ジャスミン

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ジャスミン
外国語表記 Jasmine[1]
登場作品 クロスアンジュ 天使と竜の輪舞
声優 玉川砂記子
デザイン 小野早香
初登場SRW スーパーロボット大戦V
SRWでの分類 NPC
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プロフィール
種族 地球人ノーマ
性別
所属 アルゼナル
役職 司令 → ジャスミンモール店主
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ジャスミンは『クロスアンジュ 天使と竜の輪舞』の登場人物。

概要[編集 | ソースを編集]

アルゼナル内にある市場「ジャスミン・モール」の女店主。しなびて色褪せた金髪とこけた頬が特徴的な痩身の女性。

かつてはアルゼナルの司令官を務めており、ジルタスクの両親、マギー、メイの姉フェイリン他多数の同志と共に「リベルタス」を決行してエンブリヲに挑んだ過去を持つ。当時(作中時間軸より11年前)は若々しく逞しい女性で、現在のやつれた姿は加齢によるものだけではないことが分かるが、何故ジャスミンだけがこのような実年齢よりも老け込んだ姿になってしまったかは不明。

独自のルートで仕入れた様々な商品を法外な値段で売るなど、金にがめつい点はあるがアフターケアは万全であるなど面倒見が良い。

アルゼナル内における母親的存在であり、戦死者の墓参りの際には親族として赴いている。

ラスト・リベルタスの際には指揮権を剥奪したジルに代わって前線へ復帰し、アウローラで指揮を執った。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

VXT三部作[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦V
初登場作品。アウローラが登場しないためNPCであり、自軍にも同行しない。『クロスアンジュ』関連のシナリオにはほぼ必ず顔を出すため、出番はそこそこ多い。
スーパーロボット大戦X
今作ではアル・ワースの住人として登場。今回もNPCで、更にアルゼナルが舞台になることが殆どないので、登場は第32話ドアクダー打倒部隊ルートのみ。

単独作品[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦X-Ω
シナリオNPC。

人間関係[編集 | ソースを編集]

バルカン
用心棒兼マスコットの飼い犬。人懐っこくいつものんびりとしているが、店内での違法行為は絶対に見逃さない。SRW未登場。
ジル
現司令官であり、かつての部下。義手の整備も担当している。
リベルタスは元々ジャスミンの代から始まっており、ジルはそれを引き継いだ形となる。
サリア
彼女の秘密を知っているが、うっかりミスでアンジュに知られてしまう羽目に。
マギー
過去のリベルタスから参加している実行メンバーの一人。
メイ
現在のリベルタス実行メンバーの一人。彼女の姉が過去メンバーの一人だったが、戦死している。
パメラヒカルオリビエ
アウローラ搭乗後、彼女達を指揮する。

他作品との人間関係[編集 | ソースを編集]

リアル系[編集 | ソースを編集]

千鳥かなめ
『V』のアンジュ捜索ルートでは、ジャスミンモールの手伝いをしていた。
ネモ
『X』では旧知の仲であり、10数年ぶりに再開した彼に指揮権を剥奪したジルを預ける。

ガンダムシリーズ[編集 | ソースを編集]

キラ・ヤマト
X-Ω』では、言うに事欠いて彼から「おばあさん」呼ばわりされてしまい、案の定ぶん殴った。

名(迷)台詞[編集 | ソースを編集]

「お姉さん、だろう?ったく…」
第4話。ヴィヴィアンに「オバちゃーん、これいくらー?」と大声で言われて。『X-Ω』イベント「理想の世界」では、キラにおばあさんと呼ばれて彼に鉄拳を喰らわせた。
「ずいぶん涼しそうだねぇ」
アンジュ「…制服、ありますか」
「ありますか、だって?ここはブラジャーから列車砲まで何でもそろうジャスミン・モールだよ」
同話。ボロボロの格好で訪れたアンジュからキャッシュを受け取り、新品の制服を渡しながらジャスミン・モールのスローガンを紹介する。
スローガンの元ネタは海外ドラマの『特攻野郎Aチーム』における登場人物のテンプルトン・ベックの台詞「ハッタリかましてブラジャーからミサイルまで何でも揃えてみせるぜ」から。
パラメイルはノーマの棺桶…自分の死に場所だからこそ、自分の好みにする事が許されてるのさ」
強力武器分厚い装甲、派手なデコレーション…ノーマに許された、数少ない自由さ」
同話。ジャスミンの案内とともにモール内の様子が映し出されるが、どこかで見たような武器やシールドがちらほら見える。
「そんな状態じゃあ、仲間から狙われても仕方ないねえ」
「しかし、だ。そんな問題も、金が何とかしてくれる。安全、安心…それに命。買えるのはモノだけじゃないって事さ」
アンジュ「…買収、ですか」
「さすが皇女サマ、理解が早い。…手数料は一人当たり一千万でどうだい?」
同話。カスタマイズの勧めを「くだらない」と一蹴し立ち去ろうとするアンジュに向けてアルゼナル流の解決の手段を勧める。だがアンジュは「ノーマらしくて浅ましい」と一蹴し、去って行った。
「一番奥を使いな」
「…あ」
第7話。店に訪れたアンジュが試着室の使用を求めてきたので一番奥の試着室を案内するが、言ってからサリアが使用中だった事を思い出す。
直ぐに駆けつけるも、アンジュから「使用中だったわ」と告げられ、頭を抱えた。
「あれでも嬉しいんだよ、あんたが無事に帰ってきた事がね」
第18話。アウローラと合流した後、ドラゴンとの共闘を宣言するもジルに拒否されたアンジュに対して。
「もうやめな…ジル。あんたの負けだよ…」
同上。強行的な手段でリベルタスを行おうとしたためアンジュ達の反感を買い、脱走しようとするアンジュとそれを阻止しようとするジルの一騎打ちの現場に駆け付けるジャスミンとマギー。
ジルはアンジュの一撃で既に地に伏しており、それでもなお必死に立ち上がろうとする。そんなジルにジャスミンは敗北を宣告するのだった。「アンジュはもうあんたには従わない」と。
「知っちまった以上、あんたをボスにはしとけない。指揮権を剥奪する。…いいね?」
第20話。ヒルダ達に取り押さえられ、過去のリベルタス失敗の過ちを語ったジルに対して。
「ヴィルキスを落としたのは、クリスだそうだ」
ジル「何…?」
「ヴィルキスを撃墜し、新兵を一人殺したんだと…エンブリヲの部下は優秀だねえ。兵隊も、隊長さんも…」
ジル「何が言いたい?」
「いいや…サリアにもっと優しくしていれば、あの子が敵になる事はなかったんじゃないかってね」
第22話。クリスが新兵のマリカを殺した事、ヴィルキスが騎士団に捕獲された事、エンブリヲの部下は優秀だという事などをバルカンに餌をやりながらジルに話す。ある意味、視聴者の気持ちも代弁していると言えなくもない。

搭乗・関連機体[編集 | ソースを編集]

アウローラ
ラスト・リベルタスの際に指揮と操舵を担当。

余談[編集 | ソースを編集]

  • 視聴者からの愛称は「マッコイばあさん」。元ネタは、新谷かおる原作の『エリア88』に登場する武器商人マッコイからで、金にがめつい点などの共通点がある事からそう呼ばれている。ちなみに中の人は同作でヒロインを演じている。

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. CHARACTER、クロスアンジュ 天使と竜の輪舞、2022年2月13日閲覧。