R-1
R-1 | |
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読み | アールワン |
外国語表記 | R-1 |
登場作品 | |
デザイン | カトキハジメ |
初登場SRW | 新スーパーロボット大戦 |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
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正式名称 | Real Personal Trooper Type-1 |
分類 |
パーソナルトルーパー(SRX計画)(Rシリーズ) 可変型近接格闘戦用PT(新) |
生産形態 | 試作機 |
型式番号 | R-1 |
全高 | 19.1 m |
重量 | 50.2 t |
動力 |
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装甲材質 | ゾル・オリハルコニウム |
基本OS | TC-OS |
補助MMI | T-LINKシステム |
合体形態 | SRX |
開発者 |
カーク・ハミル ロバート・H・オオミヤ |
製造 | マオ・インダストリー社 |
所属 | |
パイロット | リュウセイ・ダテ |
R-1は「バンプレストオリジナル」の登場メカ。
概要
地球連邦軍で開発された近距離・格闘戦用パーソナルトルーパー。「究極のロボットを開発する」というコンセプトのSRX計画の中で最も早く完成した機体である。前身はPTX-006ビルトラプターと、RTX-009ヒュッケバイン009。異星人の超技術・EOTが随所に採用された機体である。
飛行形態「R-ウイング」への変形機構を備え、高い機動性と汎用性を合わせ持った、Rシリーズでは最もバランスのとれた機体。戦場で敵に確実なダメージを与える為にビーム兵器は採用されておらず、ライフルや拳銃など実体弾兵器を使用する。…とはいえ後々実体弾を軽減するフェイズシフト装甲なんて物も出来てはしまったのだが、幸いにもそれらとは共に登場していない。
単体でも優れた能力を発揮するが、本来の役割は試作汎用戦闘一撃必殺型パーソナルトルーパー『SRX』を構成する機体となることである。R-2とR-3にプラスパーツを装着した、R-2パワードとR-3パワードと合体することでSRXとなる。合体時にはR-1は頭部となる。なお、R-1にはプラスパーツは存在しない。このあたりの事情については後述の「話題まとめ」の項を参照。
『T-LINKシステム』(念動力感知増幅装置)と呼ばれる特殊システムを搭載し、パイロットの念動力によって『念動フィールド』と呼ばれる特殊な力場を発生させる。このフィールドは防御障壁として使い機体を護ったり、エネルギーを利用して攻撃に転用することが可能である。このシステムゆえに本機は念動力者が搭乗しなければ、その性能を最大限に引き出すことはできない。また、パイロットや機体が危機に陥ると発動し、搭乗者の念動力を限界以上に引き出す『ウラヌス・システム』も搭載されている。しかしこのシステムはパイロットの脳に重度の負荷を強いるため、最悪の場合パイロットが廃人状態になる危険性すら孕んでいる。SRXに合体した後もウラヌス・システムは機能する。
R-1は単独でのポテンシャルの高さも評価され、同機を開発したマオ・インダストリー社は後に、本機をベースとした次期制式量産機とするための機体開発を開始。トライアル提出のための簡易量産型として、アルブレードが開発された。
パイロットのリュウセイ・ダテはスーパーロボットマニアであるため、本機がリアルロボットである事を知った時は落胆していた。しかし実際に搭乗してからは「自分の専用機」という事もあってか、凄まじい愛着を見せている。
登場作品と操縦者
基本的にはリュウセイ専用機である。ただし『リアルロボット戦線』では同作のオリジナル系パイロットが乗り換えることが可能。また『第2次OG』にてマイがリュウセイ不在の間R-1に乗り込んだ。また、一部作品に「モビルスーツとモビルファイターの特徴を兼ね備えるように設計されている為、強力な格闘戦用兵器を持つ」という設定もある。
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- 比較的長い間運用する事になる。性能は新スパロボとさほど変わらないが、ブーステッドライフルがMAP兵器になり最大射程が低下。後の念動破砕剣も必要気力・消費EN共に重いため、遠距離戦に弱くなってしまった。後半以降は分離状態や単騎で運用するには力不足となり、SRXへの合体が前提となる。
- イベントでウラヌスシステムが発動した際に直前にアストラナガンの放ったインフィニティシリンダーのダメージが修復する。
- スーパーロボット大戦α for Dreamcast
- T-LINKナックルに空適応が付いた。ルート追加で総話数が増えSRXへの合体回数制限がPS版より厳しくなったことへの対応としてか、サイバスターとの強力な合体攻撃アカシックブレイカーが追加された。これにより出撃枠の圧迫を抑えつつ高い攻撃力を発揮できるようになり、PS版に比べSRXの弱体化(それでも強力ではあるが)もあって合体への依存度合が低下している。
- スーパーロボット大戦α外伝
- リュウセイの口からR-2パワード共々解体処分されたことが語られる。未来世界で発掘されたレプリカ機についてはR-1改の項を参照されたし。
- 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
- 再び組み立てられSRXに合体し戦っていたが、帝国監察軍によって破壊されてしまった。
単独作品
- 新スーパーロボット大戦
- 初登場作品。地上編では参入が早く、宇宙編はほぼ中盤。設定通り汎用性の高い機体だが、リュウセイが集中やひらめきを覚えないため防御面の強化は必須。地上編中盤で幸運を覚えた頃に長射程のブーステッドライフルが追加されるため、ボス戦にも参加しやすくなる。宇宙編加入時はT-LINKナックルでゾロアットを叩き落してくれる。本作の地上編は海や都市といった陸ユニットでは移動困難なステージが多いためR-ウイングの飛行能力が重宝するが、この姿では合体できない。
- 新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク
- フリーバトルに登場。また、本作ではRシリーズの戦闘シーンをイメージした新規CGムービーも収録されている。
- スーパーロボット大戦DD
- 2020年12月開幕の第5回制圧戦「打てよ、鋼の拳」の報酬機体。攻撃&回避タイプ。今回は分離・合体がシステム上存在しないため、後に実装されたSRXとは機体改造段階を共有する乗り換えの関係となる。
- 初期実装の攻撃&回避タイプに比べれば高めの攻撃力と運動性を持つが、あと一歩物足りない歯がゆい性能。
- 『T-LINKナックル』は自ターンと敵ターンで効果が変わるため、敵を仕留めきれなかったり回避が不安定だったり注意が必要。
OGシリーズ
- スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION
- 乗り換えが豊富な本作でもリュウセイ専用機なのは変わらず。合体攻撃の「フォーメーションR」が追加されたため、SRX抜きでも主力としての運用は十分可能。合体攻撃の依存武器が燃費の良いT-LINKナックルなので、射程は短いがこれ一本でも戦いやすい。R-ウィングの移動力と運動性、リュウセイの回避能力により切り込み役としても重宝する。R-ウィングの武器構成がビルトラプター(FM)に近くなったことで、武器の数が増えて戦いやすくはなったが、逆に地形適応が各武器に分散してしまい改造はしにくくなった。ブーステッド・ライフルがマップ兵器から通常武器(換装武器)に変更されている。
- リュウセイ編では合体イベントでSRXとなり、以後も合体可能。一方キョウスケ編では合体イベント時しかSRXにならず、R-1単機での運用が前提となる。
- スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2
- 敵の命中も攻撃力も高い本作では、普段は合体するよりPT形態かR-ウィングの方が使いやすい。R-ウィングの武装が纏められ、改造しやすくなった。攻撃力は他の機体より劣るもののホーミングミサイルの改造費が安く射程も長いので反撃削りがしやすい。弾数の多いG・リボルヴァーキャノンも少し改造しておけば、継戦能力は十分。
- 普段はR-ウィングで、ボス戦でR-2やR-3が合体攻撃する際はR-1で、自分が攻撃する際はSRXで、と変形・合体を存分に扱えば自軍でも屈指の総合ダメージを叩き出せる。その設定通り、分離しても合体しても強力な戦力の要となるユニットへと到達した。今回は早い段階でSRXが登場し、主役機の座も譲ってしまったため影が薄いと思われがちだが、使いこなせば戦闘中の存在感はむしろ大幅に増したと言える。
- スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS
- OG1のR-ウィングの武器構成がOG2準拠となり、改造がしやすくなったため切り込み性能が大きく向上。メギロートなど脆い敵が大量に出るマップも多いため、移動力を活かして突っ込めば高い戦果を見込める。ツインバトルシステムの導入により、PT形態での活躍の場も増えている。
- OG2.5ではART-1が登場し、単機での性能はそちらの方が上なので使い分けると良いだろう。
- スーパーロボット大戦OG外伝
- 運用方法は変わらないが、ART-1との合体攻撃が追加。これによりSRXチーム五人組がついに完成へと至る。揃っての総合与ダメージ量は更に向上し、もはや脅威的とさえ言える尋常ではない攻撃力を発揮する。当然ART-1との相性は抜群でツインを組みやすく、揃って先陣を務めてそのまま最後まで前線に居続けられる。その合体攻撃お披露目イベントでは強制出撃し、敵に囲まれた状態で始まる上にガーリオン・カスタム“無明”とムラタもいるため、可能ならG・リヴォルバーキャノンだけでも改造して楽に進めたいところ。資金に余裕が無ければ強化パーツで補うだけでも十分対応は可能。
- 第2次スーパーロボット大戦OG
- 本作では合体攻撃のみで使用されるART-1の「T-LINKクラッシュソード」を実装。序盤はリュウセイ不在のため、マイが乗り込んでいる(リュウセイ用にT-LINKシステムが調整されていたのをパッチを当ててとりあえずマイが乗れる状態にしただけなのでSRXの合体は不可能)。なお、初回限定版の電撃スパロボSPの漫画ではAMガンナーと合体している場面がある(合体した姿については殆ど映っていない)。
- スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ
- 最序盤はリュウセイの念動力レベルが足りずT-LINKナックルすら使えないため、その間はアルブレード・カスタムを使う方が有効。
- スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズ
- 専ら空戦のリオンシリーズが相手となる為、空中戦を披露することが多い。OGシリーズの元になったドラマCD『スーパーロボット大戦α ORGINAL STORY』の頃から続く未完成状態のR-1によるMAPW撃墜シーンがついに映像作品で再現された他、天上天下念動破砕剣ことT-LINKソードでテンザンのヴォルシオン改や、アタッドのヴァイクルを撃破しており、要所要所での印象的な活躍の場は多い。
- スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION THE ANIMATION
- 第1巻から登場はするものの、ほとんど戦闘する事なく終了し出番は持ち越された。第2巻では待望のSRXへの合体も行い、続く戦闘ではG・リボルヴァーを奇抜に活用しODEシステムの裏を欠いて撃破して見せた。第3巻では、パーツ消耗の問題で合体が封じられるが、捕らわれたクスハたちの救出を成功させる他、R-GUNと共に敵艦船を天上天下念動破砕剣で撃沈する等、全体を通しての活躍が光る。
関連作品
- リアルロボッツファイナルアタック
- コマンドで解禁される隠し機体。1P GAMEモードでは中ボスを務める。
- 連射性能に優れたメイン武器のG・リボルヴァーで射撃戦も対応でき、T-LINKナックルにより格闘戦にて高火力を叩き出せる。シャイニングガンダムを射撃に寄せたような性能。
- スーパーヒーロー作戦
- リュウセイの戦闘時における姿。
- リアルロボット戦線
- ラズロルートでリュウセイの乗機として入手できる隠しユニット。変形も可能。
- 本作ではゲームオリジナルキャラクターも搭乗できる。T-LINKナックルは強力だがEN消費も激しい。
装備・機能
リアルロボット系の機体で、高い運動性を持つ。R-ウィングへの変形能力もあるため、移動力の面も不安はない。反面装甲やHPは低く、念動フィールドがあるとは言え被弾すると危険な状態に陥りやすい。ただし、リュウセイの底力を活かすためにわざと被弾する手もある。
武装・必殺武器
近接格闘武器から遠距離射撃武器まで過不足無く揃っている。中盤以降は単機ではやや火力不足となることが多いが、SRXに合体するか、合体攻撃でカバーできる。
「OGシリーズ」では換装武器を装備可能だが、R-ウィングへの変形時や、SRXへの合体時は使用できない。
武装
- 頭部バルカン砲
- 頭部のこめかみ部分に装備されたバルカン。
- T-LINKナックル
- パイロットの念動力をリンクさせ、念動フィールドを集束させた機体の拳を敵機に叩き付け、吹き飛ばす。『OGs』以降は敵機に命中させた後内部から念を炸裂させ、機体を貫通するほどの衝撃波が放出される様が描写され、トドメ演出では敵機をそのまま殴り抜け、決めポーズとともに敵機が爆散する。ちなみにフィールド発振器は肘。ドラマCDの設定によると握り拳によるパンチに限らず、チョップや掌底、果てはビンタやデコピンにも応用可能なモーションがリュウセイとロバートによって作成されているとのこと。
- R-1とリュウセイを代表する武器で、合体攻撃の攻撃力ベース武器となることも多い。初期の作品では打撃時に「破」の文字がカットインする演出があった。GBA版『OG2』と『第2次OG』以降は連続攻撃に対応。
- 『DD』では打撃属性のSSR必殺技。G・リボルヴァーによる射撃からT-LINKナックルに繋げる連続攻撃。メインアビリティは「T-LINKシステム(R-1)」で、気力が10上昇する毎に、攻撃力・照準値・運動性が増加する。自分のアクション時のみ、全ての攻撃の与ダメージが増加する。敵ユニットのアクション時のみ、回避率が増加する。戦闘時のみ敵ユニットのバリア系アビリティ効果を減少させる。サブアビリティは「攻撃力・運動性アップIII」。
- T-LINKダブルナックル
- フォーメーションRの際に使用する両手を使ったT-LINKナックルの連続攻撃。ART-1との合体攻撃の正式名称でもあるのでややこしい。なお、左右のT-LINKナックルの連撃としては合体攻撃よりも先にR-1対アルトアイゼンのムービー中で使用している。このイベント後アルトにはムービー中で使った(そのままではなくアレンジされているが)「切り札」が追加されるが、こちらには追加されない。
- 天上天下念動破砕剣(てんじょうてんがねんどうはさいけん)
- R-1単機での最強技。パイロットの念動力を機体とリンクさせ、両拳のT-LINKナックルから非実体の剣を発生させて敵機へ投げつける。正式名称は「T-LINKソード」で、大げさな攻撃名はリュウセイが勝手に付けたものだが、正式名称の方もそれはそれで気に入っているらしく、そっちの方で叫ぶ事もある。マイが乗り込んだ際もしっかりリュウセイが付けた武器名で叫ぶ。「RoA BAD BEAT BUNKER」では「天上天下念動爆砕剣」名義で使う場面がある。
- 『OGs』以前は弓を引くような構えから剣を発生させて投げつける演出。『OGs』以降は両拳をぶつけ合わせた後、両手を前方に突き出して念動エネルギーの塊を射出、「破を念じて」剣の形に形成、命中後に手刀を突き入れるような機体のモーションを行うことで敵機を両断する演出となった。
- コールドメタルナイフ
- ウイング部から抜刀するゾル・オリハルコニウム製の小振りの実体剣で、基礎攻撃力は低い。しかしOGシリーズでは換装武器で、命中率・クリティカル補正・改造効率に優れた優良武器となっている。射程が1なのが唯一の難点。
- 『DD』では斬撃属性の通常攻撃及びR必殺技。メインアビリティは「ブレイクアタックI」で、サブアビリティは「攻撃力・照準値アップI」。
- 『第2次OG』以降は二刀流で連続攻撃を見舞う専用のアニメーションとなる。
- G・リボルヴァー
- 腰アーマー左右部分に一丁ずつマウントされている、拳銃型の実弾射撃武器。OGシリーズでは換装武器……ではあるが、外していてもR-ウィングに変形すればG・リボルヴァーキャノンは使える[1]。OGS,OG外伝では特殊弾の装填が可能。
- 『DD』では実弾属性のR必殺技。メインアビリティは「闘争心Ⅰ」で、サブアビリティは「攻撃力・運動性アップI」。
- 『第2次OG』以降はリュウセイの華麗な二丁拳銃捌きが拝める専用のアニメーションとなった。
- G・リボルヴァーキャノン
- R-ウイングの主力。射程が1~3のP兵器で気力も必要なく、使い勝手は良好。ただし、弾数はそれほど多くないので、撃ちすぎて弾切れにならないように注意。G・リボルヴァーを外しても使えるのは禁句。
- ブーステッド・ライフル
- 実弾を発射するライフル。『α』ではビームが発射されるマップ兵器。「OGシリーズ」では換装武器。『OGS』『OG外伝』では特殊弾の装填が可能。未使用時はグリップが折りたたまれた状態で、左ウィング部にマウントされる。基本的にはR-ウィングでも使用可だが換装武器扱いの「OGシリーズ」では不可。
- 『DD』では実弾属性のSR必殺技。メインアビリティは「アタッカーII」で、サブアビリティは「攻撃力・運動性アップII」。
- シールド
- 左腕に装備する実体シールド。R-ウイング時には機首となり、SRX合体時には頭部ヘルメットとZ・O・ソード(天上天下無敵剣)の柄となる。
- T-LINKクラッシュソード
- 『第2次OG』で披露した攻撃で、合体攻撃の〆に使用。R-ウイング形態を念動フィールドの刃で覆い敵に突撃する。単独武器としては未実装。ART-1の必殺武器データをフィードバックして実装された兵装で、リュウセイネーミングは「天上天下念動破砕剣」で「T-LINKソード」のものと同一であり、こだわり派の彼としては少々違和感がある。もしかしたら破砕剣をR-ウイング形態で使用可能にしただけで同一の武器なのだろうか?
- ホーミングミサイル
- R-ウィングで使用。『OG2』以後の「OGシリーズ」(『OGs』の『OG1』含む)で装備。対空・宙間戦闘で有効な追尾ミサイル。空対空・空対地の2種類のホーミングミサイルの性能を併合した形といえる。ブーステッド・ライフルが使えない「OGシリーズ」のR-ウィングでは長距離戦はこの武器で行う事になる。
- 空対空ホーミングミサイル
- GBA版『OG1』でのみ装備。対空戦闘用の誘導ミサイル。
- 空対地ホーミングミサイル
- GBA版『OG1』でのみ装備。対地戦闘用の誘導ミサイル。
- 低空垂直爆弾
- R-ウィングで使用。GBA版『OG1』でのみ装備。敵機の頭上へ爆弾を投下し、爆撃する。射撃武器なのに射程が1でP武器と、格闘武器のような性能を持つ。対地武器なので、空中や宇宙の敵には殆ど無力。
必殺技
- G・リボルヴァースロウ
- OVAで披露した攻撃。投げつけたリボルバーをもう片方のリボルヴァーで狙撃して爆破するという無茶なものだが、データに動きを依存するバルトールには確かに有効だった。SRW本編には未実装。もしゲームに実装するなら着弾点指定型のMAP兵器だろうが、その場合は換装武器を使い捨てにすることになりそうである。
- 念動シュート
- 『α』のみ。自機の周囲にG・リボルヴァーを乱射し、弾道を念でコントロールして命中させるマップ兵器。移動後使用可能、かつ敵味方識別もしてくれる貴重なマップ兵器。R-1改ではオミットされた。
- ランダム・シュート
- 『スーパーロボットスピリッツ』でR-1改が使用していたレアな技。23年の時を超え『DD』で改修前のR-1でも使用可能に。
- 『DD』では実弾属性のSSR必殺技。ブーステッドライフル連射→コールドメタルナイフ投擲→飛び蹴り→ランダム・シュートの連携技。ランダム・シュートはスピリッツの技モーションが忠実に再現されている。
- メインアビリティは「TC-OS(R-1)」で、気力が10上昇する毎に、攻撃力・運動性が増加。攻撃を回避する毎に照準値が増加する。回避率が増加し、自分のアクション時のみ全ての攻撃の与ダメージが増加する。攻撃を回避したときの気力上昇量が増加する。サブアビリティは「攻撃力・運動性アップIII」。
- R-コンビネーション
- (おそらく出力を下げた)T-LINKナックルを連打。『OG1』以降はオミット。
合体攻撃
- フォーメーションR
- R-2パワード、R-3パワードとの合体攻撃。R-1の場合、T-LINKナックルがベース武器になる。『OG1』系列では射程が1~3の格闘武器なのに移動後使用不可という不親切な性能。
- 『OG2』ではR-ウイングでの突撃中にストライクシールドとハイゾルランチャーの連続攻撃、最後にT-LINKダブルナックルでトドメ。『OGs』でもほぼ同様だがハイゾルランチャーが散弾モードになり、ダブルナックル後T-LINKソードを投げつけてトドメという連携になった。『第2次OG』ではハイゾルランチャーとストライクシールドの順が逆になり、ストライクシールドで捕縛した敵をT-LINKクラッシュソードでぶち抜くという流れ。
- アカシックブレイカー
- マサキ・アンドーのサイバスターとの合体技。アカシックバスターとT-LINKナックルとの連係攻撃。『α for DC』のみ使用。
- なお、寺田プロデューサー曰く、勢いで作った技らしく、定期的に「アカシックブレイカーは復活しないのか」と言われては「忘れてくれないんだな…」と思っているらしい。
- ちなみに復活しない理由として、「OGシリーズ」では既にリュウセイは3つ[2]も合体攻撃があるためとの事。
- 天上天下念動連撃拳(てんじょうてんがねんどうれんげきけん)
- 『OG外伝』で追加された、マイ・コバヤシのART-1との合体攻撃。正式名称はおそらく「T-LINKダブルナックル」だが、前述の通り「T-LINKダブルナックル」はフォーメーションRでR-1が使っている両手で連続で放つT-LINKナックルの名前でもある。ただし、このリュウセイネーミングの方は、OG外伝では命名してから一度も使われないという不遇の名前。そもそも正規の武装(攻撃パターン)ではなくパイロットが独自に作りだしたものなので、厳密には正式名称がどちらなのかも不明である。
- OGMDでは台詞パターンが追加され「念動連撃拳」で通っていることが判明した。
機体特性
- 念動
- OGs以後、OGシリーズで追加。
特殊能力
ウラヌス・システムは設定上の危険性が高いためか、イベントでしか発動しない。
- 剣装備、盾装備
- 切り払い、シールド防御を発動。
- 念動フィールド
- 一定値以下のダメージを無効化するバリア。作品により効果が異なる。パイロットに念動力が必要。
- 『DD』では超改造で追加される「バリアフィールド(照準値)」で代替されている。軽減バリアに加え、照準値が上昇する。
- 変形
- 戦闘機形態のR-ウイングへと変形する。
- 合体
- R-2パワード、R-3パワードと合体してSRXになる。ただし、作品によっては合体回数や合体持続ターン数に制限が課せられる場合がある。『α』では更にR-GUNパワードとも合体可能だったが、こちらは『OG2』以降合体攻撃の演出に変更された。
移動タイプ
サイズ
- M
カスタムボーナス
- 念動武器の攻撃力+200
- GBA版『OG2』以後、「OGシリーズ」で選択可能。R-1とR-ウィング共通のカスタムボーナスだが、該当する武器はR-1形態時しかない。EXハードモードでは貴重なダメージソースとなる。
- 念動武器攻撃力+100、必要気力-5
- 『OGMD』では念動武器の追加攻撃力が半分になった代わりに必要気力を減らしてくれる。しかし、すぐにSRXに合体する事が多いので必要ないかも。
機体BGM
- 「EVERYWHERE YOU GO」
- R-1及び、リュウセイ・ダテのメインテーマ。
- 「出撃R-1」
- リアルロボッツファイナルアタックにおけるR-1のテーマ。
対決・名場面
- ミサイル狙撃指令
- ハガネの発進を阻止すべく、極東基地にDCがMAPWを撃ち込んでくる。直前に発進は完了したものの、ミサイルは対空防御をくぐり抜けてハガネへ接近する。それを撃墜すべくリュウセイは機体に乗り込むが、ここに来てシステムがダウン。刻一刻と時間がなくなる中、リュウセイの必死の叫びがT-LINKシステムを再起動させ、R-1が起動。イングラムのアドバイスを受け、ブーステッド・ライフルで見事にミサイルを撃ち落とすことに成功する。
- R-1対アルトアイゼン(リュウセイ編) / 銃と拳(キョウスケ編)
- OG1より。イングラム・プリスケンの思惑で組まれたATXチームとの模擬戦で、キョウスケ・ナンブの乗るアルトアイゼンと決着をつけるため、リュウセイのR-1は先んじてアルトにT-LINKナックルをぶち込み、大破寸前にまで追い込んだ。しかしまだ稼働していたアルトの切り札をまともに食らってしまい、R-1も撃墜寸前となる。模擬戦はそこで終了となり、勝負は引き分けに終わった。この際右T-LINKナックルに続きすぐ左T-LINKナックルで攻撃を仕掛けており、T-LINKダブルナックル状態になっている。アルトも「切り札」を使うため新技同士で対になっているようでもあるが、R-1には武装追加はされない。なお、引き分けとは言うものの左腕一本のアルトに比べてステークとクレイモアが直撃したR-1のほうがダメージが大きく見える。
関連機体
- R-1改
- R-1の改良型。
- スピリッツでは大破したSRXに代わり、R-1にR-2のトロニウムエンジンとR-3のT-LINKシステムを移植した。
- α外伝では未来世界で発掘された機体であり、R-1のレプリカであるらしい。
- R-2パワード、R-3パワード
- 合体してSRXになる。
後継機・量産機
- ART-1
- SRX計画の後継である、「レイオス・プラン」のRXR計画で誕生した試作機。R-1の発展形。
- AR-1パワード
- ART-1の発展型。バンプレイオスのコアユニットであり、頭部と背中を構成する。背中はAR-1のプラスパーツである。
- アルブレード
- R-1をベースとした簡易量産機。T-LINKシステムや変形機構がオミットされているが、基本性能はR-1と比較しても見劣りしない。
- アルブレード・カスタム
- アルブレードを改良した機体。
- エルシュナイデ
- マオ・インダストリー社が、量産型ヒュッケバインMk-IIの次の制式量産機とするべく開発しているアルブレードの量産型。が、エルアインスの一軒でお蔵入りに。
- エルアインス
- 平行世界のシャドウミラー側の世界で制式採用された、向こう側におけるR-1の量産機。こちら側のエルシュナイデが、まだ開発にこぎ着けていない段階で持ち込まれた。
その他
- ビルトラプター
- R-ウィングへの変形機構は、同機での開発技術が活かされている。
- ヒュッケバイン(RTX-009)
- 同機の運用データが、R-1開発の上で参考にされた。
- AMガンナー
- ヒュッケバインMk-IIIの支援メカだが、元々はR-1用のPTキャリアとして開発されており、本機ともドッキング可能。
余談
- 初出の『新』ではR-ウィング変形用のパーツをプラスパーツとして扱い、装着後に変形可能となる案が挙がっていたが没となった。またPTキャリアに乗るという案もあり、これがヒュッケバインMk-III用のAMガンナーの原型となっていて、R-1も合体可能という設定はその名残である。
- 企画段階での名称は「ヴァンクール」。「合体ロボっぽくない」という理由でR-2の「ヴィクトル」、R-3の「ガナドール」共々没となり、「ガンツァー●●」、「ヴァリア●●」、「ガウン●●」といった名称が次々考案された結果、「リアルロボット」を意味する「RR-●●」というそのまんまな名称となり、これを変化させて現在の名称に落ちついた。[3]
- 寺田貴信氏考案の初オリジナルロボットで「格闘も斬撃も短距離射撃も長距離射撃も謎の必殺技も変形も合体もやる」という全部入りがコンセプトだったという[4][5]。
- ゲーム中やアニメには登場していないが、R-1にはいくつかの装備パターンが存在している事を寺田貴信氏がTwitterで語っており、接近戦に特化した戦闘中に変形を想定していない軽量型装備が写真付きで公開されている[6]。
脚注
- ↑ なお、R-1状態でもグラフィック上は腰部にマウントされたままになっている。
- ↑ 本項で挙げられているフォーメーションR及び天上天下念導連撃拳の他に天上天下一撃必殺砲が存在する
- ↑ 『電撃スパロボ! Vol.4』142頁。
- ↑ 寺田貴信の2023年3月30日のツイート、Twitter
- ↑ 寺田貴信の2023年3月30日のツイート、Twitter
- ↑ 寺田貴信の2022年1月21日のツイート、Twitter
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