アクエリオンゲパルト

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アクエリオンゲパルト
外国語表記 Aquarion Gepart[1]
登場作品 アクエリオンEVOL
初登場SRW 第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
SRWでの分類 機体
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スペック
分類 機械天使
エネルギー 人間の感情
別形態 アクエリオンEVOL
アクエリオンスパーダ
エレメント 【ヘッド】:カイエン・スズシロゼシカ・ウォン
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アクエリオンゲパルトは『アクエリオンEVOL』の登場メカ

概要

ベクターイクスを上半身として合体する、アクエリオンEVOLの第2の形態。3形態のうち最も防御力が高く、馬力も高い。兵装テレポートシステムにより銃火器を召喚、その大火力による一対多の掃討戦を得意としている。重武装で固めたその姿は、かつての強攻型アクエリオンを彷彿とさせる。アクエリオンの各形態の中でもパイロットへの負担が少なく、武装はエレメント能力に依存しない、戦闘力もエレメント能力の強弱に寄らない等からも、万人の使用に適している。ゲパルトとはドイツ語で「チーター」を意味しており、ロシアとドイツの兵器の名前としても使われている。また、ベクターマシンの名前のイクスはXを意味する。

各形態の中でも最も長期に渡って運用され続けており、9年前の「アクエリオンの惨劇」が発生する以前は、エレメントの一人であったドナール・ダンテスが恋仲になっていた女性エレメントのナナオンと共に搭乗していた。また、惨劇発生の後にアクエリオンが「アクエリア」として封印されていた時も、アクエリアM型、F型として、この形態に準じた形で運用されていた。

劇中では活躍する機会にあまり恵まれず、EVOLスパーダの二形態に割を食った感があった。しかし、物語中盤、ジン・ムソウユノハ・スルールの恋愛感情に呼応して、アクエリオンオメガのアーマゲドン形態に似た四脚形態に変形可能になるなどのパワーアップを果たした。

構成機体

【ヘッド】
ベクターイクス
【バック】
ベクターゼド
【下半身】
ベクターシロン

登場作品と操縦者

Zシリーズ

第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
初登場作品。デフォルトパイロットは本編同様カイエン。エレメントチェンジで乗り換え可能なパイロット候補は、ゲパルトを操縦したことはないが合体前のベクターイクスに搭乗した経験のあるミコノアンディの他、本編未搭乗のモロイもゲパルト担当に回されている。ミコノ以外は全員男性。
終盤のイベント以降はカグラ、IFルート限定だがジンも選択可能になる。カグラの方は高い格闘が全く生かせないのが問題だが、「逆さまの力」+カウンター+エースボーナスでバタバタ敵を撃ち落せるのが強み。
原作通り、他の2形態と違い純粋な重戦車射撃タイプとなっている。射程が長いので援護攻撃を活かしやすく、アシスト武器の性能が3形態の中では最も高いのでサブもこなせる。しかし36話Aの「倍々増殖誘導弾」追加までは火力が不足気味で、射撃武器しか持たないので、EVOLを強化するために格闘値を養成してもその恩恵に預かれない。また、装甲値は高いが、防御系の特殊能力がないので総合的な防御力はスパーダに劣る。
出撃時の気力はカイエンの能力で決まるため、他の面々が撃墜数トップだとトップエースボーナスが誰も受けられない状態になる。
第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
ジンが生存しているため、ジンが参戦する中盤から空間断絶砲がデフォルトで使用可能。最初から倍々増殖誘導弾があるので撃墜数を稼ぎやすい。各エレメントのエレメント能力が有用なものばかりかつエースボーナスでチーム全体が恩恵にあずかれるため、主力として使っていくなら優先的に撃墜数を稼いでいきたい。
時獄篇同様、カイエン以外が撃墜数トップだとトップエースボーナスが無駄になる。

単独作品

スーパーロボット大戦X-Ω
2019年6月のイベント「Closed World」の報酬ユニットでカイエンがメインパイロットのSSRシューターが登場。サブパイロットはサザンカとモロイが務める。アクエリオンEVOLとは別機体扱いで同時編成も可能。
2020年6月にニューカマーで大器型SSRブラスターが追加。

装備・機能

武装・必殺武器

武装

ガンポッド
右手に装備。長身で銃身の先端がガトリングになっている。第16話では2丁装備していた。
『X-Ω』では通常攻撃に採用。
ホーミング・ミサイル
肩部に多連装ミサイルポッドを召喚してミサイルを発射する。
小口径連装ビーム砲
両耳の部分に取り付けられるビーム砲。SRW未使用。
中口径連装ビーム砲
肩部に設置されているビーム砲。SRW未使用。
大口径連装ビーム砲
両腕部に内蔵されるビーム砲。四脚形態では主砲となる。
第3次Z時獄篇』では、「次元隧道弾」やアクエリオンスパーダの「奏聖葬送曲」の戦闘アニメで使用している。

エレメントの必殺技

平身低頭覇(どげざ / orz)
第3話のシミュレーションで使用。アマタの能力「重力干渉」によりゲパルトが飛翔し、そのまま勢いよく落下。地面に手を付き、頭を垂れる。
スオミ・コネピは、この姿勢を全方位からの攻撃に対する防御の体勢だと勘違いしたが、これは、ミコノを怒らせてしまったアマタが謝罪の意を示すための、単なる土下座であった。
必殺技のロゴは「orz」のアスキーアート入り。ゲパルト初の必殺技(?)である。想定外の行動を取ったためにシミュレーターに異常が発生、プログラムが強制終了されてしまった。
ネット上でも結構な頻度でネタにされる上、公式グッズで「平身低頭覇饅頭」なる商品が発売された。
『第3次Z時獄篇』では、ボーナスシナリオ「誠意のカタチ」のイベントで使用される。実戦の最中、アクエリオンEVOLの形態で使用された(数少ない見せ場すら奪われるとは…)。この意味不明な行動に混乱したロー・グニスのAIはオーバーヒートを起こし、機体ごと爆散してしまった。
倍々増殖誘導弾(バイバイ・ミサイル / BYE-BYE MISSILES)
18基まで増殖させたミサイルポッドから200発を超えるミサイルを一斉発射する。
『第3次Z時獄篇』では中盤に追加される(EVOLの「超時空無限拳」のついでのように追加されるのがせつないが…)ゲパルト念願の必殺技。全体攻撃で、総弾数はやや少ないがENを節約したい時にはちょうどいい性能。原作ではカイエン、モロイ、サザンカの3人で合体している時に使用された技だが、『第3次Z』ではゲパルトのパイロットが誰であってもその時のパイロットの台詞になる。ゲパルトの乗り手を選ばないという特性の再現なのだろうか
『X-Ω』では必殺スキルに採用。
空間断絶砲(くうかんだんぜつほう / DIMENSION SHUTTING CANNON)
四脚形態に変形、ジンのエレメント能力である空間を断絶するエネルギーを照射する。異次元からエネルギーを補給しているミスラ・グニスエンシェントAQのエネルギー供給源を断ち切り、自軍の勝利に貢献した。
『時獄篇』では方向指定型のMAP兵器。範囲が広く使い勝手もいいが、ジンの参入が遅い上にIFルート限定。
第3次Z天獄篇』では、ジンが無条件で参入するため中盤から使用可能。
次元隧道弾(じげんすいどうだん / TUNNEL BULLET)
四脚形態に変形、アンディのエレメント能力により発生したナノブラックホールを、アンディが思い描いたMIXのビッグバンを目掛けて放つ。これによって虚空に穴を開け、アルテア界に続く擬似次元ゲートを作り出した。
『第3次Z』では、弾数1発のみの武装。相手を異次元に送り込みダメージを与える。

SRW未登場の必殺技

超捻転(ちょうねんてん / CONTRARY TWISTER)
ゼシカのエレメント能力「衝撃力」と「捻れの力」による超能力の竜巻をアクエリオンで放つ。モロイの「脆弱力」で相手の防御力を下げながらの攻撃であったが、アフラ・グニスには通用しなかった。

特殊能力

エレメントシステム
気力130以上で、3人のパイロットの格闘、射撃、防御、技量、回避、命中を、最も高いキャラクターの数値に統一する。
変形
分離・再合体を行い、アクエリオンEVOL、もしくはアクエリオンスパーダへと変形する。
エレメントチェンジ
出撃時に固定されているヘッドを、登録されている他のエレメントを自由に交代できる。ゲパルトとスパーダの搭乗パイロットは、各グループ内で経験値と気力、精神ポイント、効果中の精神コマンドを共有する。

移動タイプ

中盤から、アマタのエレメント能力により飛行可能となるが、空適応はBなので地上に降ろした方がいい。

サイズ

1L

カスタムボーナス

最大HP+1500、EN+50

機体BGM

「君の神話~アクエリオン第二章」
『第3次Z』で採用。

対決・名場面

誠心合体
砲炎合体
男だらけの殺伐合体改め熱き血潮の益荒男合体
夕日に向かって砂浜を走るゲパルト。夕日にはアンディの妄想したMIXの虚像が浮かび上がり、その胸を貫くように「次元隧道弾」を発射。胸に開いた穴…次元ゲートへと飛び込んでいくのであった。

関連機体

強攻型アクエリオン
前述の通り系列となる機体。ゲパルトは強攻型の色が強めである他、形態の相当に当たるアクエリオンオメガと頭部の形状が非常に似通っている。
アクエリアM型、アクエリアF型
「アクエリオン」の名前が封じられていた際の形態。男子が乗る水色のM型、女子が乗る桃色のF型の2体が存在する。スパロボではユニットアイコンのみの登場。
アクエリオンゲパーダ
ベクターシロンに搭乗したカイエンによる「神友合体」のコールを受けて誕生したゲパルトとスパーダの複合形態。スパーダをベースに、バックパックのベクターイクスもゲパルトの上半身に変形する。
第3次Zではスパーダの奏聖葬送曲の演出として登場。

脚注

  1. MECHANICS、アクエリオンEVOL、2022年1月15日閲覧。

資料リンク