コンティオ

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コンティオ
外国語表記 Contio
登場作品

ガンダムシリーズ

デザイン 石垣純哉
初登場SRW 第2次スーパーロボット大戦G
SRWでの分類 機体
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スペック
分類 宇宙戦用モビルスーツ
生産形態 量産機
型式番号 ZM-S14S
頭頂高 16.1 m
本体重量 10.9 t
全備重量 21.8 t
動力 熱核融合炉
ジェネレーター出力 5,960 kW
スラスター推力

21,410 kg×2
16,960 kg×2
8,500 kg×2

総推力
93,740 kg
アポジモーター 38
装甲材質 ハイチタン合金ネオセラミック複合材
開発 ベスパ
所属 ザンスカール帝国
パイロット クロノクル・アシャー
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コンティオは『機動戦士Vガンダム』の登場メカ

概要

ザンスカール帝国ベスパゾロアットの後継機として開発したモビルスーツ

このコンティオ最大の特徴は武装で、両肩に有線式のショットクローを装備し、相手の死角から変則的な攻撃を行うことが出来る。胴体部には3連装ビーム砲を内蔵し、3本のビームを束ねて威力を増す事ができる。このビーム砲の仕様によりコクピットは背部あり、頭部下部(コクピットブロックをヘルメットを被せる形)に存在する。

カイラスギリー攻防戦にてクロノクル・アシャー大尉が試作機3機のうちの1号機に搭乗し、リガ・ミリティアのモビルスーツ部隊と交戦した。

帝国本国に帰還の際には先行量産機を含む4~7機になるコンティオ戦隊をクロノクル自身が隊長を務めて演習や交戦を繰り返すも、その操縦系は複雑なものとなり、効果的に使うにはパイロットにもかなりの熟練が要求された。作中では相手を追い詰めても撃墜には至らず(ペギー・リーガンイージについては、大破・鹵獲後にドックで暴れたためビームサーベルで刺殺)、最もコンティオを使いこなしたクロノクルでさえも敵機を一度も落とす事は叶わずに被弾し、自身の機体はリガ・ミリティアが奪取したカイラスギリーのビッグキャノンのビーム砲を逸らすための爆発に使用された。

特徴的な肩部から、ウッソ・エヴィンから「カニもどき」と呼ばれた。

小説版ではクロノクルの最終搭乗機になっている。また『コミックボンボン』に連載された漫画版では「ビヒモス」という名前で登場した(メカデザイナーの石垣純哉氏によれば、デザイン中の仮名とのこと)。

登場作品と操縦者

旧シリーズ

第2次スーパーロボット大戦G
DCの戦力として登場する。獲得資金が8000と高めなので幸運を使うのもよい。

αシリーズ

スーパーロボット大戦α
ジュピトリアンの戦力として登場する。クロノクルの他ピピニーデンゴッドワルドゴズカテジナと名のあるパイロットがよく乗っていて印象に残る。序盤から登場するため大した性能ではないのだが、終盤にも出てくる。
スーパーロボット大戦α for Dreamcast
HPが高く意外なしぶとさを見せるが、攻撃力は平凡で苦戦はしない。
スーパーロボット大戦α外伝
前作で壊滅したジュピトリアンからティターンズマリーメイア軍が徴収して利用している。性能は並。未来世界でもムーンレィスが使用する他、上位機種のリグ・コンティオが登場。

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦D
クロノクルやザンスカール兵が乗ってくる。

単独作品

新スーパーロボット大戦
宇宙編で登場。ネームドパイロットではゴズが乗る。
新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク
フリーバトルに登場。

装備・機能

武装・必殺武器

胸部ビーム砲
胸部に3門内蔵しており、集束させる事も可能。
ビーム内蔵式ショットクロー
両肩に装備された多機能兵装で、メガ粒子砲、ビームサーベル、ビームクローとして使用可能。有線式で、本体から切り離す事でオールレンジ攻撃も可能。
有線式という特徴上、高速で動き回るモビルスーツの武器としては相性が悪く、撃墜に至らず決め手に欠く場面が多かった。
α』『α外伝』ではビーム属性かつ切り払い可能という全武装の中で唯一の特性を持つ。
ビームシールド
ゾロアットの物を流用しており、左腕の側面から発生させる。
ビーム・サーベル
本機専用の特別品で、ワイヤーで飛ばす事もできる。
ビーム・ライフル
携帯火器。

特殊能力

剣装備、盾装備、銃装備
切り払いシールド防御撃ち落としを発動。

移動タイプ

飛行可能。

サイズ

M

関連機体

リグ・コンティオ
コンティオの強化発展機。最大の特徴は、両肩のショットクローをオプション装備にした事による。
コンティオ(試作機)
その名の通り、コンティオの試作型。基本的な仕様は量産型と同じだが、ビームシールドが手首から発生するようになっている点が異なっている。SRW未登場。

余談

  • 「コンティオ(contio)」とはラテン語で「民衆・集合」という意味。
  • 『Vガンダム』制作当時鬱状態だった富野由悠季監督は、当初スポンサーや上層部への嫌がらせを込めて機体にコンマオと名付けたのだが、その意図に気づいた周りのスタッフが富野監督を何とかなだめた結果、機体名がコンティオに決定したという逸話が有る。このネタ自体は、自身が執筆した小説版にて使われている。

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