「シルヴァ・バレト・サプレッサー」の版間の差分

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メガラニカ内で保管されていた1機をテストベットとして改修しており、[[ユニコーンガンダム]]の主兵装であったビーム・マグナムを運用するために腕部とバックパックに改修が施された他、頭部・腕部にも仕様変更が加えられている。新たに冠された「サプレッサー」とは、「対抗勢力に対しこれを抑止、抑制する為の機体」を意味する。
 
メガラニカ内で保管されていた1機をテストベットとして改修しており、[[ユニコーンガンダム]]の主兵装であったビーム・マグナムを運用するために腕部とバックパックに改修が施された他、頭部・腕部にも仕様変更が加えられている。新たに冠された「サプレッサー」とは、「対抗勢力に対しこれを抑止、抑制する為の機体」を意味する。
  
本機の最大の特徴として、バックパックに計4本装備された予備右腕と、それを換装する為のクレーンの存在が挙げられる。これは通常のモビルスーツでは使用しただけで稼働不良を起こしてしまうというビーム・マグナムの欠点を、'''射撃後に稼働不良を起こした腕部を丸ごと<ref>アニメでは肘関節で取り外しているが、プラモデルでは可動部の都合で上腕ごとパージする仕様となっている。</ref>付け替える'''事で解決した物である。この改修によって、ビーム・マグナムの射撃後も右腕を使用する事が可能。ビーム・マグナムを撃つ為の装備である為、本装備の残数=ビーム・マグナムの残弾数という事なる。この装備搭載の為、シルヴァ・バレトに元々搭載されていたインコムとミサイル類は取り外され火器そのものの総数は減少している。
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本機の最大の特徴として、バックパックに計4本装備された予備右腕と、それを換装する為のクレーンの存在が挙げられる。これは通常のモビルスーツでは使用しただけで稼働不良を起こしてしまうというビーム・マグナムの欠点を、'''射撃後に稼働不良を起こした腕部を丸ごと<ref>アニメでは肘関節で取り外しているが、プラモデルでは可動部の都合で上腕ごとパージする仕様となっている。</ref>付け替える'''事で解決した物である。本装備の残数=ビーム・マグナムの発射可能数ということであり、5連結Eパックの予備は装備していない。また、この換装機構と引き換えに改修前にあった武装の多くを失っているが、それでも尚全備重量は1割弱増加している。
  
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==

2021年12月22日 (水) 18:00時点における版

シルヴァ・バレト・サプレッサー
外国語表記 Silver Bullet Suppressor
登場作品

ガンダムシリーズ

デザイン カトキハジメ
初登場SRW スーパーロボット大戦30
SRWでの分類 機体
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スペック
分類 汎用モビルスーツ
生産形態 改修機
型式番号 ARX-014S
頭頂高 23.4 m
本体重量 41.1 t
全備重量 75.6 t
動力 核融合炉
ジェネレーター出力 5,250 kW
スラスター推力 85,500kg
装甲材質 ガンダリウム合金
センサー有効半径 14,400 m
主なパイロット バナージ・リンクス
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シルヴァ・バレト・サプレッサーは『機動戦士ガンダムNT』の登場メカ

概要

第1次ネオ・ジオン抗争後に連邦軍が接収したドーベン・ウルフをベースに、アナハイム・エレクトロニクスが開発した量産型モビルスーツシルヴァ・バレトを改修した機体。

メガラニカ内で保管されていた1機をテストベットとして改修しており、ユニコーンガンダムの主兵装であったビーム・マグナムを運用するために腕部とバックパックに改修が施された他、頭部・腕部にも仕様変更が加えられている。新たに冠された「サプレッサー」とは、「対抗勢力に対しこれを抑止、抑制する為の機体」を意味する。

本機の最大の特徴として、バックパックに計4本装備された予備右腕と、それを換装する為のクレーンの存在が挙げられる。これは通常のモビルスーツでは使用しただけで稼働不良を起こしてしまうというビーム・マグナムの欠点を、射撃後に稼働不良を起こした腕部を丸ごと[1]付け替える事で解決した物である。本装備の残数=ビーム・マグナムの発射可能数ということであり、5連結Eパックの予備は装備していない。また、この換装機構と引き換えに改修前にあった武装の多くを失っているが、それでも尚全備重量は1割弱増加している。

登場作品と操縦者

単独作品

スーパーロボット大戦30
初登場作品。宇宙ルート「混戦」や、サイドミッション「赤い彗星の宿命」にてスポット参戦。武装はバルカンとビームサーベルのみで、ビーム・マグナムはこの時点では使用できない。
キーミッション「神話のその先へ」で正式加入し、ビーム・マグナムも使用可能になる。
性能に対して加入時期が遅いのが難点。バナージを戦闘に参加させるなら、余ったナラティブガンダム等に乗り換えることも選択肢に入る。

装備・機能

武装・必殺武器

劇中で使用したのはビーム・マグナムのみで、それ以外の武装の演出はゲームオリジナルとなる。

武装

60mmバルカン砲
頭部に2門内蔵。ドーベン・ウルフでは30mmだったが、本機では頭部変更に伴い連邦規格である60mmに変更されている。
原作では未使用だが、『30』にて採用。
ビーム・キャノン
ドーベン・ウルフに搭載されていたものと同様でバックパックに2門装備。
原作・SRW共に未使用。
グレネード・ランチャー
脇下に隠し武装として2基内蔵している。こちらもドーベン・ウルフに搭載されていたものと同様。
原作・SRW共に未使用。
ビームサーベル
左右両腰に装備。原作未使用。
『30』では敵機頭上から強襲して踏みつけた後に、射出されたサーベルを逆手持ちして突き刺す。
ビーム・マグナム
一発でEパック1つ分のメガ粒子を全て消費するものの威力は1発で通常のビーム・ライフル4発分に相当し、並のMSであれば掠めただけで撃破してしまうほどの威力を持つ大型ライフル。
ユニコーンガンダムの主兵装で本機も同様にこれが主兵装。言ってしまえば本機はこれを撃つ為だけの機体といえる。
リロードも可能ではあるが腕部の換装システムの都合、予備マガジンは携行していない。
『30』では設定よりも1発多く[2]、初期弾数は6、しかもバナージは最初からBセーブL1を持っているため7になっている。
更にカスタムボーナスで2発増えるため、BセーブL2と合わせると12、フルカスタムボーナスで「弾倉アップ」を付けると最終的に14まで撃てる。アップデート1.20から追加されたBセーブEXも加えると、18も撃てる事になる。
演出としてはシンプルにビーム・マグナムを1射、破損した腕部を換装してそのまま離脱するという流れで、パイロットによっては専用セリフもある。
ただし、外した場合は腕部換装以降のパートがカットされる。

移動タイプ

サイズ

M

カスタムボーナス

全ての武器の射程+1。「ビーム・マグナム」の弾数+2。
『30』で採用。

機体BGM

「Vigilante」
挿入歌。『30』で採用。DLC適用時は原曲となる。

関連機体

ドーベン・ウルフ
大元のベース機。連邦に接収されたこの機体がシルヴァ・バレトに改修され、更にサプレッサーに再改修された。
シルヴァ・バレト(SRW未登場)
原型機。
ガンダムMk-II(メガラニカ所属機)(SRW未登場)
『機動戦士ガンダムUC 獅子の帰還』に登場する機体。
本機同様にビーム・マグナムを撃てるよう右腕部が改修されており、こちらは右腕部を肩からドーベン・ウルフのものに換装して上腕から前腕部を二重にすることで強化している。

脚注

  1. アニメでは肘関節で取り外しているが、プラモデルでは可動部の都合で上腕ごとパージする仕様となっている。
  2. ビーム・マグナムの弾倉は5発分、予備腕の搭載数は4本、つまり出撃時の腕と合わせて撃てるのは5回まで。

資料リンク