ギャグイベント

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ギャグイベントとは、笑いを中心としたイベント、またはそのようなイベントが発生するシナリオを指す用語

概要

スパロボシリーズにおける数あるイベントの中には、やや本筋から脱線したコミカルなギャグイベントも存在する。

参戦作品・オリジナル共にシリアスな作風が多いスパロボシリーズでは、登場人物の生死にまつわる緊迫した展開も少なくないため、下記に列挙されるギャグイベントは「プレイヤーにとっての一服の清涼剤」となる。

参戦作品でのイベント

ヤキモチを焼くヒロイン(多数作品)
兜甲児に対する弓さやかのように、重大な問題にならない程度にヤキモチを焼くことで人物関係をコミカルに描写する作品は多い。ただし、大神一郎に対する真宮寺さくらのように、公式によって「ヤキモチ焼き」が能力として設定されるというある意味で深刻な事例も[1]
食事ネタ(多数作品)
ニア・テッペリンクスハ・ミズハのように、味覚か調理の腕に極端な問題のある者が起こす食騒動。特に女性キャラクターの個性付けとして常套手段化している。被害者側に強烈なノックダウン描写があっても、大半の場合、重大な食中毒などには至らずコミカルに〆られる。
個人の資質の問題というわけではなく異世界・異種族の食文化が絡み、シリアスな世界観描写や伏線となるケースも稀にある。
予想外の強さやしぶとさ、弱さ(多数作品)
命のやり取りをする場での表現ではあるが、見た目や前評判と実力との乖離が激しい場合や、やりすぎた表現はジョークの域に達する例の一つ。ただし出オチ的な要素も強いため、乱用はされにくい。
ボスのお調子者ぶり(マジンガーシリーズ)
そのことからかスパロボ初のDVEは彼の役目となった。
コン・バトラーVのハリボテを被ったケロット(超電磁ロボ コン・バトラーV)
『AP』では1話限りでなく、カスタムボーナスでも被ることが可能。
登場人物、ウォーカーマシンのコミカル&パワフルさ(戦闘メカ ザブングル)
「三日の掟」がまかり通る暴力的な世界だが、登場人物がメタ台詞を言う場面や、軽妙なやり取りもある。
機体の方も動力がガソリンでハンドル操作と馴染みがありすぎるものでありながら、非常に器用な動きからコミカルな動作までなんでもこなし、時には巨大なミサイルを受け止めるといった、桁外れのパワフルさを見せることも。
ダ・サイダーのダジャレ→マシンガン乱射(NG騎士ラムネ&40VS騎士ラムネ&40炎
ダジャレ自体は全くウケず、それにキレたダ・サイダーが「笑えー!」とマシンガンを乱射するまでがワンセット。
アララ・ミルクの大食い(NG騎士ラムネ&40
石田五郎のばくはつ五郎化(熱血最強ゴウザウラー
「バカばっか」のナデシコクルー(機動戦艦ナデシコ
そもそもがギャグの多い作品のため、ミスマル・ユリカの艦長宣言後のVサイン、ダイゴウジ・ガイの本名ネタ、ウリバタケ・セイヤのこだわり、マキ・イズミのくだらないギャグなどが顕著。
ミス一番星コンテスト(機動戦艦ナデシコ
火星の後継者を出し抜くネルガル重工一同(劇場版 機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-
ただ出し抜くだけでなく、わざわざコンサート会場やバリアまで用意して相手をおちょくる。
正義の味方「ひょっとこ仮面」(魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL
どこからどう見ても正体がバレバレの酷い変装だが、正体に気づかない間抜けが約1名いた
相良宗介の戦争ボケ(フルメタル・パニック?ふもっふ
長らく紛争地域で生き、ミスリルに入ってからも任務一辺倒の生活を送って来た宗介。かなめの囮(表向きは護衛)のために日本にやって来たものの平和な日本での生活に馴染めず、簡単な騒動から凶悪犯罪レベルのものまでさまざまな事件を次から次へと引き起こしてしまう。
なお、フルメタル・パニックにはシリアスな長編と、コミカルな短編があり『ふもっふ』は短編のアニメ化である。陣代高校が舞台となっており、ロボットも登場しない。一応、本編となる長編シリーズでも戦争ボケ描写は見られるが、大事レベルのものではない。
光司鉄也を勝手に死亡扱いする周囲の面々(神魂合体ゴーダンナー!!
異世界の生活に馴染む武蔵坊弁慶新ゲッターロボ
何故そうなったかはよくわからない必殺技を放つアクエリオン(創聖のアクエリオン)
代表的な無限拳も、無限に腕が伸びる、を狙うことで当たるなど、強力ではあるが滅茶苦茶である。
リーナ・ルーンの代役となる不動GEN(創聖のアクエリオン)
ミレイ・アッシュフォードの気紛れ(コードギアスシリーズ)
「男女逆転ゲーム」など数々の騒動を引き起こし、ルルーシュを含めた周囲を振り回した。極めつけが卒業記念(?)の「アッシュフォード狂想曲」で、学校中の女性が(部活の予算目当てに)ルルーシュを追いかけ回す事態に。
ピンクカバ騒動(ガイキング LEGEND OF DAIKU-MARYU
わざわざ2話も費やした。
ケロロ軍曹ガンダムシリーズ好き(ケロロ軍曹 (TV))
嵐を呼ぶ園児・野原しんのすけクレヨンしんちゃん
元々ギャグアニメなので、ギャグ場面は山ほどある。ただし、劇場版はシリアスな作品が多い。
サリアのコスプレ趣味(クロスアンジュ 天使と竜の輪舞
なんとわざわざDVEまで用意されている。
「カバ」呼ばわりされる剣部シバラク魔神英雄伝ワタル
劇中でシバラクが忍部ヒミコらにカバ呼ばわりされた時に、顔もカバそっくりになる演出。スパロボでもしっかり再現されている。
ロボットの姿に恍惚するエルネスティ・エチェバルリアナイツ&マジック
ザンネンファイブの掛け合い、ガッカリスリーの漫才(銀河機攻隊 マジェスティックプリンス

イベントの多いシリーズ作品

スーパーロボット大戦W
第一部は主にTV版『機動戦艦ナデシコ』と『フルメタル・パニック?ふもっふ』に関連したギャグイベントが多い。
第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
『ふもっふ』参戦の影響か、学生メンバーによる明るいギャグイベントが多い。
ただし、第3次Z天獄篇では地球占領下という状況からか、ギャグイベントはほとんど存在しない。
スーパーロボット大戦X-Ω
ゲームの性質上、期間限定イベントが多いがその中にはハメを外した内容のものも少なくない。また後述のようにソリスメンバー絡みのイベントは全編ギャグテイストのものが多くなっている。
無限のフロンティア スーパーロボット大戦OGサーガ
ある意味この作品自体がギャグの塊。アシェン・神夜を起点に回りがツッコミを入れつつ話が進行していく。流石に終盤はシリアス度が高まるが、それでもやっぱり基本は同じ。
これはパーティメンバーが増えた『EXCEED』でさらに加速しており、序盤ではツッコミ役の不在で果てしなく暴走する場面も。これは本作の系譜を継ぐ『PROJECT X ZONE』でも同様。

スパロボでのギャグイベント

Zシリーズ

「地獄のエキデン」
Zのシナリオ。原作同様サラアデットによるエキデン対決で、途中で敵が乱入してきたので追い払った後にすぐ再開。ところが、結果はファットマンが一着と言うオチで終わった。
「対決!マーズとマーグ!」
第2次Z破界篇の第31話。状況的には全くギャグではないのだが、ギシン星の超能力者軍団を生身で蹴散らしていく自軍メンバーの姿は最早ギャグ一歩手前である。挙句の果てにキリコ生身で戦闘機を撃ち落とした
「アッシュフォード・ラプソディ」
第2次Z再世篇の第18話。『コードギアスR2』の学園イベントの再現なのだが、それに自軍メンバーが参入。各メンバーの男女が追いかけっこをし、ルルーシュ(に変装した咲世子)の奇行に度肝を抜かされるなど見所は多い。
その他、正太郎が女子生徒に目を付けられていたり、アルトが男女双方から狙われていたり、ミシェルロックオンが揃ってナンパしていたり、マリーアレルヤ忍者さながらの追いかけっこを展開するなどかなり楽しい雰囲気のステージとなっている。
さらに戦闘マップにおいても、学園の生徒からアドレナリンアンプル(強化パーツ)をもらうジノアーニャと、ツッコミどころ満載のシナリオである。
「さよなら、アイドル」
第3次Z時獄篇のDLCシナリオ。チームDミスリルに加入するまでの話を回想する…のだが、ヒビキが椅子に縛られながらエイーダのアイドル時代の映像を繰り返して見せられた結果、精神が完全に麻痺するという結末を迎えてしまう。
「後の祭のフェスティバル」
第3次Z時獄篇の第17話(依頼を受けないルート)のシナリオ。第17話受けるルートのシナリオ「善意のトレスパス」も相当にコミカルなイベントも多いのだが、こちらはかなり笑える。
赤城のスピーチ赤い彗星の若き日の言動を思い起こして動揺するアムロカミーユに始まり、ボン太くんを持ってきた(着込んで運んできた)キリコに仰天する宗介、そして女性陣に大人気のボン太くんin宗介とさり気なくショックを受けるキリコ(しかもボイスチェンジャーの影響を気にしていたらしい)、さらに動揺のあまり台詞がひらがなになるヒイロ、トドメに子供の夢を守るべくボン太くんのガードを発令するジェフリー、とツッコミどころ満載。
「揺れるイントゥ・ザ・ブルー」
第3次Z時獄篇第30話にて。TDD内で開催されたパーティーにおけるビンゴゲームの景品第1位「テッサキス」を巡り一部の男連中が熱中。本命がいる少年はここぞとばかりに4位のぬいぐるみ狙いでポイント稼ぎに勤しむ(?)。
本来、原作においては宗介が日常を楽しむことが出来ないという非常にシリアスなシーンだったりする。
「強き事は美しき哉」
第3次Z時獄篇のDLCシナリオで、部隊の女性パイロット陣によるナンバーワン決定戦。AGによる各パイロットの紹介アナウンスも見どころのひとつ。機体の都合上男性パイロットも混ざっている点はご愛嬌。『天獄篇』でも同様の内容のDLCシナリオがあり、共に事態を知ったブライトより雷が落とされるオチで締められている。
このある種のミスコン系シナリオは以降B.B.スタジオ製タイトルにおいても定番のネタとなっている。

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦W

「沖縄の一番暑い日」
第8話。Wにおけるボン太くん初登場シナリオであり、序盤は友達と認めてくれたコスモロボ形態のマイク・サウンダース13世と共闘する(何故かコミュニケーションが取れている)。ウッポくんに対してのアカネ・アーディガンの喜びっぷりも印象的。
「放送不可のウォークライ」
第12話(一周目)。文化祭中の陣代高校に出現した機械獣をパニックに起こさず対処するため、出し物と称してボン太くん率いる量産型ボン太くん達が機械獣と戦う。後半ではガルラ軍が登場するが、ライオンショーと称してゴライオンガオガイガーが加勢に来てくれる。この時のボン太くん語の翻訳が原因で華ちゃんボン太くんに対し深いトラウマを持つことになる。
「「艦長」は君だ! 「教授」は誰だ!」
第12話(二周目)。一周目同様、陣代高校の文化祭が舞台だが、こちらではナデシコ艦長を決める水着オーディションが行われ、ヴェルターの女性キャラが多数参加する。そして警備はなんと林水敦信生徒会長に言い包められた兜甲児流竜馬達のマジンカイザー真ゲッターロボが務めている。片や神を超え悪魔をも倒す最強の魔神、片や世が世なら星をも破壊する進化の化身。普通なら文化祭に投入する戦力ではない……。
兜十蔵博士やゲッター線も、まさか学園祭の警備に使われるなどとは夢にも思っていなかったに違いない。襲撃したあしゅら男爵ヴェルターの中で最も恐るべき機体が2機とも配備されていることに驚いていた。なお、竜馬は呆れていて、甲児はクラスメートにいいところ見せる気マンマンだった。
なお余談だが、このステージでマジンカイザーが配置されるのはプールの上である。確かに元祖も水の中から出て来るが……。
「『秘密のバイト』は危険な香り」
第13話(一周目)。金欠に悩むゲッターチーム&マジンガーチーム、シゴキから逃走して来たカズマに宗介やデュオ、ゴライオンチームを加えた面々がアクアの提示したバイトに励む。
ところが、ゲームのデバッグと説明されたその実態は、ナデシコの基幹システム・オモイカネへの攻撃。頭に来た面々、特に甲児やカズマの荒れる様は必見。
「友情のファニーアニマルズ」
第13話(二周目)。ある事情により赤城龍之介率いる練馬レッドドラゴンとボン太くん率いる量産型ボン太くん軍団が対決する。
なお一周目と違い、こちらでは華ちゃんはボン太くんの大ファンとなる。ツッコミどころと言えば、ボン太くん軍団を大真面目に「戦士」と評して挑んでくるピッツァか。
「終わるハイスクールライフ」
第32話(一周目)。ゴーゴン大公との混同が原因とはいえ、ぽに男捕獲のためにGGGから承認を取り付けて来る千鳥かなめの張り切りぶりが見所。
戦闘マップではバイオネットのロボを迎撃するボン太くんから逃げ出す華ちゃん、増援登場時に甲児のノリでマジンを呼び出す白鳥九十九、そしてボン太くん相手に思わず和んでしまうギムレットであった。
「決意のパートタイプジョブ」
第32話(二周目)。漫画のネタにする為にぽに男捕獲を指示するアマノ・ヒカル、ダメ亭主全開の上に水で飲んだくれる九十九、と一周目同様冒頭からツッコミどころ満載。しかし、やはり本番は戦闘マップとなる。
某太陽の使者のノリでテツジンに乗り込む九十九から始まるが、誤解からボン太くんを相手に大ゲンカ。中身が宗介だと教えて止めようとした甲児に対し、竜馬が放った迷言「中の人などいない!!」と、こちらも笑いどころの宝庫。

その他シリーズ

「コンフュージョン・カーニバル」
Kのシナリオ。突然ピンクカバが現れて、純粋な地球人がまるで人が変わったかのようにはっちゃけてしまうイベントがある。三角関係が吹っ飛んだゴオと杏奈&ミラ、ミスコンで荒れるミアなどキャラ崩壊もさることながら、原作イベントを上手く組み込んだ構成も見どころの一つ。
「招かれざるもの」
UX第11話のエンドデモ。ホウジョウ軍兵士に連れてこられた孫尚香ガーベラ陸遜ゼータプラスの姿に絶句するサコミズ王ショット・ウェポンの姿は必見である。
「THE SHADOW OVER INNSMOUTH」
UX第26話のシナリオ。『機神咆吼デモンベイン』と『鉄のラインバレル』の原作再現(ラインバレルは0巻収録の番外編)で、メンバーの大半が海水浴に興じている。スメラギ・李・ノリエガ飛鷹葵の水着姿に鼻の下を伸ばしたミハエル・ブラン2名クラン・クランはじめとするパートナーたちによって鉄拳制裁に遭い、女物の水着を着た山下サトルに鼻血をたらす浩一や汗まみれの森次も見られる他、中にはガンダムたちの軽装モードとそれに突っ込みを入れる(普通に海水浴に馴染んでる)地獄コンビなんてものもある。
一番の突っ込みどころは波打ち際で大喜利に興じる本作主人公コンビであろう。やり取りはまんまカップルなのだが、行動が行動だけに見ていたエイーダ達もドン引きするばかりであった。
さらに、行方不明になった者の調査をしている最中、その首謀者の瘴気で判断能力が低下した面々、ジョーイリナが秘めた思いを互いに打ち明けたり、サヤに天然全開のしょうもない悩みを告白したアーニー、アルとんでもないことをしでかして制裁を受けた九郎も見どころ。
戦闘パートでは慌てて出撃したため体をロクに拭けなかった女性パイロットたちが悶々としたり、シナリオ終了時のインターミッションでは九郎がまたもアルに吹っ飛ばされていたり、酒に酔った瑠璃の勢いで、エイーダのみならず非戦闘員など、どう考えても指揮が取れなさそうな人たち戦術指揮のメンバーに選ばれて刹那総士が頭を抱え、道生弓子同じ部屋に入って行ったことをボビーミレイナから聞いて絶句する真矢など、全編通してギャグ満載な内容となっている。
「天に選ばれし覇者」「天に挑みし勇者」
UX第36話のシナリオ。シェリルが収容された刑務所の慰問ライブに来たランカ・リーに喝采をあげるキバの輩ガラン軍兵士、ライブのステージに立った美海を賞賛する浩一に文字通りの怒りの眼差しを向ける絵美、そして女装したアルトに大喝采をあげるグラハムなど、こちらも笑えるイベントとなっている……のだが、このギャグ場面のせいで後のハザードの凶行がさらに悲惨なものになった
なお、どちらのタイトルになるかは前のシナリオで曹操孫権のどちらが正しいと思うかで決定される(展開も若干変化する)ため、その点は1周目ぐらいはプレイヤーの素直な心で決めてほしい。
「三つの星が集う時」
BX第26話のシナリオ。オービットベースにやって来たブライティクスの面々が親交を深めるのと連戦の疲れを癒すことも兼ねてメインオーダールームでパーティを開催。その中、ナデシコの面々が発端で「ミス一番星コンテスト」が開催されることになった。
レイアムの出場に吹き出すオットーハリケーンたちの衣装を着て出場したユキウェンディを止めようとして勇者ロボたちに制止されるファルセイバーエレの登場に声優繋がりで「なんとぉーっ!?」をかます剣士ゼータ、酔っ払ってただの孫バカじいさんになったフリット悠宇を女装させようとするボビーと、それを面白がっていたら怒ったゴーグに威圧されるヒカル達、と笑いどころ満載。裏方でも厨房の手伝いを逃げ出そうとしてに脅しをかけられるボス達の姿が見られる。
一方で同シナリオ後半のフルアーマー騎士ガンダム覚醒イベントは、本作に登場するそれぞれのガンダムのカラーと三種の神器を上手く組み合わせた良質なクロスオーバーと「ピンチに陥ったヒーローが再び立ち上がる」という王道の展開で非常に熱いシナリオとなっており『BX』屈指の名場面となっている
なお、コンテスト出場者たちは全員戦術指揮官(という名の応援要員)に任命されてしまうことに…。

VXT三部作

ダウンロードコンテンツシナリオにもギャグイベントが集中する傾向が強い。

「納豆に手を出すな」
V』のシナリオ。『勇者特急マイトガイン』の同名シナリオが原作で元から相当にカオスな話だが、さらに『ナデシコ』の面々が加わり、納豆巻きを食べないと漫画が描けないと駄々をこねるヒカル青木とダジャレの応酬を繰り広げるイズミナインに興味を持った事で変質者と間違えられるウリバタケカトリーヌ・ビトンからキャットガールズにスカウトされるハーリー、そして納豆をかき混ぜて強くした粘りでフロマージュの攻撃を受け止めるエステバリスカスタムとコミカル要素がより満載となる。
「想いの形」
『V』のシークレットシナリオ。毎度お馴染みボン太くん登場エピソードで、特訓から逃げ出すためにペロリーナの着ぐるみを着たアンジュかなめを狙う刺客と誤解され銃撃から逃げ惑う様子が描かれており、オチも学校内に隠してあったボン太くんの元へ美少女聖騎士プリティ・サリアンが現れたりと笑い所が多い。
なお、PV2にてこのシナリオのデモが一部流されている。
「長き旅路を支えるもの」
『V』のシークレットシナリオ。ガミラスの補給艦隊に遭遇した地球艦隊・天駆だが、資材不足に悩まされていた一行にとっては丁度いい獲物にしか見えなかった。BGM「クロスボーン・ガンダム」まで流れ出し、もはや宇宙海賊と化した一行の姿は笑いを誘う。
「遥かなる故郷」
『V』の通常ルート最終話。突如として超然とした態度をかなぐり捨ててヒステリーを起こした女性そのものな言動となったネバンリンナの姿は地球艦隊・天駆のメンバーを唖然とさせており、いわゆるシリアスな笑いを感じたプレイヤーも多い。あの流竜馬ですらを知っていることに絶句するネバンリンナの姿は必見である。
「プリティ・サリアンの冒険」
X』のDLCシナリオ。サリアの秘密の趣味をホープスに見られた事から発するスパロボ史上屈指のカオスシナリオ。プリティ・サリアンの衣装を着たまま出撃し、完全に美少女聖騎士になりきるその姿にはショウルルーシュもドン引きし、主人もその気迫に畏怖する程。更にはコスプレ姿をアンジュ達に見られた事でハイパー化寸前の精神崩壊状態で類を見ないほどに暴れる一幕も。
「決戦、ミスルギ皇国」
『X』のシナリオ。原作となる『クロスアンジュ 天使と竜の輪舞』第24話「明日なき戦い」はヒルダロザリークリスの確執と和解が描かれるシリアスなエピソードだが、『X』では他の版権キャラが加わった結果、クリスの「あんた達も誰一人友達なんて思っちゃいない!」発言にヒミコを皮切りに他の自軍女性陣から問い詰められワタルに「ちゃんとみんなのこと友達だと思ってるんじゃん」と本心を見抜かれ、尚もヒルダとロザリーを敵視する理由にアンジュの名前を挙げたところベルリ「ヤキモチだったって事?」と痛いところを突かれた挙句ジュドー「駄目だって、ベルリ!いくらその通りだからって、ストレートに言っちゃ!」と火に油を注ぐ発言をして逆ギレして暴走するというなんとも締まらない展開に。一応、原作よりも人間関係が遥かに改善されている証左であるため微笑ましくもあるが。
「真実の黙示録」
『X』のシナリオ。20人に増えたエンブリヲエクスクロスに襲い掛かるも、直後に超常性を失った為に全滅。自身の復活を封じられ狼狽し、撃墜される度に女性陣がカウントする状況は、数こそ多いもののMAP兵器で一掃可能な程度の耐久力しかないことも併せて、最早ギャグ一歩手前である。ところがそのせいで、エンブリヲがまだ1人残っていてナディアがそのエンブリヲに捕まっていることを忘れてしまっていたプレイヤーも。
「目覚める伝説」
T』のシナリオ。冒頭にて、モコナの会話があるが、そのやり取りを見ていた勇者特急隊などの超AIを搭載した勇者ロボ達は何度聞いてもモコナの言葉が理解できず、何故光は理解できるのかと大きく混乱してしまった。
「対決!カウボーイVS社長!」
『T』のDLCシナリオ。些細な事で喧嘩し、どちらが先に賞金首を捕まえられるかで勝負するワッ太スパイク。更にはカウボーイ姿のアンディまで加わり、現場はハチャメチャに。原作再現であるスパイクとアンディの戦いもさることながら、かなり大人げないスパイクの姿と彼を待ち受ける何ともトホホなオチが笑いを誘う。

X-Ω

継続運営型アプリゲームという性質上、ギャグは各イベントに集中する傾向が強い。

「嵐を呼ぶ! 銀河ロボット大決戦」
ギャグアニメの金字塔とも言える『クレヨンしんちゃん』がメインのイベントだけあって、ギャグイベントにならないハズが無かった。
野原しんのすけにより他作品のキャラたちは存分に振り回され、特に最もクロスしている『STAR DRIVER 輝きのタクト』の面々はもはや『クレしん』劇場版のゲストキャラクターとも言える状態にまで馴染んでいる。そして何故か当たり前のように混ざっているあしゅら男爵も笑い所であり、後に『X-Ω』のラストボスとなったナイアーラまで唯一レベルでギャグに染まる始末。
ソリス関連のイベント
毎月月末に行われるのが恒例となっている、ソリスの面々を描いたイベントシナリオ。始まった当初はオリーヴベルタアヤメカタリーナたちが織り成すドタバタな日常を描いている事がほとんど。2017年4月のイベント「真春の昼の夢」は夢落ちとはいえ、カオス度が最大級のイベントと化した。
その後、新規メンバーが加入するにつれてシリアスな面も垣間見られていき、2019年1月のイベント「帰らぬ日々」は普段のおちゃらけたノリは一切見られない、異色の内容となっている。
「自由を我が手に」
2019年2月の月末ソリスイベントにあたるが、今回はイベント内容自体が「生スパロボチャンネル」内で行われた視聴者アンケートによって決定されている。アンケートの結果は「メインキャラクターはシャッテ・オリーヴ・フローリア、舞台は監獄、衣装はボンテージスーツ、内容は『アサヒ達と大脱出』」となり、既にこの時点でツッコミどころ満載となっていた。
前回のイベントがかなりシリアスかつ本編の裏側に迫った内容もあってか、今回は本編から完全に切り離された平行世界となっており、「フリーターの少年イヌイ・アサヒが「主人公なのに地味すぎる罪」でボンテージ姿の看守たちが見回るソリス刑務所に送られ、潜入したホノカと共に脱走を企てる」というアンケートの結果がほぼ反映された内容となっている。
「スパクロフェスティバル」
周年記念イベントだけあってか、全参戦作品の敵味方が様々な理由で入り乱れ戦い合うなど、バラエティに富んだお祭り感のあるイベントとなっている。
特に女性パイロット達がブロッケン伯爵らの作戦で、水着姿のまま戦わされるのは定番。
ただし、最後の開催となった2018年の第3回フェスティバルについては序盤こそギャグのノリであったが終盤はメインストーリーにおけるアサヒの動向を反映するような、若干シリアスな流れとなっている。
「素直になれないビタースイート」
創聖のアクエリオン』第18話「魂のコスプレイヤー」をベースにしたイベント。バレンタインと学園生活をテーマにキャラたちの成長を描く。シナリオクエスト話数はイベントシナリオ中最多となる全18話。
「集結!ロボットガールズ」
ロボットガールズZ』参戦イベント。スパロボ世界に転移してしまったロボットガールズが大暴れする。ガールズの容赦のない戦い振りに、元ネタとなった各作品のキャラクター達はドン引きし、戦闘の余波で街は廃墟と化してしまう。二人のあしゅら男爵の温度差も見所。
「あなたをはかどらせます!」
ハッカドール』参戦イベント。激務に追われる村井沙生がハッカドール3人を呼び出すも、彼女らのポンコツぶりに終始振り回される。
作風的に正反対と言える『ガサラキ』とのクロスオーバーがある意味最大のギャグ要素と言えるか。
「新天地!その名は…地獄」
ヘボット!』『セガ・ハード・ガールズ』参戦イベント。共にパロディ要素満載の作品だけあって初っ端からメタ・ギャグ発言が応酬され、更にダメ押しで『マジンカイザーSKL』の地獄公務員ともクロスし、まさにイベントタイトル通りの地獄絵図を見せた。
「それぞれの死闘!?」
マジンガーエンジェル』『フルメタル・パニック?ふもっふ』がメインのイベント。
「銀河を創る想像力!」
ガンダムビルドファイターズ』と『天元突破グレンラガン』がメインのイベント。多元宇宙迷宮の設定を生かし、セイが昔考えた想像の世界に入り込む事になり、ガンダムの世界に入り込んだ事でセイは何度も恍惚する。また想像の世界という事もあってか、各ガンダムの世界はどこか突っ込みどころが多い。
「常夏の熱視線」
アクエリオンEVOL』17話「湧きあがれ、いのち」をベースにしたイベント。NPCのアンディやサザンカが活躍する。
「キラッキラに輝くのは」
アイカツ!』『フリクリ』を中心としたイベント。
「BY NECESSITY」「NOT ALONE」
前者は『宇宙戦艦ティラミス』、後者は『同II』参戦イベント。
「唸れ! 滾るリビドーと魂!」
健全ロボ ダイミダラー』『ヴァンドレッド』『冥王計画ゼオライマー』のキャラを中心としたイベント。
『ダイミダラー』が中心ゆえか、ギャグシーンがかなり多いが一方で熱いシーンもまた多いなど単なるギャグイベントに留まらないガチな内容にもなっている。
「ギャラクシーフルコース」
ギャラクシーエンジェル』がメインのイベント。敵味方共にミルフィーユ・桜葉のボケに翻弄されていく。そしてここでも当たり前のように『スタドラ』の面々にあしゅら男爵が混ざっている。
「超越並行世界の旅であります!」「並行世界大冒険であります!」
ケロロ軍曹』がメインのイベント。
「世界を越える情熱」
共通の趣味を持つサリアベルファンガン・クルーゾーの交流を描く。
「ここが無限の開拓地」
無限のフロンティアシリーズ』を題材にしたイベント。
イベントシナリオを森住惣一郎氏が担当しており、本家『ムゲフロ』のノリをそのまま持ってきたようなはっちゃけた内容となっている。
「地上の星々が紡ぐ叫びと祈り」
機神咆吼デモンベイン』『ポプテピピック』参戦イベント。
冒頭以外は終始真面目な『デモンベイン』勢に対して、時折素に戻ってぶっちゃける『ポプテ』組のコントラストが笑いを誘うイベントであるが、最大の見所はクライマックスにて「神」として登場する実写の大張正己氏であろう。『ポプテピピック』という作品の「なんでもあり」ぶりを体現したイベントと言える。

その他

ロボットオタクの魂
リュウセイが登場する作品には必ずと言っていいほど差し込まれるイベント。参戦作品のロボットの登場時にリュウセイが原作ファンの言いたいことを代弁してくれるという展開。
「外から来る者」他
30』のミッション。同作ではリュウセイがゲスト参戦という立場で、かつ同類である『ナイツマ』主人公のエルネスティ・エチェバルリアが初参戦であるため、リュウセイが担っていたような役回りをエルネスティが担当する形となっている。特に序盤のサイドミッションである「外から来る者」で参戦した際には、合流時に存在する歴代ロボット達に囲まれエルネスティのテンションが原作を凌駕する勢いで壊れてしまう。
「ロドニー救出」
LOE』のシナリオ。「マサキ達がロドニーを助けに来たはずが、ロドニーに助けられる」という本末転倒な展開になった。ロドニーがマサキ達を助けに来た際にしていた変装の程度の低さと、その変装を見抜けないラセツ・ノバステの姿が余計に笑いを誘う。
「獣戦機基地 総攻撃」
64』のシナリオ。こちらの秘密基地が襲撃を受けるという本来シリアスな場面。まず手始めに衝撃のアルベルトが乗り出し、生身で警備のMSを撃破してしまう。その姿を見た同僚が「素手でモビルスーツを破壊する奴がいると聞いたことがある」と戦慄し、自分を知っていたことに免じてアルベルトが「楽に死なせてやろう」とそちらにも詰め寄る。が、その警備兵が「確か、東方不敗、マスターアジア」という大間違いをしてしまったため、「楽には死なさんぞ!」とアルベルトを激昂させてしまうという、声優ネタも兼ねた会話がある。
「遥かなる時の彼方」
α外伝』のシナリオ。未来に飛ばされて初のシナリオであり、ザブングル序盤の話が展開される。ジロン・アモスがカーゴ一家から盗み出そうとするのは「ハンドルで動かしガソリンで動き、五本指を持つ初めて見るロボット」そう、ザブングル…ではなくボスボロット操縦席までたどり着くもガソリンが抜かれていたため動かせなかったが、操縦に関しての問題は言及されていなかったため、あわや『戦闘メカ ボスボロット』が始まるところだった(実際、アンソロジーコミックでは本当にそういうネタが描かれた)。
「剣と魔法の世界へ」
NEO』のシナリオ。ザンパ相手に登場早々ドジを踏むアデューをはじめ、ザンパを殴る隼人(隼人は素手で戦わせれば「目だ 耳だ 鼻!!」な人である)、ミルクに尋ねられた門番が武蔵坊弁慶ミルクの大食いにドン引きする面々とバラエティ豊かでツッコミ処満載のイベントになっている。
「聖バレンタインの騒乱」
CC』におけるイベント。本作でのバレンタインデーでは男性が女性にチョコを渡すという日本とは真逆の、欧米のものに近い習慣があるため、本命のチョコを目につけた女性から詰め寄られるがいたり、激しく狼狽する男が出てきた。
「カイルスの青い夏」
『CC』におけるイベント。石神の発案により南の島で休暇を楽しみ、これまた石神の発案で「ミス・カイルスコンテスト」を開催するコトとなった。
見所は、美海の水着姿に見とれた浩一に絵美がファクターアイで睨みつけ、さながら「両手に花」(?)のような状況を羨ましがる剣児の耳を強く引っ張るつばき、女装して強制的に出場された山下とバニー姿を着せられたカレン、そしてランカを見て戸惑うハイネルである。
「緑の侵略者」
OE』のシナリオ。ケロロ軍曹の初登場シナリオであり、軍曹の共鳴により何故か無人レイバーが大挙して出現するという予想外のクロスオーバーが見どころ。
「盗賊団の悲劇」
『OE』のシナリオ(有料追加コンテンツ)。『ZOIDS新世紀/ZERO』勢の参入シナリオで、盗賊団に攫われたリノン・トロスを救出するという流れだがキャラがキャラだけにまともな救出劇になるはずもなく、原作さながらのリノンの破天荒ぶりと傍若無人ぶり、そしてお間抜けぶりが発揮された内容となっている。
アクシズ破壊」
『OE』のイベント。アンゴル=モアの「ハルマゲドン1分の1」でアクシズが粉砕されてしまい、驚愕したギレン・ザビがキシリアとガルマの説得を受けて連邦軍と和睦したもの。ギャグイベントが人類同士の戦争を終わらせた初の事例となった。
「イングラムの回顧録」
DD』のショートシナリオイベントで『OG1』が題材のシナリオ。最初はシリアスな流れだが、途中でリュウセイが頭を強く打った事で言動がおかしくなり、遂には『新』準拠の言動まで飛び出してしまう始末。
戦闘台詞も『新』準拠のものとなっており、しかもわざわざ当時と全く同じセリフを三木眞一郎氏によって録り下ろしている。
「激突、王と王の戦い」
『DD』のショートシナリオイベントで『機界戦隊ゼンカイジャー』が参戦するシナリオ。『ゼンカイジャー』自体が「ゼンカイ脳」と呼ばれるほどにコメディ重視の作風という事もあり、スパロボでもそのゼンカイ脳は(本編よりは抑えられているものの)健在であった。
「ファーレンの皇女」
30』のミッション。アスカが奥義で生み出した巨大サンユンの姿に自軍の面々は呆然となり、女性陣を中心に「かわいい」と心を奪われる者も出るなど戦場が一気に脱力する事態に。
一部のプレイヤーはデジャヴを感じた事だろう。
「始動、連邦軍アイドル化計画」
『30』のDLCミッション。ドライクロイツの広報のためにアイドルグループ「リンリンキャンディドロップス」が結成されるが、C.C.選抜したメンマネージャー役がグダグダに滑り倒して場を凍りつかせる展開に。
「広がる未知の世界」
『30』のDLCミッション。ポセイダル軍によって制圧されたサンフランシスコに、魔法騎士の3人と女装した勇太ダバが潜入するのだが、勇太のついでとばかりに女装させられた挙げ句に「不審者みたい」というあんまりな理由で待機させられる裕太、ポセイダル軍がサンフランシスコを制圧した理由のしょうもなさ、女装したダバに一目惚れするギャブレー、戦闘中に「もし勇太が本当に女の子だったら」という妄想に苦しむデッカードなどツッコミどころ満載のミッションとなっている。

関連用語

トラウマイベント
こちらはギャグイベントとは逆に、プレイヤーを陰鬱な気持ちにさせる場面やそれが発生するシナリオの事を指す用語

脚注

  1. アビリティ「ヤキモチ焼き」を採用した『X-Ω』は『サクラ大戦』を製作したセガゲームスが開発を担当している。