ノルバ・シノは『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』の登場人物。
概要
民間警備会社クリュセ・ガード・セキュリティ参番組に所属する少年兵。
人懐こく仲間想いであり、年少者の面倒を見る事も多い陽気な性格であり、年相応に女好きな面を多く見せるなど少年兵たちのムードメーカー的な存在。
大柄で筋肉質な体格を活かした白兵戦を得意としている。
鉄華団の中では唯一名字で呼ばれているが、これはCGS社長のマルバ・アーケイに名前が似ている事を三日月に指摘されたためである。
登場作品と役柄
単独作品
- スーパーロボット大戦DD
- 初登場作品。序章ワールド4から登場するNPC。
- スーパーロボット大戦30
- 音声初収録。シーズンパス「DLC2」として追加参戦。ガンダム・フラウロスのパイロット。担当声優の村田太志氏は今作でSRW初出演。
- エースパイロット認定時の獲得スキルプログラムは「射撃アップ」。
パイロットステータス
- 30
- 不屈、集中、気合、突撃、友情、熱血
- 「突撃」があるため長射程のフラウロスの武装を活かしやすい。
- ただし原作での経緯を加味してか、「必中」も「狙撃」も無いため、敵のレンジ外から一方的に狙い続けるような使い方には向かない。
- 後述の裏設定はあるが、5番目に取得するのは「友情」で「愛」は持っていない。友情が愛に変わる前だということだろう。
- 30
- 阿頼耶識システム、底力L6、気力+(ATK)、援護攻撃L1
- 阿頼耶識で能力は上昇するが、彼の場合+5なので誤差。
- エースボーナスが援護攻撃を強化する物だが、L1なので追加育成もしておきたい。
- 射撃武器の与ダメージ1.1倍。本来ならば通常攻撃の0.5倍になる援護攻撃の与ダメージが0.75倍になる。
- 『30』で採用。射撃武器による援護攻撃は0.825倍となる。
- 同DLCでは武装火力がより高く援護威力1.0倍のボーナスを持つエクセレンがいるが、こちらはシノが主体の時でも1.1倍補正を得られるのと、合体攻撃を加味しない個人火力ならこちらが上なので差別化はできている。
人間関係
鉄華団
- 昭弘・アルトランド
- よく行動を共にしている。
- ユージン・セブンスターク
- 古参同士であり、よくつるんでいる。
- ヤマギ・ギルマトン
- 彼から慕われている。
ギャラルホルン
- アイン・ダルトン
- 乗り込んでいるグレイズ改弐は、元々は彼の上官が使用していたもので、「下品なカラーに塗り替えた」として敵視される。
他作品との人間関係
- シュラク隊
- 『30』では彼女達をナンパしようとするものの、金ヅル扱いされてしまう。
スーパー系
- 式部雅人
- 『30』においてのナンパ仲間。
名(迷)台詞
第1期
- 「嘘だろ? これがダンジ…? クソッ! お前言ってたじゃねぇか!『死ぬときはでっけぇおっぱいに埋もれて死にてぇ』って! おっぱいは柔らけぇんだぞ!? こんな堅いコックピットとは違うんだ…ううっ…」
- 第2話、ギャラルホルンの襲撃により、遺体さえも残らず戦死した少年兵ダンジ・エイレイの遺品である阿頼耶識のピアスを目にしての叫び。
- 少年兵たちが過酷な境遇故に母性を求めている事をシリアスな笑いが炸裂した秀逸な言い回しで表現しているのが強く印象に残る。
- それは馬鹿馬鹿しくて、あまりにも切ない夢だった。
- 「まぁ、久々にいい汗かいたっつぅかさ!」
- 第9話、寝過ごした事で式に遅刻したため整備を手伝おうとした際に雪之丞から「ツヤッツヤのテッカテカだな」と言われての返し。何をやっていたのかはお察しください。
スパロボシリーズの名(迷)台詞
- 「第2試合は、昭弘対カミーユ! 男臭い奴と女っぽい名前の奴との対戦だ!」
- 艦内トーク「ガンダムの進む道」にて、ガンダムパイロット同士の模擬戦の組み合わせ発表時に調子に乗って地雷を踏んだ。
- カミーユからは言葉は少ないが怒りの目を向けられ、直後に謝ることとなる。
搭乗機体
搭乗した機体全てを同じマゼンタカラーで塗り派手なノーズアートを施した他、「流星号」の名を付けているのが特徴。
- CGSモビルワーカー
- 初代流星号。
- グレイズ改弐
- 二代目流星号。昭弘が搭乗していたグレイズ改を受け継いだ。
- 獅電改
- 三代目流星号。頭部アンテナと肩部バーニア、ガントレットシールドが増設されている。
- フラウロスに乗り換えてからはライドが受け継ぎ「雷電号」へと改名される。
- ガンダム・フラウロス
- 四代目流星号。可変機構を備えたガンダムフレームモビルスーツ。ノーズアートは四足獣のような変形形態で頭部になる位置に施されている。なお、本来のカラーリングは青と白のツートン。
余談
- 最終回放送当日に行われたイベント「THE LAST FLAG」にてバイセクシャルという裏設定が明かされている。
脚注
資料リンク