「ガエリオ・ボードウィン」の版間の差分

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*本作の登場人物内でも非常に珍しい変遷を辿った人物。元々、ガエリオ・ボードウィンは「[[マクギリス・ファリド|マクギリス]]が独り言を呟くキャラにならぬよう彼の話し役として用意された友人Aに過ぎないキャラ付けだった」が、'''ガエリオを演じた松風雅也氏の熱演に感銘を受けたスタッフの意向でシナリオ全体でキーパーソンとして描かれた'''事が脚本を務めた岡田麿里氏によって語られている。
 
*本作の登場人物内でも非常に珍しい変遷を辿った人物。元々、ガエリオ・ボードウィンは「[[マクギリス・ファリド|マクギリス]]が独り言を呟くキャラにならぬよう彼の話し役として用意された友人Aに過ぎないキャラ付けだった」が、'''ガエリオを演じた松風雅也氏の熱演に感銘を受けたスタッフの意向でシナリオ全体でキーパーソンとして描かれた'''事が脚本を務めた岡田麿里氏によって語られている。
 
**同時にガエリオは、'''「キャラクター像として完成され尽くした[[三日月・オーガス|三日月]]や[[オルガ・イツカ|オルガ]]とは対照的に作品を通じて成長していくポジション」'''とも語られている。
 
**同時にガエリオは、'''「キャラクター像として完成され尽くした[[三日月・オーガス|三日月]]や[[オルガ・イツカ|オルガ]]とは対照的に作品を通じて成長していくポジション」'''とも語られている。
*実は身長2m以上の巨漢である。
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*実は身長2cm以上の巨漢である。
 
*上述した三日月から呼ばれた「ガリガリ」をネタにして、実在するアイスキャンディの「ガリガリ君」をパロディにした「ガリガリ君 火星ヤシ味」というファンアートが描かれた。
 
*上述した三日月から呼ばれた「ガリガリ」をネタにして、実在するアイスキャンディの「ガリガリ君」をパロディにした「ガリガリ君 火星ヤシ味」というファンアートが描かれた。
 
**なお、上記のファンアートはフジテレビの番組「ノンストップ」において、実在するガリガリ君の味に混じって紹介されてしまった事もある(後に関係者も謝罪している)。
 
**なお、上記のファンアートはフジテレビの番組「ノンストップ」において、実在するガリガリ君の味に混じって紹介されてしまった事もある(後に関係者も謝罪している)。

2021年3月7日 (日) 10:56時点における版

ガエリオ・ボードウィン
外国語表記 Gaelio Bauduin
登場作品

ガンダムシリーズ

声優 松風雅也
潘めぐみ(幼少期)
初登場SRW スーパーロボット大戦DD
SRWでの分類 パイロット
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プロフィール
種族 地球人
性別
出身 地球圏
血液型 O型
所属 ギャラルホルン監査局
役職 特務三佐
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ガエリオ・ボードウィンは『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』の登場人物

概要

ギャラルホルンを統べる七つの名家「セブンスターズ」の一席であるボードウィン家の長男。軍では監査局に所属し、ギャラルホルン内部の監査を担当する。

気のいい性格で情に厚く、自分が認めた相手には最大限の配慮を約束するまっすぐな青年で部下からの信頼も篤い。ただし、身内には甘い一方で無自覚な差別意識を持つ等、人間的には成長途上にある。MSパイロットとしても扱いが難しいガンダム・フレームを阿頼耶識抜きでグレイズ以上の戦闘力を発揮させて戦う等エース級の腕前を持つ。主にランスを好んで使用し、それを用いた一撃離脱を主軸にする前衛担当。

マクギリスの護衛で火星へ向かった際、鉄華団と剣を交えた事で彼等の追撃を始める。

登場作品と役柄

単独作品

スーパーロボット大戦DD
初登場作品。序章ワールド4から登場するエネミーユニット。担当声優の松風雅也氏はSRWオリジナルのジン・スペンサージュア=ム・ダルービ役を経て、版権作品のキャラクターとして初出演。

人間関係

家族

ガルス・ボードウィン
父親でボードウィン家当主。
アルミリア・ボードウィン
年の離れた妹。マクギリスの婚約者。

ギャラルホルン

マクギリス・ファリド
同じセブンスターズの跡取りにして幼馴染の親友であり、尊敬し憧れ続けてきた存在。彼の護衛で火星支部の監査に向かった事で鉄華団と関わる事になった。
カルタ・イシュー
同じセブンスターズの跡取りで幼馴染。戦場が地球圏に移ってからは地球外円軌道統制統合艦隊司令である彼女の力を借りる。
アイン・ダルトン
火星支部の新人MSパイロット。その情の厚さを買い、部下にする。後に上司と部下の関係を超えた「」を持つ事なる。
ジュリエッタ・ジュリス
アリアンロッド艦隊のMSパイロット。
イオク・クジャン
同じセブンスターズの跡取り。ただし、マクギリスやカルタと違い、イオクとの交流はあまりなかった様子。
ラスタル・エリオン
セブンスターズのエリオン家当主。

鉄華団

三日月・オーガス
火星で素面で顔を合わせた際に下記の件で首を絞められて以来、因縁が生まれる
…が、名前は憶えてもらえておらず、チョコレートの隣の人ガリガリ等と珍妙なあだ名で呼ばれてしまっている。さらに三日月(というよりも基本的に貧民)を見下している傲慢さや三日月への怒りで冷静さを欠いていることもあって、戦闘でも一歩及ばずにいる。

クリュセ独立自治区

クッキー・グリフォン、クラッカ・グリフォン
マクギリスが彼女たちを車で轢きそうになった際に同乗しており、ガエリオは彼女達の身の安全を確かめようとするが、それにより、(誤解した)三日月に首を絞められる羽目になる。
火星の人間を見下しているガエリオだが見殺しにするほど冷血ではないことがうかがえるが居合わせた相手が悪かった。

名台詞

「しっかし火星か…植民地としては旨味を吸い尽くした出涸らしみたいな星だ。ギャラルホルン本部の監査官様が直々に出向く必要があるのか?」
初登場時の台詞。火星での任務にぼやく。この台詞からも火星に対する差別意識が現れている。
「コーラルめ、我々を出し抜こうとしてこのザマか。」
第5話。コーラルの戦死後に現れて。仮にも火星支部は司令官の殉職という非常事態に見舞われるのだが、ガエリオたちは彼がクーデリアの暗殺未遂に関わっている事を知っているからか、どこか冷めた反応だった。
「おとなしく投降すれば、しかるべき手段で貴様を処罰してやるぞ。」
「…そのクソ生意気な声、あの時のガキか!!」
「ガエリオ・ボードウィンだ!火星人は火星に帰れぇぇ!!」
同上。三日月と戦場で対峙。チョコレートの隣の人と呼ばれて激昂する。前話で首を締め上げられた事もあり、対抗心剥き出しである。ここから三日月との因縁が続くが、当の三日月は意にも介さなかった。
「迎撃?虐殺の間違いだろうが。」
「挑発して牙をむかせ、平和維持の名の下に粛清する。わざわざ使い物にならない武器まで与えてな。全く、統制局らしいやり方だ。」
第17話。反乱を起こした労働者を予め細工を施したMSで出撃させ、一方的に攻撃するギャラルホルン艦隊の作戦に対して嫌悪感を露わにする。ガエリオもまたギャラルホルンの腐敗した体制に頭を抱えている様子。一度は出撃を拒否するが、ガンダム・バルバトス出現の報告を聞き、結局戦場に赴く事に。
余談だが、この時労働者たちが使用したMS「スピナ・ロディ」(SRW未登場)のスピナとは、上記の台詞を踏まえるとルアーの一種のスピナー、要は擬似餌の事を指していると思われる。

迷台詞

「体に異物を埋め込むなんて…ううっ!うえっ!」
第4話。三日月の背中を見たマクギリスから彼に施されている阿頼耶識の事を聞かされて。潔癖症故か思わず嘔吐してしまうが、いくらなんでも本人の前でするべきではない。
しかし、皮肉にもガエリオも後にその阿頼耶識と関わりを持つ事になる。
「俺の分は?」
第11話。アルミリアがマクギリスに紅茶を淹れた際に。前の場面でガエリオは「遠慮しておく」と言ったせいで、彼女から「お兄様はいらないと言いました」と突っ返されてしまった。それにしても何処かで聴いたことのある台詞である。
「折檻!?折檻って何……」
第18話。カルタと共同戦線を張るも、「成果を挙げられなかったら折檻する」と言われて抗議するも、言いかけた所で無線を切られてしまう。

搭乗機体

シュヴァルベ・グレイズ
グレイズのエース仕様カスタム機。紫色の専用機に搭乗し、前衛を担当する。キマリスに乗り換えてからは部下となったアインに譲った。
ガンダム・キマリス
ボードウィン家所有のガンダムフレームMS。重厚な見た目ながら高速の一撃離脱戦法を得意とする。
ガンダム・キマリストルーパー
地上戦仕様の換装形態。下半身が変形することでホバー移動が可能。
ガンダム・ヴィダール
大破したキマリストルーパーを改修した形態で第2期から使用。
ガンダム・キマリスヴィダール
終盤でヴィダールを再度改修した形態。
スレイプニル
ボードウィン家の専用艦。

余談

  • 本作の登場人物内でも非常に珍しい変遷を辿った人物。元々、ガエリオ・ボードウィンは「マクギリスが独り言を呟くキャラにならぬよう彼の話し役として用意された友人Aに過ぎないキャラ付けだった」が、ガエリオを演じた松風雅也氏の熱演に感銘を受けたスタッフの意向でシナリオ全体でキーパーソンとして描かれた事が脚本を務めた岡田麿里氏によって語られている。
    • 同時にガエリオは、「キャラクター像として完成され尽くした三日月オルガとは対照的に作品を通じて成長していくポジション」とも語られている。
  • 実は身長2cm以上の巨漢である。
  • 上述した三日月から呼ばれた「ガリガリ」をネタにして、実在するアイスキャンディの「ガリガリ君」をパロディにした「ガリガリ君 火星ヤシ味」というファンアートが描かれた。
    • なお、上記のファンアートはフジテレビの番組「ノンストップ」において、実在するガリガリ君の味に混じって紹介されてしまった事もある(後に関係者も謝罪している)。

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