ジェイベズ・グリムズは『超機人 龍虎王伝奇』の登場人物。
概要
大英帝国の男爵で戦争商人。また、後の「OGシリーズ」に登場したアーチボルドの先祖でもある。
女王陛下に忠誠を尽くし、(帝国主義時代の人間とはいえ)大英帝国のためならば他国の女性をいたぶり破壊と殺戮をもたらすことに何の痛痒も感じない悪の紳士。口先のみならず優れた剣術を持ち、示現流の使い手である隆馬の一太刀をいとも簡単に片手で受け止めており、ほぼ互角に剣を交えていた。
超機人を発掘するため自らの財団を動かし、超機人が眠る中国にやって来た。バラルの協力を得て、発掘した超機人・雀王機を特殊阿片で操って操縦者になった。しかし、念動力者ではなかったため、龍虎王との戦闘に敗れた際には肉体を真っ二つにされた上、魂力を吸収されて死亡した。
登場作品と役柄
関連作品
- 超機人 龍虎王伝奇
- 最初の強敵として登場。所々変人っぷりを見せるなど強烈なキャラクター。
- スーパーロボット大戦OGサーガ 龍虎王伝奇 後伝
- 時系列がOG2ndにあたる本作で再登場。
人間関係
- エドワード・グリムズ
- 孫。性格は真逆で男爵にふさわしい人物。
- アーチボルド・グリムズ
- 彼の子孫。エドワードやアリッサとまとめて財産を食い潰したと恨まれている。
- オットー
- 従者。雀武王に魂力を吸収された際には多少気にしていた。
- 稲郷隆馬
- 敵対関係。
- 文麗
- 隆馬と同様、敵対関係。
- 孫光龍
- 協力関係。…利用されていた感が強いが。
- クスハ・ミズハ
- 『後伝』では、現代における龍虎王の操者である彼女と対決していた。
名台詞
- 「見なさい…フフ…これが真の超機人の姿…女王陛下の騎士」
「雀武王なのです!!!」
- 隆馬と文麗が乗る龍王機と虎王機の攻撃を受けた際、真の力を取り戻した雀王機と武王機が合体して雀武王となった。
- 「フフ…ようやく解放されましたよ」
「そこにいるのでしょう? ジャパニーズ・サムライ! 剣を修めぬそらちのお嬢さんに歯がみしていませんか? ですが手加減はしません」
「500年前の借り…返させてもらいます!!」
- 『後伝』で再登場した時の台詞。魂が雀武王の中に宿ったまま眠っていたらしく、搭乗していた夏喃潤から操縦の主導権を奪って500年ぶりに龍虎王の前に姿を現した。
- 「ジャパニーズ・サムライ」は隆馬の事を指しており、彼の魂も龍王機に宿っていると思われる。
搭乗機体・関連機体
- 雀武王(雀王機)
- 操者となったというより無理矢理使った超機人。