ザ・ビッグ
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『THE ビッグオー』並びに『THE ビッグオー 2nd SEASON』に登場する、メガデウスと呼ばれる巨大ロボットの中でも最強を誇る一群。
全機体は同じアーキタイプから作成されているようで、照明こそ違えど、コクピットの位置やコクピットインターフェイスは同じになっており、肘掛のようなフレームとそこに付属するスライドスティックで上半身を操作、足もとのペダルで下半身を操作できる。
起動時に「CAST IN THE NAME OF GOD, YE NOT GUILTY.(我、神の名においてこれを鋳造する。汝ら罪なし)」という言葉がモニターに表示されるのが特徴。
全機体が自我のようなものを持っており、乗り手は機体自身が相応しいとした人間(ドミュナス)でなければならない。ドミュナスでない人間が搭乗している場合、高確率で暴走を起こし、その場で破壊活動を開始したり、酷い時は乗り手を自身の機関として取り込もうとしたり、もっと酷い時は乗り手を殺してしまうことさえある。
劇中では、かつてザ・ビッグシリーズがモビルスーツのように町を埋め尽くすほど大量生産されており、戦争を行っていたようなことを示唆するビジョンを確認できる。
ザ・ビッグに名を連ねる機体
- ビッグオー
- 陸のザ・ビッグ。劇中のドミュナスはロジャー・スミス。
- ビッグデュオ
- 空のザ・ビッグ。劇中のドミュナスはシュバルツ・バルト。
後に「ビッグデュオ・インフェルノ」に改装される。 - ビッグファウ
- 海のザ・ビッグ。劇中のドミュナスはアレックス・ローズウォーター。
- ビッグヴィヌス
- 最後のザ・ビッグ。劇中のドミュナスはエンジェル。色彩が反転したビッグオーに酷似した姿を持つ。
登場作品
Zシリーズ
- スーパーロボット大戦Z
- 今回は黒歴史と密接な関係を持っており、物語の中枢に位置する。過去の戦いでターンタイプ(∀ガンダムとターンX)、オーバーデビル、堕天翅族などと戦闘しており、堕天翅族が語るにはザ・ビッグと戦闘した者達を封印したとして酷く恐れられている。
- ビッグオーとビッグデュオはもちろん、ビッグファウとアーキタイプが初登場。ビッグオー関連の最後のシナリオでは太極の力の一端としてビッグオー、ビッグデュオ、ビッグファウが大量に出現する。その意味するものは原作の規模(パラダイムシティのリセット)をはるかに越える「12000年の輪に閉ざす世界の終わり」と描写された。
- 世界が黒歴史に閉ざされるエンドでも、大量のオーバーデビルに疲弊する自軍の前に天地を埋め尽くす勢いで現れ、オリジナルも含め主人公達が絶望する場面で幕を閉じる。
- 第2次スーパーロボット大戦Z(破界篇/再世篇)
- ビッグオーのみ登場。
- 第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
- 『Z』で出番の無かったビッグヴィヌスが遂に登場。全てのザ・ビッグが敵機体として登場する。
- 第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
- ロジャーのビッグオーは引き続き自軍に参戦。ザ・ビッグの軍団は敵対せず、DLCシナリオ「メトロポリスを追え」にてユニットアイコンのみ登場。パラダイムシティを襲撃してきたアンゲロイ・アルカとの戦いによって、ロジャーのビッグオー以外はすべて破壊されてしまった。
- ロジャーの中にある炎の記憶はこのザ・ビッグの軍団と御使いの戦いの記憶であった。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦D
- ビッグオーとビッグデュオのみ登場。『Zシリーズ』と異なり、世界観に全く食い込まない。
単独作品
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 2019年6月の期間限定イベント「Closed World」にてビッグオーとビッグデュオが実装。