ボン太くん

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ボン太くん
外国語表記 Bonta-kun
登場作品 フルメタル・パニック?ふもっふ
声優 金田朋子
メカニックデザイン 四季童子
全高 人間サイズ
装甲材質 超アラミド繊維
開発者 相良宗介
主な装着者 相良宗介
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概要

フルメタル・パニック?ふもっふ』及び、原作小説の短編シリーズのみに登場するマスコット。

短編「一途なステイク・アウト」で相良宗介が偶然入手した(というか盗んだ)マイナーな遊園地の着ぐるみを戦闘用に改造したある意味とんでもない代物。

宗介の手で何度も改良が加えられ、現行の状態ではASと同様の操縦系、パワーアシスト機能を含めた駆動系、支援AI、対BC防御が搭載された為、その可愛らしい見た目とは裏腹に人間サイズまでダウンサイジングされたASと言える(『フルメタ』世界ではアマルガムプラン1211 アラストル以外の人間サイズのASは実用化されていない。さらにアラストルは無人機であり、有人機は本機しか存在しない。もともとASがパワードスーツの延長で作られた物なのである意味先祖返りと言える)。改造費用は総額2万ドル以上するもの、現用の第2世代ASの中古価格が1000万ドルであることを考えると格安である。宗介(と原作者)はこのボン太くんを気に入っている。宗介が着ると外見が若干変化し、向かって右頬に十字傷が付き、眉がつく。

もっとも、対をなす存在と言えるアラストルが、レナードがウィスパードとしての能力を駆使して設計・製造したブラックテクノロジーの超高性能無人機であるのに対し、ボン太くんは宗介が独自のコネクションで開発させた有人パワードスーツで、しかも性能はアラストルより上である。

ちなみに、スパロボでユニット化されている「戦闘用パワードスーツ」は、正確には「ボン太くん試作型」という名称であり、量産を見越してのプロトタイプとしての側面を持っている。単に「ボン太くん」と言った場合は着ぐるみの方を指す。

原作では初実戦時に電撃によるダメージを受けた後、ボイスチェンジャー機能を常時ONにしておかないと強制的にシステムダウンしてしまう謎のバグが発生してしまった(お遊びでアニメのDVDにも同様の機能がメニュー画面に付けられOFFにすると再生が停止する)。そのため、外にいる人間には中の人が何と喋ろうとも「ふもっふ」「ふもふも」などのボン太くん語にしか聞こえない。量産型ボン太くんも何故か同じ仕様(原作・スパロボ共に)。着たまま言葉を伝える必要がある場合は変換される前の声をマイクで拾って千鳥かなめに持たせたヘッドセットに送り、代わりに喋ってもらうという非常に回りくどい形式を取る。

スパロボではヘルメットや防弾チョッキらしきものを着込んだ格好をしているが、こちらはアニメにおける量産ラインが整ってからのデザイン(原作では宗介のポケットマネーで量産にこぎ着けた)。

量産後、ベルギーの武器商人を通じて売り出したが当然のごとく売れ残りまくった。FBIとマイアミ市警で合計2体買ってもらえたらしく、後日マイアミ市警が投入して戦果を挙げ、ワールドニュースになった(「五時間目のホット・スポット」ではマイアミ市警からのクレームに宗介が反論のレポートを作成していたが、ボン太くんに対するものかは不明)。

ちなみに「ボン太くん」はとある玩具メーカーが展開していた商品シリーズであり『ふもふも谷のボン太くん』と言うアニメも放映された(宗介が手に入れた着ぐるみはこのアニメと遊園地がタイアップし製作されたもの)。しかし、クオリティにこだわり過ぎた結果、予算とスケジュールを食いつぶし8話で打ち切られた。打ち切りの煽りを受け玩具メーカーは倒産、その後ボン太くんの版権は複雑な法廷闘争の末に練馬区の「おおかわ豆腐店」が保有することになったが、「おおかわ豆腐店」が実質的な著作権フリーの宣言をしたので着ぐるみ以外にも人形などが『フルメタ』世界では多数見受けられる。

因みにM9 ガーンズバックを始めとした第三世代ASには戦闘員と非戦闘員を自動で判別する機能があるのだがボン太くんは非戦闘員として判別される可能性がある。(宗介がこの特性を狙っていたかは謎。)

なお、原作小説の本編シリーズでは差別化のために、ぬいぐるみとしても名前すら登場しないといった具合に本編シリーズからは徹底的に排除されている。 当然だがフルメタル・パニック?ふもっふ及び、原作小説の短編シリーズにしか登場しないため、スパロボの様にASと戦闘するシーンはない(本編シリーズの話の主軸の一つとして宗介とアルの絆があるため、宗介一人で動かすボン太くんが登場したら台無しである)。

なお、原作長編の裏側を描いた外伝作品の一つ『極北からの声』において、飛行機事故にあってただ一人生き残った幼少期の宗介がボン太くんらしきぬいぐるみを抱いていたことが判明している(ただし、ボン太くんという名前が出てきた訳ではなく、あくまでファンによる推測にすぎない)。なお、当の本人はKGBによる洗脳によって幼少期の記憶は全てなくなってしまっているのでこのことは覚えていない。このエピソードを読んでいると短編シリーズでの宗介がボン太くんを妙に気に入っていることにただのギャグでは済ませられない深い意味も感じられるかも知れない。

登場作品と操縦者

原作短編集における扱いが変装用、もしくは個人的な対人用特殊防護服だったのに対し、スパロボでの扱いはロボットも倒せるミスリルの秘密兵器といった設定になったりと原作と大幅に異なっている。 原作ではキャラクターからの反応もイマイチで気に入ってるのは宗介くらいなものだったのだが、スパロボにおいては後述の様に謎の高評価を受けている事が多く、設定や用途なども相まって原作とかけ離れたキャラクターになっている。

ユニットとしてはパイロットも「ボン太くん」名義であり顔グラフィックもボン太くんであるが、実際操縦しているのは相良宗介であり、宗介とパイロット養成を共有し、カットインで宗介が登場する。どうやっているのかは不明だが、JWではARX-7 アーバレスト改造段階を共有する。

隠し機体兼パイロット扱いだが、雑誌に載っていたりCMが作られたりとその存在は少しも隠れていない(『ふもっふ』が参戦する以上、隠しようがない事ではあるが)。

スパロボで彼が何を言っているのかを理解できるのは味方メンバーでは千鳥かなめを除くとミスリル西条涼音、フィーリングで理解したらしい流竜馬、ロボットのマイクくらい(ちなみに白鳥九十九は理解しているようで全く理解していない)。それなのに敵側では結構翻訳できるキャラが多い。Jではクルツ・ウェーバーが翻訳機を持たされる場面があるので、ミスリルメンバーの機体に翻訳機が搭載されているようである。

味方陣営の反応としては、原作の登場人物と他作品の男性キャラからは驚愕、呆れといった否定的な反応が多いのに対し、他作品の女性キャラ達からは年齢やキャラのイメージ、アンドロイド等問わずに可愛い、もふもふしたいと非常に好意的に見られている。

逆に敵側のボスクラスからは後述のようにキャラ崩壊レべルの様々な反応が見られる他、一般兵からは味方以上の驚愕している専用台詞を聞くことができる。まあ、主義、主張、名声など戦う理由はさておき、巨大ロボットがビームやミサイルを飛びかわす命のやり取りをしている戦場に着ぐるみが現れ、ふもふも言いながら歴戦の兵士の腕で重火器をぶっ放して損害を与えてくるのを目にすればある意味当然ではあるが…。

また、「中のなどいない」と複数作品で何度か言われている。実際は装備している人物は下記の通り妙にムッ率が高い。

現時点では全ての登場作品において隠しユニット扱いであり、オリジナル展開でストーリーに絡むWや時獄篇でも無条件で自軍参入したことはない。

Zシリーズ

第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
今作品で金田朋子氏はスパロボ初参加。武装が携帯機から一新された。今回はマスコット時の普通の着ぐるみも登場する。また、ユニットとしては序盤の2度の分岐(ぽに男orラグビー部陣代高校の掃除or習志野基地祭)でスポット参戦し、条件を満たすと第42話クリア後に入手できる。ただし、第55話の宗介機はアーバレストで固定されるため、ガウルンと戦うことはできない。
今回はやたらと優遇されており、なんとアニメふもっふですらボン太くんの出番はごくわずかなのだが、今作ではボン太くんが登場するシナリオはフルメタ本編TSRよりも多い(もっともそのせいでフルメタ本編の扱いが割とくってしまったが)。戦闘前会話だけではなく、敵兵からの特殊戦闘台詞も用意されている。ファイヤバグからは逆に喜ばれるが、気力低下(カスタムボーナス、エースボーナス)はちゃんと効くのでご安心を。
掃除中に陣代高校を襲撃してきたファイヤバグ残党とカン・ユーに対し、当初はヒイロが着込んで迎撃。その後すぐに宗介に渡された。その際宗介本人はボン太くんが何を言っているか分からない様子が見られる。習志野基地に行くルートではなんとキリコが着込んでいる。きっとそのシーンのプレイヤーは宗介と同じ顔をしていることだろう。
劇中かなりの女性陣(マクロスクォーターの女性クルーやミヒロ涼音いぶきC.C.、更にまさかのレイアンナロッタまで)を虜にすると言う恐るべき愛くるしさを見せた。また、竜馬獣人は何を言っているか分かるらしい(竜馬はおそらくフィーリング)。恒例のボス敵のリアクションも健在だが今作の連中は色々とおかしく、アレな相手の言動にボン太くんもたまにドン引きしている。(J・Wと同程度には)まともなのがイズモとベック、フロンタル。ただし、フロンタルに限ってはまともすぎておかしい。逆に極端なのはハーデス神アンチスパイラル
最終話では特別規定により「全ユニットのサイズが∞になる」が、これによりサイズ差補正がなくなるため回避がガタ落ちする。更に装甲が脆く撃墜されやすいので、出撃させるなら対策は怠りなく。
地味にスパロボでは初めて着ぐるみの入手経緯を宗介が説明しており、原作とは異なり正規に着ぐるみを購入したとの事。また、使われているパーツの一部は昔馴染みの武器商人のゴウトに仕入れて貰っており、再会の際にその使用用途について問われている場面がある。
普段は陣代高校の使われていない倉庫に隠されているが、ミスリルでの活動の際にはわざわざ持ちだしているらしくこれでビッグバトルに参加しようとしていた。
入手条件を満たすと第42話のトレーダーで手に入るのだが、実はトレーダーに行かなくてもちゃんとリストに追加される。
撃破演出は他と異なり爆発や膝を突くわけではなく、煙幕を張って逃げ出すというもの。
第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
原作小説版のシナリオを再現するため、やたらと優遇されていた時獄篇と違い入手こそ出来るものの、本編には全く関わらない(フルメタの原作再現終了後、宗介がボン太くんを持って来たことが語られる程度)。
今作の敵は攻防共に異常な強さである上に命中が馬鹿げたレベルのため、レーバテインから降ろしてまで宗介を乗せ変えるのは難しい。戦闘前会話もイベント後のラスボス戦限定だが、真徒やオリジナルボスの特殊戦闘台詞も用意されている。また、武装も追加されているのである程度決定打は増している。
しかし入手できても参戦が遅いことや原作小説版参戦の影響から、総じて今作では性能面・シナリオ面で見てもほぼおまけ的扱いであるため完全な趣味用機体となっている。もっともフルメタという作品を考えた場合には本来この扱いが正しいのだが。
ただし追加武装の戦闘アニメーションは必見。レーバテインより気合入っている。
ちなみに、DLCシナリオ「目覚めるふもっふ」でモッフル(後述)らしき遊園地のマスコットと間違えられるシーンがある。また、このシナリオでのアルトの発言からすると、無人機システムが完成しなかった場合、ボランティア部の面々が量産型ボン太くんを着る予定だったようだ。

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦J
数シナリオで特定の敵を宗介で撃墜すると入手。本作ではなんとミスリルが試験的に開発中の局地戦用戦闘スーツであり、テレサ・テスタロッサ曰くM9 ガーンズバックに匹敵する性能らしい。量産型ボン太くんはボン太くんの攻撃演出のみの登場。条件を満たして入手すると、アマノ・ヒカルがボン太くんに抱きついて「もふもふしてて気持ちいい」と言うため、着ぐるみとしての性能(?)も全く損なわれてはいない模様。
ゲーム自体に音声は無いが、オフィシャルサイト限定で「ふも」のみしか言わない(和訳字幕も表示される)CMが公開された。金田朋子氏はゲームの音声としては第3次Z時獄篇が初参加だが、スパロボ関連のメディアの参加としては当CMが初参加となる。
スーパーロボット大戦W
何度かスポット参戦があり(ハイジャックされる沖縄行きの旅客機に宗介が持ち込んでいる。…状況次第でボン太くんVSガウルンという時空を超えた戦いが起きていたかもしれない)、そこで条件を満たすと後半に入手。本作ではボン太くんを着込むと精神コマンドが宗介の時と変化する。ベルファンガン・クルーゾーはデザインが気に入ったらしく、入手時に着たがる。またマイクウッポくんとの奇跡の共演を成し遂げる。1周目と2周目では初野華のボン太くんに対する反応が異なる(3周目以降はプレイヤーが選択可能)。オープニング戦闘デモでは殆んどは主役キャラクターであるが、ボン太くんがメインのオープニング戦闘デモがある。
量産型ボン太くん達も単独ユニットとしてスポット参戦。着ている人物は不明だが、シナリオによってはある程度推測可能な場合も。この量産型を自衛隊などに売り込み、「世界の防衛をボン太くんが担う日も遠くない」と意気込んでいたが、強引なやり方からテロリストと間違えられそうになり失敗、借金だけが残った。

単独作品

スパロボ学園
ユニットデータとしての参戦。今作では避ける機体がやや弱い傾向にあり、思った以上に避けてくれずによく撃ち落とされる。JWでの性能の良さを考えると、かなり冷遇されていると言っても過言ではない。
スーパーロボット大戦V
無条件で加入するが、条件を満たせばシークレットシナリオで先行加入する。先行加入時のみ武装が追加される
シナリオと中断メッセージではペロリーナと夢の共演を果たす。
今回もアーバレストの改造段階を引き継ぐが、シークレットシナリオでは強化パーツを引き継がないため集中攻撃をされるとあっさり落ちる可能性がある。

その他

Another Century's Episode:R
敵基地への潜入工作の際に初登場。M9のECSの弱点を補う形で宗介が使用して作戦に投入したが、敵のAIはボン太くんを敵と認識できず(熱源探知機能すらないのだろうか?)、警戒ラインを6つも突破する大戦果を上げた。ゼロをして「大胆かつ奇抜な作戦」と賞賛させたほど。
今回も女性陣のハートをがっちり掴んでおり、オータム・フォーですら感情を揺らがせた。

装備・機能

希少なSSサイズのユニット。ARX-7 アーバレストと比べると運動性は非常に高く、無消費の射程のあるP武器を持つため継戦能力で勝る。強化パーツスロット数も4と多いがラムダ・ドライバ合体攻撃がないため、火力では劣る。

HPと装甲も最低ランクだが、修理費は100なので撃墜されても損害は極小。

武装・必殺武器

武装

格闘
ジャンプからボディプレス→シャキーンと見得を切る→連続パンチ→ジャンピングアッパーのコンボを叩き込み、スタンロッドで数回殴りつける。更に銃で射撃を撃ち込む、この技はアニメ版『ふもっふ』にて、かなめを隠れて護衛するために初めてボン太くんを着こんで暴漢を退治したシーンからきている。
ボン太くんの主力となる、EN.弾数消費無し・有射程P武器。JW共にコンボ(マルチコンボ)対応。ただし射撃能力値とBPの食い合いになるのでパイロットの育成には注意。
マシンガン
P属性の実弾武器。後述の格闘より射程が1長い。宗介=ボン太くんを射撃主体に育てている場合、格闘以上に主力兵器として多用することになる。Wではマルチコンボ対応になった。
散弾銃
第3次Zでマシンガンの代わりに採用。
スタンロッド
第3次Zでは格闘と差し替えられる形でスタンロッドが採用された。時獄篇ではベルゼルガDTの格闘と共に無消費の武器だったが、天獄篇ではENを消費するようになった。
グレネードランチャー
Wでは立ち状態→伏せと連続でグレネードランチャーを発射する。遠距離攻撃可能な実弾兵器。
第3次Zではアンダーバレルグレネードランチャー→アサルトライフル→ロケットランチャーの連続攻撃という全弾発射系の必殺技に。ロケットランチャーの発射の際にボン太くんのカットインが入る。全体攻撃。

召喚攻撃

量産型ボン太くん
正式参戦時に追加される必殺攻撃。頭に角を付け目を光らせた後、6匹の量産型ボン太くんを呼び出して攻撃させる(量産型の中の人は不明)。こちらはアニメ版『ふもっふ』にてヤクザの事務所に殴り込みをかけたときの攻撃開始→制圧までの流れを再現およびアレンジしたもの。量産型ボン太くんの合図カットインがある。
量産型ボン太くんが前・中・後列で各2匹に分かれ、前列が同時にバズーカを射撃し、中列がスタンロッド、後列がマシンガンを手に突撃、後列だった2匹が交互に手榴弾とマシンガンを撃ち込む。中列の2匹がスタンロッドを叩き込み、更にもう2匹もスタンロッドでの集中攻撃に参加した後、6匹で包囲し全員でマシンガン連射。ここで宗介のカットインが入り、ボン太くんが(どんな地形でも)崖の上から止めのグレネードランチャーを撃つ。その後、量産型ボン太くんが全員漫画的ダッシュで離散し敵機に実弾がヒットした際は全員で爆発の閃光をバックに行軍する。
Wではトドメ時、行軍前に「貴様はひとつミスを犯した」「敵の戦力は過小評価しないことだ」とボン太くん&量産型ボン太くん達のカットインが入り、最後は朝日をバックにランニングして去っていく。これは「仁義なきファンシー」のシーンの再現。
第3次Z時獄篇では未採用だが、ボン太くん入手時のDトレーダーで宗介が「RVF-25 メサイアのゴーストを参考にした自律機との連携」を考えており、第3次Z天獄篇では実際に追加された。
ボン太くん一斉攻撃
第3次Z天獄篇における「量産型ボン太くん」の代替技。量産型ボン太くんの数が大幅に増えているが「量産型ボン太くんシステム」により無人で稼働しているため、本当の意味で「中の人などいない」
攻撃内容は一斉射撃で蜂の巣してから袋叩きにしつつ、スタンロッドで動けなくさせた所にC-4爆弾とクレイモア指向性地雷を大量に設置して爆破するというもの。爆破後はTSRのOPをボン太くんで再現したカットが入る…のだがなぜかファルケの位置にいるのが後述の「ハリセンを持つ個体」。また、ずっこける個体ハリセンを持つ個体バズーカを二丁持ちする個体対物ライフルを持つ個体がいるが、中の人などいないとすればこれらの個体は「量産型ボン太くんシステム」による「個性付け」がなされていると思われるのだが…
ボン太くん突貫
Vで追加された必殺攻撃。シークレットシナリオ「想いの形」を通過した場合のみ追加される。
ヘリコプターからパラシュート降下→伏せていたところから現れてバズーカ→一回転してからのショットガン→アサルトライフル→量産型ボン太くん部隊の一斉攻撃→ハンドガンを両手に突貫→敵機爆散→(トドメ演出で爆炎から出てくるボン太くん)…と、前述の一斉攻撃を上回るツッコミどころ満載のアクション。

特殊能力

銃装備
携帯機ではマシンガンによる撃ち落としを発動する。ただ射撃系の実弾兵器しか防げないので、回避前提の機体であるボン太くんの場合はあまりお世話にはならないだろう。

移動タイプ

サイズ

SS

カスタムボーナス

全ての武器に『気力低下』を付加する。
第3次Z時獄篇から採用。簡単にいえば、ダメージを与えさえすれば気力が5減る。但しこちらは精神耐性対精神攻撃オールキャンセラーには通じないため、それらを所持する相手にはエースボーナスしか効力を発揮しない。

パイロットステータス設定の傾向

実際に中に入っているのが宗介なので、基本的に彼のパイロット能力がそのまま反映される。ただしWでは精神コマンドが換わる他、斬り払い技能がなくなり撃ち落とし発生率が上昇する。また、後述のスポット参戦版ではさらに援護攻撃援護防御が+L1される。

精神コマンド

Jおよび第3次Zでは宗介のものがそのまま使われる。

W
脱力集中必中かく乱
覚える順とレベルはAS時の宗介とリンクしており、集中と必中以外がすべて差し換わる。魂は熱血との差し替えなので、レベル次第では宗介が魂取得前でも使用できる(第2部序盤のスポット参戦時には実感しやすいか)。ひらめきがなくなるので、運動性をかなり徹底して上げておかないと厳しい。
脱力やかく乱はともかく、愛まで持っているのは「それが、愛でしょう」という事なのだろうか。
第1部中盤スポット参戦時
不屈気合闘志鉄壁脱力勇気
なぜか全く違うラインナップになり、すべて初期取得になる。一番のツッコミどころは本作では勇者ロボ軍団の専売特許のはずの勇気か(よほどレベル上げするかスキルパーツで補強しないとSPが足らず使えないが)。ちなみに一緒に出てくる量産型ボン太くんの方も同様。

エースボーナス

戦闘した相手の気力-5
第3次Zでのボーナス。カスタムボーナスの方も合わせて精神耐性を持たない敵相手に脱力一回分の効果を与えることになる。宗介に援護攻撃を覚えさせておけば、ガドライトやアンチスパイラルなどの面倒な相手の気力を思い切り下げられる。バサラの歌の後でロジャーを援護させればベスト。

パイロット&機体BGM

「特攻野郎?」
ボン太くんのデフォルトBGM。『ふもっふ』での次回予告に使われていた。
タイトルと曲調からして間違いなく元ネタは痛快アクションドラマ『特攻野郎Aチーム』のテーマ曲だろう。

対決

スーパーロボット大戦J』でのボス戦

スーパーロボット大戦J』では条件を満たすと入手でき、後半から使用可能となる。その後、ボスクラスの敵と戦わせると面白い戦闘前会話を見る事ができる。同作ではボン太くんと相対した敵は、現実的な対応をとったり、呆れたり「ふざけているのか」と怒ってしまう人が多い。また、アル=ヴァン以外のフューリーの面々とはそれぞれ二回以上会話が用意されている。

vsテッカマンエビル(第34話)
ボン太くん「ふもふもふもっ!」
エビル「何を言ってるかわからんが、いくぞ!」
vs連合兵(第37話B)
ボン太くん「ふもふもふも。ふももももももふもっ!」
連合兵「な、なんでこんなところに、ボ、ボン太くんが!?」
vsアル=ヴァン・ランクス(第38話)
ボン太くん「ふもふもふもっ!」
アル=ヴァン「そんなもので、こちらが油断すると思うか! 全力で行かせてもらう!」
vsプリンス・ハイネル(第40話)
ボン太くん「ふもふもふもっ!」
ハイネル「ええい、余を愚弄するつもりか!?」
vsジュア=ム・ダルービ一戦目(第43話)
ボン太くん「ふもふもふも!」
ジュア=ム「ふん、着ぐるみ風情が! 消し飛びなっ!」
vsテッカマンオメガ(第45話A)
ボン太くん「ふもふもふもふも! ふもっふ!」
オメガ「そのちっぽけな貴様の力など、通用せぬことをわからせてやるわ!」
vsフー=ルー・ムールー一戦目(第46話)
フー=ルー「あら、可愛い子ね。でも、一生懸命戦わないと死ぬわよ!」
ボン太くん「ふもふもふもふもももっ!」
vsラウ・ル・クルーゼ(第47話A)
ボン太くん「ふもふもふもふもっ! ふもっふ!」
クルーゼ「そんな気ぐるみで、この私に勝つつもりかね…。まったく、ラウ・ル・クルーゼも舐められたものだな!」
vsオルガ・サブナック(第47話A)
ボン太くん「ふもふもふもふもっ! ふもっふ!」
オルガ「けっ! 俺もバカにされたもんだぜ! こんな着ぐるみが相手とはな!」
vsバロン・マクシミリアン(第48話B)
ボン太くん「ふもふもふも…ふもっふぅーっ!!」
バロン「誰にもオルファンを止めることはできない。たとえぬいぐるみでもな!」
vsジュア=ム・ダルービ二戦目(第50話)
ボン太くん「ふもっふ! ふもふもふもふも!」
ジュア=ム「着ぐるみ風情が! 調子にのってんじゃねぇ!」
vsグ=ランドン・ゴーツ一戦目(第50話)
グ=ランドン「どうした、その着ぐるみでは限界かっ! ラムダ・ドライバの力が無ければただのゴミよ!」
ボン太くん「ふもふもふもふもふもふもっ! ふもももも~っ!」
vsジュア=ム・ダルービ三戦目(第51話)
ボン太くん「ふもふもふもっ!」
ジュア=ム「貴様、この俺を愚弄する気かっ!?」
vsフー=ルー・ムールー二戦目(第51話)
ボン太くん「ふもももっ! ふもっふ!」
フー=ルー「あなた、かわいいわね! …でもここで消し飛ばしてあげるわ!」
vsグ=ランドン・ゴーツ二戦目前半(最終話)
ボン太くん「ふもふもふもっ! ふもっふ!」
グ=ランドン「貴様、まともにしゃべれんようだな! ここで葬りさってやるわ!」
vsグ=ランドン・ゴーツ二戦目後半(最終話)
マオ「わかってるわね、ウルズ7!」
ボン太くん「ふもふもふもふもっふ! ふもふも!」
マオ「『肯定だ、これより目標を各個撃破する。死角に廻られたら、その時は頼む』ですって!?」
クルツ「心配するなよ、お前一人で戦ってるんじゃねえぜ!」
ボン太くん「ふもふもふも! ふもっふふもっふ!」
クルツ「『ああ、そうだな。背中を気にせずいられるのは有り難い。では行くぞ』だって!? まったく…お前、最後の最後までボン太くんかよ…」
グ=ランドン「訳のわからん奴らめ! おのれらが束になったところでぇえええぇえ!」

スーパーロボット大戦W』でのボス戦

スーパーロボット大戦W』では基本的にスポット参戦だが、『スーパーロボット大戦J』と同様に条件を満たすと入手でき、終盤から使用可能。以降、ボスクラスの敵と戦わせると、Jと同じく愉快な戦闘前会話を見る事ができるのだが、会話の回数はJより減っているものの、その内容の愉快さは大きくパワーアップしている。同作でボン太くんと相対した敵の反応は、ムキになってしまうか、不覚にも心癒されて萌えてしまうの二パターンに分かれている傾向が強い。また、テッカマンオメガクルーゼの反応がJの時の反応と全く異なっているのも面白い。

vsあしゅら男爵(第12話)
あしゅら「おのれ、ゾンタくんめえ!!」
鉄仮面「あれはボン太くんです、あしゅら様」
vs白鳥九十九(第32話2周目)
ボン太くん「ふも、もふ、ふもふ、ふも」
九十九「男らしくないぞ! いつまで言い訳をしている! いくぞ、ケダモノ! その根性から叩き直してくれよう!」
vsギムレット(第32話)
ギムレット「いけませんねぇ。その…」
ボン太くん「ふも! ふもふ、もふ!」
ギムレット「色々と言いたい事がありますがその愛らしさは罪です!」
vsダイ・バザール大帝王(第48話)
ボン太くん「ふも! ふもふ、もふ! ふもっふ!」
帝王「ぬう…! こやつ、このワシを黙らせるとは中々の論客!」
マオ(本当にわかってるの、大帝王…?)
vsテッカマンソードラダム第50話)
ボン太くん「ふも! ふもふ、もふ! ふもっふ!」
ソ-ド「そ、そんなものにだまされはしないぞ! 私の愛はオメガ様だけのものだ!」
vsテッカマンオメガ(ラダム第51話)
ボン太くん「ふもっふもふ、ふもふ!」
オメガ「ぬう! これも地球製のテックシステムかあああああああ!」
vsゾア(第53話)
ボン太くん「ふも、ふもふ、ふもっふ!」
ゾア「テックシステム…! いや、地球のソリッドアーマーか!?」
ゾア「ぬう…! なぜだ!? こやつを見ているとワシの中の戦意が衰えていく!」
vsソール11遊星主ピア・デケム・ピットorピーク(第53話)
ボン太くん「ふも、ふもっふ、もふ、ふも!」
ピルナス「あら…どうしたの、ボク? イケない遊びがお好み?」
アベル「油断してはいけません、ピルナス」
アベル「敢えて、このような奇妙な機体を出撃させるとは、何らかの意図があると思われます」
ピルナス「そう? 単なるシュミの問題だと思うけど…」
ボン太くん「ふもっふ!」
vsラウ・ル・クルーゼ(第54話)
ボン太くん「ふも、もふ、ふもふ、ふもっふ!」
クルーゼ「………」
ボン太くん「ふもふ! ふも、ふもっふ!」
クルーゼ(くっ…あの機体を見ていると私の中の闇が薄れていく…!)
vsインファレンススキエンティア)(最終話1周目)
ボン太くん「ふもふ、ふも、ふもっふ!」
インファレンス「ふむ…」
ボン太くん「もふ、ふもふも、ふも!」
インファレンス「君の主張は理解した。だけど、それは認められない」
インファレンス「そして、君の愛らしさはある意味、非常に危険な存在だ。記録終了後、完全に消去する…!」
vsインファレンスサピエンティア)(最終話1周目)
ボン太くん「ふも、もふ、ふもっふ、ふもふ!」
インファレンス「いったいてめえは何者なんだよ! まずはそれを教えろ!!」
ボン太くん「ふもふ、ふも、ふもっふ!!」
インファレンス「何がゴミ係だ!! わけのわかんねえ事、言ってんじゃねええええええっ!!」
vsインファレンス(最終話2周目)
ボン太くん「ふもふ、ふも、ふもっふ!」
インファレンス「ぬう…!?」
ボン太くん「もふ、ふもふも、ふも!」
インファレンス「てめえの言いたい事はわかった! だがよ! それを認めるわけにはいかねえぜ!!」
インファレンス「それにてめえのその…何というか…いわゆる…あれだ…」
インファレンス「とにかく、てめえは危険だ! 記録が終了したら、完全に消去してやるぜ!!」
vsクリティック(最終話2周目)
ボン太くん「ふも、もふ、ふもっふ、ふもふ!」
クリティック「な、何っ!?」
ボン太くん「ふもふ、ふも、ふもっふ!!」
クリティック「馬鹿な…! お前はこの私をゴミだと言うのか!?」

第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇』でのボス戦

1ステージ限定だが、今作では原作の敵の一人と戦える。入手できれば、いつも通りボスクラスの敵を癒す、または困惑させることができるが、今回の敵は反応が極端。フロンタルに至っては大真面目に会話している(かなりメタな反応とも取れるが)。また、ビッグヴィヌスと戦うと彼女の顔グラフィックが…。ハマーンのみ一方的にブチギレるので惑わされていないように見えるが、「お前もシャアと同じだ!」「そうやって私を惑わせて楽しいか!」と言っているのでむしろ癒されかけてしまってブチギレた模様。そのため癒されること無く、言葉が分からない点のみを普通に気にするファイアバグの面々と、フィーリングで完全な意思疎通をやってのけた上に平常運転なベック、(再戦時に癒されたが)初戦時は終始おちょくり倒していたガドライトの反応が際立って目立つ

vsFB隊員
ボン太くん「ふも! ふももも、もっふる!」
FB隊員「わかるか!?」
FB隊員「わからん!」
vsボス
ボン太くん「ふも! ふもふ、もふ! ふっもふ~!」
ボス「うるせえ! 俺だって好きでやってんじゃねえんだよ!」
ボン太くん「ふもも、もふふ! ふも!」
クロス「根性の据わった野郎だぜ」
ジャンゴ「どうやら只者じゃねえようだ」
先生「………」
安「お…先生も殺る気になってんな!」
お菊「恨みなさんな、ネコちゃん。 これも渡世の義理ってやつだよ」
ボス「うおおっ! ヤケクソだ! いっくぞぉぉぉっ!!」
ボン太くん「ふもっふ!!」
vsカン・ユー(第42話)
ボン太くん「ふももふ、もふ!」
カン・ユー「!」
ボン太くん「ふもふ、ふもふ、もふもふ!」
カン・ユー(何だ、この今までに感じた事のない感覚は…)
カン・ユー(これは…ときめきなのか…)
vsジェイソン・ベック(第42話)
ベック「見つけたぜ、レアキャラ! とっ捕まえて、剥製にしてやるぜ!」
ボン太くん「ふも!」
ベック「ハッハッハ! 怒ったか! その憎まれ口も可愛いもんだぜ!」
ボン太くん「ふもっふ!」
ベック「んだと、このヤロー! 天才ベック様になんて言い草だ!」
ダヴ「アニキ…あのクマと話が通じるのか…?」
Tボーン「信じられないけど、そうみたい…」
ベック「こういうのはフィーリングよ! 行くぜ、ボン太くん!!」
ボン太くん「ふももももーっ!」
vsゲイツ(第42話)
ゲイツ「うおおお! 可愛い! 可愛いぞ、ボン太くん!」
ボン太くん「ふも!?」
ゲイツ「今すぐ血祭りにあげて、その皮をはいでぺろぺろしてやるぞ!」
ボン太くん「ふっもふー!!」
vs勇者ガラダブラ(第45話)
ボン太くん「ふも!」
ガラダブラ「こやつ!?」
ボン太くん「ふもも!?」
ガラダブラ「わかる…わかるぞ! こやつこそが人類の文明の究極の形か!」
ガラダブラ「さあ来い! 勇者ガラダブラがお前の相手をしてくれる!」
ボン太くん「ふもふ! ふもっふーっ!!」
vsハマーン・カーンメリダ島第46話)
ボン太くん「ふもふも、ふもも!」
ハマーン「貴様もシャアと同じだ!」
ボン太くん「ふも!?」
ハマーン「そうやって私を惑わせて楽しいか! この動物め、恥を知れ!」
ボン太くん「ふ、ふもも、ふもーっ!」
vsロニ・ガーベイ(暴走イベント後)
ボン太くん「ふも…」
ボン太くん「ふもも! ふもっふ!」
ロニ(何だ、この感覚は…。私の中の怒りや憎しみが薄れていく…)
ロニ(だが、私は…! もう戻れないんだ!)
vsガドライト・メオンサム(第49話)
ボン太くん「ふも、ふも、ふもも!」
ガドライト「こいつは驚いた! イカしてるな、おい!?」
「お前さんみたいな連中ばかりだったら、世の中、楽しくて仕方ないだろうな」
ボン太くん「ふもーっ!」
ガドライト「ハハハ、お前さんもハニーと同じだ! 怒った顔がまたキュートだな!」
vsイズモ・カムロギ
ボン太くん「ふもも! ふも、ふもふもふーっ!」
イズモ(何故だ…。あの動物を見ていると心が穏やかになっていく…)
イズモ(あの過ぎ去りし日…。アリシアと過ごしたヴェーガでの日々が思い出される…)
ボン太くん「ふもふも、ふもも! ふも、ふも、ふもっふ!」
イズモ(…感傷だな。だが、一瞬でもあの安らかな日を思い出させてくれたお前に感謝するぞ!)
vsグーラ・キング・Jr.
ボン太くん「ふもも、ふも! ふもっふ!」
グーラ「!」
ボン太くん「ふもふ! ふももふ、ふもっふ!」
グーラ(何だ、この感覚…)
グーラ(僕は…あの動物を触ってみたい…)
vs宇宙魔王
ボン太くん「ふももふ、ふももふ! ふもふもふ!」
宇宙魔王「ふ、深い!」
ボン太くん「ふもふも、ふもふも! ふもふももも!」
宇宙魔王「ワシのブラックホールより深い!」
ボン太くん「ふもっふーっ!!」
vsエンジェル
ボン太くん「ふもも! ふもふも!」
エンジェル「………」
ボン太くん「ふもふ、ふもも! ふもふも!」
エンジェル「………」
ボン太くん「ふもも! ふもっふ!」
エンジェル「…かわ…いい…」
vsトワノ・ミカゲ
ボン太くん「ふももーっ!」
ミカゲ「や、やめろ! その濡れたつぶらな瞳で私を見るな!」
ボン太くん「ふも?」
ミカゲ「ああ…! 私の中の怒りが、憎しみが…! 2万4000年の闇が溶けていく…!」
ミカゲ「ならば、愛しきケダモノよ! 私の愛を君に注ごう!」
ボン太くん「ふ、ふもっふーっ!!」
vsハーデス神
ボン太くん「ふもも、ふも! ふもふも!」
ハーデス「ば、馬鹿な! お前が相手にしているのは、冥府の王ハーデスなのだぞ!」
ボン太くん「ふもふ、ふもふ! ふもも、ふっふも!」
ハーデス「し、信じられん! これが人間がたどり着いたシンカの形か!」
ハーデス「ならば、我が力の全てで相手をする! 神が人に…いや動物に負けるなどあってはならないのだ!」
ボン太くん「ふーも! ふもっふ!!」
vsシャア・アズナブル
ボン太くん「ふもふも、ふもふ! ふも、ふもふ!」
シャア「わかる…! 私にもわかるぞ、ララァ!」
シャア「君も言っていた…! 可愛らしいものが嫌いな人などいない!」
ボン太くん「ふ、ふも?」
シャア「だからこそ、私はあれを…! あの動物を撃たなくてはならないのだ!」
ボン太くん「ふも! ふもっふ!!」
vsフル・フロンタル
ボン太くん「ふももふ! ふもふも!」
フロンタル「仮面の私と着ぐるみの君…。まさか、こんな形で巡り会うとはな」
ボン太くん「ふも! ふもふふ、ふももふも!」
フロンタル「なるほど…。いわゆる中の人…つまり、意思がある自分は私と違うと言いたいか…」
ボン太くん「ふも!」
フロンタル「だが君は、誰かに望まれたから、そんなもので出撃している…。つまり、スペースノイドの願いを集めた私と同じだよ」
ボン太くん「ふもも、ふも! ふもっふ!」
フロンタル「いいだろう! 私を否定するのなら、君の意志というものを見せてもらおう!」
vsガドライト・メオンサム(第58話)
ボン太くん「ふもっふ!」
ガドライト「来るな! 来るんじゃねぇよ、クマネズミ!」
ボン太くん「ふもっふ!」
ガドライト「ブタネコ! お前が来ると俺の中のバランスが崩れるんだよ!」
ボン太くん「ふもっふ!」
ガドライト「まさか、お前もスフィア・リアクターで俺の戦う心を萎えさせているのかよ!」
ボン太くん「ふもっふ!」
ガドライト「くそっ! くそぉぉぉっ!! 降参だ、認めてやる!」
ガドライト「可愛いじゃねえかよ、この野郎っ!!」
vsアンチスパイラル
ボン太くん「ふもふ、ふも!」
アンチスパイラル「!」
アンチスパイラル(馬鹿な…! この感覚…とうに捨て去ったはずのものが私の中からわきあがってくる!)
アンチスパイラル(何故だ!? 同胞も、母星も、未来も捨ててきた私に! 何故だ!?)
ボン太くん「ふももももーっ!!」
アンチスパイラル(認めるしかないのか! これが人間の可能性だと!)
ボン太くん「ふもっふ!」
アンチスパイラル「この愛らしさが宇宙を救うのか!」

第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇』でのボス戦

vs聖アドヴェント
ボン太くん「ふもふ、ふももも、ふも!」
聖アドヴェント「そうだよ、ボン太くん。私が神だ」
ボン太くん「ふもふも、ふもっふ、ふもふもも!」
聖アドヴェント「いくら私でも、それを許すわけにはいかない」
ボン太くん「ふも!ふももも!」
聖アドヴェント「いいだろう、ボン太くん。君と宇宙の命運を懸けて戦おう!」
ボン太くん「ふももふ、ふもっふ~!!」

関連機体

量産型ボン太くん
ボン太くんの量産型。宗介が知り合いの武器商人と共に開発した。
ボン太くんマークII
ぽに男事件の時に宗介が使用した「ボン太くん試作型」の前身機に当たる形態。この時点では各種センサー、デジタル通信機、HMDを搭載し装甲を超アラミド繊維に交換しただけのシロモノであったが地元の警視庁泉川署交通課婦警との初実戦時に重くて疲れると言う問題が発覚。おまけに後ろが見えない上に重いので振り向くのも一苦労、という宗介も「使えない」と匙を投げた実用性ゼロの失敗作だが、本形態の時点ではボイスチェンジャーが不要だったため、その点だけはボン太くん試作型や量産型ボン太くんよりも優れている(ただし、ボイスチェンジャーが誤動作するようになった理由はマークII使用時の戦闘でスタンショックを受けてしまったためである)。

余談

  • 名前の元ネタは児童向け工作番組『できるかな』のマスコットキャラクター「ゴン太くん」。
  • ボン太くんを宗介が着ると右頬に十字傷が付き、眉が着く設定はかなり広く知られているようである。
  • 同じ角川書店が原作を出版していて、京都アニメーションがアニメを制作している『らき☆すた』にも度々『ふもっふ』のマスコットとして出ている。
  • 同じ原作者の別作品『甘城ブリリアントパーク』にボン太くんそっくりの妖精「モッフル」が登場するが、所謂スターシステム的な扱いであり両者に関連性はない。
    • ちなみに、デザインの流用においては『フルメタル・パニック!』原作小説で挿絵を担当していた四季童子氏からきちんと許可を得ているとのこと(『甘ブリ』のアニメ版にも四季童子氏の名前がクレジットされている)。さらに、こちらは前述の通り妖精なので本当の意味で中の人などいない
    • なお、『甘ブリ』第4巻(2014年6月発行)作中でモッフルは「スパロボをプレイしている」と発言している。この時、周囲が「スパロボってZ?」「自分も出演したい」と反応している事や小説の発行時期から推察すると、ボン太くんが参戦している第3次Z時獄篇の事だと思われる。ちなみにアニメでこれらの台詞の発言者およびモッフルを演じたのは川澄綾子氏、白石涼子氏、野中藍氏であり、中の人的には全員スパロボ出演済みだったりする。

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