複相ビーム砲を放つ。
ストライクフリーダム側の動きは、背後に回り込んでビームライフルで2射→スーパードラグーン展開→前方に回り込んでスーパードラグーンでオールレンジ攻撃しつつビームライフルを撃つ→カリドゥスで〆。
ミーティア・サーベル
エターナルとの合体攻撃。射出されたミーティアと合体し大型ビームソードで攻撃する。『Z』でのみ使用可能で、ストライクフリーダムの単体攻撃では最強。『K』では後述する技に統合されているため、単独技としては使えない。
ミーティア・フルバースト
エターナルとの合体攻撃。ミーティアと合体し全武装の一斉発射。ドラグーン・フルバーストよりも強力な全体攻撃だが、残念ながらP属性ではない。しかも、消費ENも大きい。『Z』でも『K』でも、使うとキラとラクスの特殊なカットインが入る。一方、『K』ではなんとミーティアのサーベルで攻撃した後に追い討ちでフルバーストというかなりエゲツない攻撃をする。『V』では要ユニット合体攻撃となっており、エターナルが隣接する必要がなく、また改造もストライクフリーダムの物のみ反映される。同作ではなぜかマルチロックオン時の効果音が第2次Z以前のストフリにものになっている(ドラグーン・フルバーストでは携帯機ではUX、据え置き機では第3次Z以降は同作を含め原作同様のSEが使用されているにも関わらずである)。

特殊能力

剣装備、盾装備、銃装備
切り払いシールド防御撃ち落としを発動する。
VPS装甲
ハイパーデュートリオン / EN回復(小)
ZシリーズではEN回復(小)。主力武器のEN消費がことごとく激しいストライクフリーダムでは、この能力単独では焼け石に水。補給装置持ちを小隊に組み込んだり、ソーラーパネル装備による回復量の底上げが欲しい。Eセーブも持ちたいが、技能枠の残りが悩み所。第2次Z破界篇では、フル改造することで(小)から(中)に変更される。
携帯機シリーズでは「ハイパーデュートリオン」表記。『K』、『L』では毎ターン自軍フェイズ開始時に、ENが最大値の25%回復する。『K』ではそれでも足りず、Eセーブやフル改造ボーナスと併せて使う事でやっと無双ができる。逆に『L』では燃費が良くなったため、これのお陰で気がねなくEN消費武器を使える。UXでは回復量が10%とEN回復(小)と同じになった。

移動タイプ

飛行可能。

サイズ

M

カスタムボーナス

特殊能力『EN回復(小)』が『EN回復(中)』に変更
第2次Z破界篇
全ての合体攻撃武器の攻撃力+400
第2次Z再世篇
運動性+15、マップ兵器及び射程1以外の全武器の射程+1
第3次Z
マップ兵器「スーパードラグーン」の弾数+1、必要気力-10。
V

機体ボーナス

L
  • 無改造:照準値+5 地形適応:宇/空A
  • ハーフ改造:照準値+15 地形適応:宇/空A 移動力+1
  • フル改造:照準値+25 地形適応:宇/空S 移動力+2
宇宙と地上で地形適応が変わる。
UX
  • 初期段階:射撃武器+100 照準値+5
  • 第二段階:射撃武器+150 照準値+10 地形適応:宇A
  • 第三段階:射撃武器+200 照準値+20 地形適応:宇S
  • 最終段階:射撃武器+300 照準値+30 地形適応:宇S 射程+1
地上/宇宙での形態変化が無くなり地形ボーナスは宇宙のみ。移動力の代わりに射程が伸びるため、より遠距離戦に強くなった。インフィニットジャスティスガンダムと対になる構成。

機体BGM

「Meteor ~ミーティア~」
『Z』にて、フリーダム兼アークエンジェル部隊の汎用BGM
「vestige -ヴェスティージ」
同作品系後継機専用BGM。
「キラ、その心のままに」
『K』、『L』で採用。
「ignited -イグナイテッド-」
『L』のイベントで流れる。また、『OE』で戦闘BGMに採用。
「君は僕に似ている」
『UX』で採用。
「切り拓くは己の道」
DD』でSSRユニットパーツを使用する際に流れるBGM。同作での戦闘BGMは全てオリジナルとなっているが、本機のBGMは『X-Ω』初出のBGMが流用されている。

対決・名場面

デスティニーガンダム
オーブ攻防戦での対決。終始キラが圧倒する形で進められ、最後はデスティニーガンダムが撤退したことで流れた。原作では対艦刀であるアロンダイトを、両手のビームライフルを投げ上げたと同時に真剣白刃取りで止め、さらにレールガンをコクピットに直撃させ、退き際にライフルを回収して再装備するという神業を披露している。
これはストライクフリーダムの腰部レールガンに、上述したようにビームライフルのマウント時は使用不可能になる欠陥があるため、白刃取り後の反撃とさらにそこからの追撃も考慮しての行動である。

スパロボシリーズの名場面

インペリアルヴァレイ撃墜作戦
L27話「戦うべき敵」にて。ジブリールに脅されたユウナが率いるオーブ軍、およびジブリールの私兵を相手に、LOTUSと共同戦線をとるアークエンジェル隊。だが、戦闘終了が近づいたその時、戦域東端に隊が追っていた謎の集団が姿を現す。
突如現れたストレイバードも加わり、謎の集団は次第に劣勢に追い込まれていくが、指揮官機は撃墜間際に動力炉を意図的に暴走させ自爆を試みる。暴走状態の動力炉が生み出すエネルギーによる一時的な超高機動力に翻弄されるストライクフリーダムだったが、その時デスティニーが割り込んで指揮官機の動きを止める。発破をかけられたキラはその隙を見逃さず、アスランの∞ジャスティスとの連携で指揮官機を撃墜。原作ではありえなかった、主役機3機による連携が実現した場面である。

関連機体

フリーダム
シンに撃墜されるまで搭乗していた機体。フリーダムを宇宙用としてより強化した機体がSフリーダムとも言える。
ライジングフリーダム(SRW未登場)
Sフリーダムの運用データとムラサメの可変技術を流用して作られたオーブ製の後継機。武装面は初代フリーダムに近い。
プロヴィデンス
本機に搭載されたドラグーンの初搭載機。
インフィニットジャスティス
兄弟機。Sフリーダムと違い、特に目立った新機能は搭載されず、基本的にはジャスティスと変わらない。
デスティニー
最新鋭の推進システムやフレームのPS装甲化、ハイパーデュトリオン機関といった多くの共通点を持つ機体。
ドムトルーパー
元はザフトのお蔵入りになった試作機のデータを盗用して製作されたモビルスーツ。
スターゲイザー
ヴォワチュール・リュミエールシステムを初めて搭載した機体。
デルタアストレイ(SRW未登場)
ヴォワチュール・リュミエールシステムを搭載したMS。推進システムの仕様はスターゲイザーガンダムよりもこちらに近い。
エターナル
前作と同じく、フリーダムとの連携がメイン。

他作品の関連機体

ヴィルキス
見た目も色もよく似た機体。但し、ヴィルキスを含めたパラメイル全般の武装面はデスティニーの方が近い。
V』では、この機体を基に、ストライクフリーダムが開発された。開発史を考えるとフリーダムガンダムを経て徐々にヴィルキスへと近づいている事になる。

余談

  • 初期設定では「スーパーフリーダムガンダム」という名前だったが、登場前に起きた「スーパーフリー事件」を連想させる為急遽名前が変更になったという奇話がある。
  • 本編で披露した上述の真剣白刃取りだが、『SEED』シリーズが多大なる影響を受けている『機甲戦記ドラグナー』にてドラグナー1型カスタムギルガザムネの剣を真剣白刃取りするシーンがあるため、そのオマージュであると推測される。D-1カスタムとの関連性に関しては、フリーダムの時点で既にビームサーベルの連結に影響が見て取れる。
  • 基本的に味方として扱われる事が多い本機だが、『SDガンダム ワールドヒーローズ』(スパロボ未参戦)では珍しく完全な悪役のストライクフリーダムである窮奇ストライクフリーダムガンダムが登場する。但し、味方としてのストライクフリーダムである三蔵ストライクフリーダムも同作に登場しており、同じ機体をモチーフとした人物が複数登場する珍しい事態が発生した(但し、名前にこそ反映されていないが、デスティニーは本機の演者よりも多い3人である)。一方で、同じストライクフリーダムモチーフでも窮奇の方がストライクフリーダムと共通している部分が多く(スーパードラグーンやミーティアに類似した装備等)、三蔵の方はフリーダムと共通した部位が多い。
  • 上述のスーパードラグーンのビームスパイクは、ガンプラではあるが『ガンダムビルドダイバーズ バトローグ』(SRW未参戦)にて映像作品としては初めて披露され、対戦相手のガンダム・バルバトスルプスレクスの肩装甲を引き剥がす際に使用された。
    • この時は大気圏内でのバトルのため、ドラグーンユニットを直接持ち、押し付けて剥がすという本来想定されていない用途で使われた。
    • 一見ストライクフリーダムに不利な相手だが、VPS装甲の恩恵で打撃戦にも分がある他、ナノラミネートアーマーの対処法に断続的な高熱の照射というものがあり、ビームもまた熱量の強いエネルギー兵器のため、押さえ続ける必要はあるがビームスパイクも案外有効な攻撃方法だったといえる。

脚注

  1. MECHA、機動戦士ガンダムSEEDシリーズ公式サイトより。
  2. 数的には劣るが、12機の獣士と2隻のスカールークを瞬殺と、原作以上の戦果を上げている
  3. 寺田貴信氏の2024年1月30日のポストより。

商品情報

プラモデル

  • 1/144、1/100

  • その他

フィギュア

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