ヴァイサーガ

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VR-02 ヴァイサーガ(Vaisaga)

漆黒の騎士を思わせる外観を持つ、シャドウミラー保有の剣撃戦闘用特機。防御力と機動性のバランスを高いレベルで保った機体。背面のマントは盾として使うことができる。機体の追従性ではソウルゲインに劣るものの、最大戦速においては同機を上回り、分身能力による超回避が可能。

ソウルゲインと同様にダイレクト・フィードバック・システムが採用されており、パイロットの思考をそのまま機体の動きにフィードバックする事が出来る。OG2、OGSではソウルゲインにダイレクト・アクション・リンクシステムが搭載されているが、本機には搭載されていない。ソウルゲインはテスラ研から強奪した機体であるが、この機体については何も語られていない。

登場作品と操縦者

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦A
初登場作品。スーパー系主人公機では男女どちらでも選べる唯一の機体。主人公が搭乗機に選ばなかった場合、ライバルあるいは一部のシャドウミラー兵が搭乗する。能力的には運動性が高めで、HPや装甲が低いスーパー系(悪く言えば中途半端な能力)。代わりにほとんどの武器のクリティカル率が高く設定されており、また切り払い・シールド・分身と言った防御に関する特殊能力が豊富。特殊能力の効果を理解していないと(特に初心者の人には)扱い辛い機体となっている。
スーパーロボット大戦A PORTABLE
基本性能はGBA版に準拠。ただし水流爪牙にバリア貫通が付随された。本作はバリア持ちはほとんどいないが、ディストーションフィールドが強力なため木連キラーと化す。フル改造ボーナスは「分身発生率+10%」。

OGシリーズ

ラミア・ラヴレス専用機となっており、他のパイロットは乗れない。

スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2
2周目以降入手条件を満たした場合、第28話「楽園からの追放者」のマップ開始前に入手。同マップはスーパーロボット大戦Aのシナリオを再現したものになっている。無改造で強制乗り換えだが、非常に強力な機体。スーパー系の機体にリアル系の回避能力、といったとんでもないスペックで、フル改造でもした日には無双が出来る程強くなる。ただしラミアを乗せれば同じ彼女専用機のアンジュルグが余る。また格闘武器ばかりで換装武器を装備させられず、ラミアのエースボーナス射撃武器のダメージ+10%」が生かせない。これらが気になるのならば、二択となるアシュセイヴァーを選ぼう。なお、カスタムボーナスは「分身発生率+20%」。実装すればギリアムをしのぐ最強の切り込み役になる。
スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATIONS
今回は1周目から入手可能。飛行出来なくなってしまったが、依然として強力。シナリオの追加によって、「楽園からの追放者」が第28話から第35話へと変更されている。また、ゲームシステムの変更により、烈火刃がALL兵器に変更された。一方でアシュセイヴァーもガンレイピアが貴重なダブルアタック可能な汎用武器になったのが悩みどころ。
スーパーロボット大戦OG外伝
第28話終了時に入手。ラミア専用機で、基本能力は相変わらず高い。ただ、終盤戦前の入手なので改造するのは気が引ける。無改造でも運動性は高いので、強化パーツで補えば十分に一軍。射程が一致していることと同じ格闘属性であるソウルゲインヤルダバオトツインユニットを組むといい。
スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター
「楽園からの追放者」以後、アンジュルグを失ったラミアの搭乗機となって最後まで戦うことになる。ラミアが乗っているためか、細身の女性的なフォルムになっている。
第2次スーパーロボット大戦OG
今回は条件なしでラミアの加入と同時に入手。ラミアのエースボーナスの仕様が変わったため、エースボーナスを生かせない欠点は解消された。が、今回から地形適応が大幅に見直された煽りを受け、空適応がB、それ以外の適応がAに。アンジュルグと一長一短なので好きな方を使うといい。

装備・機能

剣撃戦闘用の機体で苦無や鉤爪、五大剣等の武器を用いて戦う。

武装・必殺武器

全て格闘系武器の為、OGシリーズではラミアのエースボーナスが活かせない。更に特機なので、OGシリーズでは換装武器を装備できない。

五大剣
手に持っている武器。演出やグラフィックから長らく実体剣だと思われていたが、ジ・インスペクターにおいて、アンジュルグの弓と同じ「物質化したエネルギー」であることが判明。『無限のフロンティア』、『無限のフロンティアEXCEED』に登場する同名の汎用武器(EXCEEDではアシェン専用武器)に関しては不明。
烈火刃
敵に命中すると燃え上がる苦無。一度に多数を投げつける為か、OGSでは全体攻撃扱い。『無限のフロンティアEXCEED』では「烈火青龍鱗・黄泉路」「乱黄龍・来迎会」においてアクセルが使用している。
水流爪牙
両手に装着して敵を切り裂く鉤爪。初代Aの戦闘アニメは評価が高い。GBA版OG2のみ連続攻撃対応。A PORTABLEではバリア貫通。『無限のフロンティアEXCEED』ではアクセルがミズチ・ブレードで使っている。
地斬疾空刀
五大剣の一閃で敵の足下に向けて衝撃波を飛ばし、切り裂く技。ちなみに空中でも問題なく使える。『無限のフロンティアEXCEED』ではアクセルがミズチ・ブレードで使っている。
風刃閃
初代Aでは普通の高速斬撃。OGでは五大剣の一閃で竜巻の如く渦を巻く衝撃波を起こし、敵の動きを封じる。その後、五大剣による刺突を加える技。ちなみに、技のスピードについては、ラミアが『音速を超えて斬りこむ…』と発言している事から、音速を超えている可能性がある。『無限のフロンティアEXCEED』ではアルフィミィが鬼蓮華で放っている。
奥義・光刃閃
ヴァイサーガの奥義。Aでは画面がホワイトアウトし、シルエットのヴァイサーガが敵を一瞬で切る。使用するにはパイロットのLvが20以上必要。OGでは技のコードを入力した後、視認出来ないほどの加速で接近し、敵を幾度も斬りつけた後、居合の要領で敵機を両断する。この斬撃の際には画面がシルエットになり、同時に敵機が爆発する。OGS以降は、止めを刺すとリアル頭身のカットインが入る。ちなみに、技のスピードについては、ラミアが『風を…そして、光を超えろ!』と発言している事から、少なくとも超音速(光速は物理的に無理)。なお、最初に五大剣を抜いた際に鞘を投げ捨てるため、「どうやって五大剣を収めるつもりなのか」とプレイヤーからのツッコミが多い技でもあったが、『ジ・インスペクター』最終話では鞘を捨てた際に、鞘が消失するという演出が取られており、どうも五大剣はエネルギーを物質化したものであるらしい事が判明した。『無限のフロンティアEXCEED』ではアクセルの必殺技の一つとして登場。

特殊能力

分身
本機の尋常ならざる最大戦速を象徴した能力。スーパーロボット大戦64ヴァイローズの特殊能力・瞬幻足を思わせる。
特殊武器無効 / フルブロック
OGシリーズで所持。敵の武器が持つ特殊効果を全て無効化する。普通ならボスクラスの敵が持つ能力を所持しているあたり、シャドウミラーの技術力を感じさせる。
シールド防御
マントがシールドの役割を果たす。無論単なる布ではなく、特殊な素材か金属で構成された専用のものだと思われる。
ABフィールド
マントがこの役割を果たしているのか、発生装置が別にあるのかは不明。OGシリーズではほとんど意味を成さないのが悲しい。
切り払い
言うまでもなく、五大剣で切り払う。OGシリーズには存在しない。

サイズ

L
大きいが、運動性が高いのと分身のおかげでかなり避ける。

機体BGM

「DARK KNIGHT」
アクセルの専用BGM。OG2では隠しで使用可能。
「ASH TO ASH」
ラミアの専用BGM。自爆時の「コードATA」とは「ASH TO ASH」の頭文字である。
「極めて近く、限りなく遠い世界に」
本機体の専用BGM。
「CHAOS」
この機体の専用BGMではなく、A及びA PORTABLEにおける、ライバルバージョンのラミア、アクセルの専用BGM。

対決・名場面など

関連機体

ヴァイローズ
スーパーロボット大戦64に登場した機体。この機体をリデザインしたのがヴァイサーガ。
ツヴァイザーゲイン
本機とソウルゲインの長所を統合した機体。

余談

商品情報

話題まとめ

資料リンク