ステラ・ルーシェ

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ステラ・ルーシェ(Stellar Loussier)

機動戦士ガンダムSEED DESTINY』前半のヒロイン(とはいえ、後半はヒロインそのものが不在)。ガイアガンダムのパイロット。ネオ率いる特殊部隊のエクステンデッドの一人。いわゆる不思議少女で、ダンスが大好き。何事においても「加減」というものを知らず、ナイフ片手に兵士らを惨殺するシーンは彼女が優秀な兵士であることを描写している。エクステンデッドには任意で恐怖で困惑するブロックワードが設定されているが、彼女の場合は「死」が設定されている。

最初にシンと会ったのは第1話のプラントの街中だが、お互いに覚えていない。シンに海で助けられてから何度かお互いが知らずに戦う。ガイアを撃破したシンにより一時的にミネルバに保護されるも、体の衰弱が激しくシンが独断でネオに返還してしまう。その後デストロイガンダムに乗せられてベルリンの街を破壊、シンが説得を試みるが、フリーダムの攻撃によって致命傷を負う。シンとの束の間の再会の後息を引き取り、その遺体は湖に沈められた。

最終回では全てを失ったシンに魂となって語りかけた。

スパロボシリーズにおいて

今のところ無条件で死亡したのはSC2のみで、それ以外の作品では条件を満たせば生存して仲間にできる。特にLでは仲間にできなくてもストーリーの関係上無条件で生存するという破格の扱いである。ZやKだとフラグを立てていても中盤で死亡したような描写があるので、勘違いしないように(Lだとこのあたりがある意味逆)。

登場作品と役柄

Zシリーズ

スーパーロボット大戦Z
セツコ編で何度か敵対するが、その都度シンと交戦して倒して条件を満たすと終盤に仲間になるなお、本作のシンはステラとの初対面を原作とは違い覚えていたので、彼女と出会う先々での出来事から早々にガイアガンダムに乗っているのがステラだと看破する。破嵐万丈に救助され、彼の人体改造の知識を基にした治療により命を救われたという設定になっている。あくまでも、施したのは『治療』であって『改造』では無いので、誤解の無きように。ちなみに看病したのはネオ
能力的には中の上だがスキルは小隊員に最適で、特筆すべきは祝福が脅威の消費SP35。むしろスタッフから祝福されていると言うべきか。シンと既にいい雰囲気になっていたルナマリアは露骨に不機嫌な顔をするが、一応認めたようだ。戦闘台詞は割と豊富で、∀ガンダム以外にもガンダムダブルエックスを「ヒゲ」と呼ぶことがある。残念ながら特殊トライチャージ台詞は用意されてはいない。
スーパーロボット大戦Z スペシャルディスク
シークレットエピローグには未登場。アナザーサイドレコードでは自軍で使用可能。ユニットはガイアで固定。
第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇
ZSPDのZ本編後日談エピソードに登場しなかったため死亡したかと思われていたが、ifルートのエンディングでレイ共々生存していたことが判明。フォウと一緒に過ごしているらしい。そのためか、中盤のルーク・アダモン戦におけるシンの戦闘前会話の時には彼女の名は出てこない。

Scramble Commanderシリーズ

スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd
ほぼ原作準拠で、助ける事はできない。

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦K
いきなりデストロイに搭乗。条件次第ではたった1話で消えてしまう(さらにルートによっては全く出てこない)。彼女がガイアに乗る姿は生存フラグを立てた場合のみ。なお、生存フラグを立てると、物語が終盤にさしかかる頃にアーサーが艦長代理を務めるミネルバ主人公達に加勢してくれた際、レイと共に仲間に加わる。それまではメサイアにいたらしく、レイ曰く「ベルリン戦でデストロイ撃墜後にザフト側に拾われ、奇跡的に一命を取り留めた。その後、その能力に目をつけたデュランダル議長によって治療が施され、その後メサイア内に幽閉されていた」らしい。また、その際、エクステンデッド特有の投薬や調整が不要か、あるいはかなり軽減されるほどのかなり高度な治療(というか、これもある意味「調整」か?)が行われた模様である。議長にとっては、人道や情けからのものではなく、おそらく今後は彼女をザフト側のパイロットとして起用するか、あるいは人体実験のサンプルとしての使い道を意図してのものと思われる。それでも結果的に議長が彼女の命を救ったことになるため、その話を聞いたシンも「その点では議長に感謝しなくちゃな」といった意味の言葉を残している。
スーパーロボット大戦L
序盤に原作どおりの強奪イベントで登場。立ち位置的には当初敵だが、ガイアガンダム搭乗時に戦う事はない。味方として使うにはやはりフラグが必要。ただし、ストーリー展開そのものが大幅に改変され、人間関係も変わったことが幸いし、デストロイに乗る前後のエピソードは、シンのステラ返還という問題行動も「ディオキアに移送された所をファントムペインに奪回された」という無難な形に差し代えられ、ベルリンではキラが救出に協力してくれたおかげで無条件で生き残るというまさかの展開に。救出後はダンナーベースを初めとするLOTUSスタッフの治療もあり、心肺機能の薬物依存を改善、ブロックワードによる精神操作もなくなりエクステンデッドの後遺症が完治する。エンディングではシンと共にオーブへ渡っている。特殊技能のコーディネイターが無くなった中、ちゃっかりエクステンデッド技能があるため、能力はSEED勢の中でも高い。とは言え、乗れる機体が少ないのでガイア固定になるであろう。なお、1周目で参戦させなかった場合、2周目以降で初参戦させた際の初期撃墜数は0(1周目で仲間にできた場合の初期撃墜数は自軍パイロット上位20名の撃墜数の平均値)となる点に注意。

パイロットステータスの傾向

能力値

能力そのものは相当なレベルだが、いかんせん搭乗機のガイアがぱっとしない。Zでは中々強力なフォースインパルスに乗せることができ、エクスカリバーには専用のカットインもある。シンと一緒の小隊に編入してやろう。

精神コマンド

Zでは「とりあえず戦える」レベルのラインナップにまとまっており、中でも「祝福」が終盤ありがたい。

Z
集中ひらめき加速熱血祝福

特殊技能(特殊スキル)

エクステンデッドのお陰でそれなりに高い、命中・回避・クリティカル補正を受ける事ができる。1軍で使用する場合、支援攻撃は死に技能になってしまうので別の技能を習得させよう。

エクステンデッド ブロッキングカウンター支援攻撃

小隊長能力

Zでは小隊長能力のお陰で迅速の追加により、弱体化してしまった加速が従来のシリーズと同じく、移動力+3になるので有難い。

Z
小隊移動力+1

パイロットBGM

人間関係

シン・アスカ
コロニーで偶然彼女の胸を鷲づかみにしたラッキースケベ。後に、海に溺れた際に助けられ、徐々に親しくなり、お互いに惹かれあったが…。Zではステラが生存した場合、直後のインターミッションで彼はなんとステラに対しプロポーズに近い発言もしているが、続編である『再世篇』ではシンはルナと恋人同士であることを自認しており、シンにとってはステラは異性として意識する以上に、守るべき妹的存在としての意識の方が強いのかもしれない。だが、彼にとってステラが大事な人であるという事実に変わりはない。
ネオ・ロアノーク
上官。慕っている。ステラが死亡直後、自身も撃墜されたが…。角川スニーカー小説版では彼の撃墜が原因で恐慌状態に。
スティング・オークレー
三人組のリーダー格。兄貴分その1。
アウル・ニーダ
兄貴分その2。
キラ・ヤマト
フリーダムガンダムのパイロットで、結果的にステラの乗るデストロイにトドメをさしてしまった。Lでは逆に救出を試みに来る。
ハイネ・ヴェステンフルス
最終的に彼にトドメを刺す。
レイ・ザ・バレル
衰弱したステラをシンが連れ出す際協力した。シンを信用させるための行動だったが、一方で自身の境遇からステラに同情の念を抱いている。Kでは条件を満たすと蒼穹作戦にて共にシン達の元に援軍として駆けつける。
ギルバート・デュランダル
原作では特に関係しないが、Kでは条件を満たすと結果的に命の恩人となる。
ルナマリア・ホーク
原作では面識は無いが、スパロボでは生存して仲間になった場合三角関係に……と言うより、一方的に嫉妬されるが、ZやLでは良好的な関係を築く。
マーレ・ストロード
スパロボ未登場。『DESTINY ASTRAY』などに登場。アーモリーワン襲撃の際、彼に重症を負わせる。この事が原因で、元々コーディネイター至上主義者でナチュラルを見下し、病的なまでに毛嫌いしていた彼は、より一層ナチュラルを憎むようになる。

他作品との人間関係

フォウ・ムラサメ
ステラのオマージュ元なキャラ。Zでは親友同士となり、ステラがZEUTH入りした時も祝福してくれた。
ブラン・ブルターク
Zでは頼れる上官。
ロザミア・バダム
Zでは同僚。
破嵐万丈
Zでは命の恩人。
パイ・サンダー
Kにてシンにじゃれるステラを「犬みたい」と評した。
カナリア・ベルシュタイン
Lにてミネルバに収容されたステラの診断を行った。ちなみに、彼女の声もステラと同じ桑島法子氏が演じている。
葵杏奈
LではステラがLOTUSへの参加を表明した際、難色を示したシンに対し、かつての自身を顧みた上でステラの心情を汲み、ゴオと共にシンを諭している。
館華くらら
中の人繋がりでLでは彼女に対する専用の援護台詞が存在している。

名台詞

「死ぬのは…いや…」
ブロックワードで「死」と聞こえた場合、恐怖で困惑、膠着してしまう。作中でもこのフレーズが幾度もなく登場している。
「だから、あした! シンとは、またあした……」
最終話で、魂がシンに語りかけた台詞。小説版ではより密に描写されている。漠然とした台詞だが、要するに「過去があるから未来もある」ぐらいの意味合いである。
「ステラ…シンに会えて良かった…」
「だから前を見て。明日を…」
コミックボンボンで連載された漫画版での最終話の台詞。この言葉を受けてシンは「生きていれば明日がやってくる」と生きる意志を取り戻した。そして彼は自らの足で何処かへと去っていった。

スパロボシリーズの名台詞

「スティングも一緒に生きよう!私、もう誰にも…死んでほしくない…!」
L第32話にて、ステラが仲間になっている状態で、スティングを撃墜した際の台詞。上記の通りと言うのは、ステラのかつてのブロックワードであり、スティングもそれを聞いてステラが普通の女の子に戻れたことを知る。
「ステラも、シンを守る!」
「それとね、ルナも守ってあげるの!」
「ステラ、今までみんなに迷惑をかけた。だからね、これからはステラがみんなを幸せにしてあげるの」
L第33話より。デュランダルとの決戦を前にして、決意を新たにしたシンとルナマリアに対して、ステラも自身の決意を表明する。

スパロボシリーズの迷台詞

「ヒゲがっ!」「……ヒゲ?」
Zにて∀ガンダムのみならず、ガンダムエックスガンダムダブルエックスゴッドシグマと交戦すると喋る特殊台詞。他の一般兵も同様の台詞があるので指定ミスではないと思われる。
「…×? X?」(ばつ? エックス?)
Zにてガンダムエックス及びガンダムダブルエックスデストロイガンダムが交戦すると喋る特殊台詞。スペシャルディスクではフリーバトルでガイアガンダム側でも喋るので要チェック。

余談

声を担当した桑島法子氏は当初から監督に「このキャラは殺さないで欲しい(前作で声を当てたキャラが二人とも死亡した為)」と言っていたが結局聞き入れられることはなかった。まぁ役柄がフォウのポジションなので当然といえば当然だが…。なお、桑島氏がSEEDで演じたキャラは全て死亡している(フレイ、ナタル、ステラ、幼少期のレイ、スパロボでは写真のみの登場であるがキラとカガリの実母のヴィア)。ちなみに、スパロボでは一通り生存している作品もある。

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