ブラックホール爆弾

提供: スーパーロボット大戦Wiki
2024年10月26日 (土) 08:39時点における2400:4153:2184:d00:38e1:f708:a6b8:b6b4 (トーク)による版 (→‎αシリーズ)
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
ナビゲーションに移動 検索に移動

ブラックホール爆弾とは、『トップをねらえ!』に登場する兵器。正式名称は「バスターマシン3号」。

概要[編集 | ソースを編集]

銀河中心部に生息する「宇宙怪獣」の巣を殲滅する「カルネアデス計画」の切り札となる決戦兵器であり、長径が869km、短径が415kmという人類の歴史上屈指の巨大建造物。更には単独でのワープ機能、バリア展開能力等、恒星間航行船としての機能も兼ね備えている。

素材として用いられているのは木星であり、体積を3万分の1にまで圧縮した木星がコアとして使用されている。更に、本体から半径1万光年の範囲に展開されている3000基のスレイヴユニットを同時に起爆させる信管としての役割も備えており、それらが一斉に起爆することで巨大ブラックホールが発生、銀河系中心部ごと宇宙怪獣を飲みこむこととなる。この決戦兵器を銀河系中心地域まで防衛すべく、これまた人類の歴史上最大規模の艦隊である「銀河中心殴り込み艦隊」が編成されている。

実際の作戦においては、宇宙怪獣の攻撃で損害を被った事でスレイヴの作動率が98%に留まり、質量不足で爆縮が停止。しかし、バスターマシン1号の縮退炉を使用することで爆縮が始まり起動を開始、想定通りの効果を発揮させる事に成功する。

登場作品[編集 | ソースを編集]

αシリーズ[編集 | ソースを編集]

第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
当初は「BM3」というコードネームで何がしかの兵器が開発中であることしか明らかにされなかったが、銀河中心殴り込み艦隊の発足と同時にバスターマシン3号であることが明らかになる。
本機の防衛作戦はシナリオ中でも再現されており、指定のマスに宇宙怪獣を入れないことが条件(また、この防衛マップで実際に戦闘することはないが、本作に登場したあらゆる勢力がバスターマシン3号の防衛作戦に参加しており、全銀河的な共闘体制が確立したことが描写されている)。最後は原作通り、起動にガンバスターの縮退炉を使うことになるが、その際に真ゲッター1ライディーンジェネシックガオガイガーが救助に駆け付け、αナンバーズ全機のエネルギーを使用して起動を行うというイベントがある(しかもオリジナルのDVE)。
尚、本作ではコアとして使用した木星はザ・パワーが充満していることになっているため、ブラックホール爆弾の使用によりザ・パワーのエネルギーが銀河全体へと充満して「真理に辿り着いた魂」が呼び覚まされることになり、ケイサル・エフェスの「負の無限力」を弱めるという副次的効果ももたらしている。
余談だが、ザフトパトリック・ザラは対プラント用の兵器としての役割を兼ねていると判断しこれの奪取を目論んた。
なお、『α外伝』以降に『銀河旋風ブライガー』の参戦が無かった為に詳細は不明で終わったが、現代世界にはまだヌビア・コネクションが健在の可能性がある。しかし、もし健在だとしても、大アトゥーム計画に必要不可欠な木星がこのブラックホール爆弾に用いられてしまったが為に、完全に計画が破綻してしまい組織としての目的を失ってしまったであろう事は想像に難くない。また、ザ・パワーごと木星を失った事である程度存在していたであろう木星帝国の反地球連邦勢力がザ・パワーを悪用する可能性もなくなったのは後に発表された作品の存在を考えるとある意味ファインプレーと言えなくもないが、別作品の存在を考えると銀河中にザ・パワーを撒き散らしたのは悪手とも言える。

Zシリーズ[編集 | ソースを編集]

第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
ノリコのガンバスターに残されていたデータを元に、レナードの研究を引き継ぎ、地球の科学者達の英知を集めて「新バスターマシン3号」が開発される。
オリジナルよりやや小型であり、ブラックホールではなく時空震動で対象空間を次元の狭間で圧壊させる、超巨大な時空振動弾とでも言うべきものである。

余談 [編集 | ソースを編集]

  • 2019年12月28日放送の『ドラえもん』にてドラえもんの天敵ねずみ(2020年のねずみ年のお話)駆逐のために最終兵器「地球はかいばくだん(地球破壊爆弾)」の上位版「銀河はかいばくだん(銀河破壊爆弾)」が登場するが、その形がブラックホール爆弾にそっくりである。具体的にはブラックホール爆弾の形状に鋭角な突起物がついているだけ。なお、「地球はかいばくだん」の形状もまた広島型原子爆弾「リトルボーイ」とそっくりである(実は連載版では名称がまんま「原子爆弾」であり、単行本化の際に改められている。その名残でもある原子核と電子の構造を現すマークはそのまま残されている)。