ダイアナンA
ダイアナンA | |
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登場作品 | |
初登場SRW | スーパーロボット大戦 |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
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分類 | サポート用ロボット |
全高 | 16 m |
胸囲 | 10 m |
重量 | 18 t |
走行速度 | 200 km/h |
ジャンプ力 | 15 m |
握力 | 120 t |
装甲材質 | 超合金Z |
開発者 | 弓弦之助 |
所属 | 光子力研究所 |
主なパイロット | 弓さやか |
概要
マジンガーZ (TV)
アフロダイAの後継機である女性型サポート用ロボット。
終盤の第76話から運用されアフロダイA同様マジンガーZをサポートするが、第75話から変更されたED映像にて本編に先駆ける形で初登場を果たしている。
操縦ユニットである特殊バイク「スカーレットモビル」が頭部にドッキングすることで起動する。アフロダイAと違い当初から戦闘用[1]として開発されているため戦闘力は強化されているものの、妖機械獣へと移行しつつあった敵の主力兵器には苦戦を強いられていた。 またゲーム中はわかりにくいが、スカーレットモビルは上部が開放された頭部に文字通り固定されているだけであり、パイロットがむき出しそのものなので、ある意味ボスボロット以上に危険な操縦席といえる[2]。
前任機と同様に幾度と無く破壊されながらも最後までDr.ヘル一派との激戦を繰り広げ、サポートロボットとしての重責を全うした。
続編『グレートマジンガー』、及び番外編的劇場版『決戦!大海獣』でも健在振りを示していたが、『劇場版 マジンガーZ / INFINITY』では未登場[3]。
- スカーレットモビル
- 全長2m、全高1.2m。
- 本体と一体化した巨大なカウルが特徴の特殊バイクで、ドッキング後はそのままダイアナンAの操縦ユニットとなる。また、ダイアナンの武装であるスカーレットビームはバイク単体時でも使用可能。
- 操縦感覚は一般的なバイクとあまり変わらないのか、強奪した暴走族も普通に乗りこなしていた。さやかも普段の「足」として日常的に利用している。
漫画版
桜多吾作版ではジェットパイルダー同様アフロダイAが破壊された際に備えあらかじめ用意されていた。初戦闘は諸事情により兜甲児がパイロットとなり兜シローが操縦するマジンガーZとの連携で妖機械獣を倒した。
しかし、それ以降の活躍は無く、最終決戦で装填したミサイルを攻撃され破壊されてしまう。そのため、同氏版の『グレートマジンガー』の終盤と『グレンダイザー』の後半には弓さやかは登場するも本機は出てこない。
ジャンプ連載の永井豪版ではアフロダイAの後継機は弓さやかをモデルとしたビューナスAとなっている。ジャンプ版打ち切り後に始まった同氏のテレビマガジン版では、TV版同様アフロダイAが登場していたが、連載7回目の機械獣ナイドールV1(SRW未登場)戦で大破。その後の連載第9回目でダイアナンAが初登場となる。
ただ発売されたコミックスの多くがジャンプ版とテレビマガジン版の混成となっており、ダイアナンA初登場の回が収録されていない事も多い。そのためDr.ヘルとの最終決戦でビューナスAが地獄王ゴードンに破壊された後に戦闘獣が襲来。何の説明も無くこの機体で出撃している、といった説明不足な流れで登場をしているコミックスが存在する。余談だが、出撃したダイアナンAは戦闘獣ビラニアス(SRW未登場)が放ったピラニアに頭を残して食い尽くされた(しかも、人間の女性では乳房や股間にあたる部分をモロに齧られるところから場面が始まるという、一種のエログロ描写付きである)。 その後は修理をされたようで、同氏のテレビマガジン版グレートマジンガーでもTV版同様、ミケーネ帝国との最終決戦にて戦線に復帰している。
OVA版・小説版
OVA版には登場せず、代わりにビューナスAがダイアナンの立ち位置を担う。
団龍彦氏による小説作品『スーパーロボット大戦』(ゲームとは無関係のTV版マジンガーシリーズおよびゲッターロボシリーズの後日談的小説)ではスクランダーが追加されているのだが…登場するかどうかは果てしなく微妙なところ。
この他、『マジンガーエンジェル』版では牧葉ひかる機として登場している。
登場作品と操縦者
マジンガー系の修理ユニットの一機。主にアフロダイAの後継機として登場する。同じマジンガー系の修理ユニットで飛行可能なビューナスAと多くの作品で共演しているため、性能が被りがちで飛べない本機はどうしても見劣りしてしまうのが悲しい。
なお、概要にあるとおり気密性もなにもない操縦席だが、宇宙の適応が極端に低いという扱いは基本的に受けていない。さらに水中適応も同じく極端に低いことはほとんどない。宇宙以上にどうやって水中に適応しているのか謎だが…(作品によっては宇宙適応に突っ込みが入ることはあるが、水中適応について触れられたことは無い)。
旧シリーズ
- 第3次スーパーロボット大戦
- アフロダイAの後継機として中盤に登場。本機に限った話ではないが、本作では後継機への改造が引き継がれない。
- 本作に登場する修理ユニットの中では最も高い耐久力を持つが、空を飛べない・移動力が低いという理由により次第に出撃枠から外れていくだろう。マジンガーチームの2回行動が遅い事もネックとなる。終盤まで運用を考えるなら比較的2回行動可能レベルが早く補給を覚えるひかるが候補か。
- スーパーロボット大戦EX
- マサキの章で序盤から登場。戦力としては勿論、修理ユニットとしても今一つ…というか、そもそも『EX』は元より難易度が低く、その中でもマサキの章はマップ兵器持ちが多く特に簡単なので、修理ユニットが活躍する機会そのものがあまりない。とは言え、本作のマジンガー系はパイロット数に対して機体が足りていないので、マジンガーチームを活躍させたいなら使用機会はあるかもしれない。
- 本作から某美少女戦士に似た立ち姿に変更され、しばらくはこの格好で登場するように。
- 第4次スーパーロボット大戦
- アフロダイから機体改造を引き継ぐ。本作からビューナスAにも修理装置が搭載されるようになったため、「マジンガー系」の中でも修理ユニットとしては今一つ感が強くなってしまった。とはいえ、初登場シナリオ「空飛ぶマジンガーZ」では味方が少数しかいない上に経験値泥棒も登場するため、本機も活躍させなければ色々と泣きを見る。
- 第4次スーパーロボット大戦S
- SFC版より装甲が60、ミサイルの攻撃力が100、スカーレットビームの攻撃力が200上昇している。これにより「空飛ぶマジンガーZ」で活躍させやすくなった、かもしれない。
- スーパーロボット大戦F
- 中盤にアフロダイAと入れ替わりで入手する。あまり使い勝手が良いとは言えないが、やることは引き続き修理係。
- スーパーロボット大戦F完結編
- 本作ではより高性能で飛行も可能なビューナスAが登場する上、そもそもそのビューナスAですら殆ど使われないので完全に立つ瀬がない。戦艦の格納庫に死蔵される運命だろう。
- スーパーロボット大戦コンプリートボックス
- 3作全てに登場。『第2次』のFC版は途中でアフロダイAがさやか共々永久離脱していたが、CB版では本機に乗って復帰する。
- 『第3次』は良くも悪くもSFC版と同じ立ち位置。メタス・ブルーガーの方が修理ユニットとして優秀な上、マジンガーチームの2回行動可能LvがSFC版から更に遅くなってしまったので、最後まで使い続ける理由に乏しい。
- 一方で『EX』は一味違う。SFC版はその難易度の低さから修理ユニットが活躍する機会が少なかったが、こちらは『CB版第3次』ほどではないにせよかなり難しいゲームバランスのため、普通に修理ユニットとして活躍する。最前線でも敵に狙われずに修理ができるよう、HPと装甲の改造は真っ先に行おう。マサキの章は飛行可能なユニットが多いため、ザムジードを撃墜してミノフスキークラフトを入手したなら是非装備したい。
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- 中盤にアフロダイAから乗り換える。修理係という役割は変わらないが、本作では高めの装甲にパーツスロットが4つとなっているため、装甲10000という自軍最高値をたたき出すことが可能となっている(装甲のフル改造ボーナス&超合金ニューZx4&鉄壁)。
- また、ついにボスの口から「(ボロットの気密性は)ダイアナンAよりマシ」と言われてしまう。
- スーパーロボット大戦α外伝
- 現代での参入もそこまで早くはなく、未来では最後の合流組となっているため活躍の機会は少ない。
- 第2次スーパーロボット大戦α
- 本作の修理装置の効果から小隊員として重宝するが、飛行不可なので扱いづらさもある。飛行可でP属性全体攻撃を持つビューナス、制限も厳しいが高威力のダイナミックスペシャル持ちのボロットと比べると戦闘力ではセールスポイントに乏しく、カイザー加入後もマジンガーZを使いたい場合本機の出番が犠牲になりがち。
- 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
- 基本的には『第2次α』と変わらず。本作は全体攻撃を持つ大型の敵が多いため、サイズ差で意外と大きなダメージをもらいやすいので注意したい。
Zシリーズ
- スーパーロボット大戦Z
- 地上を移動する際の制約が緩和されているので、マジンガーZと運用する際のリスクが少なくなった。しかしミサイルすら格闘武器扱いになってしまい、格闘が駄目なさやかとの相性が悲惨な事に。まぁ、修理屋に徹するなら問題ないのだが、何分、スペイザーも余ってるので…。
COMPACTシリーズ
- スーパーロボット大戦IMPACT
- リメイクに際し登場。アフロダイAと違い格闘が空に届く。秘かに移動力・攻撃力・回避力がビューナスAより高いが、果たしてまともに戦わせる人がいるかどうか。陸Sなので最序盤ならスピードクリアを目指すために使うのもあり。改造段階が最高の15と非常に高く、最強武器が格闘でギリギリ4000に届かない程度にまで攻撃力が上昇し、燃費がすこぶる良い。ただ修理・補給ユニットが狙われやすい第3部以降で反撃戦法で使うには射程と硬さが足りずやっぱり厳しい。しかも性能の割に何故か修理費が地味に高い。
携帯機シリーズ
『K』以外ではビューナスAとの合体攻撃・デュアルミサイルが実装されている。
- スーパーロボット大戦A(A PORTABLE)
- 序盤から参戦。初めて合体攻撃が実装されたが、ビューナスの参戦と使用レベルの関係で中盤までお預け。
- スーパーロボット大戦R
- 基本的にはAとあまり変わらない。引き続き合体攻撃がある。
- スーパーロボット大戦D
- スーパーロボット大戦K
- とうとう地形適応が宇宙Bになってしまった。合体攻撃も無いので活躍は難しい。
単独作品
- スーパーロボット大戦
- 初登場作品。マジンガーチームを選べば、最初から使用可能。別チームを選択すると、第1話のボスであるガラダK7の脇をアフロダイAと共に固めている。アフロダイAと同じく光子力ミサイルを装備できるため、敵の削りぐらいなら活躍出来る。またスタート時から使えるスカーレットビームの空適応がAと高く、対空戦に弱いアフロダイAよりは使える性能となっている。
- スーパーロボット大戦リンクバトラー
- スーパーロボット大戦64
- スーパーロボット大戦MX
- 修理装置と補給装置の両方を所持している上に、移動力と運動性+Sサイズによる生存能力の高さで勝るTFOがあるため、修理装置しか無い上に打たれ弱い本機を選ぶメリットは少ない。TFOに勝てそうな要素が一切無いので、あんまりといえばあんまりな出番。
- スーパーロボット大戦NEO
- 原作終了後設定の為、最初から当機で参戦。顔つきがとても愛らしくデフォルメされている。強化パーツのスロットが6と多いので、アイテム係としても運用できる。
装備・機能
武装・必殺武器
- 格闘
- パンチやキックなど徒手空拳での格闘戦。アフロダイAと同じく華奢な外見通りにあまりパワーは無く、妖機械獣に通用しないことも多かった。『NEO』ではヒット&アウェイ特性付き。作品によってはオミットされることも。
武装
- ダイアナンミサイル(光子力ミサイル)
- 別名は引き続き「おっぱいミサイル」。アフロダイAより強化されているはずだが、作中ではそれを実感できるシーンは見られない。
- スカーレットビーム
- スカーレットモビルのライト部分から照射する光線。威力は低いが、ダブルマジンガーやビューナスAとの合体攻撃に加える事で破壊力が飛躍的に上昇する模様。
- ただし、SRWでダイアナンを交えた合体攻撃は再現された事が無い。
- SRWでは基本的にP属性短射程の接近戦用武器。移動後対空戦ができるようになった点がアフロダイと異なるが、やはり火力は控えめ。
- 『Z』では通常版がリング状のビームを、トライチャージ版の連射では原作89話で使ったような照射型のビームを連射する。
- オーロラ光線
- スカーレットモビルと合体する際の足場として、ダイアナンの後頭部(もしくは眉間)から照射される一種のトラクタービーム。
- 『グレートマジンガー』最終話では両目から照射して無敵要塞デモニカに攻撃を行っている。SRW未実装。
その他
合体攻撃
- デュアルミサイル
- ビューナスAとの合体攻撃。作中ではドラゴノザウルス戦で同時ミサイル攻撃を行っているがほとんど効果は無かった(これはミサイルがほぼ無効化されてしまう相手なので、相手が悪いとしか言えない)。
- SRWではEN制武器になる事が多い。『NEO』では「ダブルミサイル」表記。ビューナスと両手を繋ぎクルクル回るファンタジーな戦闘アニメは一見の価値アリ。
特殊能力
移動タイプ
- 陸
- 原作でも最後まで飛行させる試み自体行われていないので、サポートロボの飛行はビューナスまでお預けであった。
サイズ
- M
- 3(NEO)
カスタムボーナス
- 修理の回復量2倍
- 『A PORTABLE』で採用。
機体BGM
- 「マジンガーZ」
- 「空飛ぶマジンガーZ」
- 「ぼくらのマジンガーZ」
- 「Zのテーマ」
関連機体
- アフロダイA
- 弓さやかが以前搭乗していた機体。
- ビューナスA
- 『グレートマジンガー』最終回や劇場版『決戦!大海獣』では、ビューナスに牽引される事で飛行能力を得る。
- マジンガーZ
- パートナーロボット。後期EDではZに牽引される形で飛行する様が描かれている。
脚注
商品情報
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