なぜなにナデシコ

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なぜなにナデシコとは、『機動戦艦ナデシコ』および『劇場版 機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-』内に登場する艦内放送。

概要

児童向け教育番組の体(てい)をとって、科学や政治などの専門的な知識についてナデシコのクルーに分かり易く解説を行うというのが基本コンセプト。

一見、おふざけか遊びのようだが、中で行われる解説や説明は物語上で非常に重要なものばかりであり、非常にわかりやすく説明されるため、視聴者視点からしても『ナデシコ』のSF設定の理解には欠かせないものである。

登場作品

スパロボでも難解な設定の解説シーンとして重宝されており『ナデシコ』参戦時はしばしば挿入される。また、他作品の内容を解説したり無関係のキャラを巻き込んだりするのがお約束となっている。

COMPACTシリーズ

スーパーロボット大戦IMPACT
初参戦の『A』では行われなかったので、本作で初登場。全2回で初回はオモイカネへのデバッグ作業についての概要を解説するため、他作品キャラを巻き込む形で披露。終盤の遺跡騒動では、火星極冠遺跡の最下層からイネス・フレサンジュのソロMCによる最終回「ボソンジャンプの大考察」が中継された。

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦R
2回行われるが、どちらもイネスのソロMC。序盤に火星から地球に帰還するナデシコ内で木連、中盤にアトモ社でボソンジャンプについて説明する。それぞれ別ルートとの合流前でアトモ社に呼ばれた『ナデシコ』の4人と、彼らを運んだ『ダイターン』のメンバーしかおらず、視聴者が少ないので説明時間も短い。
スーパーロボット大戦J
全3回に亘って放送。相良宗介らを巻き込んでアークエンジェルで艦内放送されることもある。
スーパーロボット大戦W
TV版にあった開始時のアニメーションが再現される。インターミッションの一枚絵が突然動き出したのは当時のユーザーの度肝を抜いた。第2部ではしっかり劇場版仕様に変化する。
さらに、なんと本作以降戦闘BGMとしてこの艦内放送の音楽を選択可能に。最後の戦いに臨む際はシリアスで行かせてもらうという理由で放送しなかった。
スーパーロボット大戦BX
よい子のお友達には刺激が強い内容も取り扱う為、ある意味最適だと言える。第37話では「境界の力」についてのレクチャーを行う。

VXT三部作

スーパーロボット大戦V
劇場版設定。このタイミングでナデシコクルーがイネスの生存を知るのは原作通りだが、この時点で火星の後継者との決着がついているため大幅に展開が変わっている。
特筆すべきは劇場版設定のミスマル・ユリカホシノ・ルリがTV版と同様に「ウサギとお姉さん」に扮することだろう。しかし、久しぶりな上に衣装なしでやらされたため2人とも恥ずかしがり、イネスも周囲が引き気味であることを察知して「空気が読めてなかった」と反省していた。
スーパーロボット大戦T
劇場版設定。スパロボシリーズでは初めてBGMとしての「なぜなにナデシコ」が採用されていない。第29話冒頭において太陽系先史文明の説明のために行われる。

単独作品 

スーパーロボット大戦MX
「なぜなにナデシコMX版」と題した劇場版設定。放送を通じてルリがイネスの生存を知ったりアカツキ・ナガレが乱入してくるなど、ほぼ原作通りの展開。
スーパーロボット大戦DD
劇場版設定。『MX』と同じく、ほぼ原作通りの展開。また、2023年5月のイベント「第9回共闘戦」のシナリオで主にライジングラフディンズのメンバーに蜥蜴戦争についての説明を行った。2023年7月のイベント「第11回共闘戦」のシナリオで蜥蜴戦争後の第8世界についての解説を行った。

出演者

ウサギユリカ
いろんなことを知りたがる女の子のウサギで「ボクっ娘」という設定。ユリカが着ぐるみを着た姿で登場。
ルリお姉さん
司会役。ウサギユリカのとりとめのない質問を無表情で優しくいなす。
イネス・フレサンジュ
解説役。説明好きなので普段と全く変わらない。
アカツキ・ナガレ
劇場版にて、モニター越しに割り込む形で出演。

他作品の関連人物

他作品の出演者

甲児からロミナまでの14人は『IMPACT』で飛び入り出演したメンツ。

兜甲児
逃げた鉄也の台本も読む羽目になり、自分で自分に呼びかけるという珍妙な事態にノリツッコミした。
剣鉄也 / 炎ジュン
台本を渡されるも「…やってられるか」とエスケープ。ジュンは出番こそなかったものの、スタジオ内で見学していたようで、終わった後に戻ってきた鉄也に「おもしろかったじゃない」と感想を述べる。
流竜馬 / 神隼人 / 車弁慶
弁慶曰く、隼人が最も出演に乗り気だったらしく、淀みなく台本を読み上げ進行を繋ぐ彼の巧さに竜馬も感心していた。
恐らくは担当声優のキートン山田氏が数多くの番組でナレーションを担当している事からの声優ネタの意味合いもあると思われる。
ひびき洸
無難に台本を読み上げていた。
破嵐万丈 / ギャリソン時田
万丈のアドリブの巧さはイネス先生から高評価を得た。一方、ギャリソンは自分の台詞をチャムに横取りされる。
ショウ・ザマ / チャム・ファウ
ショウはギャリソンが発する筈の台詞を横取りしたチャムを窘める。
ジョウ・マヤ / レニー・アイ / ロミナ・ラドリオ
ジョウは台本から逸脱した乱暴な言葉遣いを発したため、イネス先生からお叱りを受ける。
ロミナは普段通りの物腰と口調ですんなりと台本を読み上げるが、普段の他者に対する畏まりぶりが高じてオモイカネまで様付け呼びする。
相良宗介
J』第27話「浮上」のメインであるオルファン閉じ込め作戦の補助解説役。説明が難解な上、本題から脱線してしまっているのでかなめに退場させられる。
千鳥かなめ
『J』ではノリノリで演技指導をしていた。
ハインリッヒ・フォン・フリーマン / 大河幸太郎 / 火麻激
W』にてブレスの過去を華麗に暴露した。
ブレスフィールド・アーディガン
無理矢理出演させられた上に話題が自分の黒歴史に触れるものだったため、物凄く嫌そうだった。
レギュレイト
宇宙の『死と新生』理論についての説明にゲスト出演。自分も番組のパネルの前で説明した方がいいのかと困惑していた。
ウェンディ・ギャレット
『T』でユリカが不在だったため、代わりをやらされた。イネス曰く「大いなる素質を感じる」とのこと。

視聴者

アムロ・レイ
IMPACT』では番組を通じてイネス先生が語らんとしている事を察し、最後まで鑑賞する。
クワトロ・バジーナ
『IMPACT』では「悪ふざけ」と断言するも、話題そのものは的を射ていると評価。一方、『MX』では不本意な様子で鑑賞会に付き合っていた。
シロー・アマダ
『IMPACT』では当初、自分達を歓迎するための余興かと思っていた様子。
レイン・ミカムラ
『IMPACT』終盤の「最終回」を視聴。遅延波に関する考察で博識振りを覗かせた。
葉月考太郎
『IMPACT』では番組内容よりも、甲児達の悪ノリぶりに唖然としていた模様。
北小介
「最終回」を視聴。コン・バトラーチームで唯一、イネス先生の説明を理解していた。
神勝平 / 神江宇宙太 / 神北恵子
「最終回」を視聴。3人とも話の内容について行けず、勝平は猛烈な眠気を訴え、宇宙太は完全に匙を投げた。
ミア・アリス / ロール・クラン / ランバ・ノム / パイ・サンダー
「最終回」を視聴。ザンボットチーム同様、全滅。
キョウスケ・ナンブ
『IMPACT』では番組内のセットとウサギ姿のユリカに、それぞれツッコミを入れていた。
夕月京四郎
『MX』では事情説明を行なう為に大仰なセットを組む番組の「お約束」へツッコミを入れる。
カガリ・ユラ・アスハ
J』にて番組を悪ふざけと思って怒るが、逆にキラから白い目で見られて困惑していた。
トロワ・バートン
W』では異様に気に入ったらしく、初放送で無表情な面々が多いことを残念がるイネスに「面白かった」とフォローしたり、放送されないと妙に残念そうな台詞を言う。
ユキ・ヒイラギ
BX』では気に入ったらしく、自身に関する重要な事を自部隊に告白する際に利用している。
ティエリア・アーデ
V』では事前に番組を把握しており、初見の面々に「状況説明の度に行われていたブリーフィング」と説明する…が、アキトから「そんな大層なものじゃないから」とツッコミを入れられる。
バナージ・リンクス / 流竜馬 (OVA)
『V』では状況が状況なだけに緊張感のない番組内のやりとりにドン引きしていた。
真田志郎
『V』ではイネスの説明を完全に理解しており、彼女から「話が早い方がいてくれて助かる」と言われる。
兜シロー / リサ
『T』では番組を(ナデシコ名物として?)肯定的に評価している。台詞から番組の存在を事前に知っていた模様。リサからは「人類の英知の結晶」とも言われている。
キリコ・キュービィー
『T』では理解するどころか完全に意識を遮断していた。
ルクレツィア・ノイン
『DD』では「児童向け番組風にして聴者の理解度を上げる」と冷静に分析していた。一方でフリップに「劇場版」と書かれていたことは理解できなかった。

投稿者の方々

いずれも『W』にて。ちなみに本来は個人的に出した報告書等がここで読まれることになったらしい。また、PNは番組側で勝手に付けたもの。

プリベンター所属の名無しのピエロ
ミスリル所属のむっつり軍曹
スペースナイツ所属の危険大好きっ子
違う人の可能性もあるが、当人達の反応を見る限りこっち。