「クスハ・ミズハ」の版間の差分

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== クスハ・ミズハ(水羽 楠葉 / Kusuha Mizuha) ==
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{{登場人物概要
*[[登場作品]][[バンプレストオリジナル]]
+
| 漢字表記 = [[漢字表記::水羽 楠葉]]
**[[スーパーヒーロー作戦]]
+
| 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]]([[OGシリーズ]])
**[[スーパーロボット大戦α]]([[スーパーロボット大戦α for Dreamcast|DC版]])
+
*{{登場作品 (人物)|スーパーロボット大戦α}}
**[[第2次スーパーロボット大戦α]]
+
| 声優 = {{声優|高橋美佳子|SRW=Y}}
**[[第3次スーパーロボット大戦α]]
+
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|河野さち子}}
**[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION]]
+
| SRWでの分類 = [[パイロット]]<br />[[主人公]]
**[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2]]
+
}}
**[[スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS]]
 
**[[スーパーロボット大戦OG外伝]]
 
**[[第2次スーパーロボット大戦OG]]
 
**[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION THE ANIMATION]]
 
**[[スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズ]]
 
**[[スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター]]
 
*[[声優]]:高橋美佳子
 
*種族:地球人(日本人)
 
*性別:女
 
*[[誕生日]]:7月7日
 
*[[年齢]]:18歳
 
*血液型:O型
 
*髪色:青
 
*髪型:ショートヘアー
 
*所属:
 
**ガイアセイバーズ([[スーパーヒーロー作戦]])
 
**民間人→[[ロンド・ベル|ロンド・ベル隊]]→[[テスラ・ライヒ研究所]]→[[αナンバーズ]]([[αシリーズ]])
 
**[[地球連邦軍 (OG)|地球連邦軍]]→[[ATXチーム]]([[OGシリーズ]])
 
*[[軍階級|階級]]:看護兵→曹長→少尉(OGシリーズでの設定)
 
*コールサイン:アサルト4(推定)
 
*趣味:健康器具の収集や健康ドリンクの研究、読書、お風呂
 
*キャラクターデザイン:河野さち子
 
  
通称は'''クスハ'''
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{{登場人物概要
 +
| タイトル = プロフィール
 +
| 種族 = [[種族::地球人]](日本人)
 +
| 性別 = [[性別::女]]
 +
| 誕生日 = 7月7日
 +
| 年齢 = [[年齢::18]]歳
 +
| 血液型 = [[血液型::O]]型
 +
| 髪色 = 青
 +
| 髪型 = ショートヘアー
 +
| 所属 =
 +
; [[スーパーヒーロー作戦]]
 +
: {{所属 (人物)|ガイアセイバーズ}}
 +
; [[αシリーズ]]
 +
: 民間人→{{所属 (人物)|ロンド・ベル|ロンド・ベル隊}}→{{所属 (人物)|テスラ・ライヒ研究所}}→{{所属 (人物)|αナンバーズ}}
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; [[OGシリーズ]]
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: {{所属 (人物)|地球連邦軍 (OG)|地球連邦軍}}→{{所属 (人物)|ATXチーム}}
 +
| 階級 = [[階級::曹長]] → [[階級::少尉]](OGシリーズでの設定)
 +
| 趣味 = 健康器具の収集や健康ドリンクの研究<br />読書<br />お風呂
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}}
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'''クスハ・ミズハ'''は『[[スーパーロボット大戦α]]』の[[主人公]]の一人。
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== 概要 ==
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『[[スーパーヒーロー作戦]]』にて初登場、『[[スーパーロボット大戦α]]』にて8人の[[主人公]]キャラクターの一人となる。『[[第2次スーパーロボット大戦α]]』からは、前作のメイン主人公にして[[龍虎王]]の操縦者であるという設定にされた。
  
『[[スーパーヒーロー作戦]]』にて初登場、『[[スーパーロボット大戦α]]』にて8人の[[主人公]]キャラクターの一人となる。『[[第2次スーパーロボット大戦α]]』からは、前作のメイン主人公にして[[龍虎王]]の操縦者であるという設定にされた。やや気弱な性格だが正義感が強く、趣味は読書をしながらの長風呂と通信販売の健康器具集め、健康ドリンクの作成(後述)。また、恋人は[[ブルックリン・ラックフィールド]]で、同じ学校に通っていた友人に『[[マジンガーZ (TV)|マジンガーZ]]』の[[兜甲児]]や[[弓さやか]]がいる。以降、『[[スーパーロボット大戦α]]』系作品ではスーパー系主人公であるとして話を進める。
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やや気弱な性格だが正義感が強く、趣味は読書をしながらの長風呂と通信販売の健康器具集め、健康ドリンクの作成(後述)。また、恋人は[[ブルックリン・ラックフィールド]]で、同じ学校に通っていた友人に『[[マジンガーZ (TV)|マジンガーZ]]』の[[兜甲児]]や[[弓さやか]]がいる。以降、『[[スーパーロボット大戦α]]』系作品ではスーパー系主人公であるとして話を進める。
  
 
そのスタイルや[[性格]]など、スパロボキャラの中では[[ゼオラ・シュバイツァー]]と人気を二分するヒロインである。
 
そのスタイルや[[性格]]など、スパロボキャラの中では[[ゼオラ・シュバイツァー]]と人気を二分するヒロインである。
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[[念動力]]を持つ[[サイコドライバー]]としての素質を見出した[[イングラム・プリスケン|イングラム]]が密かに行った偶然を装った裏工作によって[[T-LINKシステム]]が組み込まれた[[グルンガスト弐式|弐式]]に乗るように仕向けられ、[[ロンド・ベル]]に加わって戦う事に。[[サイコドライバー]]としてはブリットや[[SRXチーム]]の面々ですら凌駕する非常に高い素質を持っていた。
 
[[念動力]]を持つ[[サイコドライバー]]としての素質を見出した[[イングラム・プリスケン|イングラム]]が密かに行った偶然を装った裏工作によって[[T-LINKシステム]]が組み込まれた[[グルンガスト弐式|弐式]]に乗るように仕向けられ、[[ロンド・ベル]]に加わって戦う事に。[[サイコドライバー]]としてはブリットや[[SRXチーム]]の面々ですら凌駕する非常に高い素質を持っていた。
  
中盤で[[サイコドライバー]]として覚醒を果たした彼女はブリットと共に[[龍虎王]]のパイロットとなった。以後は、[[念動力]]を使用する作戦など様々な作戦で戦果を挙げ、[[バルマー戦役]]を生き延びた。しかし、以降はその危険性から[[ティターンズ]]に拘束され、[[イージス計画]]の辺りまでは監禁されていたらしい。
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中盤でサイコドライバーとして覚醒を果たした彼女はブリットと共に[[龍虎王]]のパイロットとなった。以後は、[[念動力]]を使用する作戦など様々な作戦で戦果を挙げ、[[バルマー戦役]]を生き延びた。しかし、以降はその危険性から[[ティターンズ]]に拘束され、[[イージス計画]]の辺りまでは監禁されていたらしい。
  
 
ちなみに、現行の設定ではスーパー系主人公だが、αにおける初期設定ではリアル系主人公扱いだった。
 
ちなみに、現行の設定ではスーパー系主人公だが、αにおける初期設定ではリアル系主人公扱いだった。
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クスハの趣味として「栄養ドリンクの開発」がある。クスハが通信販売で買い揃えた漢方薬の原料など種々の材料を混ぜ合わせて作られており、見た目は異様、味はこの世のものとは思えないほどの不味さであるとされている。たちの悪い事にクスハ自身は不味いということに殆ど気付いておらず(一度勧めた際に皆が蜘蛛の子を散らすように逃げ出して「そんなに美味しくないのかな?」とやや控えめな表現ながらその可能性に気付きそうになったが、その直後通りがかった何も知らない[[イングラム・プリスケン|イングラム]]にそのまま勧めている)、体調の悪そうな者を見かけるたびに全く悪気無く純粋な親切心から積極的に勧めるため、歴戦のパイロットたちも彼女に恐れおののいている。通称は「クスハ汁」。名付けたのは[[カチーナ・タラスク|カチーナ]]。
 
クスハの趣味として「栄養ドリンクの開発」がある。クスハが通信販売で買い揃えた漢方薬の原料など種々の材料を混ぜ合わせて作られており、見た目は異様、味はこの世のものとは思えないほどの不味さであるとされている。たちの悪い事にクスハ自身は不味いということに殆ど気付いておらず(一度勧めた際に皆が蜘蛛の子を散らすように逃げ出して「そんなに美味しくないのかな?」とやや控えめな表現ながらその可能性に気付きそうになったが、その直後通りがかった何も知らない[[イングラム・プリスケン|イングラム]]にそのまま勧めている)、体調の悪そうな者を見かけるたびに全く悪気無く純粋な親切心から積極的に勧めるため、歴戦のパイロットたちも彼女に恐れおののいている。通称は「クスハ汁」。名付けたのは[[カチーナ・タラスク|カチーナ]]。
  
栄養ドリンクの開発がライフワークとなっているらしく、現在までに[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]]、[[張五飛|五飛]]、[[伊佐未勇|勇]]、[[宇都宮比瑪|比瑪]]、[[剛健一|健一]]、[[レーツェル・ファインシュメッカー|レーツェル]]、[[イングラム・プリスケン|イングラム]]、[[マサキ・アンドー|マサキ]]、[[ラミア・ラヴレス|ラミア]]、[[タスク・シングウジ|タスク]]、[[アラド・バランガ|アラド]]、[[ブルックリン・ラックフィールド|ブリット]]、[[ゼンガー・ゾンボルト|ゼンガー]]、[[トウマ・カノウ|トウマ]]、[[クォヴレー・ゴードン|クォヴレー]]、[[アルマナ・ティクヴァー|アルマナ]]、[[ルリア・カイツ|ルリア]]、[[ボス]]、[[エクセレン・ブロウニング|エクセレン]]、 [[ラーダ・バイラバン|ラーダ]](エクセレンと同じく『[[スーパーロボット大戦OGクロニクル|OGクロニクル]]』にて)、[[ミチル・ハナテン|ミチル]]、[[イーグレット・イング|イング]]が毒味をしている。
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なお、栄養ドリンクの開発がライフワークとなっているらしく、現在までに[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]]、[[張五飛|五飛]]、[[伊佐未勇|勇]]、[[宇都宮比瑪|比瑪]]、[[剛健一|健一]]、[[レーツェル・ファインシュメッカー|レーツェル]]、[[イングラム・プリスケン|イングラム]]、[[マサキ・アンドー|マサキ]]、[[ラミア・ラヴレス|ラミア]]、[[タスク・シングウジ|タスク]]、[[アラド・バランガ|アラド]]、[[ブルックリン・ラックフィールド|ブリット]]、[[ゼンガー・ゾンボルト|ゼンガー]]、[[トウマ・カノウ|トウマ]]、[[クォヴレー・ゴードン|クォヴレー]]、[[アルマナ・ティクヴァー|アルマナ]]、[[ルリア・カイツ|ルリア]]、[[ボス]]、[[エクセレン・ブロウニング|エクセレン]]、 [[ラーダ・バイラバン|ラーダ]](エクセレンと同じく『[[スーパーロボット大戦OGクロニクル|OGクロニクル]]』にて)、[[ミチル・ハナテン|ミチル]]、[[イーグレット・イング|イング]]が毒味をしている。
  
このうち、栄養ドリンクを高評価したのは「うまい!」と形容したアラド(OG版。αシリーズのアラドは前情報として知っていたらしく、第3次αで飲むのを拒否している)と、「いい香り…」、「身体の底から活力が甦るようだ」と称賛したバルマー人のアルマナ、ルリア、'''自ら飲むことを志願し作ってもらった'''イングのみであり、レーツェルとヒイロは特に何もなかったが、他の面々は枕を並べてぶっ倒れている(ミチル、イングが飲んだ物は'''物凄く苦いだけの物'''なので倒れてない)。ただし、第3次αのスペシャルステージにて、料理しているところを見たことがないという[[ミナキ・トオミネ|ミナキ]]の手も加わったものに関してはレーツェルも流石に警戒していた。なお、この時のものは飲む時にゴボゴボという培養槽の効果音が流れ、何も知らずに飲んだトウマ、アラドの身代わりに飲んだクォヴレーは落雷(モロに[[グレートマジンガー|サンダーブレーク]]のそれ)・爆発などの効果音の後に倒れた。あまりの事態に[[セレーナ・レシタール|セレーナ]]は[[エルマ]]に密かに成分分析をさせようとするが「(い、嫌ですよ…ボクの繊細なテスターをあんな汁に漬けるなんて…!)」と拒否されている。このままでは全滅か、というところに<s>援軍</s>敵襲の警報が鳴り響き、残りの者達は事なきを得た…のだが、何を思ったのかゼンガーがその場に残されたドリンクを口にしてしまう。レーツェルの制止も間に合わず、凄まじい形相と先に飲んだ二人にも増して一際盛大な爆発音(具体的に言えば[[ゲッタードラゴン|ゲッターチェンジアタック]]のフィニッシュのそれ)とともにゼンガーは散った…。
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このうち、栄養ドリンクを高評価したのは「うまい!」と形容したアラド(OG版。αシリーズのアラドは前情報として知っていたらしく、第3次αで飲むのを拒否している)と、「いい香り…」、「身体の底から活力が甦るようだ」と称賛したバルマー人のアルマナ、ルリア、'''自ら飲むことを志願し作ってもらった'''イングのみであり、レーツェルとヒイロは特に何もなかったが、他の面々は枕を並べてぶっ倒れている(ミチル、イングが飲んだ物は'''物凄く苦いだけの物'''なので倒れてない)。ただし、第3次αのスペシャルステージにて、料理しているところを見たことがないという[[ミナキ・トオミネ|ミナキ]]の手も加わったものに関してはレーツェルも流石に警戒していた。なお、この時のものは飲む時にゴボゴボという培養槽の効果音が流れ、何も知らずに飲んだトウマ、アラドの身代わりに飲んだクォヴレーは落雷(モロに[[グレートマジンガー|サンダーブレーク]]のそれ)・爆発などの効果音の後に倒れた。あまりの事態に[[セレーナ・レシタール|セレーナ]]は[[エルマ]]に密かに成分分析をさせようとするが「い、嫌ですよ…ボクの繊細なテスターをあんな汁に漬けるなんて…!」と拒否されている。このままでは全滅か、というところに敵襲の警報が鳴り響き、残りの者達は事なきを得た…のだが、何を思ったのかゼンガーがその場に残されたドリンクを口にしてしまう。レーツェルの制止も間に合わず、凄まじい形相と先に飲んだ二人にも増して一際盛大な爆発音(具体的に言えば[[ゲッタードラゴン|ゲッターチェンジアタック]]のフィニッシュのそれ)とともにゼンガーは散った…。
  
リュウセイは[[OG]]で昔日の様々な逸話を語っていることから、実際はリュウセイも飲んだ事が一度ならずあるのであろう。マサキに至っては、「それを飲むくらいなら死んだ方がマシだ!」とまで言っている。人造人間ゆえに頑健かつ強靭な身体を持つクォヴレーやラミアでさえ呆気なく倒れたことからすると相当まずいのだろう。バルマー人に「いかにも健康に良いというような味で気分がいい」などと好評だった件については「宇宙の神秘」と評されている。
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リュウセイは[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION|OG]]で昔日の様々な逸話を語っていることから、実際はリュウセイも飲んだ事が一度ならずあるのであろう。マサキに至っては、「それを飲むくらいなら死んだ方がマシだ!」とまで言っている。人造人間ゆえに頑健かつ強靭な身体を持つクォヴレーやラミアでさえ呆気なく倒れたことからすると相当まずいのだろう。バルマー人に「いかにも健康に良いというような味で気分がいい」などと好評だった件については「宇宙の神秘」と評されている。
  
 
なお栄養ドリンクを飲んだ後の出撃では、飲んだ面々は全員が[[気力]]150スタートとなっており、味はともかく効果は覿面である。例外として、前述のスペシャルステージでの(ある意味)スペシャル版では、ミナキの手が入ったためか飲んだ3人の気力は150ではなかった(元々全員120からスタートではあるが)。
 
なお栄養ドリンクを飲んだ後の出撃では、飲んだ面々は全員が[[気力]]150スタートとなっており、味はともかく効果は覿面である。例外として、前述のスペシャルステージでの(ある意味)スペシャル版では、ミナキの手が入ったためか飲んだ3人の気力は150ではなかった(元々全員120からスタートではあるが)。
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ちなみに甲児曰く、高校時代のクスハは男子に人気があったものの、この趣味のおかげで手を出す人間はいなかったらしい。それ以外にOGクロニクルではコラーゲンを入れたものをエクセレン、ラーダ、ラミア、アラドの4人に提供している。このとき女性陣3人は最初躊躇したが、先に飲んだアラドの肌がツヤツヤになったことからこれを飲み干す。その際3人とも倒れ医務室送りになるが、肌はちゃんとツヤツヤになっており3人を診た医師曰く「こんな血色のいい患者は見たことない。」、アラド曰く「さながら、眠れる森の美女の大群。」とそれぞれ感想を述べている。
 
ちなみに甲児曰く、高校時代のクスハは男子に人気があったものの、この趣味のおかげで手を出す人間はいなかったらしい。それ以外にOGクロニクルではコラーゲンを入れたものをエクセレン、ラーダ、ラミア、アラドの4人に提供している。このとき女性陣3人は最初躊躇したが、先に飲んだアラドの肌がツヤツヤになったことからこれを飲み干す。その際3人とも倒れ医務室送りになるが、肌はちゃんとツヤツヤになっており3人を診た医師曰く「こんな血色のいい患者は見たことない。」、アラド曰く「さながら、眠れる森の美女の大群。」とそれぞれ感想を述べている。
  
ちなみに、レーツェルとヒイロは前述の通り飲んでも倒れなかった地球人という稀有な例。また、意外にもクスハ当人が飲んだ描写が一度もないが、第2次αで周囲に風邪をひいたのではと疑われた際に「後で(自分用の)栄養ドリンクを作ろうかな」と発言しているので飲んだ事があると見て間違いないと思われる。なお、第3次αにて、クスハはミレーヌへの誕生日プレゼントとしてケーキを焼いているが、'''ケーキに滋養強壮のハーブを入れようとした'''。これはブリットに(わざとこぼされて)阻止されたのだが、この時クスハは「そのせいで味のバランスが取れなくなった」と発言している。この事から、クスハの味覚は健康食材が入っている事を前提となっている可能性が高い。
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ちなみに、レーツェルとヒイロは前述の通り飲んでも倒れなかった地球人という稀有な例。また、意外にもクスハ当人が飲んだ描写が一度もないが、[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]で周囲に風邪をひいたのではと疑われた際に「後で(自分用の)栄養ドリンクを作ろうかな」と発言しているので飲んだ事があると見て間違いないと思われる<ref>[[スパロボOGネットラジオ うますぎWAVE]]第495回にて寺田プロデューサーが「(クスハは健康ドリンクを)飲んでも大丈夫なのか、それとも飲んだ事がないのか…」と語っている。</ref>。なお、[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]にて、クスハはミレーヌへの誕生日プレゼントとしてケーキを焼いているが、'''ケーキに滋養強壮のハーブを入れようとした'''。これはブリットに(わざとこぼされて)阻止されたのだが、この時クスハは「そのせいで味のバランスが取れなくなった」と発言している。この事から、クスハの味覚は健康食材が入っている事を前提となっている可能性が高い。
  
[[スーパーロボット大戦OG Record of ATX|RoA]]では一口含んだだけで気絶し更に耳から'''ま紫の煙が出てくる'''とんでもない代物になっている(容器の臭いを嗅いだ[[キョウスケ・ナンブ|キョウスケ]]曰く'''「アスファルト?」'''となっているため健康食材の入れ過ぎの可能性が大きい)。その前話では[[アイビス・ダグラス|アイビス]]に勧めている場面も存在する。
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[[スーパーロボット大戦OG Record of ATX|RoA]]では一口含んだだけで気絶し<ref>この時の口の中はモザイクを施されている</ref>更に耳から'''ま紫の煙が出てくる'''とんでもない代物になっている(容器の臭いを嗅いだ[[キョウスケ・ナンブ|キョウスケ]]曰く'''「アスファルト?」'''となっているため健康食材の入れ過ぎの可能性が大きい)。その前話では[[アイビス・ダグラス|アイビス]]に勧めている場面も存在する。
  
[[無限のフロンティア スーパーロボット大戦OGサーガ|無限のフロンティア]]シリーズではクスハ本人は登場しないが、栄養ドリンクは回復アイテムの'''楠葉汁'''として登場。楠の葉の樹液で、マズイという設定だが味方全員のHPが全回復するという代物である。なお実際のクスノキは防虫剤の原料となる樟脳を含んでいる有毒植物であるため、間違っても真似して再現してはならない。そしてクスハ汁も漢方薬の原料となる生薬の複合である為、先述の数々の材料を(配合の正確な分量が不明・そこまで設定されない為)そのまま適当に配合して再現すると副作用による思わぬ事故(気絶ならまだしも最悪の場合は死に至る危険性)が起こりうる為、あくまでもフィクションの飲み物である事、漢方薬・生薬の扱いは薬事法にのっとって主に医師・薬剤師が行うという事を十分に理解する必要がある。なので楠葉汁同様にクスハ汁も素人が再現・作成するといった事は絶対にしてはならない。
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[[無限のフロンティア スーパーロボット大戦OGサーガ|無限のフロンティア]]シリーズではクスハ本人は登場しないが、栄養ドリンクは回復アイテムの'''楠葉汁'''として登場。楠の葉の樹液で、マズイという設定だが味方全員のHPが全回復するという代物である。なお実際のクスノキは防虫剤の原料となる樟脳を含む有毒植物であるため、間違っても真似して再現してはならない。クスハ汁も漢方薬の原料となる生薬の複合である為、先述の数々の材料を(配合の正確な分量が不明・そこまで設定されない為)そのまま適当に配合して再現すると副作用による思わぬ事故(気絶ならまだしも最悪の場合は死に至る危険性)が起こりうる。漢方薬・生薬の扱いは薬事法にのっとって主に医師・薬剤師が行わなければならず、知識のない素人が手を出していいものではないので、クスハ汁・楠葉汁含め、あくまでフィクションであることをわきまえて、絶対に真似をしたり再現したりしないように。<!--為、あくまでもフィクションの飲み物である事、漢方薬・生薬の扱いは薬事法にのっとって主に医師・薬剤師が行うという事を十分に理解する必要がある。なので楠葉汁同様にクスハ汁も素人が再現・作成するといった事は絶対にしてはならない。-->
  
ちなみにアニメ版[[DW]]ではエンド絵は決まってクスハがドリンクを差し出す絵で、さらに放送時期がお正月のときなどは晴れ着姿に大きめの杯いっぱいに注がれたドリンクを差し出すというものだった。
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ちなみにアニメ版[[スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズ|DW]]ではエンド絵は決まってクスハがドリンクを差し出す絵で、さらに放送時期がお正月のときなどは晴れ着姿に大きめの杯いっぱいに注がれたドリンクを差し出すというものだった。
  
 
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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:主人公の一人。EDにおける医学の勉強をするという設定は第2次αに生かされている。デフォルトではクスハはリアル系主人公になっているが、『第2次α』以降のクスハ編(それ以外の主人公では言及されていない)では、スーパー系だったという設定になっている。後述するとおり、OGシリーズではリアル系のデフォルトの役割は同じ「内気で優しい」[[リョウト・ヒカワ|リョウト]]が担うことになる。
 
:主人公の一人。EDにおける医学の勉強をするという設定は第2次αに生かされている。デフォルトではクスハはリアル系主人公になっているが、『第2次α』以降のクスハ編(それ以外の主人公では言及されていない)では、スーパー系だったという設定になっている。後述するとおり、OGシリーズではリアル系のデフォルトの役割は同じ「内気で優しい」[[リョウト・ヒカワ|リョウト]]が担うことになる。
 
;[[第2次スーパーロボット大戦α]]
 
;[[第2次スーパーロボット大戦α]]
:前作の主人公勢から彼氏であるブリットと共に抜擢され、スーパー系女性主人公になる。乳揺れカットインあり。
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:前作の主人公勢から彼氏であるブリットと共に抜擢され、スーパー系女性主人公になる。乳揺れカットインあり。主役系特機乗りとしては希少な養成無しでの援護持ちなのが強み。特に序盤のボス相手は彼女の援護が重要となる。
 
;[[第3次スーパーロボット大戦α]]
 
;[[第3次スーパーロボット大戦α]]
 
:スーパー系女性主人公。α系3作品通じての主人公という役割であった。乳揺れカットインあり。なお、今作では前作から続いている人類同士の争いや念動力に対して、中盤から一時的にネガティブに考えるようになってしまう。
 
:スーパー系女性主人公。α系3作品通じての主人公という役割であった。乳揺れカットインあり。なお、今作では前作から続いている人類同士の争いや念動力に対して、中盤から一時的にネガティブに考えるようになってしまう。
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:ちなみにウェントス曰く「悪くないと思う。この液体は好きだよ」、イング曰く「噂とは違い、美味でした」。
 
:ちなみにウェントス曰く「悪くないと思う。この液体は好きだよ」、イング曰く「噂とは違い、美味でした」。
 
:一方で[[バラル]]の女仙[[夏喃潤]]に目を付けられた事で、(色んな意味で)危険な目に逢う。
 
:一方で[[バラル]]の女仙[[夏喃潤]]に目を付けられた事で、(色んな意味で)危険な目に逢う。
 
+
;[[スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ]]
==== アニメ作品 ====
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:初回限定生産版特典「スーパーロボット大戦OG び~ち・でゅえら~ず」に登場。本編ではグルンガスト参式に搭乗しているが、すぐに弐式、龍虎王も入手できる。
 
;[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION THE ANIMATION]]
 
;[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION THE ANIMATION]]
 
:
 
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:[[龍虎王]]登場までは[[グルンガスト参式]]のサブパイロットなのは原作通りだが、今回は参式に搭乗する期間が長い(乗り換えのきっかけのひとつである[[アインスト・アルフィミィ|アルフィミィ]]の登場が遅いのも理由)。龍虎王搭乗後は大活躍する。
 
:[[龍虎王]]登場までは[[グルンガスト参式]]のサブパイロットなのは原作通りだが、今回は参式に搭乗する期間が長い(乗り換えのきっかけのひとつである[[アインスト・アルフィミィ|アルフィミィ]]の登場が遅いのも理由)。龍虎王搭乗後は大活躍する。
  
=== コンパチヒーローズ ===
+
=== 単独作品 ===
 +
;[[スーパーロボット大戦X-Ω]]
 +
:2周年記念でATXチームキョウスケとエクセレン共々参戦。[[グルンガスト弐式]]のパイロットであり、ユニットクエストではOGシリーズ準拠の設定。
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:イベント報酬にはボイス付きパイロットパーツも登場した。
 +
 
 +
=== [[コンパチヒーローシリーズ]] ===
 
;[[スーパーヒーロー作戦]]
 
;[[スーパーヒーロー作戦]]
 
:初登場作品。[[ガイアセイバーズ]]のセーブ要員として登場、条件次第では[[レオナ・ガーシュタイン|レオナ]]と択一で、いつの間にか[[イングラム・プリスケン|イングラム]]の恋人となり、EDにも登場する。
 
:初登場作品。[[ガイアセイバーズ]]のセーブ要員として登場、条件次第では[[レオナ・ガーシュタイン|レオナ]]と択一で、いつの間にか[[イングラム・プリスケン|イングラム]]の恋人となり、EDにも登場する。
  
== パイロットステータス設定の傾向 ==
+
== パイロットステータス ==
 
=== [[能力|能力値]] ===
 
=== [[能力|能力値]] ===
[[格闘]]と[[射撃]]と満遍なく伸びる万能型。[[龍虎王]]など、格闘属性なので格闘寄りにステータスを上げるのだが、最終搭乗機[[真・龍虎王]]のみ射撃一辺倒なので注意。
+
[[格闘 (能力)|格闘]]と[[射撃]]と満遍なく伸びる万能型。[[龍虎王]]など、格闘属性なので格闘寄りにステータスを上げるのだが、最終搭乗機[[真・龍虎王]]のみ射撃一辺倒なので注意。
  
 
=== [[精神コマンド]] ===
 
=== [[精神コマンド]] ===
 
[[必中]]、[[ひらめき]]、[[熱血]]、[[気合]]など[[スーパーロボット|スーパー系]]寄りの精神コマンドを覚える。恋人のブリットと共用できるので、上手く分担できる。最後に覚えるのは[[愛]]。
 
[[必中]]、[[ひらめき]]、[[熱血]]、[[気合]]など[[スーパーロボット|スーパー系]]寄りの精神コマンドを覚える。恋人のブリットと共用できるので、上手く分担できる。最後に覚えるのは[[愛]]。
  
 +
※[[αシリーズ]]のものは全てデフォルト、[[誕生日]]により変化
 +
;[[スーパーロボット大戦α|α]]
 +
:'''[[必中]]、[[加速]]、[[努力]]、[[熱血]]、[[ひらめき]]、[[魂]]'''
 
;[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]
 
;[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]
 
:'''[[必中]]、[[努力]]、[[不屈]]、[[気合]]、[[熱血]]、[[覚醒]]'''  
 
:'''[[必中]]、[[努力]]、[[不屈]]、[[気合]]、[[熱血]]、[[覚醒]]'''  
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:必中と鉄壁だけ、シリーズによって覚える順番が違う。  
 
:必中と鉄壁だけ、シリーズによって覚える順番が違う。  
 
:[[第2次スーパーロボット大戦OG|第2次OG]]では、なんと[[覚醒]]の消費SPが'''36'''。最初から[[集中力]]を取得しているとはいえ破格すぎる。[[アクセル・アルマー|アクセル]]や[[ゼンガー・ゾンボルト|ゼンガー]]などの高火力を叩きだすパイロットと組めば、難易度が激減する。
 
:[[第2次スーパーロボット大戦OG|第2次OG]]では、なんと[[覚醒]]の消費SPが'''36'''。最初から[[集中力]]を取得しているとはいえ破格すぎる。[[アクセル・アルマー|アクセル]]や[[ゼンガー・ゾンボルト|ゼンガー]]などの高火力を叩きだすパイロットと組めば、難易度が激減する。
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;[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]
 +
:'''[[必中]]、[[鉄壁]]、[[絆]]'''
 +
:;パイロットパーツ装備時
 +
::'''[[感応]]、[[鉄壁]]、[[絆]]+'''
  
 
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===
 
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===
[[念動力]]はLv9まで上昇。ちなみに同じ性格かつ、スパロボαの[[リアルロボット|リアル系]][[ヒュッケバインMk-III]]のデフォルトパイロット[[リョウト・ヒカワ|リョウト]]も同じく念動力L9まで上昇する。それ以外の技能は[[底力]]くらいで、満遍なく技能を付けられる点がクスハの良い点。
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[[念動力]]はLv9まで上昇。ちなみに同じ性格かつ、[[スーパーロボット大戦α|α]]の[[リアルロボット|リアル系]][[ヒュッケバインMk-III]]のデフォルトパイロット[[リョウト・ヒカワ|リョウト]]も同じく念動力L9まで上昇する。それ以外の技能は[[底力]]くらいで、満遍なく技能を付けられる点がクスハの良い点。
 
;[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]、[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]
 
;[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]、[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]
 
:'''[[念動力]]L9、[[底力]]L7、[[援護攻撃]]L2'''
 
:'''[[念動力]]L9、[[底力]]L7、[[援護攻撃]]L2'''
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;[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]、[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]
 
;[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]、[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]
 
:'''HP・ENの回復値+50%'''
 
:'''HP・ENの回復値+50%'''
:味方を回復する隊長能力は、看護の勉強をしているクスハらしい。とはいえ乗機に[[修理装置]]があるわけでもなく、小隊員になると効果がないので、実質龍虎王の自己回復と小隊員の[[補給装置]]を強化する能力となる。
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:味方を回復する隊長能力は、看護の勉強をしているクスハらしい。とはいえ乗機に[[修理装置]]があるわけでもなく、小隊員になると効果がないので、実質龍虎王の自己回復と小隊員の[[補給装置]]を強化する能力となる。補助GSライドなどと組み合わせるとかなりの回復量になり、必殺技を存分に活かせるようになる。
  
 
=== [[エースボーナス]] ===
 
=== [[エースボーナス]] ===
;[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2|OG2]][[スーパーロボット大戦OG外伝|OG外伝]]
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;援護防御の最終ダメージ-10%、獲得経験値+10%
:'''援護防御の最終ダメージ-10%、獲得経験値+10%'''
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:『[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2|OG2]]』、『[[スーパーロボット大戦OG外伝|OG外伝]]』で採用。龍虎王は念動フィールドを持っているので有用なボーナス……と言いたい所だが、クスハ自身の防御値が低く少々不安。意識して使っていくなら、[[ガード]]や[[底力]]での補強が要るだろう。
:龍虎王は念動フィールドを持っているので有用なボーナス……と言いたい所だが、クスハ自身の防御値が低く少々不安。意識して使っていくなら、[[ガード]]や[[底力]]での補強が要るだろう。
+
;援護防御の最終ダメージ-20%、獲得経験値+10%
;[[第2次スーパーロボット大戦OG|第2次OG]]
+
:『[[第2次スーパーロボット大戦OG|第2次OG]]』で採用。援護防御の最終ダメージ-20%と強化されている。
:'''援護防御の最終ダメージ-20%、獲得経験値+10%'''
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;精神コマンド「[[鉄壁]]」を「[[信念]]」に変更
:援護防御の最終ダメージ-20%と強化されている。
+
:『[[スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ|OGMD]]』で採用。これにより、シングルで信念が使える唯一の自軍キャラとなる。今作では信念のブロック効果が敵のステータス異常攻撃に耐える上で有用で、龍虎王のアビリティをブロックに割かなくてもよくなるのでメリットは大きい。
 +
:愛機の龍虎王自体も防御系の機体なので、相性抜群。自軍でも最高水準の防御力を誇ることが可能となる。
  
== [[BGM|パイロットBGM]] ==
+
== パイロットBGM ==
 
;「あの青い空へ」
 
;「あの青い空へ」
:第2次α、第3次α、第2次OGで採用。
+
:[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]、[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]、[[第2次スーパーロボット大戦OG|第2次OG]]で採用。
 
;「BLUE BLUE SKY」
 
;「BLUE BLUE SKY」
:OGs以後のOGシリーズで採用。先述の「あの青い空へ」とは逆に爽やかさを強調したポップス寄りな曲。
+
:[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATIONS|OGs]]以後の[[OGシリーズ]]で採用。先述の「あの青い空へ」とは逆に爽やかさを強調したポップス寄りな曲。
 
;「我ニ敵ナシ」
 
;「我ニ敵ナシ」
:[[龍虎王]]時のデフォルトBGM。αではスーパー系主人公の後半デフォルト曲。
+
:[[龍虎王]]時のデフォルト[[BGM]]。[[スーパーロボット大戦α|α]]ではスーパー系主人公の後半デフォルト曲。
 
;「龍虎天翔 ~我等ニ敵ナシ」
 
;「龍虎天翔 ~我等ニ敵ナシ」
 
:[[真・龍虎王]]時のデフォルトBGM。
 
:[[真・龍虎王]]時のデフォルトBGM。
166行目: 178行目:
 
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
 
君付け・あるいはさん付けで人を呼ぶことが多く、呼び捨てにするのは敵以外にあまりいない。例外はハザルや孫光龍くらい。
 
君付け・あるいはさん付けで人を呼ぶことが多く、呼び捨てにするのは敵以外にあまりいない。例外はハザルや孫光龍くらい。
 +
 
;[[ブルックリン・ラックフィールド]]
 
;[[ブルックリン・ラックフィールド]]
:恋人。OGではクスハに一目惚れしてアタックしていた。OG2では[[エクセレン・ブロウニング]]にからかわれるなどしており、その想いは良い形で報われたのであろう。
+
:恋人。[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION|OG]]ではクスハに一目惚れしてアタックしていた。[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2|OG2]]では[[エクセレン・ブロウニング]]にからかわれるなどしており、その想いは良い形で報われたのであろう。
 
;[[リュウセイ・ダテ]]
 
;[[リュウセイ・ダテ]]
 
:幼馴染(αのドラマCDとOGのみ)。幼少時代、クスハの栄養ドリンクの犠牲に何度もなっていたらしい。逃げない辺りは潔いというべきか、友人思いであるというべきか…しかしOGでの栄養ドリンクイベント時は真っ先に逃げている。
 
:幼馴染(αのドラマCDとOGのみ)。幼少時代、クスハの栄養ドリンクの犠牲に何度もなっていたらしい。逃げない辺りは潔いというべきか、友人思いであるというべきか…しかしOGでの栄養ドリンクイベント時は真っ先に逃げている。
 
;[[リオ・メイロン]]
 
;[[リオ・メイロン]]
:OGシリーズでの友人。[[ハガネ]]隊に同時期に入隊したため仲がいい。クスハの長風呂を心底驚くような描写も。
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:[[OGシリーズ]]での友人。[[ハガネ]]隊に同時期に入隊したため仲がいい。クスハの長風呂を心底驚くような描写も。
 
;[[安西エリ]]
 
;[[安西エリ]]
 
:[[超機人]]の研究者で、クスハやブリットと共に龍虎王を養っている。
 
:[[超機人]]の研究者で、クスハやブリットと共に龍虎王を養っている。
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:OGシリーズでは同僚。戦闘の先輩としてレクチャーをする。余談だが、クスハの誕生日はプロジェクトTDの最終目標のコードネームの由来(7月7日=七夕)と同じである。
 
:OGシリーズでは同僚。戦闘の先輩としてレクチャーをする。余談だが、クスハの誕生日はプロジェクトTDの最終目標のコードネームの由来(7月7日=七夕)と同じである。
 
;[[ツグミ・タカクラ]]
 
;[[ツグミ・タカクラ]]
:OGシリーズでは同僚。何かとアイビスのことで親しく話すことが多い。αシリーズのスペシャルステージではクスハ汁への戦慄が走った。
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:OGシリーズでは同僚。何かとアイビスのことで親しく話すことが多い。[[αシリーズ]]のスペシャルステージではクスハ汁への戦慄が走った。
 
;[[カチーナ・タラスク]]
 
;[[カチーナ・タラスク]]
 
:上記の通り、栄養ドリンクに「クスハ汁」と名付けた張本人。
 
:上記の通り、栄養ドリンクに「クスハ汁」と名付けた張本人。
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:[[雀武王]]を操るバラルの女仙。[[第2次スーパーロボット大戦OG|第2次OG]]では、彼女に目を付けられて散々な目に逢う。
 
:[[雀武王]]を操るバラルの女仙。[[第2次スーパーロボット大戦OG|第2次OG]]では、彼女に目を付けられて散々な目に逢う。
 
;[[ハザル・ゴッツォ]]
 
;[[ハザル・ゴッツォ]]
:[[第3次α]]でクスハを主人公にした場合のみの関係であるが、同じ念動力者という理由でリュウセイと同様に敵視されてしまう。
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:[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]でクスハを主人公にした場合のみの関係であるが、同じ念動力者という理由でリュウセイと同様に敵視されてしまう。
 
;[[ケイサル・エフェス (人物)|ケイサル・エフェス]]
 
;[[ケイサル・エフェス (人物)|ケイサル・エフェス]]
 
:[[αシリーズ]]における銀河の大災厄たる最後の相手。
 
:[[αシリーズ]]における銀河の大災厄たる最後の相手。
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=== スーパー系 ===
 
=== スーパー系 ===
 
;[[兜甲児]]
 
;[[兜甲児]]
:親友。αのスーパー系では高校でのクラスメイトという設定であり、αのスーパー系の設定を引き継いだ[[第2次α]]以降も他のメンバーとは異なる親密さを時折見せる。他の女性キャラクターと甲児が話すと嫉妬する[[弓さやか]]が、甲児とクスハが会話する事には滅多に嫉妬しないほどその関係が普通のようだ。
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:親友。[[スーパーロボット大戦α|α]]のスーパー系では高校でのクラスメイトという設定であり、αのスーパー系の設定を引き継いだ[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]以降も他のメンバーとは異なる親密さを時折見せる。他の女性キャラクターと甲児が話すと嫉妬する[[弓さやか]]が、甲児とクスハが会話する事には滅多に嫉妬しないほどその関係が普通のようだ。
 
;[[弓さやか]]
 
;[[弓さやか]]
 
:αから面識のある同性の友人。上記の通り甲児とクスハに嫉妬する事はなく、さやか自身もクスハとの会話が多い。強い信頼関係があると思われる。
 
:αから面識のある同性の友人。上記の通り甲児とクスハに嫉妬する事はなく、さやか自身もクスハとの会話が多い。強い信頼関係があると思われる。
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:さやかに次いで絡みが多い同性の友人。
 
:さやかに次いで絡みが多い同性の友人。
 
;[[真田ケン太]]
 
;[[真田ケン太]]
:[[第2次α]]でのクスハ編ではお隣同士であった設定。
+
:第2次αでのクスハ編ではお隣同士であった設定。
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;[[獅子王雷牙]]
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:[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]序盤では、[[オービットベース]]に合流して初対面早々に女好きで知られる彼から、さやか・[[早乙女ミチル|ミチル]]・ちずるらと共に目を付けられることに。
  
 
=== リアル系 ===
 
=== リアル系 ===
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== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
 
;クスハ「わ、私は新たにガイアセイバーズへ配属となった…クスハ=ミズハ伍長です。こ、これからよろしくお願いします。本当はこれから配備される量産型パーソナルトルーパーのパイロット候補生なのですが…私にはこの任務の方が性にあっていると思います…。あ…す、すみません。余計なことを喋ってしまって…セーブですね。しばらくお待ちください」
 
;クスハ「わ、私は新たにガイアセイバーズへ配属となった…クスハ=ミズハ伍長です。こ、これからよろしくお願いします。本当はこれから配備される量産型パーソナルトルーパーのパイロット候補生なのですが…私にはこの任務の方が性にあっていると思います…。あ…す、すみません。余計なことを喋ってしまって…セーブですね。しばらくお待ちください」
:スーパーヒーロー作戦での初登場時。
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:[[スーパーヒーロー作戦]]での初登場時。
  
 
=== αシリーズ ===
 
=== αシリーズ ===
==== α ====
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==== [[スーパーロボット大戦α|α]] ====
 
;「いっきまーす!」
 
;「いっきまーす!」
 
:文字では分かりにくいが、今のクスハとは別人というくらいぶりっ子気味なイントネーションで叫んでいる。
 
:文字では分かりにくいが、今のクスハとは別人というくらいぶりっ子気味なイントネーションで叫んでいる。
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:最終話「この星の明日のために」or「鋼の魂」におけるユーゼスとの戦闘前会話。[[DVE]]の台詞。
 
:最終話「この星の明日のために」or「鋼の魂」におけるユーゼスとの戦闘前会話。[[DVE]]の台詞。
 
;「こうして、戦いは終わりました。私はパイロットをやめ、ロンド=ベル隊から去ることにしました。みんなには止められたし、自分でも大分悩んだけど、お医者さんになろうって、決めたんです。でも、何かあったらいつでも、みんなの所へ戻ってくるつもりです。やっぱり、自分たちで作り出した平和は、自分で守りたいから…」
 
;「こうして、戦いは終わりました。私はパイロットをやめ、ロンド=ベル隊から去ることにしました。みんなには止められたし、自分でも大分悩んだけど、お医者さんになろうって、決めたんです。でも、何かあったらいつでも、みんなの所へ戻ってくるつもりです。やっぱり、自分たちで作り出した平和は、自分で守りたいから…」
:EDより。DVE台詞。続編であるα外伝の次回作でまさかこの言葉が本当になろうとは……。
+
:EDより。DVE台詞。続編である[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]の次回作でまさかこの言葉が本当になろうとは……。
  
==== 第2次α ====
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==== [[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]] ====
 
;(…こうして…私はブリット君と一緒に、自由の身になりました……)<br />(…そして、時が過ぎ……私達は………)
 
;(…こうして…私はブリット君と一緒に、自由の身になりました……)<br />(…そして、時が過ぎ……私達は………)
 
:[第1話「龍虎激突」冒頭より。バルマー戦役の後、ティターンズに監禁されていたところをヴィレッタに助けられる。DVE台詞。
 
:[第1話「龍虎激突」冒頭より。バルマー戦役の後、ティターンズに監禁されていたところをヴィレッタに助けられる。DVE台詞。
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:最終話「FOREVER & EVER」より。ガンエデンに囚われていたイルイを説得した時の台詞。
 
:最終話「FOREVER & EVER」より。ガンエデンに囚われていたイルイを説得した時の台詞。
  
==== 第3次α ====
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==== [[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]] ====
 
;「その力を自らの欲望のままに使うなんて許しません、四霊の龍王機!」
 
;「その力を自らの欲望のままに使うなんて許しません、四霊の龍王機!」
 
:第10話「龍を喰らうもの」より。[[孫光龍]]と初対面した時の台詞。
 
:第10話「龍を喰らうもの」より。[[孫光龍]]と初対面した時の台詞。
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:第34話「怒りの強念者」より。自分達αナンバーズを反逆者扱いする連邦軍の追撃から逃れるため、テスラ研究所へと逃亡した時の場面。上記の事情に加え、平和のために侵略者と戦っても報われない虚しさ、その犠牲になる人達の悲しみが彼女を苦しめていた。
 
:第34話「怒りの強念者」より。自分達αナンバーズを反逆者扱いする連邦軍の追撃から逃れるため、テスラ研究所へと逃亡した時の場面。上記の事情に加え、平和のために侵略者と戦っても報われない虚しさ、その犠牲になる人達の悲しみが彼女を苦しめていた。
 
;「……さ…ない……」<br/>「私はあなたを許さない!!」<br/>「孫光龍、覚悟!!」
 
;「……さ…ない……」<br/>「私はあなたを許さない!!」<br/>「孫光龍、覚悟!!」
:同上。ブリット撃墜イベント後。この台詞と共に精神コマンドコンボがかかるのだが、この内容が'''「ド根性」「必中」「集中」「不屈」「ひらめき」「鉄壁」「魂」「直撃」「狙撃」'''と凄まじいことになっている。
+
:同上。ブリット撃墜イベント後。この台詞と共に精神コマンドコンボがかかるのだが、この内容が'''気力300「ド根性」「必中」「集中」「不屈」「ひらめき」「鉄壁」「魂」「直撃」「狙撃」'''と凄まじいことになっている。
 
;「許さない、孫光龍……!! これほど誰かを憎いと思ったことはありません!!!」<br/>「ブリット君を返せ……返せ……返せーっ!!!」
 
;「許さない、孫光龍……!! これほど誰かを憎いと思ったことはありません!!!」<br/>「ブリット君を返せ……返せ……返せーっ!!!」
 
:同ステージの戦闘台詞及びイベントにて。43話とは異なり、恐らく2014年現在で唯一'''クスハが憎悪のままに戦った'''場面。あまりの気迫にさしもの光龍も気圧されていた。
 
:同ステージの戦闘台詞及びイベントにて。43話とは異なり、恐らく2014年現在で唯一'''クスハが憎悪のままに戦った'''場面。あまりの気迫にさしもの光龍も気圧されていた。
255行目: 270行目:
 
:クスハルートのエンディングより。ブリットのプロポーズに対する答え。場所は離れど心は一つ。αシリーズを走り抜けた2人の、新しいスタートである。
 
:クスハルートのエンディングより。ブリットのプロポーズに対する答え。場所は離れど心は一つ。αシリーズを走り抜けた2人の、新しいスタートである。
  
=== OGシリーズ ===
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=== [[OGシリーズ]] ===
;「四心合一! 一意専心!」<br/>「必要なのは、折れない剣じゃない!」<br/>「折れない心!!」
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;「四心合一! 一意専心!」<br/>「必要なのは、折れない剣じゃない!」<br/>「折れない心っ!!」
:OG外伝シナリオ「折れない心」にて。龍虎王が剣を扱うので、クスハはブリットに相談を交えながら龍虎王の心が分かればと悩むが、戦いのなかで悩んだ末の答え。のちの[[真・龍虎王]]に通じるイベントとも受け取られる(真・龍虎王は真・虎龍王に「龍王破山剣」を譲っている。これによりブリットの剣技も生かせるようになり、相性が良くなっている)。……なお、実はこれを含む一連の台詞は「折れない心」でのイベント用ではなく、鋳人との特殊戦闘台詞(「狼達の終焉」でも低確率で聞ける)。第2次OGでは逆鱗断使用時の台詞になった。
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:『[[スーパーロボット大戦OG外伝|OG外伝]]』第25話「折れない心」にて。龍虎王が剣を扱うので、クスハはブリットに相談を交えながら龍虎王の心が分かればと悩むが、戦いのなかで悩んだ末の答え。のちの[[真・龍虎王]]に通じるイベントとも受け取られる(真・龍虎王は真・虎龍王に「龍王破山剣」を譲っている。これによりブリットの剣技も生かせるようになり、相性が良くなっている)。……なお、実はこれを含む一連の台詞は「折れない心」でのイベント用ではなく、鋳人との特殊戦闘台詞(「狼達の終焉」でも低確率で聞ける)。第2次OGでは逆鱗断使用時の台詞になった。
 
:余談だが、原作であるOGクロニクルでは鋳人はこの時に撃破しているが、ゲームでは逃がしてしまっている。
 
:余談だが、原作であるOGクロニクルでは鋳人はこの時に撃破しているが、ゲームでは逃がしてしまっている。
 
;クスハ「ひゃん!」<br />リオ「どうしたの、クスハ?」<br />クスハ「いえ、急に首筋に悪寒が走ったもので……」
 
;クスハ「ひゃん!」<br />リオ「どうしたの、クスハ?」<br />クスハ「いえ、急に首筋に悪寒が走ったもので……」
:第2次OG25話「甦る青龍」で夏喃に目を付けられた瞬間。この後、実際に大変な受難が待ち受けていた。なお、夏喃はクスハだけでなく、鋼龍戦隊の念動力を持った[[アヤ・コバヤシ|女]][[マイ・コバヤシ|性]][[リオ・メイロン|陣]][[レオナ・ガーシュタイン|全]][[リルカーラ・ボーグナイン|員]]に目を付けている。
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:『[[第2次スーパーロボット大戦OG|第2次OG]]』25話「甦る青龍」で夏喃に目を付けられた瞬間。この後、実際に大変な受難が待ち受けていた。なお、夏喃はクスハだけでなく、鋼龍戦隊の念動力を持った[[アヤ・コバヤシ|女]][[マイ・コバヤシ|性]][[リオ・メイロン|陣]][[レオナ・ガーシュタイン|全]][[リルカーラ・ボーグナイン|員]]に目を付けている。
 
;「その人間達を弄ぶあなた達を……防衛隊の人達の命を奪ったあなた達を、私は許しません……!」<br />「あなた達は、私と龍虎王の逆鱗に触れたんです!!」  
 
;「その人間達を弄ぶあなた達を……防衛隊の人達の命を奪ったあなた達を、私は許しません……!」<br />「あなた達は、私と龍虎王の逆鱗に触れたんです!!」  
:第40話「蒼炎の逆鱗」にて、龍虎王が復活した後にリシュウ達が増援として現われた時の場面。先祖の因縁からバラルに戦いを挑むリシュウを嘲笑した夏喃に激怒した。そして、第2次OGにて「'''鋼の救世主(Ver.OG)'''」が流れるのはこのタイミングとなる。
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:『第2次OG』第40話「蒼炎の逆鱗」にて、龍虎王が復活した後にリシュウ達が増援として現われた時の場面。先祖の因縁からバラルに戦いを挑むリシュウを嘲笑した夏喃に激怒した。そして、第2次OGにて「'''鋼の救世主(Ver.OG)'''」が流れるのはこのタイミングとなる。
 
;(防衛隊の皆さん……助けられなくて……本当に……本当にごめんなさい……)<br />(謝っても……許してもらえないでしょうけど……この地を守ろうとしたあなた達の意志を……私達に受け継がせて下さい……)  
 
;(防衛隊の皆さん……助けられなくて……本当に……本当にごめんなさい……)<br />(謝っても……許してもらえないでしょうけど……この地を守ろうとしたあなた達の意志を……私達に受け継がせて下さい……)  
:第40話「蒼炎の逆鱗」で戦闘が終了した後のモノローグ。バラルが放った四凶の超機人に惨殺された防衛隊の兵士達に謝罪と共に誓う。
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:『第2次OG』第40話「蒼炎の逆鱗」で戦闘が終了した後のモノローグ。バラルが放った四凶の超機人に惨殺された防衛隊の兵士達に謝罪と共に誓う。
;(以前にも……こんなことがあったような……?)
 
:「デザイア」にて、「破滅の王」の力を退けるべく念を飛ばして来たイルイを見て。龍虎王に合体する際に感じた念に[[虚憶|既視感]]を覚える。
 
 
;「……行きましょう、アイビスさん」<br/>「私……何故、龍虎王がガンエデンに逆らったか……その理由がわかりました」<br/>「あれは、地球の守護神なんかじゃない……人間を護る存在じゃない。龍虎王と虎龍王はそう判断したんだと思います」<br/>「私も……それと同じ想いです」
 
;「……行きましょう、アイビスさん」<br/>「私……何故、龍虎王がガンエデンに逆らったか……その理由がわかりました」<br/>「あれは、地球の守護神なんかじゃない……人間を護る存在じゃない。龍虎王と虎龍王はそう判断したんだと思います」<br/>「私も……それと同じ想いです」
:最終話「封印戦争」/ハードルート第62話「母なる星の護り神」にて、[[イルイ・ガンエデン|イルイ]]と対峙する事に躊躇する[[アイビス・ダグラス|アイビス]]に対して。夏喃や光龍は龍虎王や虎龍王を「地球を護る使命を裏切った愚か者」と見下していたが、地球を護る為なら宇宙に出ている人類を抹殺する事を当然と考えている[[ガンエデン]]のやり方は、2体の四神にとっても、そしてクスハにとっても到底受け入れられる物では無く、「地球の守護神」とは程遠い存在であると断言する。
+
:『第2次OG』最終話「封印戦争」/ハードルート第62話「母なる星の護り神」にて、[[イルイ・ガンエデン|イルイ]]と対峙する事に躊躇する[[アイビス・ダグラス|アイビス]]に対して。夏喃や光龍は龍虎王や虎龍王を「地球を護る使命を裏切った愚か者」と見下していたが、地球を護る為なら宇宙に出ている人類を抹殺する事を当然と考えている[[ガンエデン]]のやり方は、2体の四神にとっても、そしてクスハにとっても到底受け入れられる物では無く、「地球の守護神」とは程遠い存在であると断言する。
  
 
== 迷台詞 ==
 
== 迷台詞 ==
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;「あう」
 
;「あう」
 
:「Record of ATX」にてイングラムに施された洗脳がブリットの熱い告白で解かれた直後の台詞。これだけだと分かりにくいが、「洗脳中の無表情顔」→「突然の告白に思考がフリーズした顔」→「我に返って思いっきり照れた顔」と作者お得意の微妙かつ破壊力のある顔芸を見せてくれる。
 
:「Record of ATX」にてイングラムに施された洗脳がブリットの熱い告白で解かれた直後の台詞。これだけだと分かりにくいが、「洗脳中の無表情顔」→「突然の告白に思考がフリーズした顔」→「我に返って思いっきり照れた顔」と作者お得意の微妙かつ破壊力のある顔芸を見せてくれる。
;「Jii Jii Lu Loo Ling!」
+
;「Jii Jii Lu Loo Ling!」
:北米版『OG2』の戦闘セリフより。「急々如律令!」の発音がそのまま表記されている。他に「神州霊山」「移山召喚」なども中国語の発音表記になっている。そのため日本人が古代中国の機体に乗ってさらに一部だけ中国語を喋っているという混沌とした事態に。
+
:北米版『[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2|OG2]]』の戦闘セリフより。「急々如律令!」の発音がそのまま表記されている。他に「神州霊山」「移山召喚」なども中国語のような発音表記になっている。そのため日本人が古代中国の機体に乗ってさらに一部だけ中国語を喋っているという混沌とした事態に。
 
;「我に蹴れぬ物なし、チェストォォォ!!」
 
;「我に蹴れぬ物なし、チェストォォォ!!」
 
:究極!ゲシュペンストキック時。なぜゼンガーのセリフのパロディなのかは不明だが、数少ない彼女のブッ飛んだセリフのひとつ。
 
:究極!ゲシュペンストキック時。なぜゼンガーのセリフのパロディなのかは不明だが、数少ない彼女のブッ飛んだセリフのひとつ。
 
;「う~ん…ヴィレッタ大尉とクォヴレー君…似てると思わない?」<br/>「きっと戦火の中で別れた二人が数奇な運命を経てめぐり会えたのね…」<br/>「おめでとうございます、ヴィレッタ大尉!」
 
;「う~ん…ヴィレッタ大尉とクォヴレー君…似てると思わない?」<br/>「きっと戦火の中で別れた二人が数奇な運命を経てめぐり会えたのね…」<br/>「おめでとうございます、ヴィレッタ大尉!」
:「スペシャルステージ」にて。無論違うのだか、事実として二人ともバルシェムであり、この時点でのクォヴレーは時系列の問題で「クォヴレーであり、イングラムでもある」という存在であるため、完全に間違っているとは言えないのがなんとも。
+
:『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』「スペシャルステージ」より。無論違うのだが、事実として二人ともバルシェムであり、この時点でのクォヴレーは時系列の問題で「クォヴレーであり、イングラムでもある」という存在であるため、完全に間違っているとは言えないのがなんとも。
  
 
== 搭乗機体 ==
 
== 搭乗機体 ==
αシリーズとOGシリーズを含めても彼女が搭乗した機体は多い。最終搭乗機は超機人となる。
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[[αシリーズ]]と[[OGシリーズ]]を含めても彼女が搭乗した機体は多い。最終搭乗機は超機人となる。
 
;[[グルンガスト弐式]]
 
;[[グルンガスト弐式]]
 
:初期の機体である。彼女しか扱えない。OGシリーズでは汎用機扱いなので他のパイロットも搭乗可能。
 
:初期の機体である。彼女しか扱えない。OGシリーズでは汎用機扱いなので他のパイロットも搭乗可能。
 
;[[ヒュッケバインMk-II]]
 
;[[ヒュッケバインMk-II]]
:αをリアル系で始めた場合の初期搭乗機。OGシリーズでは恋人のブリット等が搭乗。
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:[[スーパーロボット大戦α|α]]をリアル系で始めた場合の初期搭乗機。OGシリーズでは恋人のブリット等が搭乗。
 
;[[ヒュッケバインMk-III]]
 
;[[ヒュッケバインMk-III]]
 
:Mk-IIとMk-III共にαシリーズでの搭乗機。OGシリーズでは同じ性格のリョウトがデフォルトになったが、こちらにも乗り換え可能。
 
:Mk-IIとMk-III共にαシリーズでの搭乗機。OGシリーズでは同じ性格のリョウトがデフォルトになったが、こちらにも乗り換え可能。
 
;[[グルンガスト参式]]
 
;[[グルンガスト参式]]
 
:ブリットと共に搭乗する。
 
:ブリットと共に搭乗する。
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:;[[Gバイソン]]
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;[[龍人機]]
 
;[[龍人機]]
 
:大破した龍王機をグルンガストの部品で改修。その後龍虎王として復活。
 
:大破した龍王機をグルンガストの部品で改修。その後龍虎王として復活。
 
;[[轟龍改]]
 
;[[轟龍改]]
 
:[[鋼機人]]の一機。
 
:[[鋼機人]]の一機。
;[[龍虎王]] [[龍王機]]
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*クスハ汁の元ネタとしては、八名信夫氏のCMで有名な「青汁」や『テニスの王子様』の「乾汁」が挙げられている。なお後者のアニメ版ではヒロインを高橋美佳子氏が演じている(そのヒロインが「汁」を作るわけではない。念のため)。
 
*クスハ汁の元ネタとしては、八名信夫氏のCMで有名な「青汁」や『テニスの王子様』の「乾汁」が挙げられている。なお後者のアニメ版ではヒロインを高橋美佳子氏が演じている(そのヒロインが「汁」を作るわけではない。念のため)。
 
*声優陣からは「名前が言いにくい」と不評であるらしい。
 
*声優陣からは「名前が言いにくい」と不評であるらしい。
*第3次αや第2次OGで'''カットインにCERO Bではギリギリの全裸'''を披露している唯一のαシリーズ主人公キャラ。まさにイルイとはいい勝負である。同乗しているブリットが鼻血で血の海になっていないかが心配である。
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*[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]や[[第2次スーパーロボット大戦OG|第2次OG]]で'''カットインにCERO Bではギリギリの全裸'''を披露している唯一のαシリーズ主人公キャラ。まさにイルイとはいい勝負である。同乗しているブリットが鼻血で血の海になっていないかが心配である。
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== 脚注 ==
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<references />
  
 
== 商品情報 ==
 
== 商品情報 ==

2019年10月13日 (日) 18:26時点における版

クスハ・ミズハ
漢字表記 水羽 楠葉
登場作品

バンプレストオリジナルOGシリーズ

声優 高橋美佳子
デザイン 河野さち子
SRWでの分類 パイロット
主人公
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プロフィール
種族 地球人(日本人)
性別
誕生日 7月7日
年齢 18歳
髪色
髪型 ショートヘアー
血液型 O型
所属
スーパーヒーロー作戦
ガイアセイバーズ
αシリーズ
民間人→ロンド・ベル隊テスラ・ライヒ研究所αナンバーズ
OGシリーズ
地球連邦軍ATXチーム
軍階級 曹長 → 少尉(OGシリーズでの設定)
趣味 健康器具の収集や健康ドリンクの研究
読書
お風呂
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クスハ・ミズハは『スーパーロボット大戦α』の主人公の一人。

概要

スーパーヒーロー作戦』にて初登場、『スーパーロボット大戦α』にて8人の主人公キャラクターの一人となる。『第2次スーパーロボット大戦α』からは、前作のメイン主人公にして龍虎王の操縦者であるという設定にされた。

やや気弱な性格だが正義感が強く、趣味は読書をしながらの長風呂と通信販売の健康器具集め、健康ドリンクの作成(後述)。また、恋人はブルックリン・ラックフィールドで、同じ学校に通っていた友人に『マジンガーZ』の兜甲児弓さやかがいる。以降、『スーパーロボット大戦α』系作品ではスーパー系主人公であるとして話を進める。

そのスタイルや性格など、スパロボキャラの中ではゼオラ・シュバイツァーと人気を二分するヒロインである。

ちなみに、αシリーズでもOGシリーズでも数少ない、念動力のレベルが9まで伸びるパイロットである。

αシリーズ

念動力を持つサイコドライバーとしての素質を見出したイングラムが密かに行った偶然を装った裏工作によってT-LINKシステムが組み込まれた弐式に乗るように仕向けられ、ロンド・ベルに加わって戦う事に。サイコドライバーとしてはブリットやSRXチームの面々ですら凌駕する非常に高い素質を持っていた。

中盤でサイコドライバーとして覚醒を果たした彼女はブリットと共に龍虎王のパイロットとなった。以後は、念動力を使用する作戦など様々な作戦で戦果を挙げ、バルマー戦役を生き延びた。しかし、以降はその危険性からティターンズに拘束され、イージス計画の辺りまでは監禁されていたらしい。

ちなみに、現行の設定ではスーパー系主人公だが、αにおける初期設定ではリアル系主人公扱いだった。

その後、ティターンズの監禁から解放された彼女は、ヴィレッタ大尉と連絡を取りつつ隠遁していた。しかし、突如現れた満身創痍の龍王機、漆黒に変貌した虎王機、そして洗脳されたブリットと再会する事で、再び戦いに身を投じる事に。また、ブリットの説得にも成功し、2人は再び龍虎王に乗り込み、ガンエデンの意思に対抗した。最終決戦では、イルイを必死に説得し、その甲斐あってガンエデンから彼女を救出する。終戦後はブリットやイルイと共にテスラ・ライヒ研究所に行った。

予約特典としてクスハ視点(声付き)からのαシリーズの回想録が入っており、イベントや最終話のタイトルなど総合すると同作品では彼女が『第2次スーパーロボット大戦α』の主人公と思われる。

封印戦争後、鋼機人(ヒューマシン)のテストパイロットとなっていたところに、ゼ・バルマリィ帝国の偵察機が現れた事で再び戦火の中に舞い戻っていく。搭乗機が射撃主体になった為前作までと異なり、今作では射撃が突出して高いパイロット能力となっている。孫光龍真・龍王機に追い詰められた際、四神の超機人の魂がひとつとなり出現した真・龍虎王のパイロットとなり、以降はこの機体で孫光龍や霊帝と戦い、これを倒した。

OGシリーズ

リュウセイの幼馴染で、当初は民間人だったが、DC戦争の激化やリュウセイが軍人になった事を受けて自身も看護兵に志願し、戦艦ハガネに乗り込む(この経緯はGBA版とDW以降でかなり変化しており、GBA版は最初からイングラムの陰謀で看護兵にされたのに対して、DWではイングラムの指示を受けた医者の誘導があったものの、自身の意思で志願しており、両者ではリュウセイの反応が異なる)。

その後、L5戦役前後にイングラムに念動力者としての素質を見出され、グルンガスト弐式のテストパイロットを経て正式なパーソナルトルーパーのパイロットとなり、EDでは看護兵に戻ってATXチームに同行。なお、OG1において軍属のパイロットで彼女のみ最後まで曹長だった(他のメンバーが少尉に戦時昇進した際、クスハは誘拐中だった為)。また、登場序盤にはリュウセイを密かに好いているようなシーンも見受けられたが、一目惚れされたブリットに自らも惹かれていく事になる。

L5戦役後は少尉に昇進したが看護兵に戻っていた。しかし、テスラ・ライヒ研究所の依頼を受けてグルンガスト系のテストパイロットとして復帰し、インスペクターのテスラ研襲撃時にスレイ・プレスティアイビス・ダグラスらと共に脱出。中国戦線でブリットと共に窮地に陥った時、龍王機と同調して龍虎王のメインパイロットとなった。その関係か、EDでATXチームを抜ける事になったラミアに代わり、正式にATXチーム入りし、インスペクター事件を戦い抜いた。

インスペクター事件後は新教導隊との模擬戦に参加していたが、その後、『バルトール事件』に巻き込まれて誘拐された。その後、スカルヘッド宙域の戦闘で救出される。なお、これは辛うじて自我を保っていたラミアの手引きによるものだった。救出後は地球連邦軍の一員として戦線に復帰し、妖機人の襲来によって目覚めた龍虎王に乗り込み、シュウとの戦いまでを無事に戦い抜く。

栄養ドリンクに関する逸話

クスハの趣味として「栄養ドリンクの開発」がある。クスハが通信販売で買い揃えた漢方薬の原料など種々の材料を混ぜ合わせて作られており、見た目は異様、味はこの世のものとは思えないほどの不味さであるとされている。たちの悪い事にクスハ自身は不味いということに殆ど気付いておらず(一度勧めた際に皆が蜘蛛の子を散らすように逃げ出して「そんなに美味しくないのかな?」とやや控えめな表現ながらその可能性に気付きそうになったが、その直後通りがかった何も知らないイングラムにそのまま勧めている)、体調の悪そうな者を見かけるたびに全く悪気無く純粋な親切心から積極的に勧めるため、歴戦のパイロットたちも彼女に恐れおののいている。通称は「クスハ汁」。名付けたのはカチーナ

なお、栄養ドリンクの開発がライフワークとなっているらしく、現在までにヒイロ五飛比瑪健一レーツェルイングラムマサキラミアタスクアラドブリットゼンガートウマクォヴレーアルマナルリアボスエクセレンラーダ(エクセレンと同じく『OGクロニクル』にて)、ミチルイングが毒味をしている。

このうち、栄養ドリンクを高評価したのは「うまい!」と形容したアラド(OG版。αシリーズのアラドは前情報として知っていたらしく、第3次αで飲むのを拒否している)と、「いい香り…」、「身体の底から活力が甦るようだ」と称賛したバルマー人のアルマナ、ルリア、自ら飲むことを志願し作ってもらったイングのみであり、レーツェルとヒイロは特に何もなかったが、他の面々は枕を並べてぶっ倒れている(ミチル、イングが飲んだ物は物凄く苦いだけの物なので倒れてない)。ただし、第3次αのスペシャルステージにて、料理しているところを見たことがないというミナキの手も加わったものに関してはレーツェルも流石に警戒していた。なお、この時のものは飲む時にゴボゴボという培養槽の効果音が流れ、何も知らずに飲んだトウマ、アラドの身代わりに飲んだクォヴレーは落雷(モロにサンダーブレークのそれ)・爆発などの効果音の後に倒れた。あまりの事態にセレーナエルマに密かに成分分析をさせようとするが「い、嫌ですよ…ボクの繊細なテスターをあんな汁に漬けるなんて…!」と拒否されている。このままでは全滅か、というところに敵襲の警報が鳴り響き、残りの者達は事なきを得た…のだが、何を思ったのかゼンガーがその場に残されたドリンクを口にしてしまう。レーツェルの制止も間に合わず、凄まじい形相と先に飲んだ二人にも増して一際盛大な爆発音(具体的に言えばゲッターチェンジアタックのフィニッシュのそれ)とともにゼンガーは散った…。

リュウセイはOGで昔日の様々な逸話を語っていることから、実際はリュウセイも飲んだ事が一度ならずあるのであろう。マサキに至っては、「それを飲むくらいなら死んだ方がマシだ!」とまで言っている。人造人間ゆえに頑健かつ強靭な身体を持つクォヴレーやラミアでさえ呆気なく倒れたことからすると相当まずいのだろう。バルマー人に「いかにも健康に良いというような味で気分がいい」などと好評だった件については「宇宙の神秘」と評されている。

なお栄養ドリンクを飲んだ後の出撃では、飲んだ面々は全員が気力150スタートとなっており、味はともかく効果は覿面である。例外として、前述のスペシャルステージでの(ある意味)スペシャル版では、ミナキの手が入ったためか飲んだ3人の気力は150ではなかった(元々全員120からスタートではあるが)。

ちなみに甲児曰く、高校時代のクスハは男子に人気があったものの、この趣味のおかげで手を出す人間はいなかったらしい。それ以外にOGクロニクルではコラーゲンを入れたものをエクセレン、ラーダ、ラミア、アラドの4人に提供している。このとき女性陣3人は最初躊躇したが、先に飲んだアラドの肌がツヤツヤになったことからこれを飲み干す。その際3人とも倒れ医務室送りになるが、肌はちゃんとツヤツヤになっており3人を診た医師曰く「こんな血色のいい患者は見たことない。」、アラド曰く「さながら、眠れる森の美女の大群。」とそれぞれ感想を述べている。

ちなみに、レーツェルとヒイロは前述の通り飲んでも倒れなかった地球人という稀有な例。また、意外にもクスハ当人が飲んだ描写が一度もないが、第2次αで周囲に風邪をひいたのではと疑われた際に「後で(自分用の)栄養ドリンクを作ろうかな」と発言しているので飲んだ事があると見て間違いないと思われる[1]。なお、第3次αにて、クスハはミレーヌへの誕生日プレゼントとしてケーキを焼いているが、ケーキに滋養強壮のハーブを入れようとした。これはブリットに(わざとこぼされて)阻止されたのだが、この時クスハは「そのせいで味のバランスが取れなくなった」と発言している。この事から、クスハの味覚は健康食材が入っている事を前提となっている可能性が高い。

RoAでは一口含んだだけで気絶し[2]更に耳からま紫の煙が出てくるとんでもない代物になっている(容器の臭いを嗅いだキョウスケ曰く「アスファルト?」となっているため健康食材の入れ過ぎの可能性が大きい)。その前話ではアイビスに勧めている場面も存在する。

無限のフロンティアシリーズではクスハ本人は登場しないが、栄養ドリンクは回復アイテムの楠葉汁として登場。楠の葉の樹液で、マズイという設定だが味方全員のHPが全回復するという代物である。なお実際のクスノキは防虫剤の原料となる樟脳を含む有毒植物であるため、間違っても真似して再現してはならない。クスハ汁も漢方薬の原料となる生薬の複合である為、先述の数々の材料を(配合の正確な分量が不明・そこまで設定されない為)そのまま適当に配合して再現すると副作用による思わぬ事故(気絶ならまだしも最悪の場合は死に至る危険性)が起こりうる。漢方薬・生薬の扱いは薬事法にのっとって主に医師・薬剤師が行わなければならず、知識のない素人が手を出していいものではないので、クスハ汁・楠葉汁含め、あくまでフィクションであることをわきまえて、絶対に真似をしたり再現したりしないように。

ちなみにアニメ版DWではエンド絵は決まってクスハがドリンクを差し出す絵で、さらに放送時期がお正月のときなどは晴れ着姿に大きめの杯いっぱいに注がれたドリンクを差し出すというものだった。

登場作品と役柄

αシリーズ

スーパーロボット大戦α
主人公の一人。EDにおける医学の勉強をするという設定は第2次αに生かされている。デフォルトではクスハはリアル系主人公になっているが、『第2次α』以降のクスハ編(それ以外の主人公では言及されていない)では、スーパー系だったという設定になっている。後述するとおり、OGシリーズではリアル系のデフォルトの役割は同じ「内気で優しい」リョウトが担うことになる。
第2次スーパーロボット大戦α
前作の主人公勢から彼氏であるブリットと共に抜擢され、スーパー系女性主人公になる。乳揺れカットインあり。主役系特機乗りとしては希少な養成無しでの援護持ちなのが強み。特に序盤のボス相手は彼女の援護が重要となる。
第3次スーパーロボット大戦α
スーパー系女性主人公。α系3作品通じての主人公という役割であった。乳揺れカットインあり。なお、今作では前作から続いている人類同士の争いや念動力に対して、中盤から一時的にネガティブに考えるようになってしまう。

OGシリーズ

スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION
ハガネの看護兵。後にグルンガスト弐式のデフォルトパイロット。階級は曹長。
スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2
グルンガスト弐式のデフォルトパイロット。階級は少尉。途中イベントで一時的にグルンガスト参式(ブリットと二人乗り)に乗り、その後すぐ龍虎王のメインパイロットになる。龍虎王に搭乗した後は乗り換え不可。
スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS
上記のOGシリーズとほぼ一緒。しかしリュウセイに片思いしていた設定はなかった事になり、完全にただの幼馴染になっている。OG2.5では龍虎王は使用不可能で、ブリットと共に2人乗りのグルンガスト参式に乗っている。
スーパーロボット大戦OG外伝
OG2.5とは異なり、龍虎王が復活。正式参戦は25話後。なお、龍虎王以外の機体に乗り換える事も可能である。
第2次スーパーロボット大戦OG
今回は龍人機で登場、龍虎王にも搭乗。
「クスハ汁」はスーパーマイルド・バージョンと進化を遂げ、普通の味覚を持つ人間が飲んでもぶっ倒れず「に、にがーーーっ!」程度で済むものになった。
ちなみにウェントス曰く「悪くないと思う。この液体は好きだよ」、イング曰く「噂とは違い、美味でした」。
一方でバラルの女仙夏喃潤に目を付けられた事で、(色んな意味で)危険な目に逢う。
スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ
初回限定生産版特典「スーパーロボット大戦OG び~ち・でゅえら~ず」に登場。本編ではグルンガスト参式に搭乗しているが、すぐに弐式、龍虎王も入手できる。
スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION THE ANIMATION
スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズ
リュウセイ編をベースにしているため、出番は多い。原作とほぼ同じ立ち回りをするが、看護兵になった経緯の補完やリュウセイ・ブリットとの三角関係の改変が行われており、これが以後のOGシリーズの公式設定になっている。天下一品の「クスハ汁」のエンディングカットは十分堪能しよう。
TV版最終回用に描き下ろされたエンドカードでは、スクール水着を身に纏いつつ視聴者へクスハ汁(?)を勧める姿が描かれている。
スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター
龍虎王登場まではグルンガスト参式のサブパイロットなのは原作通りだが、今回は参式に搭乗する期間が長い(乗り換えのきっかけのひとつであるアルフィミィの登場が遅いのも理由)。龍虎王搭乗後は大活躍する。

単独作品

スーパーロボット大戦X-Ω
2周年記念でATXチームキョウスケとエクセレン共々参戦。グルンガスト弐式のパイロットであり、ユニットクエストではOGシリーズ準拠の設定。
イベント報酬にはボイス付きパイロットパーツも登場した。

コンパチヒーローシリーズ

スーパーヒーロー作戦
初登場作品。ガイアセイバーズのセーブ要員として登場、条件次第ではレオナと択一で、いつの間にかイングラムの恋人となり、EDにも登場する。

パイロットステータス

能力値

格闘射撃と満遍なく伸びる万能型。龍虎王など、格闘属性なので格闘寄りにステータスを上げるのだが、最終搭乗機真・龍虎王のみ射撃一辺倒なので注意。

精神コマンド

必中ひらめき熱血気合などスーパー系寄りの精神コマンドを覚える。恋人のブリットと共用できるので、上手く分担できる。最後に覚えるのは

αシリーズのものは全てデフォルト、誕生日により変化

α
必中加速努力熱血ひらめき
第2次α
必中努力不屈気合熱血覚醒
第3次α
感応ひらめき気合熱血
OGシリーズ
必中鉄壁集中熱血覚醒祈り(ツイン)
必中と鉄壁だけ、シリーズによって覚える順番が違う。
第2次OGでは、なんと覚醒の消費SPが36。最初から集中力を取得しているとはいえ破格すぎる。アクセルゼンガーなどの高火力を叩きだすパイロットと組めば、難易度が激減する。
X-Ω
必中鉄壁
パイロットパーツ装備時
感応鉄壁

特殊技能(特殊スキル)

念動力はLv9まで上昇。ちなみに同じ性格かつ、αリアル系ヒュッケバインMk-IIIのデフォルトパイロットリョウトも同じく念動力L9まで上昇する。それ以外の技能は底力くらいで、満遍なく技能を付けられる点がクスハの良い点。

第2次α第3次α
念動力L9、底力L7、援護攻撃L2
OGシリーズ
念動力Lv9、援護攻撃Lv2、援護防御Lv2、集中力

小隊長能力(隊長効果)

第2次α第3次α
HP・ENの回復値+50%
味方を回復する隊長能力は、看護の勉強をしているクスハらしい。とはいえ乗機に修理装置があるわけでもなく、小隊員になると効果がないので、実質龍虎王の自己回復と小隊員の補給装置を強化する能力となる。補助GSライドなどと組み合わせるとかなりの回復量になり、必殺技を存分に活かせるようになる。

エースボーナス

援護防御の最終ダメージ-10%、獲得経験値+10%
OG2』、『OG外伝』で採用。龍虎王は念動フィールドを持っているので有用なボーナス……と言いたい所だが、クスハ自身の防御値が低く少々不安。意識して使っていくなら、ガード底力での補強が要るだろう。
援護防御の最終ダメージ-20%、獲得経験値+10%
第2次OG』で採用。援護防御の最終ダメージ-20%と強化されている。
精神コマンド「鉄壁」を「信念」に変更
OGMD』で採用。これにより、シングルで信念が使える唯一の自軍キャラとなる。今作では信念のブロック効果が敵のステータス異常攻撃に耐える上で有用で、龍虎王のアビリティをブロックに割かなくてもよくなるのでメリットは大きい。
愛機の龍虎王自体も防御系の機体なので、相性抜群。自軍でも最高水準の防御力を誇ることが可能となる。

パイロットBGM

「あの青い空へ」
第2次α第3次α第2次OGで採用。
「BLUE BLUE SKY」
OGs以後のOGシリーズで採用。先述の「あの青い空へ」とは逆に爽やかさを強調したポップス寄りな曲。
「我ニ敵ナシ」
龍虎王時のデフォルトBGMαではスーパー系主人公の後半デフォルト曲。
「龍虎天翔 ~我等ニ敵ナシ」
真・龍虎王時のデフォルトBGM。

人間関係

君付け・あるいはさん付けで人を呼ぶことが多く、呼び捨てにするのは敵以外にあまりいない。例外はハザルや孫光龍くらい。

ブルックリン・ラックフィールド
恋人。OGではクスハに一目惚れしてアタックしていた。OG2ではエクセレン・ブロウニングにからかわれるなどしており、その想いは良い形で報われたのであろう。
リュウセイ・ダテ
幼馴染(αのドラマCDとOGのみ)。幼少時代、クスハの栄養ドリンクの犠牲に何度もなっていたらしい。逃げない辺りは潔いというべきか、友人思いであるというべきか…しかしOGでの栄養ドリンクイベント時は真っ先に逃げている。
リオ・メイロン
OGシリーズでの友人。ハガネ隊に同時期に入隊したため仲がいい。クスハの長風呂を心底驚くような描写も。
安西エリ
超機人の研究者で、クスハやブリットと共に龍虎王を養っている。
ロバート・H・オオミヤ
超機人のメカニックを担当。
リシュウ・トウゴウ
ブリットの師匠。彼から戦闘経験のないアイビスやツグミに模擬訓練など頼まれた。
アイビス・ダグラス
OGシリーズでは同僚。戦闘の先輩としてレクチャーをする。余談だが、クスハの誕生日はプロジェクトTDの最終目標のコードネームの由来(7月7日=七夕)と同じである。
ツグミ・タカクラ
OGシリーズでは同僚。何かとアイビスのことで親しく話すことが多い。αシリーズのスペシャルステージではクスハ汁への戦慄が走った。
カチーナ・タラスク
上記の通り、栄養ドリンクに「クスハ汁」と名付けた張本人。
イルイ・ガンエデン
親友であり、龍虎王の主でもあった。
孫光龍
同じ「超機人」を操る者。
夏喃潤
雀武王を操るバラルの女仙。第2次OGでは、彼女に目を付けられて散々な目に逢う。
ハザル・ゴッツォ
第3次αでクスハを主人公にした場合のみの関係であるが、同じ念動力者という理由でリュウセイと同様に敵視されてしまう。
ケイサル・エフェス
αシリーズにおける銀河の大災厄たる最後の相手。

版権作品との人間関係

スーパー系

兜甲児
親友。αのスーパー系では高校でのクラスメイトという設定であり、αのスーパー系の設定を引き継いだ第2次α以降も他のメンバーとは異なる親密さを時折見せる。他の女性キャラクターと甲児が話すと嫉妬する弓さやかが、甲児とクスハが会話する事には滅多に嫉妬しないほどその関係が普通のようだ。
弓さやか
αから面識のある同性の友人。上記の通り甲児とクスハに嫉妬する事はなく、さやか自身もクスハとの会話が多い。強い信頼関係があると思われる。
南原ちずる
さやかに次いで絡みが多い同性の友人。
真田ケン太
第2次αでのクスハ編ではお隣同士であった設定。
獅子王雷牙
第3次α序盤では、オービットベースに合流して初対面早々に女好きで知られる彼から、さやか・ミチル・ちずるらと共に目を付けられることに。

リアル系

カミーユ・ビダン
第3次αのアラスカルートでαの頃から続いている人類同士の争いにカミーユが嘆いていた際、他のオリジナル主人公とは異なり、(念動力を巡る陰謀でナーバスになっていたせいもあるが)クスハも彼と同様に人類同士の争いに嘆いていた。

名台詞

クスハ「わ、私は新たにガイアセイバーズへ配属となった…クスハ=ミズハ伍長です。こ、これからよろしくお願いします。本当はこれから配備される量産型パーソナルトルーパーのパイロット候補生なのですが…私にはこの任務の方が性にあっていると思います…。あ…す、すみません。余計なことを喋ってしまって…セーブですね。しばらくお待ちください」
スーパーヒーロー作戦での初登場時。

αシリーズ

α

「いっきまーす!」
文字では分かりにくいが、今のクスハとは別人というくらいぶりっ子気味なイントネーションで叫んでいる。
「…私達にあなた達の計画を止めることなんて出来ないかも知れないけど…」
「自分たちの未来は自分で作り出してみせます!その邪魔は絶対にさせません!そのために、私はここまで来たんです!」
最終話「この星の明日のために」or「鋼の魂」におけるユーゼスとの戦闘前会話。DVEの台詞。
「こうして、戦いは終わりました。私はパイロットをやめ、ロンド=ベル隊から去ることにしました。みんなには止められたし、自分でも大分悩んだけど、お医者さんになろうって、決めたんです。でも、何かあったらいつでも、みんなの所へ戻ってくるつもりです。やっぱり、自分たちで作り出した平和は、自分で守りたいから…」
EDより。DVE台詞。続編であるα外伝の次回作でまさかこの言葉が本当になろうとは……。

第2次α

(…こうして…私はブリット君と一緒に、自由の身になりました……)
(…そして、時が過ぎ……私達は………)
[第1話「龍虎激突」冒頭より。バルマー戦役の後、ティターンズに監禁されていたところをヴィレッタに助けられる。DVE台詞。
「イルイちゃん…私……地球を結界で覆ったって、何にもならないと思うの」
「だって、それは逃げているのと同じ。外の世界が怖いから閉じこもってるのと同じ…」
「それじゃ…結果的に人間は駄目になっちゃうと思うの」
「色々な出会いがあって…嬉しいことや悲しいこと、辛いことがあって…みんなでそれを乗り越えて…」
「少しずつでも前へ進むことが大事だと思うの」
「でもガンエデンが地球を封印したら、私達は立ち止まってしまうことになる…」
「私…今なら龍虎王と虎龍王がガンエデンの下から離れた理由がよくわかるの…」
「それは…地球の封印が結果として人類を滅亡させる要因になるって気づいたから…」
「…だから……龍虎王と虎龍王は他の超機人達と…あなたの下についた仲間達と戦った…」
「私は…彼らの決意を無駄にしたくない…」
「かつて龍虎王や虎龍王と一緒に戦っていた人達の想いを無駄にしたくない!!」
「だから! 私はあなたを倒し、イルイちゃんを取り戻しますっ!!」
最終話「FOREVER & EVER」より。ガンエデンに囚われていたイルイを説得した時の台詞。

第3次α

「その力を自らの欲望のままに使うなんて許しません、四霊の龍王機!」
第10話「龍を喰らうもの」より。孫光龍と初対面した時の台詞。
「あの…」
「そちらにも色々と事情があるのはわかります…」
「でも…今は地球圏だって大変な状況下にあるんです」
第22話月進行ルート「発動する力、無限大」より。αナンバーズの面々に反発的な態度を取っていたコスモ達を説得するも…。
「違います。同じ星で生まれたのに…同じ地球人なのに憎みあうのは悲しくないですか…?」
「それに…私達もバルマー戦役の時、地球圏からの退去命令を受けたことがあって…」
上の台詞の直後に「そこから追い出される方がまだましだと言いたいのか?」と反発したコスモに対して。尤も、のちにクスハ達はかつてバルマー戦役の時に受けた退去命令を遥かに上回る仕打ちを受ける事になる…。
「ねえ、ブリット君…。どうして念動力なんてあるのかな…?」
「こんな力がなければ、リュウセイ君やアヤ大尉だって傷つかずに済んだ…」
「イルイちゃんもガンエデンに取り込まれることはなかった…」
第28話「いつか星の海へ」より。さまざまな敵勢力に狙われているイルイの境遇に対して、序盤のリュウセイ達や前作のガンエデンの件もあってか、次第にネガティブな状態になってしまう。
「でも…でも、私達の力は人を不幸にするわ! ブリット君だってそうじゃない…!?」
「ブリット君も念動力者だったからガンエデンに操られて…色々と苦しんで…」
「念の力なんて…サイコドライバーの力なんてなくなってしまえばいいのよ…!」
「私、念動力なんていらない! サイコドライバーなんてなりたくない!」
「そんなもの、なくなってしまえばいいのよ! そして、それを利用しようとする人達も…!」
上の場面の後、そばで聞いていたブリットに諭されるも、当のクスハはこの時点で自身の力である念動力を忌み嫌うようになってしまう。
「テスラ研にいたらオオミヤ博士達に迷惑をかけちゃう…」
「ううん…。地球圏のどこにいっても私達が安らげる場所はないのよね…」
「…もう限界かも……」
第34話「怒りの強念者」より。自分達αナンバーズを反逆者扱いする連邦軍の追撃から逃れるため、テスラ研究所へと逃亡した時の場面。上記の事情に加え、平和のために侵略者と戦っても報われない虚しさ、その犠牲になる人達の悲しみが彼女を苦しめていた。
「……さ…ない……」
「私はあなたを許さない!!」
「孫光龍、覚悟!!」
同上。ブリット撃墜イベント後。この台詞と共に精神コマンドコンボがかかるのだが、この内容が気力300「ド根性」「必中」「集中」「不屈」「ひらめき」「鉄壁」「魂」「直撃」「狙撃」と凄まじいことになっている。
「許さない、孫光龍……!! これほど誰かを憎いと思ったことはありません!!!」
「ブリット君を返せ……返せ……返せーっ!!!」
同ステージの戦闘台詞及びイベントにて。43話とは異なり、恐らく2014年現在で唯一クスハが憎悪のままに戦った場面。あまりの気迫にさしもの光龍も気圧されていた。
まさに「普段優しい人ほど怒らせると怖い」のよい事例である。
「黙れ、ハザル・ゴッツォ!」
「お前のような人間にやられてたまるものか…! 私だって…私だって…生命を懸けて戦っているのだから!!」
第43話「真の龍神」にて昏睡状態のブリットを「クズ人形」と侮辱したハザルに対して。普段大人しい彼女が珍しくマジギレした瞬間でもあり、さすがのハザルもうろたえていた。
「神州霊山! 移山召喚! 急々如律令!!」
マウンテン・プレッシャー(龍王移山法)使用時の台詞。第2次α以前は「マウンテン・プレッシャー!」と叫んでいた。
なお、高橋氏はこの台詞を収録する際、どこにアクセントを持ってくればいいのかを寺田プロデューサーに尋ねたが、「知らない」と返されて困ったというエピソードがある。
「よろしくね、ブリットくん。これからもずっと…。」
クスハルートのエンディングより。ブリットのプロポーズに対する答え。場所は離れど心は一つ。αシリーズを走り抜けた2人の、新しいスタートである。

OGシリーズ

「四心合一! 一意専心!」
「必要なのは、折れない剣じゃない!」
「折れない心っ!!」
OG外伝』第25話「折れない心」にて。龍虎王が剣を扱うので、クスハはブリットに相談を交えながら龍虎王の心が分かればと悩むが、戦いのなかで悩んだ末の答え。のちの真・龍虎王に通じるイベントとも受け取られる(真・龍虎王は真・虎龍王に「龍王破山剣」を譲っている。これによりブリットの剣技も生かせるようになり、相性が良くなっている)。……なお、実はこれを含む一連の台詞は「折れない心」でのイベント用ではなく、鋳人との特殊戦闘台詞(「狼達の終焉」でも低確率で聞ける)。第2次OGでは逆鱗断使用時の台詞になった。
余談だが、原作であるOGクロニクルでは鋳人はこの時に撃破しているが、ゲームでは逃がしてしまっている。
クスハ「ひゃん!」
リオ「どうしたの、クスハ?」
クスハ「いえ、急に首筋に悪寒が走ったもので……」
第2次OG』25話「甦る青龍」で夏喃に目を付けられた瞬間。この後、実際に大変な受難が待ち受けていた。なお、夏喃はクスハだけでなく、鋼龍戦隊の念動力を持ったに目を付けている。
「その人間達を弄ぶあなた達を……防衛隊の人達の命を奪ったあなた達を、私は許しません……!」
「あなた達は、私と龍虎王の逆鱗に触れたんです!!」
『第2次OG』第40話「蒼炎の逆鱗」にて、龍虎王が復活した後にリシュウ達が増援として現われた時の場面。先祖の因縁からバラルに戦いを挑むリシュウを嘲笑した夏喃に激怒した。そして、第2次OGにて「鋼の救世主(Ver.OG)」が流れるのはこのタイミングとなる。
(防衛隊の皆さん……助けられなくて……本当に……本当にごめんなさい……)
(謝っても……許してもらえないでしょうけど……この地を守ろうとしたあなた達の意志を……私達に受け継がせて下さい……)
『第2次OG』第40話「蒼炎の逆鱗」で戦闘が終了した後のモノローグ。バラルが放った四凶の超機人に惨殺された防衛隊の兵士達に謝罪と共に誓う。
「……行きましょう、アイビスさん」
「私……何故、龍虎王がガンエデンに逆らったか……その理由がわかりました」
「あれは、地球の守護神なんかじゃない……人間を護る存在じゃない。龍虎王と虎龍王はそう判断したんだと思います」
「私も……それと同じ想いです」
『第2次OG』最終話「封印戦争」/ハードルート第62話「母なる星の護り神」にて、イルイと対峙する事に躊躇するアイビスに対して。夏喃や光龍は龍虎王や虎龍王を「地球を護る使命を裏切った愚か者」と見下していたが、地球を護る為なら宇宙に出ている人類を抹殺する事を当然と考えているガンエデンのやり方は、2体の四神にとっても、そしてクスハにとっても到底受け入れられる物では無く、「地球の守護神」とは程遠い存在であると断言する。

迷台詞

「天に精星、地に凶星……瞬天決殺、計都瞬獄剣」
RoA4巻で、リュウセイに対して計都瞬獄剣を放った際の台詞。……が、「精星」と「凶星」の位置が反対。
「あう」
「Record of ATX」にてイングラムに施された洗脳がブリットの熱い告白で解かれた直後の台詞。これだけだと分かりにくいが、「洗脳中の無表情顔」→「突然の告白に思考がフリーズした顔」→「我に返って思いっきり照れた顔」と作者お得意の微妙かつ破壊力のある顔芸を見せてくれる。
「Jii Jii Lu Loo Ling!」
北米版『OG2』の戦闘セリフより。「急々如律令!」の発音がそのまま表記されている。他に「神州霊山」「移山召喚」なども中国語のような発音表記になっている。そのため日本人が古代中国の機体に乗ってさらに一部だけ中国語を喋っているという混沌とした事態に。
「我に蹴れぬ物なし、チェストォォォ!!」
究極!ゲシュペンストキック時。なぜゼンガーのセリフのパロディなのかは不明だが、数少ない彼女のブッ飛んだセリフのひとつ。
「う~ん…ヴィレッタ大尉とクォヴレー君…似てると思わない?」
「きっと戦火の中で別れた二人が数奇な運命を経てめぐり会えたのね…」
「おめでとうございます、ヴィレッタ大尉!」
第3次α』「スペシャルステージ」より。無論違うのだが、事実として二人ともバルシェムであり、この時点でのクォヴレーは時系列の問題で「クォヴレーであり、イングラムでもある」という存在であるため、完全に間違っているとは言えないのがなんとも。

搭乗機体

αシリーズOGシリーズを含めても彼女が搭乗した機体は多い。最終搭乗機は超機人となる。

グルンガスト弐式
初期の機体である。彼女しか扱えない。OGシリーズでは汎用機扱いなので他のパイロットも搭乗可能。
ヒュッケバインMk-II
αをリアル系で始めた場合の初期搭乗機。OGシリーズでは恋人のブリット等が搭乗。
ヒュッケバインMk-III
Mk-IIとMk-III共にαシリーズでの搭乗機。OGシリーズでは同じ性格のリョウトがデフォルトになったが、こちらにも乗り換え可能。
グルンガスト参式
ブリットと共に搭乗する。
Gバイソン
龍人機
大破した龍王機をグルンガストの部品で改修。その後龍虎王として復活。
轟龍改
鋼機人の一機。
龍虎王龍王機
彼女のデフォルト機であり、最終搭乗機の一つ。
真・龍虎王
「四神の力」で龍虎王が生まれ変わった姿。クスハの最強機体。

余談

  • クスハ汁の元ネタとしては、八名信夫氏のCMで有名な「青汁」や『テニスの王子様』の「乾汁」が挙げられている。なお後者のアニメ版ではヒロインを高橋美佳子氏が演じている(そのヒロインが「汁」を作るわけではない。念のため)。
  • 声優陣からは「名前が言いにくい」と不評であるらしい。
  • 第3次α第2次OGカットインにCERO Bではギリギリの全裸を披露している唯一のαシリーズ主人公キャラ。まさにイルイとはいい勝負である。同乗しているブリットが鼻血で血の海になっていないかが心配である。

脚注

  1. スパロボOGネットラジオ うますぎWAVE第495回にて寺田プロデューサーが「(クスハは健康ドリンクを)飲んでも大丈夫なのか、それとも飲んだ事がないのか…」と語っている。
  2. この時の口の中はモザイクを施されている

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