チャム・ファウ
チャム・ファウ(Chum Huau)
- 登場作品:聖戦士ダンバイン
- 声優:川村万梨阿
- 種族:ミ・フェラリオ
- 性別:女
- 所属:ゼラーナ
- 身長:0.3メット
- 体重:8キラ
- スリーサイズ:B-0.15、W-0.106、H-0.156
- 出身:バイストン・ウェル
- キャラクターデザイン:湖川友謙
ギブン家に協力するミ・フェラリオ。当初はニーに想いを寄せ、ドレイク側にいたショウを敵視していたが、行動を共にするにつれ、大切なパートナーとなる。戦闘中はショウに悲鳴混じりの指示を与え、それ以外にも偵察や敵のかく乱に大活躍する。家事にも長け、オーラバトラーに乗った時に着用していた戦闘服は自らの手作りである。
最終決戦でシーラが魂を浄化する時、一人地上にとり残されてしまった。これにより、毎回のオープニングナレーションの「ミ・フェラリオの伝える、バイストン・ウェルの物語を伝えよう」の「ミ・フェラリオ」とは、最終回で地上に残されたチャムであることが分かる。
ちなみに、『聖戦士ダンバイン』作中で、オーラ斬りを命名したのは彼女である。
登場作品と役柄
旧シリーズ
- スーパーロボット大戦EX
- 初登場作品。マサキの章に登場。ショウの機体に乗っているが、妖精システムはまだ採用されていなかったため、単なるNPC。割と出番は多い。
- 『スーパーロボット大戦コンプリートボックス』およびプレイステーション版では、妖精システムがあるのでサブとして活躍できる。
- 第4次スーパーロボット大戦
- シナリオ「浮上」よりショウと一緒にダンバインに乗って地上に現れる。今回は妖精システム採用により彼女の精神コマンドが使用でき、再動や気合といった重要コマンドやレアなで強力な奇跡まで修得する……が、幸運を持たないので、普通にプレイしている場合はそのレベルまで到達しないことが多い。とにかく同乗するオーラバトラーで敵を狩りまくるか、ゴラオンのオーラノバ砲を活用して大幅レベルアップを狙う必要がある。
- 今回の見所は、リリス・ファウとの初対面イベント。
- 第4次スーパーロボット大戦S
- 今回から声が入った。オーラ斬り、ハイパーオーラ斬り使用時に、パイロットに代わって台詞を喋ることがある。待機状態による経験値取得バグにより奇跡を覚えやすくなった。
- スーパーロボット大戦F
- ボス退治に幸運が光る。シナリオ「浮上」よりショウと共にダンバインに乗って地上に現れる。ボスキラーに囮にと、『F』はビルバインが戦力の中核を成すため、多くのプレイヤーが、ショウとチャムの掛け合いを、台詞を覚えてしまう程に聴いたと思われる。
- スーパーロボット大戦F完結編
- 条件がそろうと、リリスと一緒にビルバインを迷彩カラーに塗るイベントが発生。
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- チャムが飛ぶ時の効果音がよく再現されている。幸運と気合が特に役に立つ。ちなみに、トッド・ギネスを仲間にして使う場合、トッドが持たない集中をベル・アールが補う事になり、エル・フィノは覚醒を持つ為、チャムは激励担当として戦艦に乗り込む事もあるだろう。一応奇跡を覚えるが習得レベルがなんと80。通常のプレイではまずお目にかかることはない。
COMPACTシリーズ
- スーパーロボット大戦COMPACT
- パーソナルデータによって使える精神コマンドが変わってしまうので若干注意が必要。必修は幸運、信頼。
- スーパーロボット大戦COMPACT2第1部
- 必ず幸運を覚え、奇跡を2パターンで習得。仕様で経験値が多めに入るので、奇跡習得も楽に達成できる。トッドやマーベル、ガラリアともちゃんと掛け合いがある。
- スーパーロボット大戦COMPACT2第3部
- 第1部と同じ。集中力を真っ先につけよう。敵のレベルが高いのでこまめに乗せ換えすればレベル100近くまで育成できる(そこまでする意味はないが)。
- スーパーロボット大戦IMPACT
- 気合を覚えなくなってしまったが、支援精神が充実している。オーラシップに妖精を全員乗せられる。アインストとの絡みが多いため、今回は彼女と他のキャラとの掛け合いが非常に多い。
- スーパーロボット大戦COMPACT3
- 聖戦士技能を強化するオーラ力増幅を持っているので乗せるだけですぐ役に立つ。また、ゼラーナに乗せて補給でレベル上げすれば奇跡を2回使う事も可能になる。歴代最強のチャムかもしれない。
Scramble Commanderシリーズ
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦UX
- カットインが追加。ショウだけでなくマーベルやバーンと同乗しているものまであるのが芸コマ。本作では唯一の乗り換え可能な妖精。
- なんとダンバイン勢の中では一番最初に、八稜郭に保護されていた事でバイストン・ウェルに行かない内から合流し、『聖戦士ダンバイン』での戦いを自軍部隊に説明する(これは原作最終話において『聖戦士ダンバイン』の物語はチャムが地上人に語ったものだった事から)。
- クロスオーバー面では、エレボスとのかくれんぼでマークエルフに隠れたために、真壁一騎の竜宮島脱走からマークザイン入手までのイベントに丸々付き合う(そのため、この時期は部隊を離脱する)のが最も目立つ場面と言える。
- スーパーロボット大戦BX
- 音声が18年ぶりに新規収録され、マーベルやニーの他、バーンやトッドとの掛け合い台詞も存在する。
単独作品
- スーパーロボット大戦64
- 今回はパイロットスーツを着ていない。2周目以降覚えられるであろう奇跡が役に立つ。
- スーパーロボット大戦Operation Extend
関連作品
パイロットステータス設定の傾向
精神コマンド
高確率で幸運を覚えるのは最後まで生き残った事によるものだろう。ショウのサポートか、オーラシップに同乗させて幸運MAP兵器を狙うかはお好みで。
奇跡を覚える事も多いがほとんどの作品では到達困難な高レベルに設定されている。
- EX(PS版)
- 幸運、信頼、激励、隠れ身、ひらめき、奇跡
- 第4次(S)
- 信頼、ひらめき、鉄壁、気合、再動、奇跡
- F、F完結編、64
- 幸運、信頼、激励、隠れ身、気合、奇跡
- リンクバトラー
- 激励、気合、幸運、信頼、隠れ身、奇跡
- α
- 幸運、信頼、激励、隠れ身、気合、奇跡
- IMPACT
- 幸運、応援、信頼、激励、祝福、復活
- UX、BX
- 応援、信頼、順応、幸運、脱力
- OE
- 応援、感応
- リアルロボット戦線
- 幸運、脱力、再動、ひらめき、かく乱、復活
戦術指揮
- UX
- 回避率5%上昇、移動後変形可能、プレイヤーフェイズ時の攻撃力10%上昇
- 困った事に、バーンを仲間にする為に戦術指揮を担当させる必要がある第30話の時点では、回避率5%上昇しか持っていない。
- BX
- 回避率上昇、移動後変形可能、プレイヤーフェイズ時の攻撃力上昇
人間関係
- ショウ・ザマ
- 懐いて一緒にオーラバトラーに乗り込む。
- マーベル・フローズン
- ゼラーナのクルー。
- ニー・ギブン
- ドレイクに抵抗していたロムン・ギブンの息子だが、ドレイクの1人娘・リムルと恋仲。
- キーン・キッス
- ゼラーナのクルー。仲が良く、子供っぽい会話などをする場面も。
- エル・フィノ、ベル・アール
- ナの国で出会ったフェラリオ仲間。ゼラーナを手伝うチャムは他のミ・フェラリオから見ると少しマジメにみえるらしい。
他作品との人間関係
バイストン・ウェル関連作品
- シルキー・マウ
- 原作では上位妖精のお姉様。
- エレボス
- フェラリオ仲間。人間と同じ大きさのため、エ・フェラリオだと勘違いした場面も。
- ジャコバ・アオン
- 『UX』にて『リーンの翼』での彼女を見て「ジャコバ様だけどジャコバ様じゃない」と言い困惑した。
ガンダムシリーズ
宇宙世紀ガンダムシリーズ
- アムロ・レイ
- 『COMPACT2第1部』、『IMPACT』で、一時的ではあるが共にバイストン・ウェルへ行く事になる。また、そこの世界で地上の仲間を賞賛したにも関わらず、彼の後ろ向きな台詞に突っ込んだりしている。
- カミーユ・ビダン
- 『F』では、DCによってロンド・ベルの拠点であるロンデニオンが占拠された際に、体術が使える偵察メンバーとして彼と共に同行する。
- また、ルート次第では一時的ではあるが共にバイストン・ウェルに行く事になったり、マーベル曰く「憎しみのオーラ」に取り憑かれたジェリドに執拗に狙われる彼に同情していた。
- ファ・ユイリィ、クリスチーナ・マッケンジー
- 『COMPACT2第1部』、『IMPACT』で、一時的ではあるが共にバイストン・ウェルへ行く事になる。
- ブレックス・フォーラ
- 『第4次S』では、連邦政府のあるダカールの議事堂で、ブレックスが演説を行う作戦において、選択次第では彼がティターンズの兵に暗殺されそうになるのを、ショウとのコンビネーションに防ぐことに。
- シロー・アマダ
- 『COMPACT2第1部』、『IMPACT』では、一時的ではあるが共にバイストン・ウェルへ行く事になる。
- また、偶然から彼の台詞で敵が来襲してきた為に容赦なく突っ込んだり、彼がアイナと共にシローの部屋でやっていた「ある事」を覗き見して、からかうと言う野暮な真似をしてしまう。
- アイナ・サハリン
- 『IMPACT』では、彼女がシローの部屋でやっていた「ある事」を覗き見して、からかうと言う野暮な真似をしてしまう。
- カルルマン・ドゥカートゥス
- 『α』に於ける遊び相手の一人。「いないいないばあ」で彼をあやし、喜ばせる。
その他ガンダムシリーズ
- ドモン・カッシュ
- 『F』では、DCによってロンド・ベルの拠点であるロンデニオンが占拠された際に、体術が使える偵察メンバーとして彼と共に同行する。
- アレンビー・ビアズリー
- 『IMPACT』で、一時的ではあるが共にバイストン・ウェルへ行く事になる。
- アレルヤ・ハプティズム、ソーマ・ピーリス
- 『UX』にて一騎共々連邦軍に捕まった際に彼らに救出されており、その際に彼らが二重人格である事に気付いている(チャム曰く、オーラがふたつあるとのこと)。
リアル系
- ダバ・マイロード
- 『F』では、DCによってロンド・ベルの拠点であるロンデニオンが占拠された際に、体術が使える偵察メンバーとして彼と共に同行する。また、その時に彼からリリスと間違えられる。
- リリス・ファウ
- 妖精仲間。声も含めて非常に似ている。また、ACEシリーズやサンライズ英雄譚シリーズでも共演を果たしている。
- 真壁一騎
- 『UX』ではエレボスとのかくれんぼでマークエルフのコクピットにもぐりこんだところ、彼共々連邦軍に拉致されてしまう。
- その後もなし崩し的に彼に同行することになり、しばしの間相棒のような関係に。
スーパー系
- ひびき洸
- 『IMPACT』では、互いにアインストへ感応する者同士という接点があり、会話も多い。妖魔島での決戦では、バラゴーンを撃破した彼の凄まじい気迫に怯える一幕も。
- 三条レイカ、ビューティフル・タチバナ
- 『IMPACT』で初顔合わせした際、彼女達から手荒く愛でられる。
- ギャリソン時田
- 『IMPACT』の「なぜなにナデシコ」で、彼が発する筈だった台詞を横取りしてしまい、結果的に出番をも奪ってしまった。
- ゲッターチーム(流竜馬、神隼人、車弁慶)
- 『COMPACT2第1部』、『IMPACT』で、一時的ではあるが共にバイストン・ウェルへ行く事になる。
- ジョウ・マヤ、レニー・アイ
- 『COMPACT2第1部』、『IMPACT』で、一時的ではあるが共にバイストン・ウェルへ行く事になる。
- 『UX』ではジョウについては「ショウと名前が似ている」と認識している。
- 飛影
- 『IMPACT』では、何処からともなく現れ自分達を助けてくれる彼(?)を、頼もしく思っていた。
- 南原ちずる
- 『IMPACT』で初顔合わせした際、彼女から手荒く愛でられる。
- 司馬亮
- 『F』では、DCによってロンド・ベルの拠点であるロンデニオンが占拠された際に、体術が使える偵察メンバーとして彼と共に同行する。
- 葉月考太郎
- 『COMPACT2第1部』、『IMPACT』では、後述の台詞で彼を茶化す。
- ドン・ハルマゲ
- 『OE』にて、ショウとチャムをドキドキスペースへと召喚した。
- 大河幸太郎
- 『BX』では、中盤で彼に指名された事により、戦術指揮を担当。
バンプレストオリジナル
- マサキ・アンドー、シロ、クロ
- 『F』では、DCによってロンド・ベルの拠点であるロンデニオンが占拠された際に、体術が使える偵察メンバーとして彼らと共に同行する。
- キョウスケ・ナンブ
- 『COMPACT2第1部』、『IMPACT』で、ルート次第では一時的ではあるが共にバイストン・ウェルへ行く事になる。
- アインスト・アルフィミィ
- 『IMPACT』では、彼女によって仲間と共に一時的にバイストン・ウェルへ送られてしまう。
名台詞
- 「じゃあ私は不幸な女じゃない……」
- 地上に出て危なくなった時のショウの「地上で死ねるのがせめてもの幸せ」に対しての台詞。
- 「必殺の、オーラ斬りだぁっ!」
- オーラ斬りを命名した時の台詞。
- 原作ではたった一度しか使われてない台詞だが、スパロボではこのチャムの台詞からイメージを膨らませて「オーラ斬り」という必殺技が設定された。ゆえにゲームでオーラ斬りの技を使用するときはこの台詞が頻出する。そして、作品によってはショウやマーベルまで叫ぶくらい浸透してしまっている。
- 「やだあ!あたしこんなにブスなの?」
- 浮上後に日本の防衛隊に連れて来られた小笠原基地で、自分のフィギュアが日本で売られていることを言われるが、出来映えが悪いと文句をつける。しかしショウは「そんなもんじゃないか?」と興味なさげであった。チャムにしても酷評した割にはフィギュアにじゃれついていたが。…それにしても件のフィギュアや、同じシーンで紹介されたチャムの写真集(?)は、防衛隊員の私物だろうか。
- ちなみにそれらしきフィギュアが携帯機シリーズで「1/1チャム人形」というスキルパーツとして採用されている。出来映えのほどはどうか。
- 「大好きな人がいても、一度も愛されないまま死ぬかもしれない人だっているのよ…?」
「キーンよ。…あたしもね」 - 36話でトルストールを失い塞ぎ込むエレに対し耳打ちする。キーンがエレに冷たく当たる理由を言い当て、同時に自身のショウへの気持ちもやり場がないことをこぼした。
- 「やらせないよ!」
- 第37話で、ジェリルのハイパーレプラカーンの攻撃からショウを守ろうとしたときの台詞。この行動とともにオーラ力が発露し、それによりジェリルのオーラ力の暴走までもが引き起こされ、事態打開のきっかけとなる。
スパロボシリーズの名台詞
戦闘台詞
- 「いっけぇぇぇぇぇ! ハイパーオーラ斬りだぁっ!」
- ハイパーオーラ斬り使用時に頻出する戦闘台詞。上述した「オーラ斬り」とは違ってこちらは原作には存在しない台詞である。「ハイパーオーラ斬り」という技をスパロボ独自設定で作ったために、この台詞も加わったわけである。
旧シリーズ
- 「シルキーって…まさか、シルキーお姉様?」
- 『第4次(S)』「大将軍ガルーダの悲劇」より。OVA版のシルキーにこう疑問を投げかけるが、エ・フェラリオの記憶のないシルキーから「お姉様なんかじゃないわよ」という答えが返ってくる。
- 意外なことに、チャムがOVA版のシルキーとTV版のシルキーの関係を問う数少ない作品。その他の作品では、TV版のシルキーが名前すら登場しない、あるいはOVA版のシルキーが自己紹介しないという形でこの問題を避けている。
COMPACTシリーズ
- 「おそらのみんな、どうしてるのかなぁ。シーラ様、空のずーっとずーっと上は、周り中が夜になるのよ」
- 『IMPACT』で別行動を取っているロンド・ベル隊を気に掛けながら、シーラへリリカルな表現を交えて宇宙の様子を語る。
- 「ショウは…悪くない。あいつが…勝手に…」
- 黒騎士に引導を渡したものの、後味の悪さに苛まれるショウを懸命に慰める。
- 「じゃあ…私も…もともとはショウと同じなの!?」
「…なんか…うれしい」 - 『IMPACT』通常ルート最終ステージで聖戦士や超能力者、念動力者らが「地球人」という種族を基に、様々な方向へ進化して行った形なのではというキョウスケの推論を受け、表情をほころばせながら発した台詞。
- 「でも、あんな生き物バイストン・ウェルに居たかしら?」
- 『COMPACT3』で翼竜ジーラを見て。
携帯機シリーズ
- 「エレボスはエ・フェラリオのお姉さまなの?」
エレボス「やあだあ。私はまだミ・フェラリオだよう」 - UX第11話にて、始めてエレボスを見て。このやり取りは富野監督が設定を忘れていたことが元ネタなんだろうか。
- 「…!? そ、そんな…ウソでしょ!?」
「私の知ってる人じゃない…でも絶対そうなのよ!フェラリオの長…ジャコバ・アオン様!」 - 直後、自らの目の前に死んだはずのジャコバ・アオンが現れて。
- 「ねえ、知ってる? 地上で死んだ人間の魂はね、バイストン・ウェルで生まれ変わるのよ?そう! だからね、その翔子って人も、きっと今ごろは…」
- 『UX』第14話(アメリカルート)シナリオデモより、翔子が散華したことで荒れている甲洋に対して。単なる気休めとも取れる台詞である(甲洋もそう受け取っている)。
- しかし、翔子の生存フラグを満たしていると、その頃翔子は本当にバイストン・ウェルに召喚されていたというまさかの展開が待ち構えている。気休めのつもりで発言した台詞が思わぬ伏線となった希有な例である。
- 「だったら、謝ればいいじゃない! 総士とちゃんと向き合って…わかりあえるまで、ふたりで話し合って!」
- 『UX』第21話。溶岩のように溶けたマークザインの中で、幼い頃の総士の幻影と対話し、葛藤する一騎。チャムはそんな一騎に、純粋な気持ちをもって後押しする。
- 「いっけぇ~! マークザインだあ!!」
- 『UX』第21話にてマークザイン初陣の時にチャムが発するセリフ。2話に渡って真壁一騎と行動を共にし、拉致イベントからザインの溶岩化などにまで付き会うことになったチャムがファフナー勢のDVE会話が繰り広げられる中に混ざりこのセリフを叫ぶ。流石に声は付かなかったが…
- 「いっけえ! トリプルオーラ斬りだぁぁぁ!」
- 『UX』第22話で加藤機関が発射した核ミサイルをショウ、マーベル、エイサップが撃墜するときの台詞。実際にゲームで使えないのが残念である。
- 「あの人、なんだかイヤーな感じ! 何で自分の子供を訴えようとするのよ!?」
- 『UX』第29話にて、真矢の適正データを改ざんした弓子を訴え、竜宮島から追放しようとするミツヒロのやり方に怒りをぶちまける。
- しかも、ミツヒロの目的は適正データの高い真矢を人類軍のパイロットに組み込もうとするのだから、尚更そう感じてしまう。
- 「いっつも、いっつも汚い手ばかり使って! あなた、そんな事しか考られないの!?」
- 『UX』第49話より、ハザードとの戦闘前会話。自身の利欲を満たすために卑劣な手段を幾度も重ね、さらには他者をも利用し、苦しめることに何の抵抗も感じないハザードに対しては、チャムも腹を据えかねていることがわかる。
- 「でも、邪悪獣に新型って言い方があってるのかしら?新種?」
- 『BX』第22話より、ベルゼブとの戦闘前会話。この後ショウも律儀に?「新種」と呼んでいる。もっとも、ジャークサタンは正確には邪悪獣ではないのだが。
スパロボシリーズの迷台詞
戦闘台詞
- 「正面、当たっちゃう~」
- 『F』または『F完結編』において、ショウとオーラマシン(主にダンバインかビルバインになると思われる)に同乗している際に回避すると聞ける台詞(後発作品ではショウに限らない場合もある)。
- 直後に彼から「耳元で怒鳴るな!」と叱られる。が、彼の仕事は敵からの攻撃を集め、それを回避することなので、戦闘アニメのOFFができない今作では、多くの人にとって、何回も聞くことになる。
- 「右から?」
- 『64』において、ガラリアとオーラマシンに同乗している際に回避すると聞ける台詞。直後に彼女から「左さ」と言われてしまう。
旧シリーズ
- 「フンだ! ど~せあたしは、はすっぱなミ・フェラリオですよ~だ」
- 『第4次(S)』第14話(『S』では第15話)「空飛ぶマジンガーZ」より。リリスと対面し、自分の真似と悪態をついたため、キャオにリリスと違っておてんばと評され、むくれる。
- 「あたしはチャム=ファウよ! まちがわないで!」
- 『F』「和平成立」より。ダバにリリスと間違えられたときの台詞。いわゆる、声優ネタである。
αシリーズ
- 「じゃあ、あたしとショウみたいな関係ね。ショウも寝相が悪いもん」
- 『α』第26話「海からのマレビト」or「紅いエヴァンゲリオン」より。ロンド・ベル隊に配属されたミサトとの関係について、「寝相の悪さを知ってる間柄」というアダルトジョークで切り返す加持の爆弾発言に一同が騒然とする中、言葉の意味を額面通りに受け取って発したボケ。
- 「海からのマレビト」では、「チャムが勝手に俺の部屋に飛んで来てるだけ」というショウの弁明(?)が拝聴出来る。
COMPACTシリーズ
- 「きゃはは! コータロー、困ってる困ってる!」
- 『COMPACT2第1部』より。「コータロー」とは獣戦機隊の葉月考太郎博士(この作品内では長官)のこと。葉月博士(長官)も「…まったく、こんなところを藤原や結城に見られたらなんと言われるかわからんな…」とこぼしていた。ショウが「呼び捨てにするな」と注意しても効果なし。
- 「いつも、のほほんとしてるシローっぽくないね? ショウ」
- 『IMPACT』でアイナが出現する予感に突き動かされ、熱くなっているシローを指して。「のほほん」は言いすぎです。
- 「なんか爆発ばっかり!」
- 『IMPACT』第3部銀河決戦篇第27話「マシンロボ・炎」より。ガデスに引導を渡したのも束の間、ギャンドラー要塞が自爆へのカウントダウンに入った事を知り、堪らず叫ぶ。ディラド星、バンドック内部と決戦の度に同じスリルを味わってきた為、悪態も吐きたくなるのは無理からぬ事であろう。
携帯機シリーズ
- 「面白そう! 私もやるー!」
- 『UX』第26話「THE SHADOW OVER INNSMOUTH」より。泥酔した瑠璃が指揮を取ると聞いた彼女はあろうことか戦術指揮に立候補した。しかもチャムに負けじとエレボスやフェイまでも参加する始末。そして本当に戦術指揮に任命されてしまった。
- 「ね、ショウ! 修理が終わったら、あたしが強そうな色にビルバインを塗ってあげる!」
- 『BX』第33話「AEU戦線」より。黒騎士の操るズワウスの攻撃で破損したビルバインの修復時に「強そうな色」として夜間迷彩が施されるが、赤と白というヒロイックなカラーから緑一色の地味な配色になるのは「強そうな色」と言えるのだろうか…?もっとも、迷彩効果という意味では有用だし、あるいはスパロボにおいて夜間迷彩になるだけで何故か性能が上がる(ちゃんと説明されている作品もあるが…)事を指したメタな台詞と言えるのかもしれない。
余談
- チャム・ファウの身長・体重・スリーサイズの数値にはそれぞれ、バイストン・ウェルならではの単位が適用されているが、『重戦機エルガイム』に登場するリリス・ファウを基準に考えると、身長30cm・体重0.3kgになり、スリーサイズは上からB15-W10.6-H15.6になるのだろう。
- 上記のデータを5倍に相似拡大すると、身長150cm、スリーサイズが上からB75-W53-H78となる。人間で考えると、これくらいのサイズという事になると考えるのが妥当だろう。ついでに、体重は5の3乗で125倍の37.5kgと、そこそこ妥当な数値である。
- チャム・ファウは、株式会社KADOKAWA発行の週刊TV情報雑誌『ザテレビジョン』1984年1月27日号の表紙に登場している。これは、アニメキャラクターとしては初となる快挙である。