グレゴルー・ガロッシュ

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グレゴルー・ガロッシュ
登場作品

ボトムズシリーズ

声優 小林清志
デザイン 塩山紀生
初登場SRW 第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
SRWでの分類 パイロット
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プロフィール
種族 人間(アストラギウス銀河出身)
性別
所属 ギルガメス宇宙軍第10師団メルキア方面軍第24戦略機甲歩兵団特殊任務班X-1(通称:レッドショルダー部隊)民間人
軍階級 上級専任曹長(『ザ・ラストレッドショルダー』時点での階級)
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グレゴルー・ガロッシュは「ボトムズシリーズ」の登場人物。

概要[編集 | ソースを編集]

レッドショルダーに6年在籍しているベテラン隊員で、キリコのレッドショルダー時代の戦友。

気合を入れる時などに顔を叩く癖がある。

兵士として優秀な一方、面倒見のよい親分肌で、不良グループを取りまとめるリーダーの役目を果たしていた。 一方で反抗的な不良隊員として上層部に目をつけられており、同じ立場のバイマンやムーザとつるんでは、新入隊員を装って送られてくる刺客を返り討ちにしていた。

キリコとは入隊当初こそ対立したが、彼の力を目の当たりにし上層部に捨て駒にされてからは次第に仲間として接していくようになっていく。

第3次サンサ攻略戦を経て配置転換。転属先の激戦地で重傷を負ったのち除隊する。百年戦争終戦から1年後のギルガメス暦7214年3月、バイマン、ムーザ、キリコと共に配置転換の命令者であるヨラン・ペールゼンに復讐すべく、デライダ高地へ襲撃をかける。ムーザの犠牲を乗り越えてキリコと共に進撃するが、襲いかかったイプシロンブラッドサッカーからキリコを庇い、コクピットを潰されて命を落とした。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

Zシリーズ[編集 | ソースを編集]

第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
初登場作品。序盤のソレスタルビーイング追跡ルートで敵として現れた後、終盤に味方としてスポット参戦する。パイロット能力および機体改造度はキリコに準じて設定されるので、キリコを鍛えれば鍛えるほどグレゴルーにも強さが反映される。なお、原作とは違い、バイマン、ムーザ共々生き残っている。もともと味方側のATパイロットがキリコ以外ほとんどいない今作で、彼らが正式に仲間になってくれればかなり頼もしかったろうが、残念ながら自軍への加入はしてくれず、本懐を遂げた後、バイマン、ムーザと共に自軍に礼を言って去っていく。余談だが、スポット参戦キャラで唯一連続行動を所持している。
第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
後半のクエント編ルートにてバイマン、ムーザ共々ZEXISのメンバー達と再会し、フィアナ、シャッコと共に正式に加入する。しかし、その加入の仕方が前代未聞。シナリオ上では宇宙ルート43話で初登場なのだが、42話クリア後のインターミッションで何の前触れもなく部隊表にシレっと追加されている。まぁ、次のシナリオのSRポイント取得は彼も関わっているので確かに改造・養成できるに越したことはないのだが。
小林清志氏は2022年7月30日に鬼籍に入ったため、今作が最後のスパロボシリーズへの参加となった。

単独作品[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦Operation Extend
第2章サブミッション「レッドショルダー」クリア後に、コネクト・フォースへの出向という形で他の隊員と共に正式加入する。しかし直後にサンサ攻略戦のため一時的に呼び戻され、続くサブミッション「サンサ攻略戦」、メイン9話-2「リーマンとの死闘」はグレゴルー隊4機のみで戦うことになる。
本作ではコネクト・フォースに出向したままとなる。更にガレアデ極北基地や惑星モナド攻略戦においてバーコフ分隊の救出のメンバーにバイマン、ムーザと共に名乗り上げる等出番が増えた。第7章でザ・ラストレッドショルダーの要素が再現されるも無事に生き延びている。原作再現に伴い重傷を負ったためギルガメス軍から除隊し、コネクト・フォースにはそのまま在籍している。
今回彼のATにはマップ兵器が搭載されているため、戦闘ではグレゴルー隊の雑魚掃除担当といった役割である。

パイロットステータス[編集 | ソースを編集]

能力値[編集 | ソースを編集]

元軍人のベテランだけあって命中技量射撃回避に優れる典型的なリアル系。

精神コマンド[編集 | ソースを編集]

第2次Z
集中加速直感分析気合熱血
OE
集中鉄壁気合

特殊スキル[編集 | ソースを編集]

第2次Z破界篇
底力L5気力+ボーナスBセーブ連続行動
第2次Z再世篇
底力L5気力+ボーナスBセーブサイズ差補正無視
再世篇では連続行動の代わりにサイズ差補正無視を持っている。また、今作の味方側で気力+ボーナスを初期習得している2人のうちの1人である(もう1人はホランド)。
OE
底力:防御、指揮:攻撃回避、戦意高揚

エースボーナス[編集 | ソースを編集]

武器の弾数1.5倍
第2次Z』。Bセーブと同じ内容。乗機のスコープドッグTC・LRSは武器が全て弾数制なので、取得が継戦力強化に直結する。
闘志
OE』。攻撃が命中するとSP+1 気力+3。

人間関係[編集 | ソースを編集]

バイマン・ハガードムーザ・メリメ
レッドショルダー隊での同僚。よく3人でつるんでおり、任務でも組むことが多かった。共に素行不良で上官であるリーマンやペールゼンへの態度もあからさまに不実であったことから、揃って隊内の問題児として名が知れていた。同隊を脱走後、ペールゼンへの復讐のために再び集う。
キリコ・キュービィー
レッドショルダー隊での後輩。『共食い』の際、彼に返り討ちにされたことから根に持ち、リンチを行った。リーマンに焚き付けられた際には、彼を殺害しようとバイマンやムーザと共に躍起になったものの、それが諸共に自分たちも消し去る策略だったと知った後は、逆にキリコを仲間として認識するようになった。
バージル・カースン
『野望のルーツ』ではキリコに関する情報を入手するべく、彼にリンチを加えていた模様。後の第3次サンサ攻略戦では同じ小隊で行動していた事から、彼も仲間として認めていたようである。
インゲ・リーマン
『野望のルーツ』では当初、彼の命令に従ってキリコの命を狙うが、厄介者である自分達をキリコもろとも一掃しようとするリーマンの姦計が、逆にキリコとグレゴルーらの間に仲間意識を芽生えさせる結果となった。
ヨラン・ペールゼン
リーマン同様、自分や仲間をはめた仇敵。
原作ではイプシロンのせいで叶わなかったが、破界篇では悲願叶ってバイマン、ムーザと共に引導を渡した。
イプシロン
彼の駆るブラッドサッカーのアームパンチによって、引導を渡される。
破界篇では何とかしのいで命拾いしている。
フィアナ
原作では絡まないが、第2次Z 破界篇ではイプシロン同様、キリコを狙う刺客と誤解し彼女を射殺しようとする。
ル・シャッコ
再世篇では、クエントに戻った彼の後釜として雇われ、ハイム農場の警備をしていたが、直後にクエントに呼び出されることになる。

他作品との人間関係[編集 | ソースを編集]

ガンダムシリーズ[編集 | ソースを編集]

パトリック・コーラサワー
第2次Z 破界篇序盤で彼の指揮下に入り、ソレスタルビーイングと対峙するも敗退。悔しがるコーラサワーに、敗因として彼の判断能力の甘さを指摘した。
ロアビィ・ロイ
第2次Z 再世篇のゼロレクイエムルートのEDにて、ロラン達が離れた後のハイム農場をシャッコと共に警備する仕事に就く彼らを「強面のあんた達がいてくれれば、心配はいらないな」と評した。

リアル系[編集 | ソースを編集]

ゼロ
第2次Z 破界篇後半でキリコが「黒の騎士団」の傭兵として戦っている噂を聞きつけ、彼に接触を図る。グレゴルー曰く「仮面の兄さん」。

名台詞[編集 | ソースを編集]

「へへっ、ぶっ殺せ!」
『野望のルーツ』にて、「共食い」での台詞。
「おかげで自分達はここで6年も臭ーい飯を食っております」
『野望のルーツ』にて、リーマンの「お前達には良い待遇を与えてきたつもりだが?」「お前達が如何に生き延びるか、試していただけだ」との言葉に対して。
言うまでもなく収容所であるかのようなレッドショルダーの待遇を揶揄しての言である。
「ご覧の通りだ。キリコは死にません」
至近距離から拳銃で射殺しようとして外れ、念入りに撃ち直しても物理法則を無視した弾道を描いて外れ、さらにムーザが機関銃で改めて仕留めようとして暴発した際に。キリコの能力の非常にわかりやすい説明とも言える。
「貴様…塗りたいのか!?」
『ザ・ラストレッドショルダー』にて、ターボカスタムのレプリカ4機が完成した際に「機体の右肩を赤く塗らないのか」という冗談では済まされない軽口を発したバイマンに対して。この時、ムーザと二人でバイマンを睨んで威嚇した。

スパロボシリーズの名台詞[編集 | ソースを編集]

「レッドショルダーの名前なんざ、クソ食らえだ。バイマン、ムーザ、キリコ、適当にやりゃあいいぞ」
第2次Z 破界篇第4話「混沌の戦場」より、コーラサワーの指揮下でクロウらを包囲するもやる気を見せず、体のいい厄介払いをしたリーマンへの恨み言を吐き捨てる。
「お前の愛想の無さは慣れっこだ、キリコ。久々で嬉しくなってさえくるぜ」
第2次Z 破界篇第39話「ザ・ラストレッドショルダー」より、キリコと再会し、旧知の間柄ならではの挨拶を交わす。
「そうでもない。誰だって棺桶の寝心地には拘るもんさ」
スコープドッグの強化について、さほど関心を示さないように見えるキリコを周囲が訝しむ中、彼の胸中を代弁する。
「地獄で待ってな。すぐにペールゼンの野郎も送ってやるからよ」
リーマンの最期を目の当たりにして吐き捨てた台詞。
「うおっ!?」
「何とかな……だがこいつ、只者じゃねえぞ!!」
リーマン撃破後、唐突に現れたイプシロンの一撃を受けて。原作ではキリコを庇って落命したグレゴルーだが、こちらでは自分が狙われたためか間一髪でしのぎ、命拾いしている。
「ま…これでちっとはスッキリするか…」
ペールゼンに引導を渡した直後に漏らした台詞。惚けた口調の中にも、本懐を成し遂げた喜びが込められている。
「……決死の覚悟だったってのに生き残っちまったな」
「ザ・ラストレッドショルダー」クリア後、クォーター格納庫にて気が抜けたように呟く。彼ら3人は刺し違えてでもペールゼンを殺す気で攻め入ったため、その後どうするのかは全く考えていなかったらしい。
「そうさな…バトリングの選手でもやるか。レッドショルダーを壊滅させた男ってのは、いい宣伝になるだろうしな」
ZEXISの面々から、今後の身の振り方を問われての返答。ゴウトとのコネが有るらしく、バトリング稼業への転身も容易との事。
グレゴルー「しばらく会わないうちに随分とつまらん男になっちまったな」
バイマン「こうなりゃ、昔の縁だ。俺達が引導を渡してやるさ」
ムーザ「覚悟しろ、キリコ…!」
再世篇にて、クエントでキリコと相対して。
「要するに、この世界の全てをあいつが仕切ってたわけじゃないってことだ」
「異能者」クリア後、イカルガの格納庫にて発した何気に深い台詞。
「そういう奴等の相手は俺達に任せておきな」
再世篇のゼロ・レクイエムルートのEDでロラン達ZEUTH組のメンバーが離れた後のハイム農場の警備を請け負った際の台詞。強面も相まって元レッドショルダーのメンバーにクエント人の大男が警備するのだから、無法者も手出しできないだろう。

搭乗機体・関連機体[編集 | ソースを編集]

スコープドッグRS
レッドショルダーの制式採用機体。
スコープドッグ・ターボカスタム
『野望のルーツ』で搭乗。このカスタマイズの発案者。
スコープドッグTC・LRS
『ザ・ラストレッドショルダー』で搭乗。ターボカスタムのレプリカ機。