ビッグ・イヤー
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ビッグ・イヤー(Big Ear)
パラダイムシティの情報屋。
ロジャーに必要な情報を売っており付き合いは相当長い。仕事上の付き合い程度だが、長い付き合いなのでロジャーを心配などもしている。
『2nd SEASON』の終盤、パラダイムシティの崩壊に巻き込まれて顔の表皮の一部が剥げ落ち、彼がアンドロイドである事が判明する(ロジャーは知らない)。その直後に瓦礫の山が振ってきて埋まってしまい、その後登場しなくなるため生死不明となる。またその際、「40年前の何か」を知るための重要なヒントを呟いていたり、現在まだ戦っていないビッグ・オーとビッグ・ファウの戦闘の勝敗が記事となった新聞(見出しは「The Bi○○ Win!」で○○の部分が破け落ちており、写真はその後展開される戦闘シーンそのまんま)を持っていたりした。
漫画版は普通の人間。
登場作品と役柄
Zシリーズ
- スーパーロボット大戦Z
- ドロシーがロジャー探しをしている時に彼に情報を聞きに来る。後半に原作と違いロジャーにアンドロイドであることを知られる。
人間関係
- ロジャー・スミス
- 客。付き合いはかなり長い。
- R・ドロシー・ウェインライト
- Act:15、R・Dの情報を聞き出すためにロジャーと共に来る。漫画版やZでも情報を聞きに来る。
- シュバルツ・バルト
- 漫画版で彼がマイクル・ゼーバッハだった時の客。
他作品との人間関係
名台詞
THE ビッグオー
- 「ところで、ご令嬢は助け出さなくていいのかい?白馬の王子様」
- ロジャーとの会話でアニメ版の最初の台詞。そして、アニメ版最後の台詞でもある。
- 「この街で長生きしたけりゃ、勘違いはしない事さ。だが、若い連中には時たまそれがわからない人間もいる」
- Act:05より。1年前、とある土地買収騒動に際する、ドーム拡張工事の反対派と軍警察の衝突。それに巻き込まれ殉職した若き軍警官ボニー・フレイザーと幽霊騒動の真相を探るロジャーに対する忠告。
- なお、彼の台詞を聞いたロジャーにはあてつけのように聞こえた模様。
- 「年老いた者達は、本当は若い連中に教えなきゃならんのさ。この街には、もう太陽が昇ることなど二度とないという事を。違うかね?ロジャー…」
- 上に同じく、Act:05より。土地買収騒動にはパラダイム社と軍警察の癒着が見え隠れしていた。その真相を掴んだ末、消されたボニーの幽霊に怯える幹部の一人、アントニー・ガウス大佐の情報を聞いたロジャーからの報酬を受け取った後、ウイスキーを口にして。
- 「船が沈んでいては船じゃない。しかし…浮かんでいては獲れないものが南の海にはあるだろうな」
- Act:07、造船所のリーダーマンの噂話をロジャーに伝える時に。
- ビッグ・イヤーからの情報を聞いた後、リーダーマンに会ったロジャーは、父親のメモリーを元に彼が造り出した潜水艇を目の当たりにする。
THE ビッグオー 2nd SEASON
- 「誰がパラダイムシティ以外には誰もいないと決めたんだね?ミスター・ネゴシエイター」
- Act:14冒頭、異国のメガデウスと交戦するロジャーの脳裏に浮かんだ時の台詞。
- 「女性をご同伴とは、珍しいな。ネゴシエイター」
- R・Dの情報を求めて、ドロシーと共にロジャーが酒場に来訪した時に。
嫌味のつもりに聞こえたのか、ロジャーに「だから連れて行きたくなかったんだ」と悪態をつかれてしまうのだった。 - 「この街は案外と安全だ。そうは思わないかね、ネゴシエイター?『40年前の記憶を思い出した』などとおかしな事を触れ回らなければ、人間は命を奪われる事はない」
- Act:19、連続爆破アンドロイド事件に関する情報を聞き出す時に、この台詞でパラダイムシティの矛盾を突き付ける。
- 「パラダイムの科学部門でもすら、アンドロイドの失われたメモリーを蘇らせる事はできない。だからといって、メモリーそのものがなくなった事にはならない」
「人間だってあるだろう、デジャ・ブが。アンドロイドにそれがないなんて、誰が証明できるのかね?」 - 「この街はねロジャー、『40年前の記憶がない街』として創造された舞台なんだ。メモリーの有無を問うのはナンセンスだよ。一言、君に言い残しておきたくてね…」
「ところで、令嬢は助け出してやらないのかね?白馬の王子様…」 - Act:26冒頭、ビッグ・ファウの攻撃で崩壊したパラダイムシティ。ビッグ・イヤーがよく座っていた酒場も例外ではなく、客すらいないその地で彼はひとり「40年前にあった何か」に関する、ほぼ答えといってもよいヒントを呟く。瓦礫の中の独り言だったので、視聴者を除き誰も聞くことはなかった。やがて、第1話でロジャーと会った時と同じ台詞を呟いた後、瓦礫は完全に崩壊。ビッグ・イヤーをも呑み込んでいった…。
- スパロボでは、Zの58話「メモリーズ」にてロジャーと対面した際に発言する。