概要
『スーパーロボット大戦X-Ω』のヒロイン。
18歳にして、ロボット工学について天才的な才能を持つ少女。火星遺跡の探査中にメガノイドに襲われ、イヌイ・アサヒとともにヴァンアインに乗り込み戦うこととなる。劇中序盤に火星でのメガノイドの反乱によって考古学者の母を失い、その混乱で地球へ転移。ソレスタルビーイングや黒の騎士団など力に対し力で対抗する勢力への警戒心が強く、人を寄せ付けないようにしている一方で、天然ボケかつ恋愛経験に疎い一面を持ち、イヌイ・アサヒに対する好意もバレバレな為、周囲からからかわれることが多い。
幼少時にとある事故を起こして多数の死傷者を出した経緯があり、ティターンズ及びブルーコスモスによるアラスカ基地の大量破壊でトラウマが再発して一時期塞ぎ混んでしまっていたが、アサヒらの尽力により立ち直る。
別世界の遺跡にて死別したはずだった母・クンと再開するもその彼女の手により命を落としそのまま消滅したと思われたが、その後オルブロの仮面の女戦士・フェールとして再登場しアサヒ達の前に立ちはだかる。また、復活後はアサヒを異常なまでに憎悪するようになっている。
登場作品と役柄
単独作品
- スーパーロボット大戦X-Ω
- ヴァンアインのサブパイロット[1]。担当声優の瀬戸氏は本作でスパロボ初参加となる。
- 衛星軌道上でアレハンドロ・コーナーを倒した後は宇宙開発公団(GGG)の保護下で南十字島の調査を行う。
- ストーリークエスト第4章にて消滅し自軍離脱(ユニットとしては使用可能)。その後第5章エピローグにてフェールとして再登場し、第8章にて正体が明かされた。乗機であるヴァンアウス実装時にシャッテが搭乗するヴァンアインやヴァンアイン・アルヴァ、光武Ωとは同時編成不可となっているなど、その正体については前もって示唆されていた。
パイロットステータス設定の傾向
- X-Ω
- 閃き、熱血、信頼+
- X-Ω(サポートアビリティ)
- 天才工学者の手作りチョコ(敵を倒すごとに攻撃力アップ)
人間関係
- イヌイ・アサヒ
- 彼と共にヴァンアインを操縦する。好意を持つ相手でもあったが、前述の通りフェールとして再登場後は憎悪の対象となった。
- クン・インユェ
- 母親。
版権作品との人間関係
- クリスティナ・シエラ
- 彼女から(過激なデザインの)私服を譲ってもらう。この事が切っ掛けで、シャッテはソレスタルビーイングに対する警戒心を解いていくようになる。
- キラ・ヤマト
- ヴァンアインの複雑なプロテクトを解いた彼の実力には感心している。
- 真宮寺さくら
- 共に戦い帝都の平和を守った他、光武Ωに搭乗する際にはさくらと同じ和服を着用する。
- 李紅蘭
- さくらと同じく帝都の平和を守った他、同じ科学者として協力し合い、H.I.A.W.Dの面々が帝都に転移した原因を突き止めた。同時に、過去と未来の関係であるはずの互いのテクノロジーが、そもそも技術体系が違うという事実にも気付いた。
- 高村椿
- 彼女から接客についての講習を受ける。
搭乗機体
- ヴァンアイン
- サブパイロットを務めるが、レアリティSSRのヴァンアインではメインパイロットを務める。
- ヴァンアイン・アルヴァ
- ヴァンアインの強化改修機。
- 光武Ω
- 『サクラ大戦』のコラボイベント、「流れよ我が涙」の最終決戦で搭乗。
- 「失われた時を求めて」では実際にユニットとして実装された。
- ヴァンアウス
- フェールとしての乗機。
余談
注釈
- ↑ レアリティSSRのヴァンアインではメインパイロットとなるが、いずれもキャラクターグラフィックが過激なもの(水着2パターン、裸Yシャツ)になっている。