ギルガザムネ

提供: スーパーロボット大戦Wiki
ナビゲーションに移動 検索に移動
ギルガザムネ
登場作品 機甲戦記ドラグナー
デザイン 大河原邦男
初登場SRW スーパーロボット大戦A
SRWでの分類 機体
テンプレートを表示
スペック
分類 超巨大メタルアーマー
生産形態 試作機 → 量産機
型式番号 YGMA-14
頭頂高 28.3 m
運行自重 176.8 t
最大発進重量 299.7 t
動力 JTF-7M型 超小型核融合炉×2
出力 50万ポンド(ドライ)、78ポンド(CMP)、アフターバーナー時28万ポイントプラス
最大戦闘出力維持時間 MAX時47秒【回復時間 CMP≦5 5秒~CMP=47 19秒】
推力重量比 0.801(ドライ)
1.698(CMP+A/B)
メインノズル数 4
アポジモーター 15
最高速度
海面高度
M0.81/SL
32000フィート
M0.95
航続距離 1475ノーチカルマイル
(2732 km)
装甲 シモールB型パッシブ装甲
装甲厚 MAX 375 mm
探知装置 イメージセンサー ASV2M型
重力場感知システム GLV4型
開発 ギガノス軍秘密工場
所属 ギガノス帝国
乗員人数 1名
主なパイロット グン・ジェム
ドルチェノフ
テンプレートを表示

ギルガザムネは『機甲戦記ドラグナー』の登場メカ

概要[編集 | ソースを編集]

ギガノス帝国の中国奥地の秘密工場で開発された巨大メタルアーマー。そのサイズは通常のMAと比べると子供と大人ほども差がある

外見は頭部に三日月の角がある鎧武者のようである(伊達政宗の鎧がモチーフ)。

鎧武者の様相に加え、巨大な刀剣類を所持している為[1]、近接戦闘に特化した機体に見えるが、そんな外見とは裏腹に内部には強力な火器が詰め込まれており、一機で部隊を殲滅できる。正に『動く弾薬庫』の様相を呈している。

また、試作機ながらバイオフィードバックシステムと呼ばれる思考によるコントロールシステムを採用しており、専用のヘルメットを装着することにより反応速度を飛躍的に拡大させることが可能で、機体各所に備えられたスラスターと合わせその巨体に反し高い機動性を誇る。後にこのシステムは、多人数制にした上でギガノス機動要塞のコントロールシステムとして採用されている。

フォルグ・ユニットを標準装備しており、空戦にも対応している。特徴的なコントロールシステムとの併せ技で、全高が通常のメタルアーマーの5割増しという巨体ながら、速くて大火力を実現した凶悪な機体である。空中に居ながら、非常に人間的で機敏な動きができるのが本機の特徴。その装甲と機動力、パワーにより、ただの体当たりやパンチだけで並大抵のMAなら半壊してしまう。

要約すれば「超巨大」「超頑丈」「超火力」「超高機動」という、まさしく「究極のメタルアーマー」に相応しいコンセプトである。

だが、試作機ゆえに数多くの欠点が劇中明らかになっている。バイオフィードバックシステムには使用中パイロットの脳に強い負担が掛かり、正常な判断を失い最終的に暴走にまで陥る危険性があるため、長時間の戦闘ができない。さらに高い戦闘力を誇るがゆえに操縦性は劣悪で、バイオフィードバックシステムを使用しなければその自重も相まってクズ鉄呼ばわりされるほど機動力が落ちてしまう。また相対したライト・ニューマンの分析によればこのシステムによる機動性にマシンスペックが追いついておらず、パイロットを抜きにしても機体のハード自体も構造的に長時間戦闘に耐えられない。

その後の増加生産機であるハイデルネッケン機は、5分間の強制安全装置を組み込むことでバイオフィードバックシステムの欠点を解決しているが、制御システム稼働中は性能が落ちるため、護衛の僚機を必要とした。更に致命的なシステムの欠陥として、敵機体を画像で認識するため、複数の目標が急に一点に重なると、照準システムと火器管制システムが誤作動を起こすのか一切の火器が使用不可能に陥り大きな隙ができてしまう。ドルチェノフ機はさらにカスタマイズがなされているが、欠陥のあるシステムをそのまま採用した事によりこれらの問題が解消されていなかった。

マスドライバー攻撃後の地上制圧用歩兵としての側面が強かったギガノス軍メタルアーマーの用兵思想にそぐわない機体であったため当初はお蔵入りとなっていたが、『マスターファイル』版の設定ではドルチェノフが総統となった後に劣勢を兵器の性能で挽回すべく先行量産機が導入されたとしている。

グン・ジェム機は金色と黒、ハイデルネッケン機と量産型はライトグリーンと灰色の2色でカラーリングされている。ドルチェノフ機は黒と金色だがアクセントとして赤色も加わり、他の2機より華美な印象を与えている。

グン・ジェム機[編集 | ソースを編集]

中国奥地の秘密工場で建造され、バイオフィードバックシステムの運用試験に用いられていた試作機。なお、グン・ジェムは「ギルガザネム」と機体名を間違って呼ぶこともあった。

大量の無人MA部隊を一掃するだけの圧倒的性能を持ちながら誰もシステムの負荷に耐え切れず乗りこなせなかったが、ゴルガナンを喪って復讐に燃えるグン・ジェムが力づくで接収してテストパイロットに志願し、機体に適合するサイズのサーベルを製作させドラグナーとの戦いに投入された。

「あの方は本当に人間なのか」とまで驚かれたグン・ジェムの身体能力もあってドラグナーをあと一歩のところまで追いつめるが、止めに振り下ろしたサーベルをドラグナー1型カスタムの真剣白刃取りで折られ、直後に前述の思考コントロールの欠陥によりグン・ジェムは暴走、味方であるはずのジンスタークダウツェンを斬り付け爆死させてしまう。

2度目の出撃ではバイオフィードバックシステムの限界時間をさらに5分延長し、新たに青龍刀型のサーベルを装備する改良を受けてドラグナーへの復讐戦を挑む。その復讐の念は凄まじく秘密工場の原子炉の爆発はおろか[2]、システムの限界時間を超えたパイロットへの負荷すらものともせずにドラグナー1型カスタムに襲い掛かるが、相討ちとなる。…それでもなお復讐の一念でドラグナーに迫るが、ついに機体が限界を迎えて空中分解しグン・ジェムは戦死した。

ハイデルネッケン機[編集 | ソースを編集]

バイオフィードバックシステムに安全装置を組み込んだ増加生産機。右腕のみ金色で塗装されている。グン・ジェムの死後、瓦解するグン・ジェム隊の前に現れたため、グン・ジェムが化けて出たと誤認されていた。

復讐鬼そのものと化したグンジェム機とは逆に、機体の性能を鼻にかけるかの如くほとんど手足を動かさずにミサイルで相手を圧倒する戦法をとる。

上記のとおりシステムに5分間のインターバルを設けることでパイロットの負荷を軽減しているが、通常システムに切り替わっている間は装甲が厚いだけのデクの坊と化してしまうため、ハイデルネッケンは護衛を任せていたリー・スー・ミンスタークダインに悲鳴交じりの救援要請を上げていた。

インターバルを何とか耐えぬきシステムの制御を取り戻すと一転してドラグナーを追い詰めるが、照準システムの欠陥を突かれて隙をさらしたところに、発射しようとしていた対艦ミサイルを撃ち抜かれて誘爆する形で撃破された。(この爆発がコックピットまでは到達しなかったあたり、この機体の異常な頑丈性が伺えようものである)

ドルチェノフ機[編集 | ソースを編集]

ドルチェノフ専用機として更なる性能向上が図られたカスタム機。マイヨ・プラートらに追い詰められたドルチェノフが隠し玉として搭乗し、一行を追い詰めた。本作のラストボス

しかし、肝心の照準システムの欠陥が解消されていなかったため、欠陥を既に知っているケーン・ワカバが合流したことで形成逆転、マイヨと二人がかりでハイデルネッケン機同様に欠陥を突かれ敗走。ドルチェノフは撤退を試みるものの、ケーン達二人の最後の一撃でコックピットハッチが開かなくなっており、酸欠状態に陥ったまま月面に墜落してゆくギガノス機動要塞と運命を共にした。

量産機[編集 | ソースを編集]

ギガノス機動要塞に配備されていた量産型。劇中でも複数機の存在が確認できるが、実戦には投入されることはなかった。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

原作では出撃せず終いだった量産型もしっかりと戦線に投入されており、いずれの作品でも雑魚敵として大量に出現する。ちなみにハイデルネッケン機はハイデルネッケン自体が未登場という事もあり登場していない。量産型がSRWに登場しているのも(カラーリングがほぼ同じという事情もあってか)この辺りが関係しているのかもしれない。

また全長30m近いその威容から、スーパーロボット特機)扱いされることもしばしば。

携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦A
初登場作品。グン・ジェム機、量産機、ドルチェノフ機での差異はカラーリング以外では機体性能と白兵戦用の武器のみとなっている。
特徴である思考コントロールシステムは、サイコミュバーサーカーシステムを参考に完成させたという設定になっており、序盤はそれらの実験体と一緒に出てくることが多い。そのメリット・デメリットについては特にシステム・イベント的に再現されていない為、戦力としてはただの強力なメタルアーマー扱い。グン・ジェムが引っ提げての初披露の際には「頭部に三日月」繋がりでザンボット3との絡みがある。
マスドライバー破壊のマップから量産型が出てくるが、本作ではギルガザムネを奥の手としていたドルチェノフも最初から本機に搭乗し、同マップから敵対する。それ以前にも師匠からドモンへの石破天驚拳伝授イベントにて、石破天驚拳で落とされる役どころで量産型が登場している[3]。最終マップでもシャドウミラーの残存戦力として登場。
どの型でも気力が上がるとMAP兵器を放ってくるが、これは攻撃範囲だけならばアトミック・バズーカをも上回る為、一発限りとは言えど要注意。連発の効く武装は10発あるハンド機関砲(射程はグン・ジェム機が5、それ以外は6)と、白兵戦用の武器(グン・ジェムは射程3の青竜刀、それ以外は射程1の大型ブレード)だけで、全てのタイプで白兵戦武器の方が威力が高い為、遠距離から蜂の巣にするのがよい。とはいえ、巨体のくせに運動性はそこいらのメタルアーマーやMSなどとほとんど変わらないため、信じられないほど避ける。ちなみに一発限りの最強武器である大型巡航ミサイルは、ジャマーで無効化出来てしまえる。
スーパーロボット大戦A PORTABLE
グラフィックは『MX』の流用(但し『MX』に無かったハンド機関砲のモーションが追加されている)。HPが跳ね上がっていたり、大型巡航ミサイルが2発に増えジャマー無効になっているが、対処法は変わらない。青竜刀、大型ブレードの命中補正が高いので回避主体の機体は注意する必要がある。
なお、量産機の武器名が青竜刀に変更されている。

単独作品[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦MXPORTABLE
MAP兵器を搭載しているのはグン・ジェム機とドルチェノフ機のみで、量産型には搭載されていない(MAP兵器そのものも『A』とは違い、着弾指定型ではなく方向指定型)。『A』にあったハンド機関砲が装備されておらず、大型巡航ミサイルを撃ってしまうと射程の短い武器しか無いため(その大型巡航ミサイルですら気力制限がある上ジャマーで無効化出来る)、遠距離から袋叩きに出来る。育成次第だが同マップで使用可能になるツインレーザーソードであっさり決着がついてしまう。
グン・ジェム機は思考コントロールシステムの欠陥により暴走するイベントがあり、原作同様ジンを戦死させてしまう。ゲーム的にはグン・ジェムにジンを倒されると大損なので、イベント発生前にスタークダウツェンを撃墜しておくといい。
ドルチェノフ機は彼自身の他にも、三輪防人が抱き込んだギガノス兵が乗り込むが、その頃には自軍の戦力がフルに整った状態の為、イベントの露払いの扱いしかならない。隣にいる雷のオムザックとは天と地の差がある。
スーパーロボット大戦GCXO
作品を重ねて強くなったイメージはない。ただし、ミサイルポッドと巡航ミサイルがそれぞれ通常版とMAP兵器版を持つようになり、総弾数も増えている。ギガノスがジオンと同盟したおかげなのか量産機はパイロットのギガノス兵が強化人間になっている。
ガディソードC.U.B.E.X.E.N.O.N)で複製した量産機を出してくるが、パイロットは強化人間ではなくUNKNOWN(ガディソードによって機体ごと複製されたパイロット)となっており、本家ギガノスのそれより中身は弱体化している。しかし、終盤にザコとして登場する複製機体はHPが中ボス並の2万超えとなっており、その上ジャークライジンオーデスグロームIIといった、攻守共に優れた嫌なザコ敵とセットでウジャウジャ出てくるため鬱陶しいことこの上ない。操縦システムの危険性故か、捕獲しても運用は不可。

関連作品[編集 | ソースを編集]

Another Century's Episode
グン・ジェム機が登場。SRW同様青竜刀装備。珍しくギガノス機動要塞攻略戦で敵として登場する。
通常ミッションに存在する「シークレット」と呼ばれる条件を全ミッション獲得しないと使用できない実質的な到達点だが、プレイアブル機として使用可能。
Another Century's Episode Portable
条件を満たすと使用可能な隠し機体。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]

機関砲
手首に内蔵。使用時には砲身が伸びる。
SRWでは「ハンド機関砲」名義で実装。カテゴリー的にはマシンガン系の武器だが、『A』ではサイズ再現なのか180mmキャノン120mmカノンなどと同様の砲弾のような演出になっていた。
2連デュアルミサイルポッド
左腕籠手に内蔵。
積極的に使ってくる事は少ない。
75mm自動砲KDA44型
胸部に内蔵された16基、発射速度は1200発/分、携行弾数は3200発の機関砲。ドラグナー1型カスタムの装甲をズタボロにするほどの貫通力を有する。
こちらも敵ターンで使ってくる事は稀。
100連デュアルミサイルポッド
右肩のアーマーに内蔵する100連装ミサイルポッド。
その弾数からMAP兵器扱いされている。装弾数が少ないので、運動性の高いユニットを囮にして撃ち尽くさせる戦術が有効。
余談だがこの武器が搭載されているためかSRWでは肩アーマーをシールドとして使わず、『AP』などで防御を選択されると左手を突き出して掌で攻撃を防いだりする。
SIM-96型MLCミサイル 「対艦ミサイル」
股間から発射される対艦ミサイル。装弾数は少ない。追尾性能が高く、当たってしまえば10キロ四方を焼き尽くすほどの威力を持つ。そのあまりの火力故、発射後に撃墜したとしても、その際に生じた爆風と熱で甚大な被害が及ぶ。実際ドラグナー2型カスタムが迎撃した際には砲身が溶け去って半壊状態になり、新プラート隊が迎撃した際にはとっさにファルゲンを庇ったゲルフスタークダインが戦闘不能になってしまった。しかし、発射までに大きな隙を晒してしまう上に、万一このミサイルが発射前に誘爆してしまえば機体ごと爆発四散してしまう諸刃の剣[4]
SRWでは「大型巡航ミサイル」名義で実装。ギルガザムネの武装では最大の威力と射程を持つが、ミサイルだけあってジャマーで無効化出来てしまう[5]
白兵戦用 ハイブリッドブロードサーベル
巨大な長剣。当初は装備されていなかったがグン・ジェムの要望で製作。イブリスト合金の芯材にバンデッド鋼の刃を採用した、ジン中尉も思わず唸る逸品。グン・ジェム機のサーベルは追い詰められたドラグナー1型カスタムの起死回生の真剣白刃取りで折られてしまった。しかしそれでもスタークダウツェンを一刀両断にしてしまっている。
SRWではドルチェノフ機と量産型に「大型ブレード」名義で装備されている。グン・ジェム機には未採用。
攻撃力や命中補正が高いので、この武器の射程の外から攻撃を仕掛けるのが賢明。
MX』と『AP』でのアニメーションは量産機とドルチェノフ機で異なり、量産機はありきたりな斬撃であるが、ドルチェノフ機は振り下ろしを叩き込むと同時に大地を叩き割り、地割れを生じさせて岩塊が逆巻き吹き飛ぶという、明らかにド派手な演出となっている。
青龍刀
長剣を折られた後、二度目の出撃の際にグン・ジェムの意向で装備された巨大な青龍刀。これを振り回すギルガザムネは「恐ろしく近寄れない」威圧感を与えた。ハイデルネッケン機には最初から装備されていた。
SRWのグン・ジェム機には大型ブレードではなく、最初から青龍刀が装備されている。『MX』と『AP』でのアニメーションはドルチェノフ機のブレード同様、斬撃とともに大地を叩き割るド派手な演出。

特殊能力[編集 | ソースを編集]

剣装備
切り払いを発動。
状態変化耐性

移動タイプ[編集 | ソースを編集]

飛行可能。

サイズ[編集 | ソースを編集]

L
『A』、『GC』。通常のメタルアーマーよりも遥かに巨大という体格差を表すためか、30m未満でありながらLサイズ扱い。
M
『MX』。サイズ的にはこちらの方が正しい。

機体BGM[編集 | ソースを編集]

「夢色チェイサー」
前期OPテーマ。ギルガザムネは38話に初登場し、この時のOPテーマは後期「スターライト・セレナーデ」であった。

余談[編集 | ソースを編集]

  • 名前の由来は神田監督が好んでいた日本酒の『菊正宗』から。また当時好評だったNHK大河ドラマ『独眼竜政宗』(87年1月~同年12月放送)から着想を得ていた可能性がある。
  • 設定上は頭頂高は28.3mとなっているが、アニメ劇中では演出のせいか他のメタルアーマーと並んでるシーンでは40~50mはあるかのように見えることが多い。
  • ゲーム『サンライズ英雄譚(サンライズ英雄譚R)』及び『サンライズ英雄譚2』ではグン・ジェム四天王専用のギルガザムネが登場する(その変わり、原作での四天王専用機は登場しない)。ガナン専用のカラーリングがライトグリーンである為か、量産機のカラーリングは白色に変更されている。
  • そのサイズからか立体物はガレージキットが多少出ていた程度だったが、2013年に何とバンダイの完成品シリーズ「魂SPEC」でドルチェノフ機が商品化された(魂ウェブ限定販売)。

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. 試作段階では刀剣類は装備されていなかったが、グン・ジェムの要望で白兵戦用ハイブリッドブロードサーベルが製作され、増加生産機で正式採用された。
  2. 原子炉の爆発に巻き込まれても目立った損傷はドラグナー1型カスタムを捕らえようとして左腕が千切れた程度で、ギルガザムネがいかに高耐久の機体であるかを窺わせた。
  3. グン・ジェムの死後なので、作中のタイミング的にはハイデルネッケン機相当のポジションだと思われる。
  4. しかもミサイルの真上にはコクピットが配置されている(腹部のギガノスマークがハッチとなっている)ため非常に危険なレイアウトであるが、原作ではハイデルネッケン機はこのミサイル発射前に誘爆し機体は爆発したものの、前掲の通りハイデルネッケン自身はどういうわけか脱出に成功している。
  5. ちなみに原作では、グン・ジェムはドラグナー3型を叩き落としてからこれを使用。ハイデルネッケン機は発射前に打ち抜かれ、ドルチェノフ戦では参戦していないため、作中ハッキングが有効だったかは不明。