アストナージ・メドッソ

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アストナージ・メドッソ
登場作品

ガンダムシリーズ

声優 広森信吾(現:森しん
デザイン 安彦良和(Ζ)
北爪宏幸(ΖΖ・逆シャア)
初登場SRW 第2次スーパーロボット大戦
SRWでの分類 サポーター
サポートユニット
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プロフィール
種族 地球人
性別
没年月日 宇宙世紀0093年
身長 168 cm
所属組織 エゥーゴ(Ζ・ΖΖ)
地球連邦軍(逆シャア)
所属部隊 アーガマ隊
ロンド・ベル(逆シャア)
役職 メカニックチーフ
軍階級 曹長
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アストナージ・メドッソは「ガンダムシリーズ」の登場人物。

概要[編集 | ソースを編集]

アーガマメカニックチーフ

確かな腕を持ち、整備に関しては口煩いが、普段は気さくな気のいい人物である。『機動戦士ガンダムΖΖ』ではネェル・アーガマ、『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』ではロンド・ベル隊のチーフメカニックを務めた。

『ΖΖ』では勝手にΖΖガンダム改造してジュドー・アーシタに怒られた事がある。また、『ΖΖ』初期に一度だけΖガンダムに乗って出撃したこともある。さらに、ΖΖガンダムに対ビームコーティングを施した。

『逆襲のシャア』では恋人のケーラ・スゥサラダを食べる約束をした後、彼女に先立たれてしまい、終いには応急処置を施しただけの半壊したリ・ガズィで出撃しようとしたチェーン・アギを止めようとするも、その直後に敵の攻撃が被弾して死亡するという悲劇的な最期を遂げた。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

基本的に死亡することはない。ブライト・ノアが自軍部隊のまとめ役になるので、必然的にメカニックのまとめ役を務めることが多い。「チーム・アーガマ」とでも呼ぶべきブライト乗艦常連クルーの一角だが、トーレスサエグサらと異なり『逆襲のシャア』でも重要なキャストだった影響もあり参戦作数は段違いに多く、更に近年は『逆シャア』後の設定でもしれっとラー・カイラムにいる姿が目立つ。サブパイロット扱いすら一度も無いNPCの立場を貫きつつ、存在感と注目度では格が違うと言って過言でない。

特に旧シリーズのアストナージの能力は天井知らずのスパロボ補正がかかっており、宇宙世紀ガンダムシリーズは勿論、他系列のモビルスーツ修理改造に取り掛かるほか、さらに、真ゲッターロボマジンカイザーを筆頭にした未知の動力を扱ったスーパーロボットまで、機体でありさえすればサイズもお構いなしに面倒を見る。というか味方ユニットなら(ボスボロットも当然ながら一応は)全て見てくれる。しかも一切の妥協をしないという仕事っぷり。整備に当たっては一応各種作品のブレーン役やメカニック担当の手も借りているようであるが、主に手を加えているのはこの人。某動画サイトにてスパロボ参戦希望作品の動画が作られると、必ずと言って良いぐらいアストナージ関連タグ(例:アストナージが過労死する)が張られるが、それぐらい凄い扱いを受けている。また、凄腕のモデリング技術を披露する動画には「野生のアストナージ」タグが張られたりと、その界隈ではスパロボにおけるアストナージのイメージのほうが一般化しているとも言える。

しかし現行のシリーズでは旧来より原作再現が重視されるようになったことや、ロンド・ベルやエゥーゴプレイヤー部隊の中核にならない場合もあり、他作品のメカニックが活躍することもあってか、目立って無茶な真似はしなくなり、代わって原作でも色々無茶なものを作っていたウリバタケ等がそうした役割を担うようになっている。

旧シリーズ[編集 | ソースを編集]

第2次スーパーロボット大戦
初登場作品。途中から合流。原作で関係の無いシーブックとは面識が無かったという設定。
プレイステーション版では、味方に入ると『F完結編』同様改造段階が大幅に跳ね上がる。
第2次スーパーロボット大戦G
ほぼ『第2次』同様だが、改造段階向上イベントは無い。
第3次スーパーロボット大戦
ユニット改造・修理の画面で登場する。
第4次スーパーロボット大戦S
途中からニナと共に合流するが、ユニット改造・修理の画面では登場しなくなった。その代わりネモジムIIIなどの機体の強制廃棄イベントでちょくちょく顔を出す。
エンディングではケーラと結婚したが数年で離婚、現在は良き友人の仲という事になっている。
スーパーロボット大戦F完結編
音声初収録。シナリオ「悲しみのカトル」終了後にてロンド・ベルに合流。何でもティターンズに出向し、崩壊後は身一つで合流したとか。
味方に入るとなんと改造段階が大幅に跳ね上がる(それはそれで何かおかしい気もするが、「狙いを絞りこんで機体をチューンするから」とのこと)。アストナージを軟禁させることでロンド・ベルの弱体化を図ったジャミトフの眼は確かだったということか。おそらくスパロボの全シリーズ中彼が一番活躍したのがこの『F完結編』であり、彼のありたがみがよく分かる。

αシリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦α
スーパーロボット大戦α外伝
過去のキャラクター事典で、何度も口うるささの喩えに伏字で使われていたコトセットと初共演を果たす。
第2次スーパーロボット大戦α
本作のキャラクター事典100%達成における一番の問題児。主人公アイビスにして、中盤に「アクシズ」ルートを選択すると一瞬だけ登場。シナリオライターに存在を忘れられていたのかもしれない。なお主人公アイビスで彼の登場しない「」ルートを選んだ場合はイベントで「メガネをかけたイルイ」が登場する(本作では少女イルイはキャラクター事典には登録されないため、この姿を見られるタイミングはここだけ)。
第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
今回は前作とは違い普通に登場する。今作では、今までにない凄まじいエネルギーを持ったロボットたちの面倒を見ることになる。新規参入した『機動戦士ガンダムSEED』の整備士コジロー・マードックに劇中で「伝説のメカニック」と呼ばれる一幕も。

Zシリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦Z
いつもの事だが、終盤は各作品のメカニックのまとめ役的な存在になる。条件を満たすと、バザーで購入したアイテムを使って百式のメガ・バズーカ・ランチャーを造ってくれる。セツコ編では重要な強化イベントである。
第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
本格参戦。主に分岐で出番があり、ソレスタルビーイングイアンと共にメカニックの腕を発揮する。時には若いのを相手に愚痴ることも。今作で、弟子を取ることになる。

携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦A
相変わらずロンド・ベルのメカニックとして出演。Gアーマーorフルアーマーガンダム入手時には機体の出自を説明をしてくれるシーンがある。メカニック仲間に恵まれたのもあって出番が多い他、本作ではアムロともとても親しい。
またリアル系の場合、主人公の機体を解析しようとするが、結局大したことは分からなかった。それでも主人公機を整備したり、自爆装置の存在とその凶悪性を把握していたあたり、メカマンとして優秀な描写が目立つ。ボスにボロットの改造を懇願されるシーンでも悉く却下しているが、条件を満たすと寧ろこの場面では超メカニックとしての腕を揮ってくれる(後述)。
旧シリーズと違って万能ではない描写こそ目立ち、一見してアストナージの扱いの岐路に見えるが、以上のように本作のアストナージは有能な場面が多く、正確には「万能ではないが、極めて優秀」な扱いと言える。
スーパーロボット大戦R
ブライト同様序盤で戦死するが、タイムスリップによる歴史改編により結果として戦死はなかったことになる。今のところ(一応とは言えども)スパロボで唯一死亡シーンがある作品である。ミズホ・サイキの出番の関係で、メカニックキャラの出番は結構ある。
スーパーロボット大戦D
序盤の宇宙ルートでチェーンと共にネオ・ジオンに参加。エンジェル・ハイロゥでの決戦時にはV2アサルトバスターガンダム換装してウッソを出撃させた。

VXT三部作[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦V
第2次ネオ・ジオン抗争が終了している設定だが生存している。何気に出典作品が『Ζガンダム』になっている。
スーパーロボット大戦T
『Ζガンダム』設定。サポーターコマンド「応急修理」要員としても登場。

単独作品[編集 | ソースを編集]

新スーパーロボット大戦
中盤から登場。マジンガーZマジンパワーを装備する場面などで出番がある。
スーパーロボット大戦64
やはりブライト艦で整備をしている。中々忙しそうにしており、レラやチボデーギャルズと共にあれこれと縁の下を支えてくれている。レラのことはメカニックの筋が良いと誉めていた。
宇宙に出る際にEz-8とボロットの改修に頭を痛める場面もあり、旧シリーズのような超メカニック振りが鳴りを潜めており[1]、『A』に先駆け本作がアストナージの扱いの岐路になったといえる。
スーパーロボット大戦X-Ω
イベント「アクシズの攻防」にて『逆シャア』設定で初登場。ケーラとの絡みが原作以上に描かれているが故に今後が心配だったが、杞憂に終わった。
スーパーロボット大戦DD
イベント「クロッシング・パイロット第1弾」にて初登場。メインシナリオでは1章Part6から登場。
1章Part13では『逆襲のシャア』シナリオが展開されるが、チェーン共々生存している。
スーパーロボット大戦30
ミッション「新たな物語」より登場。本作も出典作品が『Ζガンダム』扱いだが、キャラクター事典には『逆襲のシャア』の内容も書かれており、本編でも登場早々にνガンダムの話題を振っている。
サポーターコマンド要員としても登場しており、パッシブ・使用のどちらもHP回復効果。サポーターに求められる支援としては効果も数字も弱く、出番は作りにくい。

関連作品[編集 | ソースを編集]

ヒーロー戦記 プロジェクトオリュンポス
ダカール市参謀ビルのショップにいる。曰く「ここの店の品ぞろえは天下一品」らしいが…ゲーム中で初めて訪れるショップなのでお察し。中盤でνガンダム入手イベントでも出番があるが、その後なぜか参謀ビルからいなくなっている。

ステータス[編集 | ソースを編集]

サポーターコマンド[編集 | ソースを編集]

名称 作品 名義 S-SP 使用時 パッシブ
応急処置 T アストナージ 40 全味方ユニットのHPを1500回復する。 -
アストナージ&ミリィ 全味方ユニットのHPを2000回復、ENを30回復する。 -
30 アストナージ 40 全味方ユニットのHPを2000回復する。 個別コマンド「修理」によるHP回復量を1.5倍にする。

サポートアビリティ[編集 | ソースを編集]

頼れる皆のメカニック
R。WAVEが進むごとにHP回復。

人間関係[編集 | ソースを編集]

機動戦士Ζガンダム[編集 | ソースを編集]

クワトロ・バジーナ / シャア・アズナブル
上官。アナハイム・エレクトロニクスと関係を持っていた頃に、彼にメカニックとしての才能を見出された。
しかし、第2次ネオ・ジオン抗争では、ネオ・ジオンの総帥となり「逆襲」してきた彼と敵対する事に。
ブライト・ノア
上司。『Ζ』から『逆シャア』までの長い付き合い。
カミーユ・ビダン
彼の設計者としての腕前を評価。この図案をアナハイムに提出し、Ζガンダムという傑作機を生み出す。
フランクリン・ビダン(SRW未登場)
カミーユの父親。第5話で彼から脅迫され、眼前でクワトロのリック・ディアスを奪われた上に宇宙空間に放り出され、危うく死にかけた。監督が監督なだけに、運が悪ければここで退場していてもおかしくなかったのかもしれない。

機動戦士ガンダムΖΖ[編集 | ソースを編集]

ジュドー・アーシタ
当初はアーガマの下で働く事を拒むジュドーに反感を持ったり叱咤したりする事があったが、次第に信頼関係を築いていきΖΖの改造を行なったりする等のサポートをした。
ビーチャ・オーレグ
声が同じ。毎回機体を壊すが、それを慰める場面もある。

機動戦士ガンダム 逆襲のシャア[編集 | ソースを編集]

アムロ・レイ
同じメカニックに通じ合っており、階級はアムロの方が上でも呼び捨てにする程信頼関係が厚い。
ケーラ・スゥ
恋人。しかし死亡フラグを建ててしまった為、『逆襲のシャア』において共に死亡してしまう。
チェーン・アギ
仲間であり、彼女が無謀にも半壊したリ・ガズィで出撃しようするのを止めようとしたところを、流れ弾に当たって死亡してしまう。

他作品との人間関係[編集 | ソースを編集]

ガンダムシリーズ[編集 | ソースを編集]

宇宙世紀ガンダムシリーズ[編集 | ソースを編集]

スレッガー・ロウ
α』序盤での合流時、艦内のレイアウトなどからアーガマの製造元が「月の大企業」である事を看破し、エゥーゴとの関連性について意地の悪い疑問を投げ掛けてくる彼に狼狽する。無論、スレッガー流のジョークではあったが。
モーラ・バシット
スパロボにおいては部下。
ニナ・パープルトン
『A』ではメカニックとしての絡みがある。
ロメロ・マラバルオーティス・アーキンズ
『α』では旧知の仲らしく、彼らの「V計画」についても把握していた模様。熟練度次第では、彼らから20000の活動資金を提供される事に。
クッフ・サロモンストライカー・イーグル
』では、彼らのリーダー的存在であり、指示を出していた。
タクヤ・イレイ
第3次Z』における直弟子。『第3次Z天獄篇』では様々なガンダムのメンテナンスを任せる。タクヤ自身、アストナージと共にメンテに携わることに歓喜していた。

その他ガンダムシリーズ[編集 | ソースを編集]

デュオ・マックスウェル
α』では、序盤で彼のガンダムデスサイズを見て、趣味的な姿と評した上でΖ計画も負けていられないとメカニック魂に火をつける。
キッド・サルサミル
α外伝』や『R』では兄貴分として慕われる。
ジョゼフ・ヨットシド・ムンザ
『α外伝』では、未来世界に飛ばされた際に、マウンテンサイクルで彼らと一緒にラー・カイラムを掘り出す。
コジロー・マードック
第3次α』では伝説のメカマンとして慕われていた。

リアル系[編集 | ソースを編集]

コトセット・メムマ
F完結編』のキャラクター事典におけるアストナージの項で口五月蠅さの喩えに挙げられていたが、競演した『α外伝』においては技術屋同士意気投合する場面が見られる。
ミラウー・キャオ
メカニック仲間。『F完結編』にて、下記のアスフィーとのやり取りで「電子系は専門外だろうから声をかけなかった」事でプライドを傷つけてしまった。
ミヤマ・アスフィー
『F完結編』にて、ヘビーメタルに搭乗・操縦しながらも更に僚機としてバッシュ4機を操る彼女の技術を見込み、電子系メカニックをやってみないかと声をかける。
ウリバタケ・セイヤ
メカニック仲間。『A』ではアーガマ航行不能からネェル・アーガマ受領まで一時的にナデシコに乗艦した際、すし詰め状態の地獄のような格納庫を共に捌き切った。
金竜
D』にて彼をメッセンジャーボーイにした。

スーパー系[編集 | ソースを編集]

ボス
彼の愛機であるボスボロットの扱いには流石に苦労しているようで、『64』では宇宙仕様にするのに悩み、『A』では強力な武装をつけて欲しいという要望を拒否してボスを怒らせてしまっている。ところがフラグ次第では…(後述)。
浪花十三
α』では、サイバスターのコクピットの中を調べていたところ、彼から「おっさん」呼ばわりされ激怒した。
大山トチロー厚井鉄男ジョシュア・ラングレン
T』におけるメカニック仲間で、物語終盤にて彼らと共にダンの修理に取り掛かる。
DD』におけるメカニック後輩。彼からは慕われている。

バンプレストオリジナル[編集 | ソースを編集]

ギリアム・イェーガー
第4次』では彼に助けてもらい、ニナと共に自軍に合流する。
デュミナス
R』では、タイムスリップする前の世界では彼(彼女?)によって殺されてしまう。過去の世界でも有機物とも機械とも判別のできない外見に戸惑っていた。

名台詞[編集 | ソースを編集]

機動戦士Ζガンダム[編集 | ソースを編集]

クワトロ「どうだ、アストナージ?」
「グリプスの例のドック、戦艦を作ってますねぇ」
クワトロ「どんな戦艦だ?」
「さぁ、わかりませんよ。かなりのヤツらしいけど」
第3話での最初の台詞。グリプスでの偵察を終えたクワトロは、そこで撮影した写真をアストナージに解析を依頼する。優秀なメカニックとして名高いアストナージだが、初登場シーンは情報部員としてのものだった。しかし、遠目から撮影されたドゴス・ギアを一目で見抜くとは彼のメカマンとしての優秀さを印象づける。
「お前がそういう事いうの、自分でおかしいと思わないのか?」
カミーユ「そんなに朴念仁に見えます? 僕が」
「見えますね! お前、本当に地球で恋をしてきたな!」
第34話、レコアがクワトロに好意を寄せる事に気づいたカミーユに対して茶化して大笑いする。これを受けたカミーユはふくれっ面になるのだった。

機動戦士ガンダムΖΖ[編集 | ソースを編集]

「特別じゃないって事を証明してやりますよ! あのジュドーって子がね!」
第6話でニュータイプと言う事でジュドーに固執するブライトに反発し、自らΖガンダムで出撃した際の台詞。
「俺だってできるじゃないのー!」
Ζガンダムでマシュマーの乗るズサを攻撃した際の台詞。だが、直後に反撃を喰らって窮地に陥ってしまう。
「帰るとこだって無いだろ! アーガマに乗ってるシャングリラの、お前の仲間が死んだっていいのか!」
「お前の妹だって乗ってんだぞ!」
第9話で出撃を渋り帰るとおどけたジュドーに激怒した際の台詞。
「お前達が無事ならいいさ、マシンは直せば使えるからな」
第32話より。ΖΖで勝手に出撃して破損させてしまった事を謝るビーチャに対して。
「日本という国じゃな。出陣する時に自分の身辺から女性を遠ざけ、己の武器とともに一夜を過ごすそうだ」
第45話より。エルルーたちと揉めてΖΖの整備に遅れたジュドーを諭した台詞。

機動戦士ガンダム 逆襲のシャア[編集 | ソースを編集]

「ケーラ、取って置きのサラダ、作っとくからな」
ケーラが出撃するときに言ったセリフ。この後ケーラだけでなく、彼も死亡してしまう。これでサラダフラグが有名に…
「サラダを一緒に…食べるんじゃなかったのか…!?」
ギュネイヤクト・ドーガに握り潰されたケーラの遺体を目の当たりにして。恋人の変わり果てた姿にアストナージはただ慟哭するしかなかった。
「チェーン! やめろーっ!!」
最期の台詞。甲板に繋ぎ止めていたリ・ガズィで出撃しようとするチェーンを引き止めようとするが叶わず、コックピットから離れたところ、眼前に敵弾が命中。そのまま爆発に巻き込まれて命を落としてしまう。直後のデッキ内を腹部に大きな破片が突き刺さった彼の遺体が流れている。

スパロボシリーズの名台詞[編集 | ソースを編集]

スパロボシリーズにおいては「伝説のメカニック」と賞賛されるだけあって、メカニックとして頼り甲斐のある発言が見られる。

旧シリーズ[編集 | ソースを編集]

第2次
「それよりこの基地を襲ったのは新兵器開発のためだろう?」
「なら俺に任せてくれよ。ここにはサンプルが揃ってる。凄いヤツを造って見せるぜ!」
第10話「マリオネット・フォウ」で敵香港基地から救出されてのセリフ。この後1面のインターバルを挟んでガンダムF91にヴェスバーが追加される。少し後にグレンダイザーにスペースサンダーも解禁されるが、ブライトの「武装を用意してもらった」という発言から彼が関わっている可能性は高い。
第2次G』でも同じイベントはあるのだが、両武装ともこの前に装備されておりハイメガキャノン修理されるだけなので、「新兵器」はお預けになってしまった。
F完結編
「なんだよ、この改造のしかたは? これじゃ効率が悪いぞ? チューンナップするんならもっと狙いをしぼりこめ」
「次からは気をつけるんだな。俺が監督するからには、機体のチューンナップももう少しは効率よくできるようになってもらわなきゃ困るぜ」
第34話「悲しみのカトル」より。モーラを一喝し、10段階改造が可能になる。どうやら10段階改造というのは、改造を絞り込むことによりできるものらしい。

αシリーズ[編集 | ソースを編集]

α
「こらこら、誰がおっさんだ、誰が!」
ジャブロールート第10話「アムロ再び」のシナリオデモにて。十三から「アストナージのおっさん」と呼ばれて。
実年齢は不明で外見から見てお世辞にも若いとは言えないが、おっさん呼ばわりされる事を嫌がるところを見ると、見かけほど歳はいっていないようである。
第2次α
「お、ありがとよ。みんな!一段落したら昼メシ食っていいぞ!」
アクシズルート第35話「魂、重力に引かれて-前編-」のシナリオデモにて。
何てことのない日常的な台詞であるが、先述の通り主人公アイビスかつアクシズルート選択時しか見られない第2次αにおけるアストナージ唯一の台詞である。
第3次α
「お手上げに近いですね、あのベルグバウってやつは。装甲材質、動力源、武装…不明な点が多すぎます」
アムロ「地球製の機体ではないのか?」
「微妙ですね。操縦系や手持ちの武器なんかはモビルスーツやパーソナルトルーパーに似ていますが…動力源はどうみてもEOTです」
(中略)
カツ「ということは…ベルグバウは異星人の兵器なんですか?」
「その可能性は高い。使われている技術は、エアロゲイターのものと似ていたりするしな」
クォヴレー編第1話「虚空からの転生」にて。ベルグバウの調査をした際の会話。「お手上げに近い」とアストナージにしては珍しい台詞だが、この後「地球で作ったか、地球製のものを改良したと思われる部分もある」とその根幹に迫る部分まで明らかにしている。流石は伝説のメカニックである。

Zシリーズ[編集 | ソースを編集]

ZSPD
「…悪かったな。奮い立たせ甲斐のない男がパートナーで」
グローリー・スターレポート第1話「熱闘!戦士の休息」に於けるアムロorエマの初戦闘の戦闘前会話より。卓球トーナメント「サンドマン杯」で、アムロと組めなかった事を愚痴るベルトーチカに漏らしたボヤキ。

携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]

AA PORTABLE
ニナ「この技術、次のガンダムに取り入れられないかしら?」
「気を付けてくれよ。自爆装置らしきものもある」
レイン「自爆装置!?」
コウ「何のために!?」
「わからん、どれくらいの威力があるのか、どういう理由でついているのか…」
「…ま、あいつの記憶が戻れば、わかるかもしれないがな」(アクセル)
「そういうところも含めて、あいつは謎めいた女だってことさ」(ラミア)
第7話「熱砂の攻防戦」or「デザート・ストーム」にて主人公機についてエンジニア仲間と話している際の一幕。後述の25話での件の伏線である。
アストナージ「…おいおい、無茶言うなよ。機体の方がもたないぞ」
ボス「そんな事言わずにさ。天才アストナージ様。ほら、マジンガーZみたいにロケットパンチとか」
アストナージ「ロケットパンチ? 反動でボロットの肩がもげるぞ」
ボス「じゃあ、ブレストファイヤーは?」
アストナージ「放熱に耐えられず、ボロット自身が溶けてしまう」
ボス「じゃあ、ダイモスみたいにダブルブリザード! ってのは?」
アストナージ「フィンの回転速度を知ってるのか? ボロットが分解しちまうぞ」
ボス「なら、ガンダムとかが使っているビームライフルビームサーベルを持たせてくれよ…それなら大丈夫だろ?」
アストナージ「ボロットの指を見ろよ。あんな太くて短い指でライフルやサーベルを扱うのは無理だよ」
宇宙ルート第10話「勝利者などいない戦い」or「ザ・ウィナー」。ボスボロットを強化してほしいとあれこれ懇願するボスの言葉を技術者目線で徹底的に却下する[2]。これに癇癪を起こしたボスはアーガマを飛び出してしまう。一見すると、本作のアストナージが万能ではないことを表すようなイベントだが、ボスの撃墜数を稼いでおくと後の場面の台詞が変わり…。
アストナージ「せっかくボロットの腕を補強して、ドリルプレッシャーパンチをつけてやったってのにな」
甲児「ええ!? …すげえっ!」
甲児「アストナージさん、今度マジンガーZにもつけてくれよ」
アストナージ「ダメダメ、ボロットは単純な構造だからできたんだ」
アストナージ「マジンガーZは複雑すぎて無理だ。第一、アイアンカッターはどうするんだよ」
こうなる。ボスが飛び出したまま戻ってこない数日間で、グレートマジンガーのドリルプレッシャーパンチを本当に移植してしまった。一応甲児に懇願されたマジンガーへの実装は断っているものの、ボロットにはロケットパンチの実装を否定したにも関わらず、その上位武装を実装してしまうのは本物の天才アストナージ様である。しかもこの時、グレートはロンド・ベルにまだ合流していない。…撃つとボロットは黒焦げにはなるが。
「大変だな。ネェル・アーガマが破壊でもされたらことだぜ」
第14話「平和解放軍」or「天才科学者アイザムの挑戦」。アーガマ航行不能により、ナデシコ1艦に部隊の全機を収容することになったせいで出撃の際に大混乱が起き、それを漸く捌き切った際、共に苦労したメカニック仲間のウリバタケに対してのぼやき。幸い、同話のエンドデモで守り切ったネェル・アーガマに乗り換えとなり、この台詞自体は杞憂に終わった。
ブライト「ガンダムファイターはガンダムを呼べるんじゃなかったのか!?」
アストナージ「ムチャ言わないでくれ! 整備中だったんだ! ここで呼ばれたら、アーガマぶち抜いちまう!」
第18話「鍛えよ、勝つために」or「ネオホンコン、炎上」。補給中にグン・ジェム隊の急襲を受けた際、アルゴ・ガルスキーボルトガンダムが出撃可能の意思を示した際のブライトの台詞に対するツッコミ。確かに整備中の機体が急に飛んで行ったら戦艦ごと大惨事である。
「ハッチ開けろっ! 竜騎兵が出るぞぉっ!」
第21話「決められた道をただ歩くよりも」or「ボソン・ジャンプ」にて、ドラグナーチームが復帰、カスタムドラグナーが初出撃する際に。
余談だが、『MX』ではこの台詞をドラグナー開発者当人がオマージュしたような発言が存在する。
アクセル(ラミア)「アストナージ・メドッソ。ハッタリだと思うか? …整備していたあんた(お前)には、わかるはずだぞ」
アストナージ「……」
第25話「星明りの小夜曲」or「スターライト・セレナーデ」でアクセルorラミアに主人公機の自爆装置の存在について名指しで聞かれた時の反応。青ざめて言葉も出なかった。ウリバタケに「冗談で青くなるか。相当ヤバいもんらしい」とフォローされる。

VXT三部作[編集 | ソースを編集]

T
「わがままを言うな。ジェガンは、いい機体だぞ」
「それこそ何百年後でも名機と称えられる予感がする」
第12話宇宙ルート「ロンド・ベル孤立」において、エルジェガンに対して「やだよ!やっぱり、ガンダムがいい!」と駄々をこねた際に。
前作における、の台詞を思い出した人もいるのではないだろうか。

単独作品[編集 | ソースを編集]

64
「さてと……残るはボスボロットと陸戦型のガンダムか……こりゃ手間がかかりそうだな」
第26話前後独立軍ルート「野望の終焉」において機体を宇宙でも使えるように対応させる際の台詞。ボスボロットは、この手のイベントが入る際は大体アストナージに呆れられる。
なお、『機動戦士ガンダム 第08MS小隊』は今作が初参戦で事情により出番が少ないのだが、数少ないイベントの一つがこれである。
「どこをどう改造していいのかさっぱりわからん。最初っから作り直した方がまだ楽だ」
上のイベントの続きで、ボスボロットに対しての台詞。実際、「ボスボロットは強化などするより、新しいのを作る方が楽だ」と言われている。
「そんなに出撃したければ、ボスボロットにでも乗ってみるか?」
第27話前後完全平和ルート「戦いの意味は」にて。オーバーホールが必要でマジンガーZが出撃できなくなり、ゴネる甲児に対して。当然、甲児は拒否した。しかし今度は甲児とボスがケンカしだし、オーバーホールは取りやめて応急処置のみ行う。
DD
「ダンバインを直に見た事がないんで、断言は出来ませんが…設計概念や機体構造はそっくりですね」
「こっちのガンダムとヒイロや刹那達のガンダムと違って、あれは同じ世界で作られたオーラ・バトラーだと言っていいですぜ」
「もっとも、システムはビルバインの方が洗練されていますから、サーバインはあれやダンバインより前の機体かも知れませんが…」
1章Part8「バランバランの秘宝」におけるサーバインの調査報告。これを聞いてアムロは「プロトタイプガンダムが別の世界からやって来たような感じか」と例える。
「だから、待てと言ってるんだ。普段使ってないコックピットに乗るなら、最低限の調整が必要だろうが」
「上には俺から説明しておいてやる。だから、調整が終わるまで待ってろ。それと、必ず戻って来るんだぞ」
2章Part10「三つの心が一つになれば」。ブラックゲッターのコックピットに乗り込もうとするに続こうとしたを制止して。当初は凱の参戦自体を止めようとしたのだが、凱が無理を通して出ようとするのを見かねての台詞。普段一人乗りのブラックゲッターは、イーグル号以外のコックピット自体は残っていても未整備状態。アストナージはそれを通すわけにはいかなかった。凱の意思を汲みつつ、メカニックとしての矜持を貫いた台詞である。

搭乗機体・関連機体[編集 | ソースを編集]

Ζガンダム
『ΖΖ』でジュドーに反発して、一度だけ搭乗。しかし、メカニックとしては優秀だがパイロットではない彼がまともに戦闘などできるはずもなく泣く泣く撤退する事に。

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. 本作ではボスボロットは宇宙「C」、Ez-8に至っては宇宙「-」(システム上は「E」扱い)の為、彼の腕をもってしても改修できなかった可能性がある
  2. この発言の元ネタは完成前のボロットにボスがマジンガーZの装備をつけてくれと懇願されたもりもり博士の返しから。

資料リンク[編集 | ソースを編集]