ザ・ビッグ
2020年6月28日 (日) 12:54時点における240f:7b:8fc1:1:395e:ac58:f8df:4cac (トーク)による版
『THE ビッグオー』並びに『THE ビッグオー 2nd SEASON』に登場する、メガデウスと呼ばれる巨大ロボットの中でも最強を誇る一群。
全機体は同じアーキタイプから作成されているようで、照明こそ違えど、コクピットの位置やコクピットインターフェイスは同じになっており、肘掛のようなフレームとそこに付属するスライドスティックで上半身を操作、足もとのペダルで下半身を操作できる。
起動時に「CAST IN THE NAME OF GOD, YE NOT GUILTY.(我、神の名においてこれを鋳造する。汝ら罪なし)」という言葉がモニターに表示されるのが特徴。
全機体が自我のようなものを持っており、乗り手は機体自身が相応しいとした人間(ドミュナス)でなければならない。ドミュナスでない人間が搭乗している場合、高確率で暴走を起こし、その場で破壊活動を開始したり、酷い時は乗り手を自身の機関として取り込もうとしたり、もっと酷い時は乗り手を殺してしまうことさえある。
劇中では、かつてザ・ビッグシリーズがモビルスーツのように町を埋め尽くすほど大量生産されており、戦争を行っていたようなことを示唆するビジョンを確認できる。
ザ・ビッグに名を連ねる機体
- ビッグオー
- 陸のザ・ビッグ。劇中ではロジャー・スミスが操縦。
- ビッグデュオ
- 空のザ・ビッグ。劇中ではシュバルツ・バルトが操縦。
- ビッグデュオ・インフェルノ
- ビッグデュオを改装したもの。アラン・ゲイブリエルが身体と直接接続して操縦。
- ビッグファウ
- 海のザ・ビッグ。アニメ版ではアレックス・ローズウォーターが操縦。漫画版ではエンジェルが操縦していた。
- ビッグヴィヌス
- 最後のザ・ビッグ。色彩が反転したビッグオーに酷似した姿を持つ。ドミュナスは不明だが、エンジェルの意志によって動く。
登場作品
Zシリーズ
- スーパーロボット大戦Z
- 今回は黒歴史と密接な関係を持っており、物語の中枢に位置する。過去の戦いでターンタイプ(∀ガンダムとターンX)、オーバーデビル、堕天翅族などと戦闘しており、堕天翅族が語るにはザ・ビッグと戦闘した者達を封印したとして酷く恐れられている。
- ビッグオーとビッグデュオはもちろん、ビッグファウとアーキタイプが初登場。ビッグオー関連の最後のシナリオでは太極の力の一端としてビッグオー、ビッグデュオ、ビッグファウが大量に出現する。その意味するものは原作の規模(パラダイムシティのリセット)をはるかに越える「12000年の輪に閉ざす世界の終わり」と描写された。
- 世界が黒歴史に閉ざされるエンドでも、大量のオーバーデビルに疲弊する自軍の前に天地を埋め尽くす勢いで現れ、オリジナルも含め主人公達が絶望する場面で幕を閉じる。
- 第2次スーパーロボット大戦Z(破界篇/再世篇)
- ビッグオーのみ登場。
- 第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
- 『Z』で出番の無かったビッグヴィヌスが遂に登場。全てのザ・ビッグが敵機体として登場する。
- 第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
- ロジャーのビッグオーは引き続き自軍に参戦。ザ・ビッグの軍団は敵対せず、DLCシナリオ「メトロポリスを追え」にてユニットアイコンのみ登場。パラダイムシティを襲撃してきたアンゲロイ・アルカとの戦いによって、ロジャーのビッグオー以外はすべて破壊されてしまった。
- ロジャーの中にある炎の記憶はこのザ・ビッグの軍団と御使いの戦いの記憶であった。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦D
- ビッグオーとビッグデュオのみ登場。『Zシリーズ』と異なり、世界観に全く食い込まない。
単独作品
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 2019年6月の期間限定イベント「Closed World」にてビッグオーとビッグデュオが実装。