軍階級
軍階級とは、近代以降の軍事組織における上下関係と指揮系統の格付け制度。
概要[編集 | ソースを編集]
スパロボに登場する人類の軍事組織でもザフトのような例外[1]を除けば基本的に大将や大佐などの階級を採用している。基本的には将官・士官(佐官・尉官)・下士官・一般兵に別れており、おおまかには将校(将官・士官)とその下に分けられ、食堂などの設備も分離されている。士官以上に進むためには士官学校を卒業、もしくはそれに類する教育課程をクリアする必要がある。
ただしOZなど、変則的な階級の呼び方をする組織もあり、『交響詩篇エウレカセブン』の塔州連邦軍のように佐官クラス・尉官クラスがそれぞれ現実の軍隊に置ける将官クラス・佐官クラスに相当するケースも存在する。また現実の自衛隊は軍隊というイメージを与えないようにするため一尉や一佐等の独特の呼称で呼ぶ。またオーブ軍やネルフなど日本または日系に近い国の組織はこの名称を使っている。なお、同階級の場合は先任の方が格上となる。
多くのロボットアニメでは、ラストネーム+階級ではなくファーストネーム+階級で呼ばれるのが慣習となっている(例:アムロ大尉、シャア大佐等)。また現実の軍隊とは異なり、戦功さえ挙げれば一兵卒でも佐官や将官にまで昇進が可能なシステムを採用している場合が多い。結果的に「階級が高いほど強い」ような状態になり、指揮官クラスが機動兵器に乗って最前線に出撃、という光景も珍しくない[2]。一方で、(前史的な設定はともかく作中で)前線に立つ事を忌避するタイプで階級の高いキャラクターは対比的に割を食わされがちになり、いわゆる「椅子を磨いて出世した」かの如く扱われ、作品世界の軍や政治の腐敗・無見識を体現するポジションに置かれる事も少なくない。
また、やや意外にも、SRWのラストボスには高い軍階級により軍を統率するタイプの人物はさほど多くない。特に旧シリーズ以後顕著で、明確に該当するのは『新』のジュデッカ・ゴッツォや、『LOE』のラセツ・ノバステぐらいである。近い範疇でも、軍階級とは趣の異なりそうな修羅王やグ=ランドン総代騎士の他、階級を保証する政体・系統を事実上離脱した『A(AP)』のヴィンデル以外には、隠しボスになった時のネオ・ジオン大佐のシャア程度で、SRWの最終的な闘争相手の多くが「敵国の軍」でない事の傍証とも言える。
野戦任官[編集 | ソースを編集]
戦闘において指揮資格を持った人物が全滅したため、残存人員を下士官に指揮させるとか、パイロット資格のない階級の人間を戦闘機・モビルスーツに乗せるなど、現在の階級では就けない任務に従事させるため一時的に階級を上げること。正式には○○扱いの○○と呼ばれる。ロボットもので散見される「民間人が突然ロボットに搭乗して戦い、正規の軍に属するようになる」という現地徴用含みの流れの場合、描写が多かれ少なかれ、この要素も物語の進展と併行していると考えるのが妥当だろう。
待遇などは本来の階級と同じように扱われるが、あくまでも一時的なもので、戦争が終われば元の階級に戻される。希に追認されることもあるが、現階級と元の階級の差が大きければ元の階級に戻される確率が高くなるのは言うまでもない。ただし、野戦任官時の階級で退役すれば、恩給などの待遇は野戦任官時の物で取りはからってくれる。
スパロボに登場する人物としてはブライト・ノアやマリュー・ラミアス(共に新米士官から艦長に抜擢)などが挙げられる。未参戦の人物ではリョウ・ルーツ(ガンダム・センチネル)が明快に書かれている。
戦時昇進[編集 | ソースを編集]
戦時におけるモラルアップのために指揮官が独断で、功績をあげた兵士を昇進させること。書類上では戦時○○と表されるが、劇中で一々呼ぶことは稀である。
戦後は元の階級に戻るが、場合によっては昇進したままになる。国によってまちまち。
二階級特進[編集 | ソースを編集]
軍隊など階級が明確な職業において、殉職した者を在職階級から二段階特別に昇進させる制度。死者への敬意を表すと共に、階級を基準に算定される死亡退職金や遺族年金を特進により増額させ遺族へ配慮するという意味合いもある。
旧日本軍で多大な功績を残した戦死者を二階級特進させた慣習を由来とする日本独自の制度なのだが、諸外国にも類似した特進制度は存在する。スパロボ等でも所属する軍に関係なく死んだ軍人は二階級特進する場合が多い。またこのような内容であるため「戦死、殉職」を暗喩する言葉にもなっている。
なお、現実はともかくロボットアニメ世界では、殉職した時以外でも二階級特進が与えられる場合がある。『機動新世紀ガンダムX』では、ニュータイプ研究所所属のニュータイプ候補たちは、実戦テストの相手でもあるガンダムダブルエックスを倒す事ができれば二階級特進が約束されていた(アベル・バウアーの結末を見るに、フロスト兄弟によるデマカセであった可能性もあるが)。
現実で殉職以外で特進が起こった例としては、ハートマン軍曹こと「R・リー・アーメイ」氏が、海兵隊退役後の俳優キャリアでの活躍を讃え、一階級特進を果たしている。アメリカ軍史上初の「退役者の昇進」でもあった。
元帥・大元帥[編集 | ソースを編集]
特別な功績を上げた大将が昇進する。軍全体の司令官だったり、単なる名誉職だったりする。現実ではこの階級が無い国も多い。日本では実質防衛大臣や内閣総理大臣が当てはまる。
- リオン大元帥、オルバン大元帥
- 他のバーム軍人に階級があるのか甚だ怪しいが、一応。
- ギルトール
- ギガノス帝国最高指導者。帝国の最高権力者なのになぜか「皇帝」ではない。元々はどこかの国の将校であったらしい。
- ヘルム・ゼーリック
- ガミラスの国家元帥。
- ギャスパル・ギラン
- OGシリーズの地球連邦軍における制服組の最高位。
- ズヴァイク・ノボトニー
- 魔装機神シリーズに登場。軍内のクーデターで死亡する。
将官[編集 | ソースを編集]
士官の中で最も最高ランクで、長期間にわたり単独で作戦を実施することが期待され、旅団以上の部隊や艦隊・戦隊等を指揮できるクラスで、いわゆる将軍や提督と呼ばれる人々。
なお「提督」は海軍のみの呼称だが、各種SF作品ではむしろ宇宙軍で使われる呼称。作品や国によっては准将があったりなかったり、大将の上に上級大将などが設けられていたりすることも。
大将[編集 | ソースを編集]
将官で最高ランク。自衛隊では陸・海・空の「幕僚長たりえる将」に相当する。
- レビル将軍
- 一年戦争での地球連邦軍の実質トップ。
- ギレン・ザビ
- 大抵、大将ではなく総帥と呼ばれる。
- ジャミトフ・ハイマン
- 『第4次』では元准将、現中将。
- ジーン
- 登場時。後に先王ララダ三世の急逝によって王位を継承、国王としての自身の権限を用いて元帥の地位に就いた。
- ダニエル・ハウエル
- カークス・ザン・ヴァルハレビア
中将[編集 | ソースを編集]
陸軍では軍団長以上(准将の無い国では師団長以上)、海軍では艦隊司令官(准将の無い国では主力艦で編成される戦隊の司令官以上)、空軍では航空軍司令官(准将の無い国では航空師団司令官以上)を務める階級。自衛隊では「将」にあたる
- ドズル・ザビ
- ジオン公国軍宇宙攻撃軍司令。
- ジョン・コーウェン
- エギーユ・デラーズ
- 一年戦争時代は大佐。
- フリット・アスノ
- 「アセム編」の時点(39~40歳)での階級。地球連邦軍総司令部「ビッグリング」司令官を務めていた。彼の半生は広範囲に描かれていたが、明確な階級が判明しているのはこの時点のみ。
- ガンダムシリーズのみならず、スパロボ参戦作品の主人公としては実力で破格の立身出世を果たし、最高クラスの権限を有した存在だと言える。
- ミスマル・コウイチロウ
- 連合宇宙軍第三艦隊司令。TV版の階級で、劇場版は不明。
- フクベ・ジン
- 提督と呼ばれることの方が多い。
- 草壁春樹
- 沖田十三
- ヤマト艦長。階級は宙将(3199で山南一佐が宙将に昇任していることから将官の階級は宙将一階級しか無く、役職により准将-大将相当に対応させていると推測される)。
- 米田一基
- 日清・日露戦争で数々の武勲を打ち立てた帝国陸軍の指揮官。帝国華撃団総司令。
- ジェイコブ・ムーア
- OGシリーズでのギリアム・イェーガーの上司。
- マクシミリアン・ジーナス
- 「マクロス7」時点での階級。マクロス7船団の船団長と旗艦バトル7の艦長を兼務。
少将[編集 | ソースを編集]
陸軍では師団長(准将の無い国では旅団長)、海軍では小規模艦隊司令官または戦隊司令官(准将の無い国では軽艦艇で編成される隊群(flotilla)司令官も含む)) 、空軍では小規模の航空軍司令官または航空師団司令官(准将の無い国では航空団司令)クラスで、自衛隊では将補にあたる。またOZにおいては原作の地球圏統一連合軍における少将に上級特佐が相当する。
- キシリア・ザビ
- コンスコン
- ノイエン・ビッター
- トレーズ・クシュリナーダ
- 上級特佐。
- レディ・アン
- 上級特佐。OZがコロニーの懐柔交渉をしていた時期に二級特佐から昇格。
- フロスト兄弟
- なんと最終的に大尉からここまで昇進。いくら戦後で人材が不足しているとはいえ、本人達の能力や立ち回りが相当なものだったことを伺わせる。
- ジェラード・ガルシア
- オルソン・D・ヴェルヌ
- 特務少将。後に大尉に降格。
- ザイリン・ド・ザルツ
- 初登場時。物語途中で中将に昇進。
- 秋山源八郎
- 連合宇宙軍に所属している劇場版での設定。木連時代のTV版での階級は少佐だが、スパロボでは少将になっていることも。
- ノーマン・スレイ
- グレッグ・パストラル
- ケネス・ギャレット
准将[編集 | ソースを編集]
将官クラスでは最も低く、国によって採用していない。陸軍では旅団長、海軍では戦隊司令官や軽艦艇で編成される隊群司令官、空軍では航空団司令を務める。スパロボでは長官クラスはこの階級が多い。またOZにおいては原作の地球圏統一連合軍における准将に一級特佐が相当する。
- ジョン・コーウェン
- αシリーズの設定。
- ジャミトフ・ハイマン
- デラーズ紛争時には准将だったが、グリプス戦役時には大将およびティターンズ総帥となっている。
- ブレックス・フォーラ
- エゥーゴの指導者。地球連邦政府議会員でもある。
- トレーズ・クシュリナーダ
- 旧シリーズ設定。原作では上級特佐。
- キラ・ヤマト
- 『DESTINY』終盤にてオーブ軍に所属した際の「身内人事」。『DESTINY』本編後ザフトで「白服」を着ていた描写も存在する。
- アーサー・グッドマン
- 独立治安維持部隊「アロウズ」のナンバー2。
- ブルーノ・J・グローバル
- SDF-1 マクロスの艦長。
- コルベット
- ノアル・ベルース
- 『宇宙の騎士テッカマンブレードII』の設定。
- アズマ
- 岡防衛長官
- αシリーズの設定。
- 三輪防人
- 『第4次』の設定。
- ロス・イゴール
- グレスコ
- マクギリス・ファリド
- カルタの後任として地球外縁軌道統制統合艦隊司令就任後。
- エーデル・ベルナル
- 多元世界の情報の一元化・共有化させる情報網「UN」を開発した功績により、准将になっている。
- レイカー・ランドルフ
- マウロ・ガット
- ムスタファ・ケセル
- ケビン・オールト
- ロドニー・ジェスハ
- 大佐に降格させられている時期もある。
将官と思われる人物[編集 | ソースを編集]
- ホーマー・カタギリ
- 准将であるアーサー・グッドマンの上司であるため、最低でも少将以上は確実。
- フレデリック・アルグレアス
- 「キオ編」では地球連邦軍の総司令官を務めている事から確実に将官。フリットの副官格だった「アセム編」での階級は中佐。
- ノウトゥ・ドレット
- ドレット軍の総司令官。
- タシロタツミ
- ムネタケ・サダアキ
- 中将であるフクベと同じ提督の地位に着いているため階級も同等と思われる。
- ゴン・ヌー
- 将軍と呼ばれているが、正式な呼称は不明。
佐官[編集 | ソースを編集]
単独で短期間の作戦を実施できることが期待され、陸軍なら大隊及び連隊指揮、海軍なら大型戦闘艦の艦長、空軍なら飛行戦隊の指揮を行う。また作戦参謀も務める。
自衛隊では一佐~三佐に相当。ロボットアニメ・ゲームではこの辺りから艦長職が多くなり、機動兵器乗りと艦船乗りを分ける境目の階級とも言えなくもない。
大佐[編集 | ソースを編集]
各駐屯地・基地司令、連隊長・主要軍艦の艦長クラス。また、OZにおいては原作の地球圏統一連合軍における大佐に二級特佐が相当する。下記の顔ぶれを見てもわかるが、作中で非人道的な作戦を指示した軍人が結構な数含まれている。将官以上ともなれば軽々しく戦場には出てこれないため、権限の大きさとフットワークの軽さを考慮した場合に適任なのだろう。
- ガルマ・ザビ
- ジオン公国軍地球方面軍司令官。ただし、その権限は北米方面軍に限られている。
- シャア・アズナブル
- 『1st』開始当初は少佐。途中から中佐、そして大佐に昇進した。
- なお『逆襲のシャア』の時代も大佐であり、総帥のシャアが大佐なので彼の率いるネオ・ジオンに大佐以上の階級の者はいないことになっている。
- また前述の二階級特進を実際にしている人物でもある(ルウム戦役における敵戦艦五隻撃沈の功績で、中尉から少佐へと特進している)。
- マ・クベ
- 『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』では中将。
- ノリス・パッカード
- エイパー・シナプス
- バスク・オム
- 前線において総指揮を務める。ティターンズのナンバー2。
- ブライト・ノア
- 『機動戦士Ζガンダム』の時代から。『逆襲のシャア』の時代には、地球連邦軍の独立部隊ロンド・ベル隊の指揮官を務める。
- フル・フロンタル
- ネオ・ジオン残党、通称「袖付き」の首魁。自身が演じている存在にならって大佐である。
- ジレ・クリューガー
- タシロ・ヴァゴ
- ウルベ・イシカワ
- 最終階級。物語当初は少佐。
- ゼクス・マーキス
- サンクキングダム解放の功績で二級特佐に昇進。これにより異名が「ライトニング・カウント」に変化する。
- ランスロー・ダーウェル
- ムウ・ラ・フラガ / ネオ・ロアノーク
- 「ネオ・ロアノーク」としての階級は地球連合軍大佐。後にオーブに所属が移ってからは、同等の階級である一佐となる。「ムウ・ラ・フラガ」に戻ったのはオーブ軍に移った後の『DESTINY』最終局面。
- ジラード・スプリガン
- 元々は少佐だったが、2階級特進によって大佐に。
- ただしこの特進にはXラウンダー用MSの実験が失敗したことへの「口止め」としての意味合いが強く、彼女の憎悪が深まり地球連邦軍を裏切る結果へと繋がった。
- ミハエル・ゲルン
- カルタ・イシュー
- ギャラルホルン一佐であり地球外縁軌道統制統合艦隊司令だが、実情はお飾り部隊に近かった。
- コマンドガンダム
- G-ARMS総司令官。しかしこれは仮の姿であり、本来の名は連邦宇宙軍大将・Vコマンドガンダムである。
- また別の世界では元帥にまで昇進している。
- ロベルト
- グン・ジェム
- ギガノス帝国大佐。『A』では中佐のドルチェノフがなぜか彼の軍事権を握っている。
- ミスマル・ユリカ
- 劇場版設定。
- テレサ・テスタロッサ
- ミスリル西太平洋戦隊戦隊長も兼任。
- 九鬼正義
- 一佐。
- 剣鉄也
- 『INFINITY』の小説版にて。なお『T』においては他作品との兼ね合いを考えてか大尉、『30』では中尉になっている。
- 神隼人 / 神隼人 (OVA)
- 『ゲッターロボ アーク』、『世界最後の日』にて。『ゲッターロボ號(原作漫画)』では一佐。
- カティ・マネキン
- 初登場時の階級。大学卒業時にAEUから佐官待遇でスカウトされる。2ndシーズンエピローグにて准将に昇進している。
- ヨラン・ペールゼン
- 百年戦争時の階級。サンサ攻略戦の功績で少将に昇進するも直後に失脚。
- クンパ・ルシータ
- キャピタル・ガード調査部所属。
- 倉光源吾
- シグナスの艦長。
- カイン・ドレッセル
- ドルシアの将校で、カルルスタイン機関の元教官。
- ダルザナ・マグバレッジ
- 強襲揚陸艦「わだつみ」の艦長。
- シモン・ガトゥ
- MJP機関の司令官。
- コミネ・ダイ
- GDFの参謀次長。
- カーウァイ・ラウ
- ヴィンデル・マウザー
- シャドウミラーの総帥。
- バン・バ・チュン
- ゼオルート・ザン・ゼノサキス
- ラセツ・ノバステ
- 実質的には中将としての待遇を受けているが、表向きには大佐どまり。
- ザレス・クワイアー
中佐[編集 | ソースを編集]
副連隊長、主要艦副長、駆逐艦艦長に主に就く。OZにおいては、原作の地球圏統一連合軍における中佐に准級特佐が相当する。
- ランバ・ラル
- 一年戦争を生き残った『α』のみの設定(原作では大尉)。
- ブライト・ノア
- 『機動戦士Ζガンダム』開始時。ほどなくエゥーゴに参加して、大佐に昇進する。
- シーマ・ガラハウ
- 一年戦争当時。上層部から汚れ仕事ばかりやらされていたため、終戦後は部下達を率いて海賊行為を行っていた。
- ヘンケン・ベッケナー
- グリプス戦役時(『Ζ』本編)の階級。一年戦争時は少佐だった。
- ファラ・グリフォン
- ダグザ・マックール
- 地球連邦軍・連邦宇宙軍特殊作戦群「エコーズ」の920隊司令。
- ドルチェノフ
- 第33話にてギルトール元帥を暗殺して、ギガノス帝国の実権を握ることとなる。
- アオイ・ジュン
- 劇場版設定。
- リチャード・ヘンリー・マデューカス
- かつてはイギリス海軍の潜水艦艦長だったが、上層部の意に背いたために閑職に飛ばされていた。そんな時にミスリルにスカウトされる。
- オオタコウイチロウ
- 葛城ミサト
- NERVの階級で二佐(新劇場版『序』)。ヤシマ作戦を指揮して日本全国の電力を動員した。TV版では一尉(大尉相当)だが、作戦規模に合わないという理由で見直された可能性がある。
- その後、『破』中盤から一佐(TV版では三佐)に昇進。『Q』ではヴィレの大佐。
- デューイ・ノヴァク
- TV版。後に大佐に昇進。なお、塔州連邦軍の階級制度は前述の特殊な事情が存在するため、実質的な役割は世間一般で言うところの将官クラスに相当する。
- 藤堂鏡志朗
- 旧日本軍時代における階級。
- レイラ・マルカル
- 初期階級は少佐。
- セルゲイ・スミルノフ
- 1st時の階級。2nd時は大佐。
- リー・ジェジャン
- グッドマンの副官。
- アルフリード・ガラント
- アルフリード隊の指揮官。
- 不見咲カオル
- 強襲揚陸艦「わだつみ」の副長。
- ダイテツ・ミナセ
- 戦死後、二階級特進して准将になった。
- レフィーナ・エンフィールド
- 『第2次OG』で一時的に大佐に昇進するが、『OGMD』で降格。
- サカエ・タカナカ
- リー・リンジュン
- ハンス・ヴィーパー
- ロレンツォ・ディ・モンテニャッコ
- リリー・ユンカース
- 24歳の若さで中佐にまで上りつめた程の優秀な人物。この人事には、彼女の上司であるマイヤーの実力主義が影響している。
- カンツォート・ジョグ
- 少佐の時期もある。
- ミツバ・グレイヴァレー
- 万能戦闘母艦ドライストレーガー艦長。地球連邦軍第30士官学校自治会長からの戦時任官。
少佐[編集 | ソースを編集]
全軍で各課長、陸軍の大隊長・中隊長、海軍の副長格、空軍では熟練した航空機操縦士や幕僚を務める。OZにおいては、原作の地球圏統一連合軍における少佐に上級特尉が相当する。なお全世界共通で、仕事をしていて一番、そして最後に楽しい(現場と直に触れ合う事が多い)階級と言われる。
- ワッケイン
- 『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』では少将。
- アナベル・ガトー
- アムロ・レイ
- 『第4次』『F』での設定。『第4次』序盤ではブライトが不在で、アムロが部隊の最高指揮官になっていた故と思われる(『F』は最初にブライトが帰ってくるが、それまではアムロが指揮を執っていたと思われる)。
- ブラン・ブルターク
- ジャマイカン・ダニンガン
- 『F』の設定では、大佐に階級が繰り上げられている。
- ガディ・キンゼー
- アレキサンドリアの艦長を務めている。ただし艦の指揮官としての権限は、彼と同じ階級のジャマイカンに握られている。
- ザビーネ・シャル
- 『F91』本編での階級。
- ギリ・ガデューカ・アスピス
- ロベルト・ゴメス
- クロノクル・アシャー
- アルベオ・ピピニーデン
- サリィ・ポォ
- フィル・アッカマン
- マリュー・ラミアス
- 地球連合軍所属としての最終階級。
- ムウ・ラ・フラガ
- 地球連合軍所属のムウ・ラ・フラガとしての最終階級。
- 『第3次α』ではアムロの存在ゆえか大尉止まりである。
- ナタル・バジルール
- ドミニオン艦長就任後。
- ナトーラ・エイナス
- 元々大尉だったが、ディーヴァ艦長への任命に伴い戦時昇進する。ちなみに彼女の祖父は中将。
- セリック・アビス
- マクギリス・ファリド
- ギャラルホルン特務三佐。
- ガエリオ・ボードウィン
- ギャラルホルン特務三佐。
- ロイ・フォッカー
- スカル小隊隊長。
- B.D.
- PART II設定。
- バルザック・アシモフ
- ホシノ・ルリ
- 劇場版設定。
- 白鳥九十九
- アンドレイ・セルゲイビッチ・カリーニン
- シャピロ・キーツ
- 地球軍所属時の階級。だがムゲ・ゾルバドス帝国に投降してしまう。
- 一文字號、大道剴
- ゲッターロボ號(漫画版)では三佐設定。
- 巴武蔵
- OVA版。
- 車弁慶
- OVA版。
- アーバ・リント
- 本人曰くアロウズ所属の士官の場合、少佐でも地球連邦軍の大佐より格上であるらしい。もちろん軍規でそうなっているわけもなく、グレーな特権を与えられているわけだが。
- インゲ・リーマン
- 惑星オドンのレッドショルダー基地司令。
- レーネ・クラインベック
- シグナスの副艦長。
- クリムヒルト
- カインの副官。
- スズカゼ・リン
- 戦闘母艦ゴディニオンの艦長。
- アーサー・グラハム
- 国際連合黒部研究所の守備隊隊長。
- アルベロ・エスト
- イングラム・プリスケン
- αシリーズ以降。SHOでは少尉。
- テンペスト・ホーカー
- ショーン・ウェブリー
- トーマス・プラット
- LOEでは傭兵のはずだが、少佐と呼ばれている。少佐待遇ということかもしれない。
- テツヤ・オノデラ
- OG1、OG2では大尉。
- ゼンガー・ゾンボルト
- エルザム・V・ブランシュタイン
- レーツェルの本名。レーツェル時は一応民間人扱いで、階級で呼ばれることはない。
- ギリアム・イェーガー
- 『ヒーロー戦記』では少尉。
- カイ・キタムラ
- 『スーパーロボットスピリッツ』では中尉。
- ジーベル・ミステル
- ユーリア・ハインケル
- ジノ・バレンシア
- LOE第1章では大尉。
- ラテル・アクロス
- ナセル・ザンボス
- ゴドル・ノーランド
- リチャード・クルーガー
- 傭兵でありながら「少佐」を名乗っているが、これは恐らく娘からそう呼ばれているせいだろう(彼女と出会った時点では実際に「少佐」であった)。
尉官[編集 | ソースを編集]
士官で最も低いランク。基本的には小隊や中隊の隊長格、海軍では各士官、空軍はパイロットを務めることが多いが、スパロボでも大抵の軍人のパイロットは尉官クラスが多い。現実の世界ではパイロットになれるのは尉官からということになっているからである。
自衛隊では一尉~三尉に相当。
大尉[編集 | ソースを編集]
各課長や中隊長、空軍では主に航空機の操縦士等を務め、大日本帝国軍に置いては徴兵軍人が上り詰めることの出来る最高階級で、現代の自衛隊でも幹部候補生学校に入校せず部内幹部で進める(実質的な)最終階級になり、宇宙世紀ガンダムシリーズも同様。OZにおいては、原作の地球圏統一連合軍における大尉に二級特尉が相当する。
スパロボだと全体的に熟練したトップエースが多い。なお『超時空世紀オーガス』には「大尉」という名前のキャラがいる。
- ランバ・ラル
- ザビ家で占められるジオン軍上層部から疎まれているため、大尉より上の出世が見込めない状態である。
- ガイア
- 黒い三連星のリーダー。
- ガデム
- 『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』では少佐。
- トクワン
- シャリア・ブル
- シュタイナー・ハーディ
- サイクロプス隊の隊長。
- サウス・バニング
- 地球連邦軍「不死身の第4小隊」を率いて戦ったベテラン。部下のコウらと共にアルビオン隊に配属となる。
- イワン・パサロフ
- ケリィ・レズナー
- 一年戦争当時はジオン公国軍大尉だったが、片腕を失ったため月面都市フォン・ブラウンでジャンク屋を営んでいる。
- アムロ・レイ
- 『Ζガンダム』以降。優秀な腕を持っているが、士官学校を出ていないので大尉止まりである。なお『UC』では『逆襲のシャア』でのMIA判定を受けて中佐扱いになっている。
- SRWでも大尉から階級が動くことはほとんどないが、『第4次S』『F』では少佐に昇進している。
- クワトロ・バジーナ
- 終盤、ブレックスの遺言でエゥーゴの実質的な指導者となる。
- ヤザン・ゲーブル
- ライラ・ミラ・ライラ
- 地球連邦軍の大尉。劇場版ではティターンズ所属の大尉となっている。
- パプテマス・シロッコ
- 劇場版では大佐。
- メラン
- ドレル・ロナ
- ハリソン・マディン
- バーンズ・ガーンズバック
- ルクレツィア・ノイン
- OZ所属時は二級特尉。サンクキングダム所属時は(表向き)軍がないため階級はないが、便宜上「隊長」と呼ばれていた。
- ハリー・オード
- ディアナ・カウンターの親衛隊隊長。劇中にて、中尉から大尉に昇進している。
- ミーム・ミドガルド
- 金竜
- ダイヤモンドフォースの隊長。
- ガムリン木崎
- ダイヤモンドフォースの隊員。物語当初は中尉だが、功績が認められて大尉に昇進。戦線離脱した金竜の後任となり、ダイヤモンドフォースの隊長に就任。
- ジェームス・C・ダグラス
- 作中最終階級は大尉。以前は少尉だった。
- マイヨ・プラート
- ギガノス帝国軍親衛隊機甲兵団第一師団に所属。
- リー・スー・ミン、ゴル、ガナン
- ギガノス帝国海洋戦域機動軍F軍団グン・ジェム別働隊に所属。
- タカスギ・サブロウタ
- 劇場版設定。
- ゲイル・マッカラン
- ベルファンガン・クルーゾー
- 初登場時は中尉。
- 大尉
- 『超時空世紀オーガス』に登場するロボットによる国家ムウのロボット兵。大尉の階級に恥じない高い戦闘能力の持ち主である。
- ベーム
- なぜか部下に少佐と間違えられている。
- ゴーマン大尉
- ベガ大王直属親衛隊の大尉。実際に劇中テロップでもこの名前で紹介されている。
- ゴステロ
- グラドス軍の部隊指揮官であるが、自分の部下でさえも躊躇無く殺害するほどの外道である。
- 式波・アスカ・ラングレー
- ユーロ空軍大尉。惣流・アスカ・ラングレーは軍に所属していないため階級はない。
- フェイ・シンルー
- 地球統合政府(EFA)所属Gソルジャー隊の隊長を務める。
- ソウタ
- 初登場時。後にディガルド武国を離反。
- バラック・ジニン
- 戦死後は二階級特進で中佐となったことが語られる。
- デカルト・シャーマン
- イノベイターに覚醒したために地球連邦軍からはモルモット扱いにされていた。後に彼を視察したカティ・マネキン准将により、ようやく待遇が改善されることとなる。
- カン・ユー
- クメン王国軍傭兵部隊アッセンブルEX-10の戦闘指揮官。彼自身のパイロットとしての能力はともかく指揮能力に欠けており、部下からの人望は皆無である。
- ジャン・ポール・ロッチナ
- ギルガメスの情報将校。後にバララント側に寝返りバララント軍大佐となる。
- スカーレット・ヒビキ
- WSOスカルフォース・グレンファルコン隊の隊長。
- 大神一郎
- 帝国華撃団・花組隊長兼総司令。『サクラ大戦V』の時点での階級。
- 清流院琴音
- 陸軍のエリートだが特殊な趣味趣向が理由で軍を追い出され、太田斧彦と丘菊之丞と共に帝国華撃団・薔薇組を結成。隊長を務める。
- クリム・ニック
- 最終階級。アメリア軍のエース。
- マスク
- キャピタル・アーミィのエース。
- リー・コンラッド
- シグナスのヴァリアンサー部隊長。
- 鞠戸孝一郎
- 地球連合軍のパイロット。
- アマネ・ハヅキ
- GDFの情報士官。後に大佐に昇進する。
- トム・ボーデン
- 国際連合黒部研究所のGAUS部隊長。
- アヤ・コバヤシ
- 軍人としては素人だったが、SRXチームのリーダーであるため与えられた階級。
- ヴィレッタ・バディム
- キョウスケ・ナンブ
- 向こう側のベーオウルフ。
- テンザン・ナカジマ
- 階級はないが大尉待遇。
- リッジ・グラスノフ
- アル=ヴァン・ランクス
- 元大尉だが、偽造したものと思われる。
- デンゼル・ハマー
- レーベン・ゲネラール
- カイメラ隊一番隊隊長。エーデル准将の命でZEUTHに加入するが…。
- シュラン・オペル
- カイメラ隊二番隊隊長。
- ツィーネ・エスピオ
- カイメラ隊三番隊隊長。
- ジン・スペンサー
- 開始直後は少尉、ライオット部隊隊長に任命された際に中尉、人類軍特務機動中隊隊長に任命された際に大尉に昇進する。
- また、別の世界では少佐に昇進しているものもある。
中尉[編集 | ソースを編集]
小隊長クラス。OZにおいては、原作の地球圏統一連合軍における中尉に特士が相当する。
- ブライト・ノア
- ファーストガンダム時代。ホワイトベースに乗って以降本人も知らないうちに少尉にされており、ルナツーで正式に中尉になった。
- リード
- マチルダ・アジャン
- スレッガー・ロウ
- クランプ
- ウラガン
- マッシュ、オルテガ
- 黒い三連星のメンバー。
- クリスチーナ・マッケンジー
- ニュータイプ専用試作型モビルスーツNT-1アレックス開発チームの一員で、テストパイロットを兼任している。
- ミハイル・カミンスキー
- サイクロプス隊の隊員。
- コウ・ウラキ
- 戦時中尉。物語開始当初は少尉。
- ベルナルド・モンシア、アルファ・A・ベイト
- 地球連邦軍「不死身の第4小隊」のメンバー。バニングと共にアルビオン隊に配属となる。デラーズ紛争終結後はティターンズに転属する。ベイトはバニング戦死後、大尉に戦時昇進。
- モーラ・バシット
- アルビオン隊整備中隊長。スパロボではアストナージの部下として描かれることが多いが、本来は彼女の方が上官である。
- カミーユ・ビダン
- 階級はないが中尉待遇。
- ジェリド・メサ
- ティターンズ所属の中尉。ライバルであるカミーユと同じく中尉だという点が興味深い。
- カクリコン・カクーラー
- 自身よりも階級が高いブライト・ノア中佐を殴打した場面が有名。ティターンズの横暴ぶりを伝えるエピソードである。
- エマ・シーン
- 序盤でティタ-ンズからエゥーゴに転属するが、階級に変動はない。
- ケーラ・スゥ
- マリーダ・クルス
- ネオ・ジオン残党軍ガランシェール隊所属。ΖΖ時代では階級なし。
- ビルギット・ピリヨ
- アンナマリー・ブルージュ
- トロワ・バートン
- OZ潜入時の階級は特士。小説版ではマリーメイア軍でも同様の階級だった。
- ポゥ・エイジ
- ディアナ・カウンターの女性兵士。劇中にて少尉から中尉に昇進している。
- リンダ・プラート
- 正確には特務中尉。
- ジン
- グン・ジェム隊に所属する四天王の中で、彼のみ階級が1つ下。
- 早瀬未沙
- ゼントラーディ軍の情報を持ち帰った功で大尉になる。最終的には少佐およびメガロードの艦長に出世している。
- クローディア・ラサール
- イサム・ダイソン
- マクロスFの時代には少佐に昇進している。
- ドッカー
- ダイヤモンドフォースの隊員。物語当初は少尉だが、後に新設されたエメラルドフォースの隊長に就任し、最終的に大尉に昇進している。
- ヘンリー・スタイガー
- メリッサ・マオ
- 伊吹マヤ、日向マコト、青葉シゲル
- NERVの階級で二尉。
- アレックス・スミス
- グラハム・エーカー
- 初登場時の階級。オーバーフラッグス隊の編成に伴い上級大尉に昇進。劇場版では少佐に昇進しており、ソルブレイヴス隊の隊長も兼任している。
- 由木翼
- WSOの技官。上官のスカーレットの戦死後、彼女から指揮権を引き継ぐことになる。
- ちなみに、彼女の指揮権限は特務中尉である海動&真上よりも上である模様。OVA第3巻エピローグにて大尉に昇進している。
- 大神一郎
- 2度に渡って帝都を魔の手から救った功績が認められ、『サクラ2』第13話において少尉から昇格。
- キョウスケ・ナンブ
- 戦時中尉。OG初期や他作品では少尉。OG第1話では士官学校卒なのになぜか曹長。OG2以降は正式に中尉となった。
- カチーナ・タラスク
- イルムガルト・カザハラ
- 旧シリーズリアル系では少尉。
- リン・マオ
- 旧シリーズリアル系では少尉。現在は軍を退いているため、階級では呼ばれない。
- トビー・ワトソン
- 途中から元中尉。
- ハルマ・キド
- トールス・ゼテキネス
- レスリー・ラシッド
- エリス・ラディウス
- EXでは中尉だがLOE第2章では少尉に降格。
- ディック・シャイエール
- レオ・ギボン
少尉[編集 | ソースを編集]
士官の最下級。主に小隊長クラス。多くの場合、軍の士官学校を卒業した人物がこの階級で任官する。また急遽パイロットになった人物などが任官されたり、同等の扱いに引き上げられたりすることが多く、フィクションでもこの階級のキャラクターは数多く存在する。
- ミライ・ヤシマ
- ドレン
- シャアの副官を務めていた時の階級。一時期左遷されたシャアとの再会した時には、大尉に昇進していた。
- シャアと同じくジオン公国軍において短期間のうちに出世を果たした事実を考慮すれば、ドレンもまた有能な人物であろう。
- アコース
- コズン・グラハム
- ララァ・スン
- シロー・アマダ
- 第08MS小隊の隊長。なお、一年戦争が舞台のスパロボでは、アムロの上官を務めることが多い。
- アンディ・ストロース
- サイクロプス隊の隊員。
- チャック・キース
- チャップ・アデル
- 地球連邦軍「不死身の第4小隊」のメンバー。バニングと共にアルビオン隊に配属となる。デラーズ紛争終結後はティターンズに転属する。
- レコア・ロンド
- 当初はエゥーゴに所属していたが、物語の途中でティターンズへと寝返る。
- マウアー・ファラオ
- フォウ・ムラサメ
- ルー・ルカ
- エゥーゴの志願兵で、民間人出身者が多いガンダム・チームの中で唯一の正規の軍人である。
- イリア・パゾム
- ベラ・ロナ
- 『F91』本編での階級。
- リディ・マーセナス
- ガリー・タン
- アレンビー・ビアズリー
- 彼女の名前自体、『新スタートレック』の脇役のアレンビー少尉から取られたものである。
- デマー・グライフ、ドゥエート・ラングラフ、ミルラ・ドライド
- ニュータイプ候補生達。
- 上官からガンダムダブルエックス破壊の暁には二階級特進を約束されているが、上官の目的から察するに、失敗の際はもちろんのこと成功した場合でも前述の意味で「二階級特進」していたものと思われる。
- キラ・ヤマト
- 地球連合軍所属としての最終階級。
- アーノルド・ノイマン
- 地球連合軍所属としての最終階級。
- 兜シロー
- 『INFINITY』版。統合軍参番隊小隊長。
- 藤原忍、結城沙羅、式部雅人、司馬亮
- 物語開始が士官学校卒業直前となっている。
- 一条輝
- 劇場版設定。TV版は当初、軍曹で最終的には大尉。
- マクシミリアン・ジーナス
- 劇場版設定。
- 柿崎速雄
- 劇場版設定。
- 桂木桂
- フリーダム・スペース・コープ時代の階級。
- フィジカ・S・ファルクラム
- ダイヤモンドフォース隊員。
- ローズ・パテントン
- 正確には特務少尉。同じ民間人上がりにも関わらず、准尉待遇のパイロットであるドラグナーパイロットより階級が上。
- ダン・クリューガー、カール・ゲイナー、ウェルナー・フリッツ
- ギガノス帝国親衛機甲兵団予備軍プラクティーズの隊員。
- マキビ・ハリ
- パトリック・コーラサワー
- 初登場時の階級。2ndラストで大尉に昇進するが、カティとの結婚後はパトリック曰く「幸せすぎて働かなくなった」ために、准尉に降格されている。
- ただし、それを差し引いても彼の腕前自体は高く評価されているらしく、隊長用のGN-X IVに搭乗している。
- ゲイリー・ビアッジ(アリー・アル・サーシェス)
- AEUフランス外人部隊に所属している…のだが、ゲイリー・ビアッジは偽名。正体はかつて反政府組織「KPSA」を率いていた傭兵アリー・アル・サーシェスである。
- ソーマ・ピーリス
- 初登場時の階級。2nd時は中尉。
- アンドレイ・スミルノフ
- 初登場時の階級。後に中尉に昇進。劇場版の時点では大尉に昇進していた。
- バン・フライハイト
- 第一部の時点では軍に所属していないため階級はないが、第二部のGF編ではクルーガー大佐に誘われ共和国軍に入隊するためこの階級となる。
- GF編開始時、入隊とほぼ同時に所属する特殊部隊GF内では少佐扱いである模様。
- 家城茜
- 特生自衛隊の三尉。3式機龍でゴジラを負傷させた功績によって、続編『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』では二尉に昇格している。
- 大神一郎
- 原作における最初の階級。帝国海軍から帝国華撃団へ配属。花組の隊長を務める。
- 丘菊之丞
- 陸軍のエリートだが特殊な趣味趣向が理由で軍を追い出され、清流院琴音と太田斧彦と共に帝国華撃団・薔薇組を結成。
- 大河新次郎
- 帝国海軍から紐育華撃団へ配属。星組の隊長を務める。
- 神山誠十郎
- 神崎すみれに見出され、帝国海軍から彼女が総司令を務める新たな帝国華撃団へ配属。花組の隊長を務める。
- 渡瀬青葉
- 元民間人だが、自由条約連合軍の予備少尉となる。
- 白羽由希奈
- 普通の女子高生だが、後に少尉待遇の軍属となる。
- イサミ・アオ
- 陸上自衛隊3等陸尉。旧日本軍における少尉に相当する。
- ルイス・スミス
- アメリカ軍所属。オペレーション・アップライジング時点の階級。
- リュウセイ・ダテ
- OG初期は曹長。クスハを除くOGの階級が曹長の味方PTパイロットは途中で戦時少尉に昇格している。
- ライディース・F・ブランシュタイン
- 『スーパーヒーロー作戦』初登場時は地球防衛軍参謀次官だったが、SRXチームへの復帰のため少尉に降格になった経緯がある。
- エクセレン・ブロウニング
- ブルックリン・ラックフィールド
- 初登場時は曹長だったが、少尉に昇進する。
- クスハ・ミズハ
- OGではパイロット転向時に曹長となり、OG2で少尉になった(リュウセイ達とは違いOGで戦時少尉になっていないのは丁度その時に誘拐されていたため)。看護兵時の階級は不明だが、リオやタスクの階級から伍長と思われる。
- リョウト・ヒカワ
- OG前半は曹長。
- リオ・メイロン
- オペレーター時は伍長。パイロット転向時に曹長となり、戦時少尉に。
- ラッセル・バーグマン
- OG前半は曹長。
- タスク・シングウジ
- 整備員時は伍長。パイロット転向時に曹長となり、戦時少尉に。
- レオナ・ガーシュタイン
- ユウキ・ジェグナン
- リルカーラ・ボーグナイン
- OG2開始時点で新米のはずなのだが、何故かアラド達を差し置いて少尉。
- ジャーダ・ベネルディ
- ガーネット・サンデイ
- OG前半は曹長。
- ラトゥーニ・スゥボータ
- OG前半は曹長。
- ラミア・ラヴレス
- OVAから少尉になった。
- クォヴレー・ゴードン
- セレーナ・レシタール
- 元少尉。本人はそう呼ばれるのを好まない。
- ヒューゴ・メディオ
- OG外伝では准尉。
- アクア・ケントルム
- OG外伝ではパイロット候補生。
- スレイ・プレスティ
- 少尉待遇。
- カルヴィナ・クーランジュ
- 元少尉。OGMDでは物語開始時は元少尉だったが諸般の事情により再び少尉となる。
- セツコ・オハラ
- 途中から元少尉。
- アニエス・ベルジュ
- 恩師に倣ってか、軍を脱退して傭兵になってからも「少尉」を名乗り続けている。作中UXの部隊指揮官になる際に昇級する機会があったが、自ら断っている。……といってもその時点で彼はとっくに軍人ではないので、肩書きが変わるだけだが。そもそもそれを提案した人物が(一応は)民間人である。
- ザシュフォード・ザン・ヴァルハレビア
- ミラ・ライオネス
- リシェル・グレノール
- 初登場時の階級は少尉。その後は大尉、中佐と出世している。
- 叢雲総司
- 地球連邦軍三尉。
- 如月千歳
- 地球連邦軍三尉。本人曰く人手不足で研究所防衛隊の隊員が自分しかいないための便宜上の階級。
準士官[編集 | ソースを編集]
現実だと国によって扱いが異なり、精鋭の上級下士官であったり、単なる尉官と下士官の中間であったりする。
日本では曹長の上といった感じ。また各部隊の最先任上級曹長はそれぞれの曹長をまとめるためこの階級の人間が多い。
准尉[編集 | ソースを編集]
少尉の下というより曹長の上。下記の「最先任上級曹長」は格部隊の「上級曹長」を束ねるためこの階級であることが多い。
- ケーン・ワカバ、タップ・オセアノ、ライト・ニューマン
- 第14話にて准尉に任命される。これでも後述の三等空士からは6階級も昇進したのだが、以降の昇進はなく、悲しいことに後から軍に入ったヒロイン達に階級を抜かれてしまう。
- チェーン・アギ
- 地球連邦軍の技術士官。
- ルイス・ハレヴィ
- 元は民間人だったが、地球連邦軍独立治安維持部隊アロウズに財産を出資したことにより軍属となっている。
- 界塚ユキ
- 地球連合軍のパイロット。
- リュウ・シェンミイ
- 国際連合黒部研究所のGAUS部隊員。後に中尉に昇進する。
- フォリア・エスト
- クライ・ウルブズ所属。
下士官[編集 | ソースを編集]
士官の指揮の下で、主に小部隊・部署・班を指揮する階級。基本的には兵から叩き上げ、曹候補課程を受け正式に入隊する際に受領するクラス。尉官とは考えも実務も異なるのが基本で、このまま定年まで勤務する人が多い。
スパロボでは、母艦のサブパイロット要員である艦内従事者や、ロボットを歩兵の延長・装備品の一つとする作品(陸軍色の強い作品が多い)のパイロットが該当する。
上級曹長[編集 | ソースを編集]
- グレゴルー・ガロッシュ
- レッドショルダー時代の階級。なお、グレゴルーはレッドショルダーの不良グループを取りまとめるリーダーの役目を果たしていた。
曹長[編集 | ソースを編集]
下から入って最終的に目指す階級。勤続数十年の強者もほぼここ及び一等軍曹。特に最先任上級曹長の「役職」に就くと一般兵・曹の代表として部隊長、艦長等とサシで話せるなど新米士官では及ばないほどの力を持つ。
OGシリーズにおいて、パーソナルトルーパーのパイロットとなるには最低限この階級以上であることが条件となる。臨時にパイロット登録される場合は同時にこの階級に昇進となる。
- アムロ・レイ
- TV版ファーストでの最終階級。劇場版は少尉。
- リュウ・ホセイ
- 自身の戦死後に二階級特進(劇場版では三階級特進)する…が、この際のジャブロー側の冷淡な対応にアムロが抗議する一幕がある。
- デニム
- カレン・ジョシュワ
- シロー・アマダ少尉が着任する以前から第08MS小隊に所属。
- ちなみに、シロー以前の小隊長はカレンの様々なしごきで倒れてしまったという。彼女は、階級以上の発言力を持っている下士官の典型と言える。
- アストナージ・メドッソ
- 劇中では触れられないが、曹長という設定がある。『Ζガンダム』初期に既にそうであったのか、『逆シャア』時代までに昇進したのかは不詳。
- サラ・ザビアロフ
- コジロー・マードック
- 地球連合軍所属時の階級。
- クルツ・ウェーバー
- 物語中盤までは軍曹。
- キリコ・キュービィー
- ギルガメス軍所属時の階級。
- ノル・バーコフ
- バーコフ分隊の分隊長。元は中尉だったが、敵前逃亡の罪で降格された。
- ガリー・ゴダン
- バーコフ分隊の隊員。
- クルル曹長
- ケロロ小隊所属。元は少佐だったが、軍部情報をいたずらに操作したことで降格された。ちなみに、クルルは技術兵であるため軍曹のケロロが小隊長を任されている。
- アラド・バランガ
- ゼオラ共々OGの味方PTパイロットとしては一番階級が低い。
- ゼオラ・シュバイツァー
軍曹[編集 | ソースを編集]
軍隊組織における実働の中核。だいたい幹部になるのを拒んで鬼軍曹を(が、大半は実際曹長)目指す。軍曹(下士官)は兵の教官役やまとめ役であることから兵に対し厳しい態度で臨む。そのため、創作における軍曹は、地獄のような訓練を課す教官として描かれることも多い。アメリカ映画『フルメタル・ジャケット』のハートマン軍曹などは、その最たるものであろう。日本だけでなく、現代の各軍では一~三等軍曹の上下がある。
- セイラ・マス
- TV版。劇場版では准尉。
- スレンダー
- テリー・サンダースJr.
- シロー・アマダ少尉と共に第08MS小隊に着任する。
- ガブリエル・ラミレス・ガルシア
- サイクロプス隊の隊員。
- ジャクリーヌ・シモン
- カリウス・オットー
- ファ・ユイリィ
- 元は民間人。エゥーゴに参加した後の階級。
- カツ・コバヤシ
- Ζガンダム時代におけるエゥーゴに参加した後の階級。
- ダリダ・ローラハ・チャンドラII世
- 地球連合軍所属としての最終階級。
- ベン・ルーニー
- 三等空士時代のケーン・ワカバ達の教育担当。後に彼らが准尉になったことで軍階級は抜かれる。
- イッシー・ハッター
- S.H.B.V.D.所属時の階級。「ハッター軍曹」と呼ばれることは多いが、少なくともMARZ所属時は階級ではなく通り名として軍曹と呼ばれており、『マーズ』登場時の正式な階級は不明。
- 相良宗介
- ミスリル作戦部西太平洋戦隊に所属。余談だが、短編『やりすぎのウォークライ』ではハートマン軍曹の如く海兵隊員もとい陣代高校ラグビー部員を洗脳する場面がある。
- 北斗雷太
- ダレ・コチャック
- バーコフ分隊の隊員。なお、コチャックはアーマード・トルーパーを開発する技術者出身である。
- ケロロ軍曹
- ケロロ小隊の隊長。ケロロよりもクルル曹長の方が軍階級が上だが、彼は技術兵であるためケロロが隊長を務めている。
- なおケロロの父は「宇宙一(ケロン星一)の鬼軍曹」「宇宙で最も軍曹な男」などと言われていた。
- 太田斧彦
- 陸軍のエリートだが特殊な趣味趣向が理由で軍を追い出され、清流院琴音と丘菊之丞と共に帝国華撃団・薔薇組を結成。
- 筧至鋼
- 強襲揚陸艦「わだつみ」の機関士。
伍長[編集 | ソースを編集]
- カイ・シデン
- TV版。劇場版の最終階級は少尉。
- ハヤト・コバヤシ
- TV版。
- バーナード・ワイズマン
- ハイスクール卒業後に徴兵され、短期間ではあるものの正規の訓練を受けている。サイクロプス隊に新たに配属される。
- エレドア・マシス
- シロー・アマダ少尉が着任する以前から第08MS小隊に所属。
- ミケル・ニノリッチ
- シロー・アマダ少尉と共に第08MS小隊に着任する。
- ハサウェイ・ノア
- 第4次設定。
- アセム・アスノ
- 「アセム編」における地球連邦軍への入隊後(18歳。第19話以降)の階級。
- また、ロマリーと結婚した22歳の時点(第28話エピローグおよびドラマCD)における階級は少尉であった。なお、アセムは第28話の時点(19歳)で特務隊の隊長に就任しているため、少尉に昇進したのはこの時ではないかと推測される。
- ジャック・オリバー
- バイマン・ハガード
- レッドショルダー時代の階級。
- ムーザ・メリメ
- レッドショルダー時代の階級。
- ゲレンボラッシュ・ドロカ・ザキ
- バーコフ分隊の隊員。
- ギロロ伍長
- ケロロ小隊所属。
- シンジロウ・サコミズ
- バイストン・ウェルに転移した当時のサコミズは大日本帝国海軍の二等飛行兵曹で、軍階級は伍長に相当(昭和20年。西暦1945年当時)する。
- エイタ・ナダカ
- ユン・ヒョジン
兵[編集 | ソースを編集]
入ったばかりの指揮権限がない兵士の事。日本では士にあたり、契約社員扱いの任期制で、任期でやめるにしても再就職先は紹介してくれ、残る場合は士で得た経験をもとにした昇進試験を受け曹となる。
兵長[編集 | ソースを編集]
- ドロロ兵長
- ケロロ小隊所属。
上等兵[編集 | ソースを編集]
一等兵[編集 | ソースを編集]
二等兵[編集 | ソースを編集]
軍人としての最下級。士官学校などを経ていない場合のスタートラインである。
- サイ・アーガイル、カズイ・バスカーク
- 地球連合軍所属としての階級。
- ミリアリア・ハウ
- 地球連合軍所属時代の階級。続編では、最終的にオーブ軍三尉(少尉に相当)に昇進している。
- ウィプス・ド・ザルツ
- 初登場時は民間人。
- タママ二等兵
- ケロロ小隊所属。
三等兵[編集 | ソースを編集]
基本的に実在しない階級であり、創作における三等兵は、最下級の二等兵よりも更に下の階級というギャグとして描かれることがある。漫画『ロボット三等兵』がその最たるものであろう。ただし現実の自衛隊では2010年まで三等陸・海・空士の階級が存在していた。自衛隊生徒として採用されると三士になり、1年半後に自動的に二士に昇任、以降も学年とともに昇任し、4年間の課程修了時に三曹に昇任するとともに高等学校卒業資格を得ていた。この制度は人件費抑制や少年兵に当たるのではないかという疑いを解消するため、生徒という身分を新設して定員外自衛隊員としたことで廃止された。
- ケーン・ワカバ、タップ・オセアノ、ライト・ニューマン
- 元は民間人だったが、D兵器に搭乗したことによって地球連合軍の軍人にさせられてしまう。
- 第13話まで三等空士であり、歴代参戦キャラクターの軍人でも最も階級が低い。
脚注[編集 | ソースを編集]
- ↑ ザフトはプラントが保有する軍事組織でありながら階級制度を設けていない。これは「コーディネイターは皆優れた人種であるため、わざわざ階級で優劣を表す必要はない」という自信と、前身が義勇軍だった名残からである。その代わり、着用する軍服の色で大まかな組織の上下関係が判別できるようになっている。その後の『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』における第2次連合・プラント大戦終戦後、ザフトは正式にプラント国軍と定められ、階級制度の導入等の組織再編が行われており、『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』(SRW未参戦)でも言及されている。
- ↑ 現実の陸、海軍では上位になればなるほどきつい訓練が課され、やはり強く、また空軍の類でも「階級が高いほど強い」のだが、そのおかげで「自分はパイロットになりたいのであって昇進したいわけではない」という人が(少なくとも航空自衛隊には)本当にいる。