歪曲フィールド

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歪曲フィールド(Misinterpretation Field)

全属性攻撃のダメージを半減する、バリア系の特殊能力。本来の意味合いはバリアの別名である。

初出は『魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL』のグランゾンの特殊能力で、同作では全攻撃を無力化する反則バリアであった。

その後「OGシリーズ」でも登場し、あらゆる属性の攻撃によるダメージを半減するバリアとして再設定された。ただし、直撃バリア貫通属性を持つ武器には通用しない。また、ENを消費するのでEN切れでも発動しなくなる。単純に敵のHPが2倍になったと思えば多少気が楽になる。

なお『LOE』以前の第2次のグランゾンには「間接攻撃無効」という名前の特殊能力があり、これが歪曲フィールドの直接の元ネタになっていると思われる。当時の効果は「射程2以上の全攻撃の無効化」であった。

主なユニット

基本的に、大ボスクラスのユニットの一部が所持する。

グランゾンネオ・グランゾン
かつては、この機体の専売特許だった。第2次OGではシナリオの展開の中で歪曲フィールドを使用する場面が存在する。その中で「衝撃を緩和するバリア」であることが明言された。
ヴァルシオン
R-GUNリヴァーレ
OGシリーズのイングラムは何故か念動力を所持していないので代わりに搭載された。
セプタギン
ノイ・レジセイア、シュテルン・レジセイア(GBA版OG2)
シュテルン・ノイレジセイア(OGs)
アウルゲルミル
メイガスに歪曲フィールドを発動する没台詞がある。ゲームバランスの問題から見送られたのだろう。

同じ、あるいは類似する効果を持つ要素

念動フィールドS(GBA版OG1のみ)
敵専用のバリア。かつては歪曲フィールドと同等の性能を持っていた。しかしOGsでは、念動力Lv×250以下の全属性ダメージを無効化する効果に変更されている。ちなみに味方だとエグゼクスバインが持つ。
プロトデビルン
歌属性以外の全属性のダメージを半減する。こちらは気力が100を割ると発動不能になる。
フォトンマット(超)
Zのスペシャルディスクに登場したラスボスの反則能力。その効果は全てのダメージを90%軽減する(ゲーム中では「10分の1に軽減」と表記)、という凶悪極まりない能力。更に発動条件には気力制限やEN消費も一切ないため常時発動状態。そして、直撃・バリア貫通の影響を受けないため、絶対に無効化できない。それに加えて、ラスボスに対して与えるダメージがあまりにも低かった場合、与えたダメージが無効化されてしまうこともあるらしい。まさにOGシリーズの歪曲フィールドの完全上位互換といえる能力である。幸いなのはXANのHPが39000しかないということ(なので、削りきるには390000のダメージが必要)。もし他のボス同様6ケタであれば……悪夢である。
堅忍不抜
魔装機神IIに登場する神祇無窮流の奥義の一つで特殊技能扱い。EP中、防御しているときに限りダメージを50%軽減するという、歪曲フィールドが限定発動するような能力(防御しているので実質さらに硬い)。プレシアシュウが使用可能。特にシュウはグランゾンの装甲が味方機体中トップなので物凄く硬くなる。しかし、他作品を含めると上には上がいる
神獣盾
第2次OGの武雀王専用能力。ほぼ同じ内容だが、気力制限110と歪曲フィールドより厳しい。
神の盾
こちらはナシム・ガンエデン専用能力。名前が違うだけで全く同じ。
ガンエデンの加護
同上。こちらは少々特殊で、マップ上に残っている敵ユニット×100ダメージを軽減。あらゆる手段でも無効にできないが、雑魚が全滅すると軽減が消える。