ボルテスV

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ボルテスV
読み ボルテスファイブ
外国語表記 Voltes V
登場作品 超電磁マシーン ボルテスV
デザイン 村上克司(原案)
大河原邦男(アニメ版)
初登場SRW 新スーパーロボット大戦
SRWでの分類 機体
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スペック
分類 対ボアザン星人戦用合体型スーパーロボット
全長 58 m
重量 600 t
動力 原子力エンジン
エネルギー 超電磁エネルギー
最高飛行速度 M16→M20
開発者 剛健太郎
剛光代
浜口博士
乗員人数 5名
パイロット
【メインコントロール】
剛健一
【攻撃セクション】
峰一平
【エネルギーセクション】
剛大次郎
【修理・補修セクション】
剛日吉
【偵察・分析セクション】
岡めぐみ
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ボルテスVは『超電磁マシーン ボルテスV』の登場メカであり、同作の主役メカ。

概要[編集 | ソースを編集]

ボアザン星人の地球侵略を予期していた剛健太郎博士が、浜口博士や妻の剛光代博士と協力して、超電磁物理学と最先端の科学技術を盛り込んで設計・開発した地球防衛用合体型スーパーロボット

メインパイロットは、ボルト・クルーザーのパイロットで剛健太郎博士の地球での長男でもある剛健一

普段はボルトマシンと呼ばれる5台の戦闘メカに分離している。また、コン・バトラーVとは異なり、声紋認証でパイロットを認識している。合体時は5台すべてが宙に浮いてV字型の編隊を組み(Vトゥギャザー)、その後に「レッツ、ボルトイン」のキーワードとともに合体する。

5機合体、武器の多さなど特徴もコン・バトラーと酷似しているが、大きな相違点としては合体後の分離が自由であるため、相手の技で拘束された際に、ランダーだけ分離して単機で拘束を解いたりするなど、この点を有効に利用している[1]。ちなみにいざという時に気持ちの上で甘えないように、脱出装置は付いていない(ただしこれは「ボルテスに合体した状態」の話で、ボルトマシンに分離して脱出することはできる)。これは第21話で剛健太郎の前で偽ボルテスが破壊された時乗員が脱出し、見破られる要因にもなった。また、最終話で修理が行われた際に地球とボアザンを行き来できるワープ装置が搭載されたことが語られている。

耐熱性が非常に高く、第14話では獣士ガルマンの放った2万℃のレーザーにも耐えた。

なお、ボルテスVは「剣技での必殺技による決着」を定着させたスーパーロボットとして有名であり、「○○剣××斬り」という必殺技の定番は、ボルテスVが生み出したと言える。

構成機体[編集 | ソースを編集]

ボルト・クルーザー
頭部を構成。メインコントロールを担当。
ボルト・ボンバー
胸部・腕部を構成。攻撃セクションを担当。
ボルト・パンザー
胴体部を構成。エネルギーセクションを担当。
ボルト・フリゲート
脚部を構成。修理・補修セクションを担当。
ボルト・ランダー
足部を構成。偵察・分析セクションを担当。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦シリーズでは、初登場が『新スーパーロボット大戦』で、コン・バトラーVと共演するようになったのは『α』以降である。ボルトマシンの合体分離まで再現する作品が少ないのもコン・バトラーVと同じであり、大抵は1ユニットとしてのみ登場する。1ユニットに5人のパイロットが搭乗しているため、精神コマンドが5人分使用できるという大きな利点がある。 分離可能な作品ではコン・バトラーV同様にボルト・フリゲート修理装置を搭載しているため、分離→修理→合体というコンボが可能。

能力としてはコン・バトラーVとほぼ同等。性能で言えば機体サイズを考慮してか本機の方が僅かにHP・EN・装甲が高く設定されていることが多い。また本機は近接武器だけでなく、射撃武器の性能も悪くなく、健一射撃も高いため、反撃によって敵を削ることも可能。一方でバランスを取るためか、最大攻撃力で見れば格闘特化な豹馬の操作するコン・バトラーの最強武器「超電磁スピン」の方が本機の最強武器「超電磁ボールVの字斬り」より優れていることが多い。

αシリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦α
分離可能。初めてコン・バトラーVとの競演を果たす。合体デモはCGになった。コン・バトラーと同じく武器数は多いが、攻撃力の低い武器が多く役立つ武器は限られる。後半で超電磁ボールVの字斬りが追加される。
スーパーロボット大戦α for Dreamcast
武器性能が『α外伝』仕様になった。初期攻撃力が軒並み引き上げられたおかげで無改造でもかなり戦える。一部武器の射程が伸びているのもありがたい。シリーズで初めてコン・バトラーVとの合体攻撃「超電磁スピンVの字斬り」が追加された。これをメインで使うなら超電磁ボールVの字斬りではなく、天空剣Vの字斬りを改造するように。
スーパーロボット大戦α外伝
分離可能な最後の作品。未来世界にワープ後序盤に復帰するユニットの一つであり、使う機会が多い。コン・バトラーと同様に武器改造費の高さの割に攻撃力の上昇値が低いが、ほかのボルトマシンの攻撃力上昇にもつながるので、こちらも積極的に使っているのなら改造の価値は十分にある。後半は激励覚醒再動祝福期待かく乱といったサポート精神をそれぞれ分散して覚えるため、戦闘でなくサポートのために期待を送るという手も有効。
ルート選択によってはギルギルガンをコン・バトラーVと2体で相手をしなくてはならないステージを通ることになるので、戦力として使っていない人は注意したい。
第2次スーパーロボット大戦α
DC版αにあった合体攻撃は追加されず。移動後に撃てる全体攻撃であるグランドファイヤーが強く、ガトリングミサイルが反撃の削りとして優秀、最強武器は援護を活かせる射程2…と、かなり武装面が恵まれている。また、ほかのスーパー系と異なり覚醒・気合・熱血役が分かれているので、総じて殲滅力が非常に高く熟練度取得の鍵となれる機体。
第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
参入が比較的遅い代わりか、初期から2段階改造状態。ボアザン星ルートを通ると剛健太郎らを人質に取られ、ダイモスと共に敵対するシナリオも。とはいえ撃墜=敗北条件で、プレイヤーとしては4ターン耐え凌ぐのみ。
αシリーズでは『αDC』以来となる「超電磁スピンVの字斬り」が登場。またコン・バトラーVとダイモスと3機での合体攻撃「超電磁烈風正拳突き」が初実装された。超電磁ボールVの字斬りに装甲ダウンLv1の特殊効果、超電磁スピンVの字斬りに同Lv2効果があり、同Lv3の武装を持つベミドバンが加入する終盤まで、対ボス戦の要となる。
全体攻撃の重要性が上がったため、本機などスーパーロボットにもそれを求めるなら、移動後全体攻撃を持たないコンバトラーよりもさらに使い勝手が増している。一方で装甲ダウン効果が付与された必殺技の重要性も増しており、そこでのEN消費を考えると、全体攻撃は他機と役割分担した方がいいという考え方もある。また精神コマンドの使い勝手は若干コン・バトラーVに劣るが、いずれにせよ合体攻撃が強力なため、使うのならば両機併用がベスト。引き続きコスト2.5は安くはないが、本機やコン・バトラーVより高コストで乗員の少ない機体が増えた本作では、むしろお得感さえある。

携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦A
本作以降分離が不可能になった。本作でもコン・バトラーVとの合体攻撃が実装されているが、本作の合体攻撃の仕様(発動側ユニットの攻撃力×固定倍率)上、本機から放つ場合威力が下がってしまう。
武装追加はコン・バトラーVとダイモスとの3択。合体攻撃を持たず、追加武装が単体最強武装となるダイモスが最優先となり、本機はまだ合体攻撃があるため、武装追加の優先順位は2番となる。しかし武装が追加されない場合、単機能力もコン・バトラーVに劣ってしまうのが悩みどころ。
なお、本作(と『R』)ではユニットの立ち絵は基本一枚絵だが、ボルテスにはVの字斬り用のグラフィックが複数用意されている。
スーパーロボット大戦A PORTABLE
合体攻撃のシステムの変更に伴い、コン・バトラーVとの差は縮まった。本作では健一のガンファイトLvが上昇するので最終的に射程が非常に長いスーパー系ユニットになる。エースボーナスを獲得すれば燃費面が改善されるため活躍しやすくなるが、一方でカスタムボーナスは取得してしまうとかえって燃費が悪化するとんでもない代物である。
スーパーロボット大戦R
『A』とほぼ同性能だが、コン・バトラーVとの合体攻撃に「超電磁スマッシュ」が追加された。
スーパーロボット大戦J
合体攻撃「超電磁スピンVの字斬り」がパワーアップ前から使えるが、内容は違っている。コン・バトラーVとの合体攻撃で実力は申し分ない。加入が若干遅いので加入直後は撃墜数の差が出やすい。しかし、「ボルテスバズーカ」はコン・バトラーの「ビッグブラスト」より射程と攻撃力で劣るが弾数はずっと多く、こちらは「闘志」を使えてすぐ覚えるので反撃戦で猛威を振るう。健一もすぐに「狙撃」を覚られるので敵フェイズがとにかく強い。
スーパーロボット大戦L
プロローグに登場後、しばらくして正式加入。最初から超電磁ボールまで使えるので序盤からダメージソースとして活躍する。ボルトマシン・スピンやコン・バトラーとの合体攻撃は後半に入ってから。遠距離攻撃がボルテスバズーカのみなので、撃ち尽くしてしまうと射程が一気に3まで下がる欠点が存在する。

単独作品[編集 | ソースを編集]

新スーパーロボット大戦
初登場作品。分離可能で、第1話から合体デモも披露してくれる。宇宙編では第14話で離脱、地上編では第17話から最後まで参戦。宇宙編前半では味方の少なさやNPCカミオンの防衛で分離状態のボルトマシンを活用するイベントも多い。宇宙編第14話では損傷後にもかかわらずインターミッションでユニット登録されたままになっているが、戻ってこないので改造しないように。健一は射撃が強くボルテスVは格闘が強いというチグハグな面はあるものの、サブパイロットの一平が魂持ちのため、破壊力は参戦ユニット中最強クラスである。本作は武器改造費が安いため、有用な武器を軒並み改造しておくとあらゆる場面で大ダメージを狙える強ユニットと化す。
新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク
フリーバトルに登場。またおまけマップでは、ボルトマシンを出撃させなければ合体形態で中立ユニットとして登場し、味方にできる。
スーパーロボット大戦Card Chronicle
健一たちが搭乗。
スーパーロボット大戦X-Ω
実装時期はそれぞれ異なるが、アタッカー(大器SSR)、ディフェンダー(SSR)、シューター(大器SR、大器SSR)、ファイター(SR、Ωスキル搭載大器型SSR)、ブラスター(SSR)が登場。5タイプがすべて実装されている数少ないユニットのひとつ。
2020年5月にはΩファイターがXΩスキル対応となり(パートナーはコン・バトラーV)、XΩユニットが実装された。
スーパーロボット大戦DD
序章ワールド2より参戦。攻撃特化タイプ。本作では開発の参考としてなんとジェガンが用いられている
2章Part13では超電磁ボールの話が再現されており、超電磁エネルギーが用いられるコン・バトラーV、および超空間エネルギーの一部に超電磁エネルギーαが含まれているダルタニアスと直結することで、未完成状態で超電磁ボールを強引に発射することができていた。
Lサイズが災いして行動順が遅くなりがちだったが、移動力が増加する「グランドファイヤー(S)」や2020年6月の調整による通常攻撃の射程増加でフォローが試みられた末、2022年11月に追加された「超電磁ボールVの字斬り」にて直接スピードが強化されたことで一気に改善した。2023年5月の「超電磁スピンVの字斬り」ではMサイズ以下に対する特攻能力を獲得しており、逆にサイズの大きさがメリットと化している。コン・バトラーVとの違いとして、機体改造ボーナスが向こうがHP強化に対してこちらは防御力強化になっている。
サイズ差補正や必殺技の火力に繋がるスキルが強力。また攻撃特化タイプでは珍しく健一が自力で狙撃と必中を覚えるため、このタイプでは比較的使いやすい部類といえる。
2020年12月のイベント「クロッシング・パイロット第4弾」では相良宗介たちミスリルのチームが搭乗する。サブパイロットはマオクルツテッサカリーニン。設定上ではボルテスの予備パイロットの試験として、依頼を受けたミスリルから派遣された面々が一時的に搭乗している。本来はSRTの3名のみが搭乗し、残りはボルテスチームのメンテナンスチームが搭乗する予定だったが、テッサが興味を示したためにテッサとカリーニンも搭乗している。
この際パイロット側にキャンペーンで限定オーブが配布されており、気力上限に関わる重要なパーツであるため、クロッシング・パイロットの対象パイロット同様配布オーブの入手手段が非常に限られている悩みを抱えており、ボルテス運用に関しての最大のネックとなっている。
スーパーロボット大戦30
シーズンパス「DLC1」にて追加参戦。
無料アップデートにて追加されるサイドミッション「来訪者」にてスポット参戦し、DLCミッション「戦いの渦へ」にて正式加入する。なお「戦いの渦へ」の舞台は、『ボルテスV』が「国民的アニメ」として親しまれているフィリピンの首都・マニラ。スポット参戦時にはロボット大図鑑に登録されない。また、事前にコン・バトラーVを加入させる必要がある。
遠近共にバランス良く武装が揃っており、コン・バトラーVとの合体攻撃も健在。しかし、「超電磁ボールVの字斬り」に統合される形で「天空剣Vの字斬り」が未所持となったので、「グランダッシャー」に相当する武装が無い。その為、「準最強武器の火力」や「マップ兵器の有無」という点ではコン・バトラーVに一歩劣る。その一方で、火力と燃費のバランスに優れており、「EN消費が同程度の武器(ツインランサーと天空剣、Vレーザーとグランドファイヤー)の攻撃力」を比べた場合、圧倒的にこちらが上。更に「弾数制武器が豊富で、装弾数も多い=反撃能力が高い」ことや、「超電磁ボールVの字斬り」には装甲値ダウンの効果もあり、搦め手も得意。まさに『力のコン・バトラーV、技のボルテスV』といった趣である。
コン・バトラーV同様、戦闘アニメーションは『T』のガオガイガー同様のカットインを豊富に用いたダイナミックな演出を中心に構成されており、リアル頭身だった初参戦の『新』を思い起こさせる。

関連作品[編集 | ソースを編集]

シャッフルファイト
恐らくは「レッドコメット」所属と思われる反乱軍メンバーの一員だが、第4章の発着基地戦に間に合わず後追いの形で第5章クリア後に駆け付けて来る。攻撃力・防御力は平均レベルだがダイス3個分の戦闘力を有しているので差ほど気にする必要は無く、素早さも及第点なので主力枠に据える価値は十分。体力はコン・バトラーVより多少劣るものの、それでも味方ユニットの中では高めのHPを誇る。
スーパーロボットスピリッツ
プレイヤーキャラクターとして使用可能。質実剛健な格闘技とガトリングミサイル、超電磁ゴマを筆頭とした多彩な武装を使用でき、遠近問わず戦えるバランスタイプのロボット。超必殺技は「天空剣Vの字斬り」と「グランドファイヤー」。前者は派生入力で超電磁ボールを飛ばせる。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

ボルテスVは多数の武器を搭載していることになっているが、印象としてはせいぜい10種類程度であろう。そういう意味では、コン・バトラーVより武装が削られているユニットという印象がない。

武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]

ボルテスパンチ
殴りつける。同様に、蹴りつける「ボルテスキック」という技も存在する。
『X-Ω』ではアタッカー・ディフェンダー・ファイタータイプの通常攻撃に採用。

武装[編集 | ソースを編集]

超電磁ビーム(ボルテスビーム)
胸の天空剣の上にあるクリスタル部から発射する細い光線。敵に効いている描写がほとんどない牽制用武器。
場面によって照射型だったり小さなビームを連射したり描写も様々で武装名も安定しない。(同じ武装名で違う光線が出ていることもよくあった)
』『α』『α外伝』では別個に「ボルトレーザー」「超電磁ウェーブ」という類似した武装も使用。ボルテスビームは移動後攻撃不可で射程1と非常に扱いづらく、ボルトレーザーは移動後攻撃可能で射程1~3(強化後は1~5)と低威力ながら良性能、超電磁ウェーブはその中間、移動後攻撃不可で射程1~4(α外伝では1~7)となっている。
超電磁ウェーブ
『新』や「αシリーズ」ではこちらの名義で採用されている。αシリーズではPLA武器。『DD』では「一文字斬り」の演出で使用。
ガトリングミサイル
手首を収納し、五連装の小型ミサイルを発射する。
改造後は鎧獣士スコルピオ(SRW未登場)の尾部を切断してしまうほどの威力を発揮した。
なお「腕部に収納されている」という共通点から、後述のチェーンナックル・ボルテスバズーカがどうやって共存しているのかと突っ込まれることが多い。その辺りの設定が大らかだった時代ならではの武装。
反撃・ダメージ調節に便利。αシリーズではALL兵器。『X-Ω』ではシューター・ブラスタータイプの通常攻撃に採用。
チェーンナックル
手首を収納し撃ち出す鎖付きの分銅。ボルテスVが初めて使った武装。
ボルテスバズーカ
巨大バズーカ。腕が丸ごと砲身になる。右腕を担ぎ、手首が折れて中から砲身がせり出す。この時手首全体はグリップに、親指はトリガーになる。健一役の白石氏の発声からか「バズーカー」名義の場合も。
改造後はマキシンガル合金製の装甲を持つ鎧獣士ザルダ(SRW未登場)の胴体を貫通するほどに威力が強化された。
射程の短さをカバーする貴重な武器であり、弾数制限があるものの、反撃の際にはとても有用である。射撃が得意な健一の能力とも相まって使い出のある武器。『A PORTABLE』では健一のガンファイトによりかなりの射程距離になる。
『X-Ω』ではSSRシューター・ブラスタータイプの必殺スキルに採用。
『DD』では実弾属性のR必殺技。メインアビリティは「ガードブレイクI」で、サブアビリティは「ダメージアップI(実弾)」。
『30』では当初格闘武器になっていたが、後のアップデートで射撃武器に修正されている。
超電磁ストリングス
腰部にベルトのように装備されている粘着性のあるワイヤー。健一は「超電磁ストリング」と発声。ムチのように叩く攻撃をしたり、相手を投げ飛ばしたり、ミサイルを打ち落とすことができる。
αシリーズではなぜか射程1。
超電磁ゴマ
腹部から刃付きのコマを発射し相手を切り裂く。発射後に超電磁ストリングスをコマの下部に絡ませて、強力な回転をかけて相手に投げつけることも多い。また発射した直後に、新たなコマが上から降りて補充される。作中の使用頻度も高く活躍する場面も多いが、ストリングス共々切り落とされたり破壊光線で爆散したりと戦闘での破損描写も少なくない。
コン・バトラーの超電磁ヨーヨー同様、SRWではP属性有射程かつ良燃費な武器として主力になることが多い。
『X-Ω』ではファイタータイプの必殺スキルに採用。
『DD』では斬撃属性の通常攻撃及びR必殺技。メインアビリティは「底力 I」で、サブアビリティは「攻撃力アップ I」。
グランドファイヤー
腹部に内蔵されている火炎放射器。黄色い部分が開き砲身をせり出して発射する。単純に火を噴くだけではなく、球状にして放ったり、噴射の勢いで相手を吹っ飛ばしたりもできる。敵に組み付かれた際仕切り直しにする為によく使用された。
SRWでは当初はコン・バトラーのアトミックバーナーに対応した小威力の武装だったが、突如として『α外伝』で天空剣に次ぐ威力へ大幅強化。さらに『第2次α』『第3次α』では移動後攻撃可能な全体攻撃武器となり一気に使いやすくなったが、EN消費は悪化したので乱発は控えたい所。『30』ではVの字斬りに次ぐ準必殺武装となっている。
『X-Ω』ではSRシュータータイプの必殺スキルに採用。
『DD』では特殊属性のSR必殺技。メインアビリティは「全力攻撃II」で、サブアビリティは「必殺技威力アップII(特殊)」。
グランドミサイル
グランドファイヤーと同じ箇所から撃つ大型ミサイル。SRW未登場。
超電磁ボール
原作第24話で鎧獣士マキシンガル合金を劣化させた鷹メカの光線を参考にした超電磁加重砲。命中した対象に超電磁粒子による凄まじい超電磁加重圧をかけ防御力を低下させる。
第25話でボルテスVに搭載されたのだが、発射するためにはボルテスVの全エネルギーを使っても全く足りず[2]、天空剣を構えて落雷を数回受け雷をエネルギーに変換することでやっと発射できるのだが、発射後ボルテスVはダメージに耐えられず自爆してしまう[3]など実用には程遠い武装であった。更に制御が充分でなかったのか、ギリギリ発射できたこの一発も鎧獣士に回避されてしまっている。
その後第26話で鷹メカのもたらした強化設計図でボルテスVが大改造され、落雷の衝撃にも耐え1回でチャージできるようになり、新たに露呈した超電磁ボールで全エネルギーを放出してしまう欠点も鷹メカと合体して制御装置を搭載することで解消され連射もできるようになった。
登場してから完全に使いこなせるようになるまで苦労や苦難の連続であったが、その威力は新たな強敵である鎧獣士への切り札として活躍した。改造で出力もアップしたのか、以後の回ではボルテスバズーカなどの下位武装でもある程度は鎧獣士にもダメージを与えられるようになっている。
SRWでは武装としては後述の「超電磁ボールVの字斬り」の初段技として使用される。天空剣にエネルギーを溜めてから大きく横薙ぎに振るって発射する形式だが、『DD』まで重厚感を出すためにゆっくり振るって発射していた。『30』ではこれまでの作品と比べても、かなり早く振るって発射している。
『DD』では先の鷹メカとの合体前の一件が、長浜ロマンロボシリーズの他作品を交える形で再現されており、シナリオ内で武装単独として使用。コン・バトラーVおよびダルタニアスの力を借りて漸く発射しているが、それでも2発が限度であり、3機共々行動不能になるという多大なるリスクを負っての運用であった。
天空剣
ボルテスVの代名詞ともいえる必殺の武器。胸パーツが分離して柄と刃を展開する形[4]で、使う時の胸部もSRWでは『新』を除いてきっちり再現されている。刀身の強度も非常に高く、作中で破損したのは第37話で時限式の巨大素粒子爆弾を止めようとした時の1回のみ。
超電磁フィールドが常に刀身全体を覆っており、刀身の強度とこのフィールドの相互作用によって標的の分子間結合を断つため、通常の剣よりも鋭い斬れ味を誇る…という原理が、劇中のボアザン側の分析によって語られている。後述の「Vの字斬り」で描かれる「Vの軌跡」は、超電磁フィールドの残留エネルギーである。
ボアザン側にもこの武器がボルテスの切り札であると徐々に認知され、天空剣を封じるために様々な策が講じられた。ビッグファルコンの整備員を脅迫して胸パーツを溶接させ、天空剣を使用不能にしたエピソードもあるほか、天空剣対策の最たるモノとしてマキシンガル合金が開発されている。
海外版では『Laser Sword(レーザーソード)』名義であり、2023年にフィリピンで製作された実写リメイク版『ボルテスV レガシー』でもこの名称が採用された。なお日本語吹替版では『天空剣』と呼称されている。
原作では様々な攻撃方法があるが、SRWでは後述する「一文字斬り」「Vの字斬り」「超電磁ボールVの字斬り」の3種類が主に登場する。

オプション装備[編集 | ソースを編集]

ウルトラマグコン
追加装備。ナマズンゴのアンチ超電磁波による合体封じ対策で装備された新型超電磁エネルギー発生装置。ビッグファルコンに1基存在していたが、ぶっつけ本番の使用時に破壊されてしまい、その後は改良型をボルト・クルーザーに装備する形で内蔵された。カニガン戦ではこれで発生したエネルギーで泡による拘束を打ち破るという攻撃的なバリアのような使い方もされている。
『DD』では第1章Part6「イゾルデの門」にてウルトラマグコン関係のイベントが再現されるが、ボルテス搭載時にイベントで発射し、強力ナマズンゴの反超電磁ビームを反射して撃墜するという、武装のような扱いでも使用された。
『30』では強化パーツとして登場している。
超高速ミサイル
『DD』で登場したSRWオリジナル装備で、宗介搭乗時に装備。正式名称は「レイセオン/ゼネラルエレクトリックK1『ジャベリン』超高速ミサイル」。ガトリングミサイルの弾として装備されている。

その他[編集 | ソースを編集]

ボアザン円盤
実写リメイク版にて、突撃してきたボアザン円盤を片手で捕まえ、他の円盤群に向かってフリスビーの如く投げ返す攻撃を披露している。その様はコン・バトラーVのバトルリターンさながらである。

必殺技[編集 | ソースを編集]

ボルトマシン・スピン
第17話「愛も涙も振り捨てろ!」で合体を妨害された際の打開策として使われた技。一旦合体を解除し、合体時のフォーメーションを組んだまま全機体が高速スピン状態となって突撃し相手を穿つという、ボルテス版の変則超電磁スピンとも呼べる技。
現在のところ『L』でのみ採用。トドメ演出として、本編そのままの再合体シーンが挿入されるのが特徴。
グランドファイヤー(S)
『DD』で特殊属性のSSR必殺技として登場。チェーンナックルで敵を地面に叩きつけてから、グランドファイヤーを浴びせる。
メインアビリティは「原子力エンジン」で、移動力と照準値が増加する。気力120以上の時、戦闘時のみ敵ユニットの防御力を減少させる。サブアビリティは「必殺技威力アップIII(特殊)」。
欠点である移動力と照準値を補える。

天空剣による必殺技[編集 | ソースを編集]

天空剣・一文字斬り
「天空剣」と表記されている場合、基本は横に一閃する「一文字斬り」である。
通常、それほどENが必要ない割には攻撃力が高く、コストパフォーマンスがいい。『J』ではコンボ版もある。
『DD』では斬撃属性のSSR必殺技。超電磁ウェーブで牽制してから一文字斬りでトドメ。メインアビリティは「ウルトラマグコン」で、攻撃力・防御力が増加する。気力120以上の時は攻撃特化タイプの被ダメージを軽減し、戦闘時のみ敵ユニットの防御力を減少させる。敵ユニットの弱点属性で攻撃した際に、戦闘時のみ敵ユニットの防御力を減少させる。サブアビリティは「攻撃力アップIII」。
各種アビリティにより、驚異的な威力を発揮する。
天空剣・十文字斬り
その名の通り縦と横に斬り裂く。『L』において「天空剣」名義で使用し、技名を叫ぶ。
『J』でも「天空剣」名義で縦と横に斬り裂くが、『J』は縦斬りが先、『L』では横斬りが先と動きが逆になっている。
天空剣・Vの字斬り
最も印象に残るであろう、ボルテスVの必殺技。天空剣を袈裟斬りに振り下ろし、途中で止めて手首を返し、別方向に切り上げる。この時、超電磁フィールドのエネルギーが残留し、剣筋がまるでV字に輝いているように見える。
第17話では突撃してくる獣士ザイザルスに対し、すれ違った一瞬のうちに袈裟斬りにして尻から右肩まで切り抜くという「横Vの字」斬りを行い、トドメに逆手持ちにした天空剣で腹を貫いて倒した。
『X-Ω』ではディフェンダータイプの必殺スキルに採用。
『DD』では斬撃属性のSSR必殺技。メインアビリティは「超電磁エネルギー(Ⅴ)」で、攻撃力が増加する。サブアビリティは「攻撃力アップIII」。射程1が欠点だが、本作では射程1も狙撃が乗るのでフォローは可能。
超電磁ボールが追加されても武装自体は残るのがお約束だったが、参戦時点で既に習得済みの『30』では超電磁ボールVの字斬りに統合された。
天空剣・Vの字斬り(CP)
『DD』の宗介搭乗時の斬撃属性のSSR必殺技。超高速ミサイル『ジャベリン』で動きを止め、Vの字斬りを決める。
アビリティは同一だが、ジャベリンによる攻撃が有るためか、ボルテスチーム版の同必殺技の能力値よりも、合計値で144も上回っている[5]
天空剣・二段斬り
Vの字斬りを2回[6]行う。原作のカガミキリ戦で使用。
『X-Ω』ではアタッカー・SSRファイタータイプの必殺スキルに採用。
『A PORTABLE』では「天空剣」使用時に発言するが、通常の斬撃を2回行っている。
天空剣・超電磁ボールVの字斬り
超電磁ボールを当て、その上で天空剣・Vの字斬りを見舞うボルテスVの最終必殺技。天空剣の効かないマキシンガル合金鎧を装備した鎧獣士を倒すために使われた技。技名自体はSRWオリジナルであり、原作のアタックパターンに便宜上名称をつけたもの[7]
Vの字斬り自体の演出は基本的には通常版と同一だが、『30』『DD』でのみ、切り返しの際に天空剣の鍔の部分を右手で捻り、半ば強引に刀身の角度を変えて切り上げに移行するという特殊な演出が採用されている。これは本編第4話のガルド戦の再現。『30』では通常のVの字斬りはオミットされているが、『DD』では通常版も実装されているため、2つのVの字斬りの演出が採用されている。
PS版『α』では何故かVの字斬りよりも消費ENが軽い。『第3次α』では装甲低下の特殊効果を持つ。
『X-Ω』ではSSRシューター・SSRブラスター・SSRファイタータイプの必殺スキルに採用。
『DD』では斬撃属性のSSR必殺技。シナリオ内では2章Part13にて、先述の苦難の果てに鷹メカとの合体で漸く天空剣と超電磁ボールの併用が可能になり完成している。メインアビリティは「超電磁加重砲」。スピードが増加し、更に気力が10上昇する毎に攻撃力・防御力・照準値が増加する。敵ユニットの弱点属性で攻撃時、戦闘時のみ敵ユニットの防御力・運動性を減少させる。気力130以上のとき、超電磁ボールVの字斬りの必殺技威力が増加する。サブアビリティは「攻撃力アップIII」。

合体攻撃[編集 | ソースを編集]

超電磁スマッシュ
コン・バトラーVとの合体攻撃。初登場は『DC版α』。超電磁ヨーヨーと超電磁コマの連携技。
超電磁スピンVの字斬り
コン・バトラーVとの合体攻撃。超電磁タツマキ単独もしくは超電磁タツマキと超電磁ボールで敵を拘束し、超電磁スピンと天空剣Vの字斬りで攻撃する。攻撃の順番は作品により多少のばらつきがある。
気力条件やEN消費が非常に厳しいものの攻撃力は折り紙つきかつ、超電磁ボールVの字斬りと同様装甲値ダウン効果が設定される事が多く、強敵への一番槍としても最適。
携帯機作品では超電磁ボールが無い事もあるので、「超電磁タツマキで先行したボルテスを打ち上げつつ敵を拘束、そこからスピンとVの字斬りに繋ぐ」という流れ。
『L』ではトドメ演出として両チーム10人分のカットインが入る。
『DD』ではVの字斬りを反映してか斬撃属性のSSR必殺技。携帯機作品と据え置き機の複合となっており、超電磁タツマキの打ち上げの後に超電磁ボールを放っている。また、超電磁スピンの後、天空剣Vの字斬りを敢行した際に斬り上げ部分で敵をさらに打ち上げ、そこに超電磁スピンがもう一度ヒットする。メインアビリティは「ダブル超電磁エネルギー」で、移動力・攻撃力・防御力・照準値が増加する。気力が10上昇する毎に攻撃力・防御力・照準値が増加し、気力130以上のとき、全ての攻撃の与ダメージ・命中率が増加する。Mサイズ以下の敵ユニットとの戦闘時、攻撃力・防御力・照準値が増加する。超電磁スピンVの字斬り命中時、自分に「覚醒」を発動する。出撃後最初の1度だけ、超電磁スピンVの字斬りの必要アクション数が1になる。サブアビリティは「攻撃力アップIII」。
グランダッシャー天空剣
コン・バトラーVとの合体攻撃。『J』で登場。
グランダッシャーに変形したコン・バトラーの上にボルテスが乗って天空剣で斬りにかかる。上記超電磁スピンVの字斬りよりも攻撃力は低いが、燃費は良く最大射程も3で使いやすい。
超電磁コンビネーションアタック
コン・バトラーVとの合体攻撃。『X-Ω』で登場。
天空剣とツインランサーで斬り込み、チェーンナックルと超電磁ヨーヨーで追撃。超電磁ボールと超電磁タツマキで動きを止め、トドメにVの字斬りと超電磁スピンを叩き込む。
超電磁烈風正拳突き
コン・バトラーVとダイモスとの合体攻撃。『第3次α』で登場。超電磁ボールで敵を拘束し、グランダッシャーのレールの上をトランザーが疾走、ダイモスに変形して烈風正拳突きを叩き込む。この3機による合体攻撃は、双葉社から刊行されたアンソロジーコミック『スーパーロボットコミック 超電磁ロボ コン・バトラーV&超電磁マシーン ボルテスV&闘将ダイモス』やコミック『超電磁大戦ビクトリーV』『ゴッドバード』などでも異なる形で行われている。

特殊能力[編集 | ソースを編集]

剣装備
切り払いを発動。
分離
5機のボルトマシンに分離する。『新』『α』『α外伝』で分離可能。

移動タイプ[編集 | ソースを編集]

飛行可能。

サイズ[編集 | ソースを編集]

L

カスタムボーナス[編集 | ソースを編集]

特殊能力ビームコート』装備」
A PORTABLE』で採用。同作のコン・バトラーと同じボーナス。前述通り作中でもウルトラマグコンをバリアのように使用したことがあった。
他のカスタムボーナスに比べ劣っている感が拭えないどころか、効果が低い割にビーム兵器に被弾する度にエネルギーを消費するため、元々悪い燃費面がさらに悪化してしまう。
全ての武器に特殊効果「バリア貫通」を得る。
30』で採用。『AP』同様コン・バトラーと同じカスタムボーナス。
こちらもガトリングミサイルやボルテスバズーカといった基本装備でガンガンバリアを叩き割っていける。

機体ボーナス[編集 | ソースを編集]

L
  • 初期:HP+1000
  • 5段階:HP+1500 装甲値+150
  • 10段階:HP+2000 装甲値+200

機体BGM[編集 | ソースを編集]

「ボルテスVの歌」
オープニング主題歌。
「吹きすさぶ逆風」
『30』にてスポット参戦時のBGM。スパロボオリジナル曲。

対決・名場面[編集 | ソースを編集]

崩れゆく邪悪の塔!
最終回より。ついにボアザン星に辿り着き、労奴解放の戦いに加勢するボルテスV。ボアザン軍の戦車を踏み潰し、黄金城からの攻撃を物ともせずに正門を叩き壊すその姿は、まるで侵略者の機動兵器と立場が逆転したかのようであった。故郷の危機に伝説の超兵器を起動させるプリンス・ハイネルの姿もそれを後押しする。
そして守護神ゴードルとの死闘の末に相打ちのような形で戦闘不能となるが、ハイネルとの戦いの末には驚愕の事実と新たな悲劇が待っていた…。

関連機体[編集 | ソースを編集]

鷹メカ
第24話から登場。新たな強敵「鎧獣士」相手に絶体絶命のピンチに陥ったボルテスVを何度も救う。
小柄ではあるが、ビッグファルコンほぼ全てのエネルギーを使わないと使用できない超電磁加重砲(超電磁ボール)を発射したり、当時のボルテスVの最高速度であるマッハ16を余裕で振り切るマッハ30の速度で飛び、装甲にレーザー光線や電磁光線、鎧獣士の攻撃をも完全に防ぐギロン合金を使用しているなど極めて高性能な機体である。
その正体はボアザン皇帝専用機として設計されたマシンであり、皇帝の血筋である剛健太郎達の手によって運用されていた。ボルテスVとの合体機能も有している。
主要動力機関のプラズマイオンエンジンがイオン破壊光線で無力化される弱点を突かれ、第27話で鎧獣士カガミキリに撃墜された。
SRWではシナリオはよく再現されるものの、鷹メカそのものはユニットアイコンのみの登場だったりインターミッションで名前だけ出てきたりとその高性能さを見ることができないのが残念。
ボルト・スピナー
アンソロジー作品『逆襲の貴族』に登場したオリジナルメカ(後に『超電磁大戦ビクトリーファイブ』『ゴッドバード』にもそれぞれ設定を変えて登場)。ボルトマシン6号機で下記のボルト・ローラーと共にボルテスへ合体し、ボルテスVII(セブン)を構成する。無人機だが、プリンス・ハイネルの搭乗による有人操縦も可能。ゴッドバードでもボルテスVを国連軍に奪われていた際に健一とめぐみが搭乗して操縦している。SRW未登場。
ボルト・ローラー
ボルト・スピナーと同時に登場したオリジナルメカ。ボルトマシン7号機でこちらも無人機だが、ゴッドバードでは一平、大次郎、日吉が搭乗して操縦している。同じくSRW未登場。
マグネスファイブ
漫画『ゴッドバード』に登場する国連軍製の超電磁ロボ能力統合機。パイロットはキャンベル星人の技術で作られたバイオ・アンドロイド。SRW未登場。
ボルト ウラノス
漫画『ゴッドバード』に登場する国連軍製の超電磁ロボ。オリジナル機と異なり、上記のマグネスファイブで集められたデータを用いて単独パイロットで使いこなすことが出来、更にウラノスハルバートというオリジナルの装備が取り付けられている。操縦者はカーク・スクエア。SRW未登場。

他作品の関連機体[編集 | ソースを編集]

コン・バトラーV
前番組の主人公機で、先述の通り共通点が多い。SRWでは合体攻撃の相方となることが多い。
ダイモス
後番組の主人公機。長浜ロマンロボシリーズの後輩で、『第3次α』において、合体攻撃が採用。
ジェガン
『DD』ではジェガンが開発参考として研究所に置かれていた。
ジェガンが合体メカのボルテスの参考になるかどうかは疑問だが、あくまでも単なる人型メカとしての参考資料だろうか。

余談[編集 | ソースを編集]

  • 最後のVはアルファベットの「ヴイ」ではなく、ローマ数字の「5」。ローマ数字は機種依存文字であるため、ネット等では代用としてアルファベットが使用されることが多く、本wikiもそれにならっている。
  • 最初は“銃”による必殺技で敵を倒す予定だったが、スポンサーの急な要望で“剣”になり、それまでの基本設定も白紙になった[8]
    • 必殺技が剣なのに健一の特技が射撃と食い違っているのは、その名残。
    • また、外観のデザインもスポンサー主体となっていた。これはコン・バトラーのデザインが当時の技術では玩具化が困難だった事によるもので、ボルテスの企画開始時にはスタッフに「デザインを一切変えないように」と釘を刺していた。なお、当時のスタッフはこの措置に不満を抱いたらしくボルテスを烏天狗呼ばわりしていたそうな。
  • 放送当時発売された玩具「超合金」では、コン・バトラー同様「重戦車形態」への変形が可能だったが、コン・バトラーと違ってこれは玩具オリジナルギミックに終わっている。後にリメイクされた「超合金魂」では再現不可能だったが、旧超合金をリスペクトしたバージョンでは部品の一部変更により再現できるよう改良されている。
    • ちなみにボルテスバズーカは劇中同様の変形が可能だが、リニューアル版では差し替え式の大型砲身も付属。天空剣は劇中通り胸部に収納可能で、柄と刀身は折りたたむ方式となっている。非変形のものも付属する。
  • クロスアンジュ 天使と竜の輪舞』で、本機の天空剣がカスタマイズパーツとして販売されている。
    • ちなみに『クロアン』の舞台となるミスルギ皇国も「生まれ持った身体情報だけでどんな高貴な身分だろうが差別される」という、ボアザン星人とよく似た設定である。
  • フィリピンで実写リメイクされた『ボルテスV レガシー』では、ボルトマシン共々全体に精緻なディテールが追加され、INFINITISMを思わせるマッシブな外見となっている。
    • 日本での劇場公開前にWeb限定で解禁された映像『ファイティング・クリップ』では、「地球最強・最後の希望」と紹介されている。

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. ただし分離状態ではパワーが大幅に低下してしまう事が第16話で語られている。
  2. 試射装置を使用した際には左近寺博士曰く「基地全てのエネルギーを使ってやっとできたと言ってもいいぐらい」とのこと。
  3. 第25話のサブタイトルも「自爆!!超電磁ボール」。雷の高電圧対策も不十分であり、機体のメカニズムだけでなく健一らパイロット達への負担もかなりのものであった。
  4. 正確には胸パーツ下部が展開、そこから柄が伸びそれを握って胸パーツ共々外し、胸パーツ上部から刃が伸びる形。
  5. LV100の合計値はボルテスチームが8238、ミスリルチームが8382。
  6. 原作では一太刀目で片腕を斬り飛ばし、2撃目で上半身を、3度目で胴体を…と、実際は3回斬っている。
  7. 寺田貴信氏の2023年1月5日のツイート、twitter
  8. 角川書店『日本(ジャパニーズ)ヒーローは世界を制す』156-157頁。

商品情報[編集 | ソースを編集]