ハーディ・シュタイナー

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シュタイナー・ハーディ(Steiner Hardy)

ジオン軍の特殊部隊であるサイクロプス隊の隊長。

叩き上げの軍人であり、大物を感じさせる人物。話術に長け、コロニー内での作戦行動も巧みにこなす。さらに、自分達を追ってきたアルに対しては、殺害を主張するガルシアとは違い、盗聴器付きの階級章を渡してバーニィに監視させるなど、かなりのやり手である。また、自分達の作戦が囮である事や、ジオンの敗戦を予測しているなど、洞察力も優れている。かなりの愛煙家だが劇中では禁煙中らしく、火の付いていない煙草をくわえては灰皿に溜め込んでいた。

最期は潜入工作中にふとした事から素状がばれてしまい、バーニィに応戦用の銃を渡している最中に撃たれ重傷を負う。その後、バーニィと共に基地を脱出するものの、そのまま事切れた。

登場作品と役柄

0080』自体の参戦回数はそれなりに多いものの、原作再現が少ないために彼を初めとしたサイクロプス隊の面々が物語の前面に出ることは少ない。

旧シリーズ

第3次スーパーロボット大戦
原作同様「鬼のサイクロプス隊」隊長として登場(但し所属はDC)。バーニィが部下である事を嘆いている。乗機はバウガブスレイ
第4次スーパーロボット大戦S
ノイエDCに所属。イベントや戦闘時以外の台詞は無い。更にチーム分割が原因でバーニィとは戦えない。

COMPACTシリーズ

スーパーロボット大戦COMPACT2
既に故人だが、バーニィとノリスの会話の中で登場。バーニィの説得を受けたノリスは、バーニィを「シュタイナーが見込んだ男」と認める。
スーパーロボット大戦IMPACT
COMPACT2と同じ扱い。

αシリーズ

スーパーロボット大戦α
ハマーン派のバーニィの上官。ハマーンがロンド・ベルに敗北した後にアクシズから降伏を伝えた。原作とは違い死亡しない。搭乗機はケンプファーザクIII
スーパーロボット大戦α for Dreamcast
役柄はPS版と変わらず。

単独作品

スーパーロボット大戦GCXO
一年戦争が前半の主軸となる為、そこそこ出番が多い。他の面々と同様ザクIIハイゴッグケンプファーと乗り換えてゆく。パイロットとしても能力的にそこそこ優秀で、「指揮」技能を持つため優先的に倒したい。
スーパーロボット大戦Operation Extend
ほぼ原作通りの展開。アレックス破壊作戦では半壊状態のザクII改で尚もNT-1アレックスに立ち向かおうとするバーニィに対し、連邦に投降するよう命令する部下思いの一面も。自らもシャアの援護を受け、離脱に成功している。

人間関係

ミハイル・カミンスキー
部下。
ガブリエル・ラミレス・ガルシア
部下。
アンディ・ストロース
部下。原作では序盤で戦死。
バーナード・ワイズマン
アンディの代わりに補充されてきた部下。
チャーリー
サイド6リボー・コロニーのバーのマスター…に扮するジオン公国軍の諜報部員。NT-1アレックスの工場に関する情報をサイクロプス隊に提供している。
シュタイナーとは古馴染でもあり、両名共に近いうちにジオンが敗北することを感じ取っていた。
アルフレッド・イズルハ
子供である彼の好奇心を上手く利用する。

他作品との人間関係

ランバ・ラル
XOでは彼の戦死を悼む。
ノリス・パッカード
XOで共にラルの戦死を悼んだ。IMPACTではノリスを説得すると、彼の名前を挙げるために知人という設定になっている。

名台詞

「味方の弾にやられるようなマヌケは俺の部隊に必要ない」
第2話より。戦闘空域の中を偽装した民間船で通過し、サイド6リボー・コロニーへ入港するという作戦に、バーニィが「味方に撃たれる可能性は?」と質問したのに対して。厳しい答えにバーニィも思わずたじろぐ。
「あー、あれはうちで頼んだ工作機械でしてねぇ、今日中に納品しませんと延滞金を払わにゃならんのですよ。いやぁ、そんなことになったらうちの会社は倒産しちまう。それに、あー先方にも申し訳が立たんのですよ。ねぇ、お願いします。時間が無いんです」
「本当ですか? いやー、おぉありがとうございますぅ~っ!」
サイド6リボー・コロニーの港にて。しがない町工場の社長の演技で堅物な税関職員を言いくるめ、民間の物資に偽装したケンプファーの搬入を成功させる。嘘が下手なバーニィと違って、この程度の演技はお手の物なのだろう。シュタイナーの工作員としての実力の高さを示している。
「ジオンは負けるな…」
第4話より。サイド6リボー・コロニーの公園で、諜報部員のチャーリーと語る。自分達は捨て駒に過ぎず、作戦もまた自殺同然のものと知りながらも、彼らは任務へと赴く。
「ふふっ… バーニィ、嘘が下手だな…」
第5話より。死の間際、バーニィが咄嗟に言った「ガンダムミーシャが破壊した」という嘘を看破しての一言(当のガンダムはシュタイナーの目の前にそびえ立っていた)。これが、彼の最期の台詞となった。

余談

  • 名が「シュタイナー」、姓が「ハーディ」と、本来のドイツ人名からすればあべこべで不自然な名前(日本人名でたとえるなら、姓が「太郎」、名が「山田」になっているようなもの)になっているが、これは本来ハーディ・シュタイナーとするところを公式設定で逆にされてしまったためである。近年はハーディ・シュタイナー名義で統一されている。

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