パルパレーパ
パルパレーパ（Palparepa）
- 登場作品：勇者王ガオガイガーFINAL
- 声優：梁田清之
- 種族：遊星主（人型プログラム）
- 性別：男
- 所属：ソール11遊星主
- 階級：戦闘隊長
遊星主の一人で、化学物質を自在に生成する能力を持つ、遊星主の戦闘隊長的な存在。
背中に蝶のような翼が生えているほか、左目にはアイポット、白衣のような衣装で右腕には注射器状のマニピュレータと、見た目は外科医のような姿をしている（左目のアイポットに動力源のラウドGストーンが埋め込まれている）。白兵戦能力は高く、ジャイアントメカノイド「パルパレーパ・プラス」を操る。また、直接戦闘以外のかく乱能力にも長けており、パレッス粒子やポイズンソリッドなど、数多くのケミカル物質を駆使して相手の戦闘能力を奪いつつ戦闘を行う。
三重連太陽系の再生に必要なパスキューマシン奪還のため、天海護のレプリジンを洗脳して地球に送り込み、また自らも赴いた。その後、GGGが事態を把握し、宇宙収縮現象の中心点であるレプリ地球まで辿り着いた際には、パレッス粒子で彼ら全員を無力化。残った獅子王凱のガオファイガーも撃破するなど、邪魔者の大半を彼一人で片付けるという凶悪さを見せ付ける。凱との対決の際に神と自称するなど、その性格は傲慢とも取れるが、それを裏打ちするだけの実力は持ち合わせていたと言ってよいであろう。
しかしその後、遊星主のアンチセーフティプログラム的な存在である「Gクリスタル」を抹消しようとするも護らに阻まれ、ジェネシックガオガイガーの復活を許してしまう。これに対抗すべく、戦闘の中でパルパレーパ・プラスにドーピングシリンダーを打ち込み「パルパレーパ・プラジュナー」に強化、ジェネシックと死闘を繰り広げ白兵戦ではほぼ互角の勝負ながら、物質復元装置であるピサ・ソールの無限再生能力や、有害性の化学物質などで凱を追い詰める。しかし、ピサ・ソールをゴルディオンクラッシャーにより破壊され、プログラムを維持できなくなり自身も消滅した。
その能力から本来は戦闘用ではなく、再生した惑星の環境調整を行なう遊星主なのではないかと予想されている。
登場作品と役柄
- 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
- シリーズ初登場。PVにも登場しており、何時対戦するのか、またパレッス粒子がどう扱われるのかなど、ファンの想像を大いに膨らませた。基本能力値は高く、小隊長能力に「命中率＋20%」や特殊技能に戦意高揚やカウンターを持つ。ドーピングシリンダー状態になると小隊長能力に「格闘武器の攻撃力＋20%」追加というとんでもない攻撃力増加技能を持つ。ここは小隊長能力「遊星主への攻撃力＋40%」持つ凱で対抗しよう。また、乗機がALL攻撃を持たないので、ひらめきを惜しまず使えばさほど苦労はしないはずである。
- スーパーロボット大戦W
名台詞
- 「まだわからんのか？ 貴様の命運は既にあの時、決していたのだ」
「仲間達はどうした！ 力を合わせることも出来ない弱き者達に生きていく資格など掴みとれるものか！」 - 最終決戦において。この後、「滅びの悪魔（＝ガオガイガー）よ、去れぇぇぇ！」と続く。ケミカルナノマシンの注入により、この言葉通り凱を窮地に追い込むが、凱は体内のウイルスを書き換え、送り返す事により対処。更なる混戦へともつれ込む。
- 「神が恐れるものなどない!!」
- 凱との最終決戦において、凱の「～勇気のエネルギーを恐れていたからだ！」発言に対して。戦闘時やDVEにもよく喋ってくれる。
- 「これが物質世界の掟･･･」
- ピサ･ソールの消滅によって消えていく時に全てを悟ったように言った台詞。己の価値観（＝勝者は神となり、敗者は悪となる）に従い、両手を広げ敗北を受け入れて消滅していく。