アルブレード

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アルブレード
外国語表記 Arblade
登場作品

バンプレストオリジナルOGシリーズ

デザイン 寺田貴信(コンセプトデザイン)
金丸仁(リデザイン)
初登場作品 スーパーヒーロー作戦
初登場SRW スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2
SRWでの分類 機体
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スペック
分類 パーソナルトルーパー
生産形態 量産試作機
型式番号 PTX-014
全高 18.2 m
重量 45.8 t
動力 プラズマ・ジェネレーター
OS TC-OS
開発者 カーク・ハミル
ロバート・H・オオミヤ
開発 マオ・インダストリー
主なパイロット リュウセイ・ダテ
アラド・バランガ
ライディース・F・ブランシュタイン
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アルブレードは「バンプレストオリジナル」の登場メカ

概要[編集 | ソースを編集]

マオ・インダストリーがL5戦役後にR-1の簡易量産試作機として開発した機体。

R-1の運用で得られたデータを元に、汎用性を高めつつコストダウンを図っており、テスラ・ドライブの普及により変形機構は削除されており、パイロットに念動力の適性を要求するT-LINKシステムも搭載されていない。また機体性能そのものもR-1からデチューンされており、機動力はT-LINKシステムの補助があるR-1には劣るものの、総じて高いレベルを保ったままである。

3機が製造されそのうちの3号機であるタイプTが連邦軍極東支部のSRX計画に送られて、R-1のパイロットであるリュウセイ・ダテによって模擬戦闘などのテストが行われた。このタイプTは近接戦用にチューンされており、「ブレード・トンファー」を装備している。またG・リボルヴァーやG・レールガンも装備し、中・遠距離戦にも対応できるように図られている。

ゲーム中は3号機のみが登場し、1号機や2号機はマオ社がインスペクターの襲撃を受けた際に、脱出するリン・マオ達が持ちだしていることが確認されている。3号機がタイプTであることから他の2機はタイプRやSとして開発されているのかもしれないが、現時点では詳細は不明。

連邦軍によって量産型ヒュッケバインMk-IIに続く量産機として正式に採用されるべく、エルシュナイデという名称でビームキャノンとテスラ・ドライブを搭載した機体が開発される予定。『OG2』の段階では設計段階でフレームすら組み上げられていない状況だが、DC残党がシャドウミラーによってパラレルワールドから持ち込まれたエルアインスという、エルシュナイデに酷似した機体を運用していたため、こちら側の関係者を混乱させた。

PTX-014-03 アルブレード・Type-T[編集 | ソースを編集]

リュウセイ・ダテが主に使用していた、アルブレードの3号機。格闘戦向けに調整されている。

PTX-014-03C アルブレード・カスタム[編集 | ソースを編集]

アルブレードの3号機にビームキャノンを追加し、さらにビルトビルガーで使われた小型テスラ・ドライブとジャケットアーマーを取り付けて改造・調整した機体。リュウセイが使用することを前提にしているはずなのだが、無意味なほどに汎用性が高い。これは、採用が決定した量産型アルブレード「エルシュナイデ」に合わせたためと思われる。詳しくはアルブレード・カスタムの項を参照。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

OGシリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2
OGシリーズ初登場。アルブレード・Tが登場。汎用パーソナルトルーパー。当初のデフォルトパイロットはリュウセイ・ダテだが、途中でアラド・バランガとなり、最終的にはデフォルトの乗り手がいなくなる。固有武装のブレード・トンファーは気力105を要するが、燃費と攻撃力のバランスが良い連続攻撃武器で、中盤戦までは十分前線を任せられる。しかし後半になると、火力不足の印象は否めなくなってくる。
スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS
『OG2』と同じ。汎用パーソナルトルーパーなので、PT乗りなら誰でも乗ることができる。システム的に連続攻撃が撤廃されたが、その代わりブレード・トンファーにはバリア貫通属性が追加され、更に気力制限がなくなった。ラトゥーニ・スゥボータを乗せたときの掛け声は必見。
スーパーロボット大戦OG外伝
ハガネの格納庫に置いてある。密かにトドメ演出が追加されたブレード・トンファーは使い勝手は良いが、ユニット性能は低くこの機体より高性能なユニットがあるため使われないだろう。
しかし、14話でバルトール相手に稼ぐ時には話は別。ミロンガのエンドブレイカーがEN消費になり、こちらはそれに劣るものの2.5のミロンガと同じく無消費、気力制限なしのブレード・トンファーがあるので、射程をどうにか補ってやれば限界まで稼げる。その後は倉庫に埋もれる事にはなるが、その見返りは十分ある。
スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター
序盤でリュウセイが搭乗してラトゥーニのビルトファルケンと模擬戦を行う。ファルケン強奪後はR-1が既にハガネに詰み込まれていたため、カチーナやアラドが乗る事なくそのままフェードアウトしてしまった。
スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター Record of ATX
R-1が調整中なのでファルケン強奪後も引き続きリュウセイが搭乗していたが、脱走したアラドが偶然居合わせたラトゥーニとともに搭乗するがリマコン処置を施されたゼオラと交戦、更に現れたオウカラピエサージュにより胴体を残して破壊された。

コンパチヒーローシリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーヒーロー作戦
初出作品。『超人機メタルダー』の桐原コンツェルンが開発したTDF(地球防衛軍)の量産型PTとして登場、R-1をモデルとしている。外見は側部のアンテナと変形機構を排除したR-1そのものであり、T-LINKシステムも搭載されていない。固有武装はプラズマソードとG・レールガン。本編ではライディース・F・ブランシュタインが搭乗し、ジャミラとパンドンを迎撃した。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

換装武器を装備可能でWゲージも非常に多いため、装着する武器によって戦い方は大きく変化する。強化パーツスロットも4つあり、カスタマイズの幅は広い。

武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]

固定武器[編集 | ソースを編集]

バルカン砲
本機唯一の内蔵火器。使用率は極めて低い。
ブレード・トンファー
トンファーの長く延びた打撃部分に実体剣を取り付けた武器。それ故に、攻撃方法は『柄の部分による打突』か『ブレードによる斬撃』に限定される。トンファーは本来、『遠心力を乗せた打撃』を活かす事を主とした武器なので、トンファーと同等の重量を持つ刀身で『斬る事』と『質量を叩き込む事』を同時に行なっているものと思われる。柄の部分は普通に握れるので、ショートソード2刀流のような使用方法も可能。手持ち武装ではあるが換装武器ではなく、数少ない本機の固有武装。OG2では連続攻撃武器。OGSではバリア貫通が追加され、OG外伝ではトドメ演出も追加された。余談ではあるが、ラトゥーニの迷台詞「二枚刃殴り棒」はつとに有名。

換装武器[編集 | ソースを編集]

G・リボルヴァー
R-1の拳銃。拳銃の割にはビームライフルより射程が長かったり、実弾なので意外とダメージが通りやすかったりする。換装武器
G・レールガン
折りたたみ式のレールガン。ロングレンジ向けで、主に反撃用。換装武器。

移動タイプ[編集 | ソースを編集]

サイズ[編集 | ソースを編集]

M

カスタムボーナス[編集 | ソースを編集]

Wゲージ+30
機体の全項目をフル改造すると選択可能な固有ボーナス。

対決・名場面[編集 | ソースを編集]

イルム搭乗のグルンガストと模擬戦を行った。

関連機体[編集 | ソースを編集]

アルブレード・カスタム
第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ』で登場したカスタマイズ機。デフォルトパイロットはリュウセイ・ダテ
R-1
アルブレードのベースとなった機体。R-1はSRXへの合体を前提とした構造の機体だったが、単機での性能の高さも評価されており、それがアルブレード(エルシュナイデ)の開発へと繋がった。
エルシュナイデ
アルブレードの運用データを元に開発中の、量産型アルブレード。
エルアインス
平行世界で、既に連邦軍の制式量産機となっている機体。こちら側のエルシュナイデに相当する。

余談[編集 | ソースを編集]

  • コンセプトデザインはシリーズのプロデューサー・寺田貴信氏が担当。ただ実際にデザイン画を描いたわけではなく、R-1のSD3Dモデルの三面図に手を加えた程度で、リデザインは金丸仁氏による[1]

脚注 [編集 | ソースを編集]

  1. 電撃スパロボ! Vol.5』78頁。