ジェオ・メトロ

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ジェオ・メトロ
外国語表記 Geo Metro
登場作品 魔法騎士レイアース
声優 梁田清之
デザイン 石田敦子
初登場SRW スーパーロボット大戦T
SRWでの分類 パイロット
サブパイロット
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プロフィール
種族 オートザム人
性別
身長 202cm
所属 オートザム
役職 副司令官
好きな物 甘いもの
美味しいもの
料理
嫌いな物
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ジェオ・メトロは『魔法騎士レイアース』の登場人物。

概要[編集 | ソースを編集]

第二章から登場。オートザム軍の戦艦NSXの副司令官。最高指揮官であるイーグル・ビジョンの親友で、彼を補佐する。

厳つい風貌に似合わずお菓子大好きな大の甘党であり、机の引き出しや会議室には専用のお菓子箱を常備している。又作るのも好きで茶会の際にはケーキや羊羹を自作し振舞っていた。だが、下戸で酒類は一切飲めない(宴の席でも一人珈琲を飲んでいる。彼曰く「ケーキに酒は絶対に有り得ねぇ」)。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

VXT三部作[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦T
初登場作品。NSXサブパイロットだが、イーグルがFTOで出撃している場合は艦長に切り替わる。
ただし、イーグルがNSXのメインパイロットとして乗艦していても、特殊スキルダッシュ」だけはジェオの修得状況が反映されるため、イーグルを艦長にする場合は要注意。
防御値は他の艦長よりも20近く高いイーグル以上で、本作で一番硬い艦長となる。
とあるシナリオデモでは浅草へ出かけて羊羹を買って皆に振る舞う場面も(後述)。待機時間の合間を縫って甘味の食べ歩きをしているらしい。
エースパイロット認定時の獲得スキルプログラムは「防御アップ」。インタビュアーはエイミス

単独作品[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦30
加入は終盤近くのキーミッション「調停者」から。
基本な仕様・性能は『T』と同じだが、「ダッシュ」の効果だけは訂正され、イーグル乗艦時はイーグルの、ジェオが艦長を務めているときはジェオの修得状況が反映されるようになった。
エースパイロット認定時の獲得スキルプログラムは「防御アップ」。インタビュー内容はイーグルのエーストークの後日談になっており、逆にするとおかしくなる。
ジェオを演じた梁田清之氏は2022年11月14日に逝去、今作が梁田氏にとって生前最後のスパロボ出演となった。

パイロットステータス[編集 | ソースを編集]

精神コマンド[編集 | ソースを編集]

T30
根性鉄壁必中気合突撃熱血
支援系精神を一切持たない戦闘特化構成で、戦艦クルーとして見るとイーグルとは不足を相互に補完する優れた内容。
反撃戦法では「鉄壁」と「必中」が、積極的に攻め込む時は「突撃」と「熱血」が生きる。
イーグルに「直感」を使わせればこちらは「熱血」に、戦闘をジェオに一任すればイーグルは「期待」に専念できるなど非常に強力で、FTOの二軍扱いを決めてしまう一因とも言える。

特殊スキル[編集 | ソースを編集]

T30
底力L4、ガードL2、援護攻撃L2、闘争心L1
艦長向けのラインナップであり、素直に優秀と呼べる。この内容をそのままイーグルに移植する形で修得させると良い。
『T』ではイーグルが艦長でも「ダッシュ」はジェオの習得を参照するため、サブ専門でもこちらに習得させる事。

エースボーナス[編集 | ソースを編集]

気力130以上で自軍フェイズの開始時、精神コマンド「不屈」がかかる
T』『30』で採用。
サブでは有効にならない本作の仕様が残念に思える内容である。

人間関係[編集 | ソースを編集]

イーグル・ビジョン
オートザム軍の最高指揮官であり、親友同士。
ザズ・トルク
NSXの整備士。相棒のような関係。
オートザム国大統領
親友の父親で自国の国家元首(上官)。家族ぐるみの付き合いがあり、彼を「親父さん」と慕っている。イーグルが式典をすっぽかした際は代わりに怒られた様である。SRW未登場。

他作品との人間関係[編集 | ソースを編集]

フェーダー・ゾーン
『T』において一時共闘するも、彼の非情なやり方に怒りを顕にしていた。

名台詞[編集 | ソースを編集]

「まったく、こっちの寿命が縮まったぞ」
原作でイーグルがNSXで特攻を仕掛け、ファーレンチゼータの本国とセフィーロをつなぐ道を封鎖した際、精神エネルギーの過剰使用によってイーグルの精神に過負荷が掛かり、機械に接続したまま失神してしまう。[1]このままでは精神エネルギーを消費し続け廃人になってしまう為、早急に機械から切り離す必要性があった。だが、意識の無い状態で機械との接続を切ると、同調しているイーグル自身も機械と一緒にシャットダウンしてしまう危険性がある。そこでジェオは自らも機械と接続し、イーグルと機械の間に割って入り自身の精神エネルギーを注ぎ込む事でイーグルを叩き起こす事に成功。そして、意識を取り戻したイーグルに最初に言ったセリフである。
イーグルが意識を取り戻すまで、ジェオもザズもかなり狼狽えた状態であり、無事にイーグルが意識を取り戻した事への安堵から言ったセリフ(つまり、われわれが同じ状況で言う冗談)に聞こえるが、実はオートザムの機械全般は「精神エネルギー」を燃料として動くものであり、この精神エネルギーとは人間の生きる力、即ち寿命なのである。ジェオはイーグルを起こす際に自らの精神エネルギーを消耗した、つまり冗談ではなく本当に寿命が縮まったのである。どの機械がどれ位の精神エネルギーを使用するかはアニメ・原作共に語られなかったが、寿命の消費が当たり前なっているオートザムの事情の深刻さがうかがえる[2]

スパロボシリーズの名台詞[編集 | ソースを編集]

「こいつは日本のアサクサって所で手に入れた芋ようかんだ」
「俺は戦いの合間に自分の足を使って、この世界のお菓子を食べ歩いてるんだ」
T』シークレットシナリオ「来訪者X」より。NSX内で魔法騎士や特務三課に芋ようかんを振舞った時の場面。この買出しにはイーグルも同伴しているらしい。

搭乗機体[編集 | ソースを編集]

NSX
イーグル不在時に指揮を執る。
GTO
FTOの量産型。グリーンの機体に搭乗。

余談 [編集 | ソースを編集]

  • 名前の由来はCAMIオートモーティブが1989年から2001年まで製造していた「ジオ・メトロ」から。
  • 第22話のエンディングでは、キャスト名が『梨田清之』と誤記されていた。

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. 作中では単に「眠ってしまった」と表現しているが、実際は眼を見開いたまま視点が定まらず、瞳孔が開いたかなり危険な状態だった。
  2. アニメ版はこの危機を回避するべく柱システムに希望を見出した訳だが、環境汚染問題を動機とする原作の方が根は深そうである(確かに人が住めない環境になったら元も子も無いのは事実だが)。