グレンラガン

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グレンラガン
外国語表記 Gurren Lagann
登場作品
デザイン 吉成曜
分類 ガンメン
全高 不明(ムック本で推測5m説あり)
エネルギー 螺旋力
合体形態 アークグレンラガン
所属 グレン団
主なパイロット
【ラガン】
シモン
【グレン】
カミナロシウヴィラル
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概要

グレンラガン螺旋力により合体し生まれた人型のガンメン

体の大部分はグレンの物であるが、合体の際に手足が長くなるなどの調整が施されている。また、兜飾りはエンキの兜飾りを奪った物。飾り部分は円形だったのだが、カミナが強奪した際に上半分が壊れて三日月型になっている。

合体経緯はヴィラルとの戦いの際、エンキに対して「顔が二つあるたぁ生意気な!!」と怒ったカミナが下半身をドリル化させたラガンを「合体」と称して、グレンの頭頂部に無理やりくっつけた結果本当に新しいロボットになってしまったという冗談のような物である(当然、グレンはラガンと合体できる機構なども持っていない)。これはラガンの持つガンメンの制御掌握能力によるもので、ドリルを介してグレンを乗っ取り、胴体となったグレンに合わせて手足を螺旋力で再構成、エンキの兜を同じ要領で取り込むことで構成されている。グレンのコクピットからは貫通したラガンのドリルが天井から露出しており、やはり強引な合体であることには代わりはない。

螺旋力の源たるシモンと共にあるラガンこそが重要であり、稼働させるだけならグレンのパイロットは誰でも(無人でも)可能。また、基本的にラガンの搭乗者(シモン)がメインパイロットを務めるが、制御を委託することでグレンの搭乗者がメインを張ることも可能(第8話まではシモン自身の未熟から、ほとんどの場面でカミナがメインを務めていた)。また、ラガンの持つ乗っ取り機構はグレンラガンの状態でも問題なく働き、アークグレンラガンはその機構によって誕生した。

合体機構を持つガンメン自体は他に存在する(ダイガンザンを初めとする四天王のダイガンが一例)なのだが、本来ガンメンの合体とは、各々が適切な形態に変形・接続することで行われる(要するにゴッドマーズコン・バトラーVなどと同じ)。しかしグレンラガンの場合は上記のとおり、ラガンがグレンを乗っ取ってできている(趣は異なるがゲッターロボの合体がこれに近い)。

ラガンの能力により、様々な状況に応じての自己進化、合体(敵機体吸収)を行う。第13話にて飛行ガンメン・カトラ・リーダーを背面部に取り込みグレンウィングとして装着し、空中戦も可能となった。他にはセイルーンとの戦闘時に、水中戦にも即座に対応している。加えて単独大気圏脱出が可能で、最終的には「螺旋界認識転移システム」が起動し、座標を特定出来る品物さえ目的地にあれば、隔絶された別次元宇宙へのワープすら行えるようになった。

他にも、パイロットの精神状態次第で瞬時に自己修復が行える(ただし分離後に合体相手の機体は、元の状態に戻る)。

アンチスパイラルとの決戦後、ニアとの永訣を経たシモンはグレンラガンを降り、後の世代であるギミーとダリーに託しており二十年以上経ったエピローグでも稼働している。

構成機体

グレン
体を構成。
ラガン
頭を構成。

強化装備形態

グレンラガン (グレンウィング装備)
グレンラガンがカトラ・リーダーを取り込みグレンウィングとして背面部に装着した形態。
飛行が可能になった。グレンウイングは投擲武器にもなる。

登場作品と操縦者

Zシリーズ

第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
初登場作品。最大射程5かつ高威力武器はすべて短射程P属性という根っからのインファイター。穴を掘って地中に潜れるため、敵が遠い場合は地中に隠れて突っ込み、削りは他に任せるのが無難。螺旋力発動+Lサイズということもあり火力は高い。トロイデルバースト及びギガドリルブレイクは追加武装。初期は武器の大半が空Bで対空戦が苦手だが、終盤で飛行も可能になると弱点を克服。何と全地形に対応できるようになる。唯一の分離合体能力持ち(出撃時はグレンラガンの状態で、メインパイロットはシモン)だが、カミナの死後は分離できなくなる。パイロット交代をうまく使った立ち回りも重要になるだろう。
燃費が非常に悪いため、Eセーブはほぼ必須。途中から原作通り飛行ガンメンを取り込み飛行可能となるが、問題は肝心のパイロットが揃って陸以外適応Bなので、空・宇宙で使用する場合はパイロットの地形適応を上げる等の補強が必要である。また、加速手段は勇気しかないため素の状態だと置いてけぼりになりやすい。戦艦で輸送すると加速手段とスナイプ回避を兼ねることができて便利。
なお、行動判定はコアであるラガンと連動。そのため、二人ともが連続行動を取得していれば、カミナで攻撃→追加行動で分離してそれぞれ攻撃→再合体してもう一回攻撃、と3回行動が可能。なお、再合体時にも「操縦者交代」は有効なので、これを利用して1フェイズにカミナで3回攻撃、という芸当も可能。
第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
今回はカトラ・リーダー装備版のみ。中盤で参戦した際はシモン単独で、終盤に差し掛かる前にヴィラルがサブパイロットに追加される(パイロット交代はできない)。シモンの地形適性が良くなったため、空中戦及び宇宙戦も問題なくこなせるようになった。但し、遠距離攻撃が軒並み弾数制になったため注意。また相変わらず加速手段が「勇気」しかない。本作での原作進行状況は『螺厳編』の途中までであるため、超銀河や天元突破は未登場で、アークは武装演出。
第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
第18話で参戦。今回はMサイズとなった上にスカルブレイク廃止・ギガドリルマキシマムMAP兵器化の煽りを受け、最大火力は第2次Zの時と比べると低下している。但し移動に関してはヴィラルが加速を覚えるようになったのである程度解消されている。今回は同じくガイナックス作品出演のガンバスターと共演。
本作と『天獄篇』ではシンカの階梯の1つ「風の行き先」として重要な立ち位置にいる。
第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
シモン機として登場。今作で初の原作終了後参戦となった。性能は時獄篇から据え置きで相変わらず火力は高いが、Mサイズであるためデカい敵の多いサイデリアルや宇宙怪獣相手だと不利になりがち。第50話で超銀河、第55話で天元突破が解禁されるので、それまでにシモン共々コツコツ強化していきたいところ。

単独作品

スーパーロボット大戦Operation Extend
第1章2話「地底に潜む脅威」でスポット参戦し、同話サブミッション「防衛組、宇宙へ」で本格参戦。今回はヨーコブータがサブパイロット扱いで乗り込んでおり、四人分の精神コマンドを使うことができる。話の展開が1期中盤で止まっているため、ロシウヴィラルの搭乗、グレンウイングの装備はできない。また、分離も不可能。サイズはMに縮んでいる。地中移動により、壁で移動が阻害される一部マップのショートカットが可能。
メインパイロットカミナ時とシモン時で武装の特性とMAP攻撃が異なるので、操縦者交代をうまく使い分ける必要がある。Lv15でシモンが「強運」カミナが「無頼」を習得する。各々の能力や武装の特性を考えると、稼ぎや強敵撃破にはシモン、小型の雑魚退治や生存力はカミナと言ったところか。
ヨーコのおかげで武装に「超電導ライフル」が追加されており、射程範囲はかなり長め。参戦が早い反面最強武器はかなり長い間「スカルブレイク」止まりであり、空の敵は苦手。「ギガドリルブレイク」は第6章24話-2「ヴィラルとの決闘」まで待たなければならない。幸い精神構成上カミナが「熱血」に専念しやすいのでそれまで何とかやっていけるだろう。「ギガドリルブレイク」が追加されればボスキラーとして唯一無二のポジションを得ることが可能。
なお「防衛組、宇宙へ」クリア後にエルドランロボ4機と並び立つCGカットが用意されており、妙に格好がついていたためユーザーから「エルドランシリーズ5作品目」などとネタにされた(絡み自体がエルドランシリーズと同じ「漢字四文字+機体名」という作品名からくるネタクロスオーバーである)。
原作ストーリーの再現や後続機体は一切無いものの要所で顔を出し存在感を示す。主にヴィラルとの対決やドリルを活かしての掘削が必要なステージ、果ては最終ミッション2つに強制出撃となり、ミューカス・ジェネシスの内部を貫き活路を開くというシナリオのクライマックスを担うことになる。
スーパーロボット大戦Card Chronicle
今回はアンチスパイラルとの決戦が描かれるが、天元突破はしない。
スーパーロボット大戦X-Ω
2016年9月のイベント「私を見つめるあなたの瞳」の報酬ユニットとして登場。R・SR・SSRシューター。後にレアリティ覚醒枠としてSSRディフェンダーが、大器型としてSSRアタッカーが実装された。パイロットはメインがシモン、サブがカミナで固定。
2017年には螺巌篇が参戦し、それに合わせて8月にグレンウィング装備型(SR・SSRディフェンダー。SSRは大器型)が実装された。こちらではサブパイロットがヴィラルになる。元のグレンラガンのモデルを流用しているのか飛行不可。全ての攻撃にバリア貫通および貫通時のダメージアップを持つ、対バリア特効機。そのため、バリアと超回復が厄介な征覇N26B突破のキーユニットとして大幅に株が上がった。
スーパーロボット大戦X
第10話時点でシモンの一人乗りで加入。第11話からヴィラルがサブパイロット化する。MAP兵器のギガドリルマキシマムが削除されたため、殲滅力が低下しており、時空烈断バーストスピニングパンチが復活したが、登録は終盤までお預け。それまでは最大威力はスーパー系としては控えめだが、シモンの螺旋力(∞)である程度は補える。

装備・機能

ドリル
グレンラガンの代名詞。全身に点在する穴から螺旋力を変換して射出され、攻守に使われる。場合によってはミサイルになることも。
グレンウイング
中盤で手に入れた飛行機能で、カトラ・リーダーを背面部のドリルで捕獲・接続し、ラガンの乗っ取り機能で変換したもの。このおかげで、グレンラガンは飛行ガンメンの中で唯一「トビダマ」を持たない。取り外すことでブーメランとしても機能するが、その場合は基本的にグレンの操縦者がコントロールする。
ハンドガン
セミオート&フルオート連射の撃ち分けが可能なハンドガン。本来はグラパールの武装だが、撃破したムガンの破片を撃ち落とす際にギミー機から借りる形で使用した。なお、使用後はギミー機に返却している。
螺旋界認識転移システム
終盤で起動した次元転移機構。座標を特定することが出来れば、別次元へ転移することさえ可能。座標の起点になるものが「そこにある」とわかっていれば、「そこ」がどこであるか分からなくとも跳躍出来る。
螺旋力発動機構
コアであるラガンの能力がそのまま生きている。

武装・必殺武器

格闘
ジャンプからキックを繰り出す。その時の台詞の一つは全長200mのガイナ立ちの必殺技のものと全く同じ。『第2次Z破界篇』でのその再現度は、カミナの「アレ」発言から二人で声を合わせての「キィィィック!」の流れまでやってのける徹底ぶり。ちなみにカミナ死亡後はシモンとロシウで同じやり取りがある。『第2次Z再世篇』以降はさらにヴィラルも参加。
バリエーションが多く、単純に「グレンラガンキック」だったり「燃える男の火の車キック」だったりと色々ある。なお『OE』では後者にちなんだのか「ファイヤ」特性付き(シモン時は更に「ヒット&アウェイ」も追加)。
超電導ライフル
『OE』で採用。グレン部分の口が開き、そこからサブパイロットとして乗り込んでいるヨーコが狙撃を行う。「ロックオン」特性付き。狙撃に必要な安定性を確保できないからか移動後使用不可だが、命中補正が高く射程も長いので反撃時に何も出来ないことが減る。
13話でヨーコがグレンに搭乗した時の再現で、狙撃シーンは2Dアニメーション。たとえ宇宙空間でもヨーコは生身で平然としているが、それは『第2次Z』でも同様であったから気にしてはいけない。
グレンブーメラン
グレンのサングラスを相手目がけて投げる。『第2次Z破界篇』では、非P属性だが最長射程かつ比較的低燃費であることから反撃時の主力となる。
『第2次Z再世篇』では4発の弾数制になったため気軽に使えなくなったが、『OE』では弾数の概念がないため、再び反撃に使いやすくなった。またこの手の武器のお約束として「曲射」特性もある。
第3次Z時獄篇』ではシモンの汎用カットインが入るようになったが、超銀河ダイグレンが参戦した58話以降はなくなる。
第3次Z天獄篇』ではアニメーションが変更。シモンのカットインも刷新されている。
グラサンカッター
胸部に装着されている実剣。元々はグレンの装備で、カミナがつけていたサングラスを模したもの。グレンのサングラスで敵を打ち上げた後、追いかけて叩き斬る。初期から空AのP武器の中では最も扱いやすい武器であるため、グレンウイング搭載までの対空戦の主役。
ちなみにこれも格闘同様の豊富なセリフバリエーションを持ち、カミナが繰り出した際の「男の魂完全燃焼斬り」や「男の情熱爆発斬り」「男の怒り炸裂斬り」「男の恨み炸裂斬り」など「男の~」シリーズと化している。ちなみにシモンは「グレンラガン・一刀両断」で通している。
『第3次Z』では連続斬り→スカルブレイク→一刀両断のコンビネーション。
『OE』ではシモン時は回避力増加の「エスケープ」、カミナ時は防御力増加の「ガードアーム」と対象的な特性となる。
ダブルブーメランスパイラル
グラサンカッターとグレンウイングを同時に相手目がけて投げる。『第2次Z再世篇』以降で使用可能。こちらも弾数4。シモンとヴィラルの掛け合いが小気味好い。
『第3次Z』では初期武装。『X』では最初は使えないが、すぐにヴィラルがサブパイロットとなり解禁される。
スカルブレイク
肘の部分からドリルが突出した腕で相手を殴り、拳が命中した瞬間にドリルで突き刺す。本来はカミナを失ったシモンが自暴自棄になった際に放った技なのだが、『第2次Z』や『OE』では初期装備の上、この技を使う原因となったカミナでも使用可能。
その点を気にしたのかどうか不明だが『OE』ではメインがシモン時の方が攻撃力が高く、特性もシモン時は「バリア貫通」+「ショック」、カミナ時は「押出」のみと威力の面ではシモンの方が有利な条件になっている(その分カミナ時の方がEN消費が安い)。『第3次Z』ではグラサンカッターと統合される形で削除。
フルドリライズ
全身から細長いドリルが大量に伸び、周囲の敵を串刺しにする。カトラ・リーダー吸収後の空中ではドリル型ミサイルを全身から発射する演出に変化する。ちなみに「フルドリライズ」とは、全身からドリルを突き出した形態の名でもある。
『OE』ではメインがカミナ時のみ使用可能な、自機中心型のMAP攻撃として採用。「対小型」特性付き。
トロイデルバースト
地面に大量のドリルを撃ちこみ地割れを起こす技。第2次Zではマップ兵器。範囲が着弾点+上下左右一マスと狭い上、空・宇宙には当たらないため注意。
『OE』ではメインがシモン時のみ使用可能な着弾指定型のMAP攻撃で、「対大型」特性付き。空の敵には当たらないが宇宙空間の敵には当たる。
『第3次Z』ではギガドリルマキシマムと入れ変わる形で削除されてしまった。
ギガドリルブレイク
カミナが死の間際に編み出した単体最強攻撃。腕を変化させた超巨大ドリルを頭上に構え、自らをドリルとし、敵に突撃する必殺技。なお、事前にグレンブーメラン2本で相手の四肢を貫いて動きを封じるケースもあり(Zシリーズではこの動きを採用。第11話でゲンバーを撃破した際のモーション)、技の元ネタは「超電磁スピン」とする説がある。『第2次Z』では追加武器なのだが、追加が早くカミナも存分に使える。原作ではギガドリルは形状を変化させ、シールドとしても使用されていたがスパロボではシールド防御不可能。
『OE』では「貫通」特性付き。妥当というか、これに付けず何に付けると言うべきか。こちらではそもそもカミナが退場することがないので好きなだけ使える。
ちなみに第8話でカミナが使用した際の「ブレイクゥゥゥゥッ!!」の叫びが聞き取りづらかったためか、当初は「ギガドリルブレイカー」と誤認されていた。
ギガドリルマキシマム
ギガドリルによるフルドリライズを強行し敵を貫く。原作19話では多数のムガンに囲まれた際に使用、集中砲火を吹き飛ばして一掃には成功するが、流石に無傷とはいかずグレンラガンも行動不能になるほどのダメージを受けていた。
『第2次Z再世篇』で、ヴィラルがサブに追加されてから使えるようになる。『第3次Z』ではMAP兵器に変更されている上、こちらでも追加武装。弾数が1しかない上にP属性もなく射程も特殊なので使い勝手が悪化してしまった。『X』では削除。
蜃気楼ラガン
「男どアホウ編」にて登場。ラガンを野球の球に見立てて投げつける。作中では分身魔球の体を見せていた。キャノンボールアタックに近いが、SRWでは未使用。

合体攻撃

ギガドリルブレイク・スペシャル
グレン団との熱血友情のギガドリルブレイク。『第2次Z』に登場。大グレン団の集中砲火のち、シモンとニアのカットインが入る演出は必見。ダイグレンとの隣接が必要。全エネルギーを込めたギガドリルブレイクでブチ抜いた後、斬り返してもう一撃喰らわせ、離脱する。
ちなみに『第2次Z再世篇』ではダイグレンが出てこないため、『第2次Z破界篇』直後の時間軸であるプロローグでしか使用できない。のだが、そのステージに出てくる敵はEN低下武器を持つインベーダーと気力低下武器を持つ真ドラゴンなので、相当うまく立ち回らないと見られない。
時空烈断バーストスピニングパンチ
厳密には合体攻撃ではないが一応こちらに分類。『第2次Z再世篇』『X』で使用可能。
下半身を巨大なドリルに変えた状態で敵をブチ抜いたのち、アークグレンに突入してアークグレンラガンに変形、鉄拳で敵を叩き飛ばす。合体するたびにアークグレンはワープしてくるらしい。なので、正確には擬似合体攻撃型の召喚攻撃に分類される。
ちなみにアークグレンラガンのサイズはほぼそのまま再現されているため、KMF等にこの技をかますと相手が可哀想に見えてしまう。弾数は1。

特殊能力

螺旋力発動
気力130以上で搭乗者の螺旋力Lv及び気力により与ダメージに補正がかかり、螺旋力Lvが高くなる終盤での火力は絶大なものになる。加えてHP回復(小)の効果もある。ただし、特殊能力発動カットインは、『第2次Z破界篇』、『第2次Z再世篇』と両方ともバグが発生しておりイベント以外では表示されない。
OE』(こちらではパイロットの特殊スキルに一元化されているが)および『第3次Z』『X』ではしっかりとカットインが入る。
操縦者交代
『第2次Z破界篇』、『OE』で使用可能。シモンとカミナ(ロシウ)でメインパイロットを交代する。交代された方はサブパイロット扱いとなる。『OE』では武装の仕様も細かく変わる。またメインパイロットにのみ戦闘でのボーナス気力・SPが入るのでよく考えて使いたい。
分離
『第2次Z破界篇』で使用可能。グレンラガンに分離可能。カミナの永久離脱と共に削除される。
地中移動
『OE』のみ特殊能力として実装。

移動タイプ

何気に水中適応を持つ。『第2次Z破界篇』終盤でカトラ・リーダーをグレンウイングとして装備すると空が飛べるようになり、全ユニット中唯一の全地形適応持ちになる。しかし、パイロットの空適応の低さから、地面に降りたほうが得策な場合が多い。武器の空適応が改善され、適応改善パーツが不要になるのが本命。
水中がなく、前述の通り地中移動が特殊能力扱いの『OE』ではこの仕様。ウイングはないが気合でなんとかなってるのか宇宙空間は飛べる(これに関してはエンキドゥにも言えるが)。

サイズ

L(第2次Z)
M/3(OE、第3次Z、X)
ムック本では5mとの説があるが、そうだとするとKMFと変わらない大きさになってしまう(ラガンが2m少々であるため、グレンラガンの状態だと確かにそのくらいになるが)。とりあえず、『第2次Z』では全長:-(『OE』では全長を参照できない)であるため、標準的な特機サイズらしい。

カスタムボーナス

HPが0になる攻撃を受けても1度だけHP10で生き残る
第2次Z破界篇』で採用。藤堂エースボーナスと同じ能力。これにロシウのエースボーナス+ひらめきを合わせれば、最低でも3回攻撃を確定でしのげるというタフネスを発揮できる。その3回攻撃をしのいだあとに反撃が出来るよう、底力の養成はしておきたい。
移動力+1、最大EN+150
第2次Z再世篇』で採用。生存能力がガタ落ちした代わりに継戦能力が上がった。燃費の悪いグレンラガンには嬉しいボーナス。足の遅さを補えるのも地味に嬉しい。
最大EN+100、すべての武器のCRT+20
第3次Z』『X』で採用。超銀河グレンラガン天元突破グレンラガン共通。何気に燃費が悪いのが長期間使うグレンラガンなので早めに改造しておくといい。

機体BGM

「空色デイズ」
OPテーマ。登場しているすべての作品で採用されている。
「続く世界」
『紅蓮篇』主題歌。『第2次Z破界篇』でのみ採用。
「Happily Ever After」
挿入歌。『第2次Z再世篇』でのみ採用。

対決

エンキ
大グレン団ダイガンザン
アンチ・グレンラガン
第2次Z再世篇』における反存在との対決。

名場面

グレンラガン誕生
獣人軍の前線指揮官・ヴィラルと戦うグレン団。その中で、ヴィラルのガンメン・エンキの姿を見たカミナは「顔が二つあるたぁナマイキな!」と怒り、シモンの乗っていたラガンをグレンの頭頂部に叩きつけて張り合う。が、次の瞬間異変が起きる。グレンが変形し、ラガンを頭部とする人型のガンメンへと変わったのだ。勢いづいたカミナがエンキの兜飾りを強奪してラガンに被せると、最初からそうだったかのように同化。予想外の事態に狼狽するシモンを一喝しつつ、カミナはこの新たなガンメンを「グレンラガン」と名付け、反撃の口火を切る。
あばよ、ダチ公
獣人軍の旗艦の一つ、ダイガンザンと戦う大グレン団。戦いの末、ラガンでダイガンザンを乗っ取ることに成功するも、直後に戻ってきたチミルフがグレンを攻撃。致命傷を負いつつも、カミナは暴走する弟分を一喝。グレンラガンへと合体し、チミルフ率いる獣人軍を退ける。ダイガンを手に入れ、勝利を収めた大グレン団だったが、グレンラガンのコクピットの中で、彼らを引っ張ってきた「アニキ」は最期にシモンを激励し、燃え尽きていた……。
天を突く命
カミナの死により、大グレン団は戦力的にも精神的にも多大なダメージを受ける。特にシモンの荒れ様は暴走の域に達し、ラガンにも拒絶されていたが、グアームとの戦いにおいてカミナの言葉の意味を悟り、再起。ロシウの乗るグレンと合体し、再びグレンラガンがその姿を現す。

関連機体

エンキ
兜はこの機体のものを奪取。
アークグレン
合体アークグレンラガンとなる。
グラパール
グレンラガンを元にして作られた量産型の機体。
戦艦型グレンラガン
TV版第1話の冒頭に登場した別の可能性。このシーンではシモンらしき艦長と、同じくブータの可能性である副官がいた。SRW未登場。超銀河ダイグレンに見えるが、外周の部分が異なっている。
グレンラガンMk-II
OVA『グレンラガンパラレルワークス』の1エピソード「合体なんてクソくらえ!」にて登場した、ラガンに似た機体と白いグレンに似た機体が合体する、平行世界のグレンラガン。サケビとヒビキという名の少年で、形状もシルエットは似ているがツノがヨコ角になってる等細部が全く違う。SRW未登場。
アンチ・グレンラガン
第2次Z再世篇』で登場した反存在。SRWのセミオリジナル機体。

余談

合体名は「度胸合体」→「兄弟合体」→「超絶合体」と変化していったので、決まった合図ではなくほぼ搭乗者のアドリブとみられる(ヴィラル搭乗時は「宿命合体」となった)。また、『ヒーローズ』の漫画版ではスーパーイナズマキックを披露していた。

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