エネルガーZ

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エネルガーZ
登場作品

マジンガーシリーズ

デザイン 永井豪(原案)
野中剛(アニメ版)
初登場SRW 第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
SRWでの分類 機体
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スペック
分類 マジンガー
エネルギー 光子力エネルギー
装甲材質 超合金Z
開発者 兜十蔵
兜剣造
主なパイロット 剣鉄也
ブロッケン伯爵
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エネルガーZは『真マジンガー 衝撃! Z編』の登場メカ。

概要[編集 | ソースを編集]

第19話~第21話「遺恨! くろがね屋の一番長い日! (前~後編)」に登場。マジンガーZのプロトタイプに当たる。

本編より昔に開発された機体で、ブレストファイヤー用の放熱板と頭部が作られていない実験機の状態でも錦織つばさの行う実験の中で暴走したケドラを(剣鉄也の操縦技術も相俟って)倒すほどの性能を見せた。

完成した本機はDr.ヘルの野望を阻止するためにゼウスの腕を奪取するが、剣造の裏切りによりケドラに動きを封じられ、爆発するバードス島と運命を共にした。

その後現代にピグマン子爵のつばさを始末するための作戦に追い討ちをかけるように剣造の駆る本機が出現、出撃したマジンガーZと必殺武器の応酬を繰り広げ、同等の力を持つマジンガーZを苦戦させる。そして、剣造に変装していたブロッケン伯爵の手により光子力をメルトダウンさせられ赤熱化、くろがね屋もろとも熱海を消滅させようとしたが、新たな装備であるゴッドスクランダーを装備したマジンガーZのビッグバン・パンチにより粉砕された。

コクピットには専用のバイクである「パイルダー号」を持ち、エネルガーZの背面のスロープを駆け上がりパイルダー・オン(合体)する。原作での合体時には真マジンガーのタイトルロゴを模したエネルガーのタイトルロゴで〆られた。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

Zシリーズ[編集 | ソースを編集]

第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
初登場作品。通常時とメルトダウン時が参戦。第47話では量産される。コクピットが外にむき出しという設定ながらオリジナル機は宇宙適応がAになっている(量産機はB)。

携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦BX
本作では何故か常時メルトダウン状態の外見になっている。その割に空適性は無く、光子力ビームもない。本作ではさすがに宇宙適正はなくなっている。
原作通りメルトダウンで熱海を焼け野原にしそうになるが、カイザーのインフェルノギガブラスターで戦闘デモの通りに大気圏外まで吹っ飛ばされて事なきを得る。
そこで出番を終えるかと思いきや、Dr.ヘルとの決戦にて無人式にされた量産機が登場。偽剣造(ブロッケン)の乗っていたオリジナル機と同性能を見せる。
ただ、落とす資金も全く同じかつそれが固まった位置で出てくるので、相転移砲あたりの格好の餌食である。

単独作品[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦Card Chronicle
本作ではDr.ヘルからマリーメイア軍に提供されており、デキムはこれをマリーメイア軍の最終兵器、そして地球圏を支配した際の力の象徴と述べている。……驚くべき所は、そのデキムが搭乗してカイルスに立ちはだかってくることである。
後にイベント「激戦!魔神達への挑戦状!」では本来のパイロットである鉄也も乗ってくるほか、「オモイノツバサ」では電脳貴族の戦力として立ちはだかってくる。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

番組の後期オープニングではグレートマジンガーのサンダーブレークに酷似した電撃を放つシーンがあるが、本編では使用していないので詳細不明。スパロボでも登場していない。

武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]

ロケットパンチ
『再世篇』では通常時のみ使用。マジンガーZと異なり両腕を発射する。
ルストハリケーン
『再世篇』では通常時のみ使用。
ブレストファイヤー
『再世篇』ではマジンガーZの物より射程が大きくなっている。
光子力ビーム
『再世篇』ではメルトダウン時のみ使用。

特殊能力[編集 | ソースを編集]

EN回復(中)

移動タイプ[編集 | ソースを編集]

(メルトダウン時)

サイズ[編集 | ソースを編集]

M

対決・名場面[編集 | ソースを編集]

マジンガーZ

関連機体[編集 | ソースを編集]

マジンガーZ
同機のプロトタイプに当たる存在として開発された。

余談[編集 | ソースを編集]

  • エネルガーZは、元々は『マジンガーZ』の初期プロット『アイアンZ』における主役機であった。
    • この時の設定資料では身長は12mで重量は20トンと描かれている他、この時点でマジンガーZの武装である光子力ビーム、ルストハリケーン、ミサイルパンチ、ブレストファイヤー、ロケットパンチの原形は出来上がっている。
    • ところが、エネルガーZのバイクがコクピットになる設定は、「(当時大ヒット中であった)特撮番組『仮面ライダー』と被る」という理由でスポンサー側から拒否され変更せざるを得なくなった(この経緯は永井豪氏の漫画『激マン! マジンガーの章』でも描かれた)。そこで代案として生まれたのがホバーパイルダーである。
      • バイクがコクピットになる設定は、後に昭和アニメ版のダイアナンAに流用された。
  • また、『真マジンガー 衝撃! Z編』の後期オープニング主題歌の「守護神 -The guardian」の裏ジャケットには、メルトダウンした本機とマジンガーZが組み合っているイラストが描かれているが、本編では存在しておらずスパロボで初めて再現されている。
  • エネルガーZはメルトダウン時には単独で空中に浮いているが、これは『マジンガーZ』の初期プロット『アイアンZ』の第一稿でアイアンZが単独で空中を浮いて移動した事の再現である。
    • なお、『アイアンZ』第二稿以降は歩いて移動する表現に変更された。
  • 漫画『マジンガーエンジェル』の続編の『マジンガーエンジェルZ』では「アイアンZ」名義で登場している。
  • 漫画『真マジンガーZERO』では、ミネルバの見せたマジンガーZ完成前のループに「アイアンZ」と共に無人機として登場。日本の総電気使用量一週間分を瞬時に賄う新型発電炉を搭載しており、『衝撃! Z編』のメルトダウン時のように装甲が黒と赤(モノクロではあるが)になっているが、十蔵の命令によって互いに壊し合う。その後のループでは既にマジンガーZが完成しているため制作すらされていないようで、映像を見せられた弓教授は「そうだ 私はエネルガーZやアイアンZなんて見てはいない」と発言している。

商品情報[編集 | ソースを編集]