ゲッターライガー

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概要

ゲッターロボG地上地中用形態。

ライガー号ポセイドン号ドラゴン号の順に合体することで、この形態になる。

ゲッター2同様スピードに重きをおいた機体で、分身機能(本作では「マッハスペシャル」と呼称)も踏襲している。更に原作では元々ある飛行能力とマッハスペシャルと併用すればゲッタードラゴンをも凌ぐスピードで空中移動が可能となる。右腕はゲッター2と違い普通のマニュピレーターだが、ドリルに変形させる事が出来る(世界最後の日仕様では変形しないで左腕からドリルが出る)。

メインパイロットはゲッター2に引き続いて神隼人であるが、『ゲッターロボG』の最終回においては隼人が行方不明の状態であった為、早乙女ミチルが搭乗した(Z没データを確認する所、ライガー専用の彼女のボイスも収録されているようだが、現時点ではSRW本編では使われていない)。

なお、本機体は初代も含めた6形態の中で唯一、劇場版に登場した事が無い(OPや宣材用の描き下ろしカットにすら、その姿を見せていない)。原作アニメでもゲッター2と比べて活躍が少なく、百鬼ロボットに止めを決めるシーンがなかなか無かったりするなど、やや扱いが不遇気味である。

登場作品と操縦者

ゲームとしての兼ね合いからゲッター三形態は地形適応が分かれているため、原作のように飛行できず、対空能力も低い。

武器の攻撃力や装甲では他形態に譲るが、分身(マッハスペシャル、オープンゲット)によって回避力が高く、雑魚掃討に力を発揮する。

但し空の敵は武器の地形適応が低いため苦手な傾向がある。汎用性を求めるなら、強化パーツなどでの補強が必須。

旧シリーズ

第2次スーパーロボット大戦
ゲッター2よりはだいぶ戦闘力が上がっており、それなりに戦えるようになった。ミサイルの対空能力は上がっているが、やはり空中戦はドラゴンに任せるべき。
第2次スーパーロボット大戦G
シナリオ「脅威!究極ロボヴァルシオン」クリア後に参戦。バグでドラゴンの改造が反映されない。
第3次スーパーロボット大戦
3人の内最も2回行動が早く、陸戦では最強クラスの戦闘力を誇る。
そのためルート次第では、ラストステージでゲッタードラゴンを差し置いてボスキラーを務める事も。同作のゲッター2が微妙な性能だった分後継機は強くしなければ……という事なのだろうか。チェーンアタックの攻撃力はマジンガーZのブレストファイヤーとは殆ど威力が変わらない上に、無制限に使える。
スーパーロボット大戦EX
リューネの章で使用可能。νガンダムらのような長射程の武器は持たないが、分身とそこそこの攻撃力があるチェーンアタックがあるので、特に雑魚掃討に力を発揮する。
第4次スーパーロボット大戦S
今回から真ゲッターロボが登場し、中継ぎの機体になった。
ゲッター2のドリルストームの改造は本機には引き継がれないが、真のドリルテンペストに引き継がれる。一方本機のライガーミサイルの改造は真には引き継がれない。
スーパーロボット大戦F
中盤でゲッター2から乗り換える。ゲッターの中では、サイズMが一番有効に働く機体。
スーパーロボット大戦F完結編
運動性至上主義の本作では、ライガーですらかわしきれない。中盤地上戦が続く為高めの移動力を生かして地中から安全にボスの懐に潜り込むのが主な運用法。

αシリーズ

スーパーロボット大戦α
本作でも運動性至上主義なので、使えない。
スーパーロボット大戦α外伝
ゲッター2が登場しないので最初から隼人の搭乗機。現代編で恐竜帝国の残存プラントを破壊したり、未来編でマウンテンサイクルの調査に一役買ったりとインターミッションでの印象が強い。素の回避には多少不安が残るが、集中底力で十分補うことが可能で、地形適応を改善させれば無消費射程4のチェーンアタックが非常に便利。また、今作ではイベント次第で強化版になり、最後まで使用出来る。強化版はチェーンアタックを継続して使えるのがメリット。
第2次スーパーロボット大戦α
全体攻撃がないのでやや使いにくい。さらに真・ゲッター入手と同時に武器が弱体化してしまうのが残念。だが、改造度は真・ゲッター2に引き継ぐのでしっかりしておきたい。小隊制との兼ね合いからか今回は地中に潜ることが不可能となっている。
第3次スーパーロボット大戦α
第2次αと違って、真ゲッター2への中継ぎとなる。

Zシリーズ

スーパーロボット大戦Z
本作では空中に浮いているだけで毎ターンENを消費するようになったので、EN節約のためにライガーの出番は増える。また、終盤になっても地上の敵が多いのでアダプター系を使わない場合は対地対空でドラゴンと使い分けるのもいいだろう。その場合運動性をいじってやると隼人の能力と分身でかなり避ける。今作から攻撃する地形によってアニメーションが異なっており、ドリルアームの演出は必見。
第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
世界最後の日設定で登場。

COMPACTシリーズ

スーパーロボット大戦COMPACT
スーパーロボット大戦COMPACT2第1部
後半に入手する。ステージ選択順で入手時期が変わる。
スーパーロボット大戦COMPACT2第3部
スーパーロボット大戦IMPACT
分身とオープンゲットがあるのでそれなりによける。ゲッター2と違い武器が空Aになったのも嬉しい所。だがライガーミサイルが4発しかないのが難点。ポセイドンも弾数が少ないので、ハヤトやベンケイの援護を活用するなら大型カートリッジをつけておくと便利。
スーパーロボット大戦COMPACT3
バグにより隼人をパイロット養成で極限まで強化できた場合、主力として大活躍できる。

Scramble Commanderシリーズ

スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd
このシリーズで変形可能になったので初参戦。ユニウスセブン地球投下事件で「オペレーションメテオブレイク」の最終手段として活躍した。
必殺技は「ドリルアーム」。対象の敵1体の装甲を5%下げる特殊効果アリ。

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦A
ゲッター2時代同様に、マッハスペシャルとオープンゲットで高い回避率を持つ。
数値上は確実に強化されているものの、移動後でも使える対空攻撃手段を失ってしまったため、宇宙戦はともかく陸戦での使い勝手は大きく低下してしまった。全武器が無消費or弾数制なので、他形態でENを使い果たした際はこの形態で当座を凌ぐ事になるだろう。
ゲッタードラゴンの1人乗り化と共に使用不能になる。
スーパーロボット大戦D
インベーダーの使う、量産型ゲッターロボGとしてのみ登場。本作ではザコユニットとして登場するためか、ゲッター2系列の機体にしては珍しく分身することが出来ない。

単独作品

スーパーロボット大戦
ゲッターチームを選ぶと自軍ユニットとして使用可能。ゲッター2より性能が高いが、武器の地形適応には違いがある。
スーパーロボット大戦64
スーパーロボット大戦MX
本作では最後までライガー。マッハスペシャルとオープンゲットのW分身によって避けまくるが、「拡散」属性の武器には分身が発動しない点には注意。

装備・機能

武装・必殺武器

武装

ライガーミサイル
左腕を展開して発射するミサイル。
連射される事が多く『Z』では牽制射撃も行っている。
ゲッター2からの乗り換えがある作品ではドリルパンチよりも攻撃力が低い事が殆どで、遠距離戦が弱体化してしまうことが多い。
チェーンアタック
左腕の傘状パーツをチェーン付きで発射する。『世界最後の日』版では「チェーンミサイル」名義の飛び道具。
旧シリーズではライガー最強の近接武器だった。近年では攻撃力を下げられた代わり、有射程P武器になっていることが多い。
ドリルアーム
右腕がドリルに変形する。漫画版などでは左腕が展開して中からドリルが現れる事も。ゲッター2に比べ、細身なのが特徴。最終回、ドリル単体を発射できることが判明した。
『Z』ではマッハスペシャルによる超スピードで連続攻撃を行ういわゆる乱舞技になっており、初めてダッシュが再現された。

必殺技

ゲッターチェンジアタック
各ゲッターに変形してのアタックフォーメーション。シリーズによりその使い勝手が変わる。

特殊能力

マッハスペシャル
ゲッタービジョンのゲッターG版。分身としての使用の他、ゲッターチェンジアタック時でも使う。
オープンゲット
分離して攻撃を回避し、即座に再合体する。
変形
ゲッタードラゴンゲッターポセイドンへ変形する。
分離
ゲットマシン(ドラゴン号ライガー号ポセイドン号)へ分離する。
EN回復

移動タイプ

地中
ゲッター2と同じく原作では飛行可能だが、ゲームでは陸専門。ドラゴンより移動力が高いが飛行しないので、どちらが歩を進められるかは地形に左右される。地中潜行は『αシリーズ』のような小隊制作品や『第2次G』など不可のことも。

サイズ

M

カスタムボーナス

第2次G
バイオセンサー(限界反応+15)
A PORTABLE
攻撃後に変形可能

対決・名場面

対魔王鬼
原作漫画版。苦戦するが、合体の妨害をすることで撃破。
対メカ輪魔鬼
原作アニメ版最終回。ハヤト(死亡したと思われていた)の仇討ちに、ミチルの操縦でライガーが合体。慣れない操縦に苦戦するもリョウのアドバイスをもとに奮闘、ドリルを飛ばすドリルパンチでフィニッシュ。
ドリルヘッドとミサイルという似たような武装を持つメカ輪魔鬼との空中戦だが、ミサイルでしか攻撃されていない。

関連機体

真ライガー
ゲッター2

商品情報