マヘリア・メリルは『機動戦士Vガンダム』の登場人物。
概要
シュラク隊の一員で、情に厚く仲間思いの性格。
パイロットスーツを着ているためわからないが、ナイスバディの持ち主で、アーティ・ジブラルタルでウッソ・エヴィンをVガンダムへ連れて行った際に膝座りしたときに明らかになっている。そして両親を捜していたウッソに、自分が両親と弟を失っている境遇を語る。
ジブラルタルでは、先の戦いで戦死したヘレン・ジャクソンの形見のルージュで頬にメイクし、敵に挑んだが、ウッソのVガンダムを庇い、帰らぬ人となった。
登場作品と役柄
- 第2次スーパーロボット大戦G
- 初登場作品。愛要員。
- スーパーロボット大戦α
- スポット参戦。
単独作品
- 新スーパーロボット大戦
- 声が入った。宇宙編第12話にて参戦。集中、ひらめきを覚えるため、戦闘には耐えるが、熱血は持たない。終盤は信頼か加速によりアイテム回収要員だろう。
- 新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク
- フリーバトルに登場。
- スーパーロボット大戦30
- 宇宙ルート「リガ・ミリティア」より参戦。「シュラク隊一斉攻撃」で登場する召喚攻撃要員。
パイロットステータス
- 第2次G
- 根性、加速、ひらめき、気合、信頼、愛
- 新
- 集中、根性、信頼、ひらめき、気合、加速
- α
- 根性、集中、友情、信頼、熱血、期待
- 新
- 切り払いL4、シールド防御L4
- α(DC版)
- シールド防御L5、切り払いL6
人間関係
- オリファー・イノエ
- 隊長。
- ヘレン・ジャクソン
- 隊の仲間。彼女の死を一番に悼んでいた。
- ジュンコ・ジェンコ、ペギー・リー、ケイト・ブッシュ、コニー・フランシス
- 隊の仲間。
- ウッソ・エヴィン
- 共に戦うことになった少年、彼に己の過去を語り、激励する。
他作品との人間関係
- カミーユ・ビダン
- 『第2次G』では、ファがパイロットになる事に異を唱えた彼を、シュラク隊のメンバーと共に説得する。
- コウ・ウラキ、ニナ・パープルトン
- 『α』では、ラビアンローズのカフェの名物のパフェを食べに行ったときに、2人きりで食事に来た彼らを茶化した。
名台詞
- 「姉さん。コニーもケイトもいるんだよ、ヘレンの馬鹿がお調子に乗って…迂闊に接近戦なんてするから…」
- 第11話より。ベチエンでの戦闘終了後、ガンイージが1機足りないことに気付いたジュンコに涙ながらに事情を伝える。
- 「親孝行しなよ!」
- 第13話より。ガンイージのコクピットで語ったマヘリアの過去。両親を探しているウッソを気を使い、励ました言葉。結果的に彼女からウッソへの遺言となった。ちなみにウッソの回想では「親孝行しなさいよ」と語感が柔らかいものに変更されている。
- 『新』ではキャラクターデータに記載されている。
- 「落ちりゃあいいんだよ!」
- 同上。この台詞とともにヘレンの仇討ちとばかりにトムリアットに果敢に向かうが…。
- ゲームでは戦闘台詞に採用されている。
- 「まだまだよぉっ!」
- 直後、撃墜したか思ったトムリアットがビームローターでコックピット付近を切り裂き、さらに蹴りを食らうが。それでも気力を絞り、反撃した際の台詞。
- ゲームでは戦闘台詞に採用されている。
スパロボシリーズの名台詞
- 「V2があれば、あたし達シュラク隊と別れても、ウッソはきっと大丈夫だね」
「ウッソ、シャクティを大事にしてやりなよ」
- 『α』第25話(宇宙へ向かうルート)「クロスボーン・バンガード」より。地球降下を目前に控え、ロンド・ベル本隊に戻る事と成ったウッソへ贈る別れの言葉。
搭乗機体
- ガンイージ
余談
- 彼女は家族を「戦争で亡くした」と語っているが、宇宙世紀では『逆襲のシャア』以降60年間に渡って大きな戦乱は起きていなかったと設定されており、具体的にどのような争いで亡くしたのかは不明である。ただし、大きな戦乱はなくとも、マフティーの動乱、コスモ・バビロニア建国戦争等も起こっており、それらの様な戦乱の余波で死んだ可能性もある。
- また、宇宙世紀140年代からは地球連邦政府の弱体化による連邦の宇宙秩序の形骸化による各コロニーがなし崩し的に独立・武装化した宇宙戦国時代が始まっており、そうして発生した地方紛争に巻き込まれた可能性もある。
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