ダイゼンガー
ダイゼンガー | |
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外国語表記 | DYGENGUAR[1] |
登場作品 | |
デザイン | 安藤弘 |
初登場SRW | 第2次スーパーロボット大戦α |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
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異名 | 武神装攻 |
分類 | ダイナミック・ゼネラル・ガーディアン【1号機】 |
型式番号 | DGG-XAM1 |
全高 | 55.4 m |
重量 | 142.7 t |
OS | JINKI-1 |
補助MMI | DMLシステム |
合体形態 | ダイゼンガー (刃馬一体) |
開発者 | ビアン・ゾルダーク |
開発 | テスラ・ライヒ研究所 |
パイロット | ゼンガー・ゾンボルト |
ダイゼンガーは『第2次スーパーロボット大戦α』の主役メカの一つ。
概要
ゼンガー・ゾンボルトが操縦する、巨大な鎧武者型の特機。巨大な刀「斬艦刀」一振りで戦う。
グルンガストシリーズの後継プロジェクトとしてアースクレイドル防衛用に開発された、ダイナミック・ゼネラル・ガーディアン(略称はDGG、またはダブルG)シリーズ全4機のうちの1号機。未完成の状態でテスラ・ライヒ研究所に保管されていた。ダイゼンガーと命名したのはゼンガー本人で、由来は「Dynamic General Guardian」の略。「武神装攻」という別称もある。この別名はほとんどの場合ゼンガーしか使わないが、αシリーズにおいてはそこそこ認知されている模様。
『スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2』では、ダイゼンガー及びアウセンザイターは、ビアン・ゾルダーク博士が当初よりそれぞれゼンガー・ゾンボルトとエルザム・V・ブランシュタイン(レーツェル・ファインシュメッカー)の専用機として設計したとされている。
操縦方式は、パイロットと機体の動作を一体化させたDML(ダイレクト・モーション・リンク)システムを採用。更に各部の動作伝達に人工筋肉を使用しており、巨大な全長と重量からは想像が付かないほど、柔軟かつ躍動的な動きを見せる。ちなみにコクピットはシステムの都合上立ち乗り式であり、右手にグリップ状の操縦桿を握ることで剣撃戦闘を自然感覚で行えるようになっている。
この自然感覚で戦闘を行うために搭載されたOSは「JINKI-1(ジンキ-ワン)」という名称である。通常のTC-OSが「行動結果入力→OSが行動を組み立て」という流れを取るのに対し、こちらは「パイロットが動作→OSが最終結果を予測してモーション構築」という逆の流れを取っている。DMLの問題点として、人間の複雑な動作を機体に完全に反映させるのは著しく困難、という事項があった。しかし、ゼンガーのようにシンプルな行動パターンと思考を持つパイロットの場合システムの誤作動が減り、本機に最適であるという結論が出された。そのため、ビアンによってグルンガスト零式の戦闘データを元にこのOSが構築された。OG2のテスラ研にあったダイゼンガーはまだJINKI-1が換装されておらず、暫定的にPT仕様のOSを使用していたために行動不能に陥ってしまったのである。これらの事実からもわかるように、「人機一体」をもじったネーミングである。
なお、搭乗者のゼンガーは右利きであり、DMLシステムを採用している関係から、本機も右手で斬艦刀を保持するのが当然なのだが、OGS以前の作品では全て左手で保持して右手を補助に使い、そのまま攻撃に移っている。しかし日本の剣道の観点から考えると『左手で刀を持ち、右手は添えるだけ』なので、あながち不自然とも言えない。
本機とアウセンザイターには「プフェールト・モード」と呼ばれる特殊モードが搭載されている。これを両機でオンにすると、アウセンザイターがレーツェルの愛馬トロンベを模した馬形態となり、ダイゼンガーが乗馬可能になる。ダイゼンガーに可変機構は存在しない為、プフェールト・モードへの変更によって乗馬戦闘用にプログラム等を最適化していると推測される。本機がプフェールト・モードを搭載している事は、OGシリーズ・第3次αとも、アウセンザイターの初登場シナリオで確認できる。
武装について
前述の通り、鎧武者のようなデザインとなっているが、当初の予定ではグルンガストシリーズ本来の路線を受け継いだ「ダイナミック・ナックル」「ゼネラル・ブラスター」「ガーディアンズ・ソード」を内蔵武器とし、更に「G・インパクトステーク」「ネオ・チャクラムシューター」等を装備した機体となるはずであった(後者の二つはOG2以後、PTサイズにダウンサイジングされた物が換装武器として登場)。ちなみにこれらの武器名は「ダイナミック・ゼネラル・ガーディアン」の名称を冠したものとなっている[2]。
しかし、初戦時にテスラ研での調整が不十分なまま出撃し、その直後に機体が停止。ゼンガーが気合で再起動したものの、内蔵武器のほとんどが使用不可となってしまったが、参式斬艦刀の装備に成功して難を免れた。OG2では、ウォーダン・ユミルのスレードゲルミルから投げられた参式斬艦刀を装備した後にフィリオ・プレスティが機体OSを剣撃戦闘用に直接書き換え、即座に反撃に移っている。その後剣撃戦闘用として本格的に改修され、参式斬艦刀が本機の主力武装となった。
第2次αでは、ロバート・H・オオミヤが改修の際に内蔵武器を修理しようと提案した所、ゼンガーの「いらん!」の一言で却下されてしまった。あまりに酷い発言だった為か、OG2では「内蔵武器の修理に1ヶ月かかる」という設定が後付され、ゼンガーも「(今すぐにダイゼンガーの力が必要ゆえに)ならば、結構」と返している。
しかしそれゆえに、万が一斬艦刀を失った場合に戦闘手段がなくなる、という致命的なリスクを背負うことになった。事実、修羅の乱において、斬艦刀を失い何も出来なくなる場面に遭遇したが、事前にジョナサンが施した調整により、内蔵火器の使用が可能となっていたため、どうにかピンチを脱している。以降では斬艦刀と内蔵火器を使い分けての戦闘が可能になるが、内蔵火器を使うにはJINK-1を解除してTC-OSに切り替える必要があるため、両方を同時に使用する事は不可能であった(本来は内蔵火器&ガーディアンズ・ソードをJINKI-1で運用する機体だったのだが、受領直後にJINKI-1が斬艦刀用に最適化されている)。
後の封印戦争においては、この件の反省を生かしてか根本的な再調整が行われ、斬艦刀と内蔵武器の併用が可能となった。これに伴い、斬艦刀と用途が被るガーディアンズ・ソードは取り外されている。
登場作品と操縦者
いずれの作品でもゼンガー・ゾンボルト専用機体。『第2次スーパーロボット大戦α』でゼンガーの後期ユニットとして初登場した。『第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ』では『第2次α』を踏襲しており、『スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2』でもαシリーズとほぼ同じ設定で登場する。
αシリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦α
- 初登場作品。第31話途中で乗り換えるが、即内蔵武器を破壊される悲劇の機体。31話インターミッションから斬艦刀メインの機体となる。ゼンガーの小隊長能力と相まって他の機体と一線を画する脅威の攻撃力を誇るが、射程が短く全体攻撃が出来ないので雑魚掃討には不向き。またEN消費も激しく、大人しくボスキラーとして自重させておこう。
- 31話でダイゼンガーが行動不能状態の時にゼンガーに援護攻撃を習得させていれば、援護時に限りダイナミック・ナックルを使用できる。ただし戦闘グラフィックは用意されていないため、戦闘アニメをONにするとフリーズしてしまう。しなかった場合、無挙動のまま相手に近づいて攻撃する(背景はバグる)という旧作のような場面がみられる。
- 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
- 選択した主人公にかかわらずスポット参戦を数度経てから合流するが、加入時期はアウセンザイターと同時で仲間の中でもかなり遅い。スポット参戦時は主人公機の改造を引き継ぐのに対し、正式参戦した際には無改造で自軍に加わる点には注意が必要。
- 使用感は『第2次α』と変わらず、高火力で全体攻撃が無い。本編では特に脈絡なく合体攻撃「竜巻斬艦刀・逸騎刀閃」が使えるようになり、改造すれば8000-9000とハンマーヘルアンドヘヴンを超え、しかも海以外Sと、更にボスキラーとして強調された。ダイゼンガー側は格闘系なので射撃を育てる必要は全くない。しかも雲燿の太刀は射程1なものの、攻撃力が500低い程度で十分すぎるほど火力が高い。
- ちなみにクスハ編のみブリットの特訓相手として敵に回る。現状では歴代唯一の「ダイゼンガーに乗ったゼンガー」と戦える作品。また本作から雷光斬り・雲燿の太刀にフィニッシュ演出が追加。
単独作品
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 2017年12月11日の「鋼の年末スパロボ感謝祭&忘年会」にて発表。Ωスキル搭載大器型SSRアタッカーで、初のノーマル大器が存在しない単独Ωユニットでもある。
- 基本ステータス・アビリティラインナップともに高スペックで纏まった実装時点における最強クラスのユニットとなっている。
- アリーナでも確定反撃、攻撃ヒット時HP回復などアルトアイゼン・リーゼに近い性能を持つが、こちらは単機でも十全に性能を発揮できる。必殺スキルの雲燿の太刀も火力・範囲は申し分なく、Ω化は必要だが特殊装甲無効付与まで持ち、分身無効は持たないもののゼンガーが直撃を持つためさほど問題ないなど攻撃面では上位互換に近い。反面、特殊装甲やバリアは一切持たないため防御面ではアルトより脆い部分も。
- 2018年8月のイベント「激闘のバーニングPT!」の報酬ユニットとしてSSRディフェンダーが登場。
- 2019年10月にXΩスキル対応化(パートナーはアウセンザイター[Ω])。
- スーパーロボット大戦DD
- 2022年9月のイベント「悪を断つ剣」にて参戦。攻撃&防御タイプ。ダイゼンガー単独では初めて電光石火と牙壊を両方使える。
- ゼンガーの攻撃的な精神コマンドとメインアビリティの組み合わせで攻撃&防御タイプながら攻撃特化タイプに迫る重い一撃を繰り出すことができるユニット。希少な精神コマンドの「怒涛」を習得するのも注目すべきポイント。
- ただメインアビリティの「DMLシステム」は気力150以上でなければ最大のポテンシャルを発揮できないという弱点があり、さらに戦闘参加回数でステータスが上昇するのにスピードが低いため行動順が回ってくるのが遅く、主武装の射程が短く反撃戦術もしづらく、移動力も低いと微妙に噛み合っていない部分がある。持ち味を活かすためにも「激励」持ちなどと組ませてフォローしていこう。
- 実は海適正Aの代わりに宇宙適正Bになっている。なぜ。意味はないが空適正もB。そして必殺技ユニットパーツは海Bなので海Aにはなれない。
- スーパーロボット大戦30
- DLC『エキスパンションパック』「武神装攻」にて追加参戦。今回は常時刃馬一体形態でユニット登録される。
OGシリーズ
- スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2
- 第30話途中で乗り換えるが、そのマップでゼンガーが敵を撃墜しなければ隠し武器が手に入る為、本格的な活躍は第31話以降になる事が多い。(他作でも同様だが)レーツェルと違い任意乗り換えができないため、仲間になった後はダイゼンガー以外の機体を扱えない。ガーディアンズ・ソードの存在は本作で判明。
- 合体攻撃の存在ゆえか、単機での最終的な火力と射程は参式に劣る。しかも武器の改造効率の問題で最大改造だとアウセンザイターのシュツルム・アングリフにCT率と地形適応以外の要素で負けるという事態が発生。最大射程は4しかないうえに全ての武装にEN消費がある。
- 戦闘デモは第2次αをほぼ完全に踏襲している。
- スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS
- OG2シナリオから登場。シナリオ上での扱い・性能傾向はOG2と同じ。使用不可能な内蔵武器にも内部データとして戦闘アニメがあるが、ゼンガーの内蔵武器用の台詞は収録されていない。
- スーパーロボット大戦OG外伝
- 遂に内蔵武器が換装扱いで開放された。斬艦刀系の技は何一つ使えないが最大火力以外の全てにおいて斬艦刀モードを上回る使い勝手を持つ他、全ての武器にバリア貫通の効果が付加されているので使い易い。
- 今回はレーツェルがクロガネの艦長を務める期間がある為か合体攻撃無しでも高い火力を誇り、第3次αの仕様に近くなった。また、今回のみ運動性もアウセンザイターと同値まで増加している。
- 雲曜の太刀の攻撃力が大幅に増加しており、改造ボーナスを含めれば単体攻撃力TOP5位まで昇格した。その影響で竜巻斬艦刀の威力も天上天下一擊必殺砲を除いて総合3位レベルの攻撃力に上昇。
- 雷光斬りのEN消費が30に減少。その変わり基礎威力も少し低下。
- 現状、ガーディアンズ・ソードをまっとうな手段で使用可能な唯一の作品。
- 第2次スーパーロボット大戦OG
- 今回は序盤から参戦。ただでさえ射程が短かったのに電光石火が無くなった為、最大射程が大車輪と雷光斬りの3になってしまった。
- その変わりに斬艦刀・牙壊が追加。射程は短いが、気力100から射程1に対して良燃費高威力の攻撃ができるようになった。
- 隠し条件を満たすと斬艦刀はそのまま内蔵武器が追加され、遠近対応で全体攻撃持ちの隙の無いスーパーロボットとなりうる。
- コンビネーション攻撃がまさかの「雷光斬り」であるため、固まった敵に対する殲滅力も高い。外伝で減少したENもそのままで非常に強力。その反面雲燿の太刀の消費は悪化。
- 戦闘演出が全体的にジ・インスペクターのアニメ演出の再現になっている。
- パーツスロットが1しかなく、状態異常にも弱いのでツイン精神かアビリティフルブロックでフォローしよう(ちなみに相棒も同じ弱点を持っている)
- あちらは回避率が高いため避けて無効化することも多いが。
- スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ
- 第16話から参戦。今回は無条件で内蔵武器が解禁されており、最初から遠近共に隙の無い性能を誇る。戦闘デモは変化なし。
- スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター
- 第15話で「武神装攻ダイゼンガー」で、ゲームと同じ登場。JINKI-1起動直後にガルガウのアイアンクローを真剣白刃取りし直後に「斬艦刀・雲燿の太刀」で一刀両断したり、ノイ・レジセイアを「斬艦刀・逸騎刀閃」でバラバラに切り裂いたりと要所で大活躍していた…が、まだベーオウルフ戦が残っているのにそこを最後に出番がなくなる。
- 上記の通り、本作での演出が第2次OG以降のアニメに流用されている。
無限のフロンティアシリーズ
- 無限のフロンティアEXCEED スーパーロボット大戦OGサーガ
- 特典ドラマCD『無限の扉絵』でコウタ、アクセル、アルフィミィが次元の扉に飲み込まれた際にアルフィミィによって海面に叩き落とされた謎の生命体に雲燿の太刀を撃ち込んだ。
関連作品
- アイドルマスター シンデレラガールズ
- OGシリーズとのコラボイベント「スーパーロボット大戦CG-奏鳴の銀河へ-」にて登場。同作品の登場アイドル達が搭乗する[3]。
- メインストーリーで搭乗するパイロットはタマミ少尉(脇山珠美)。
- イベント中ぷち衣装として「ダイゼンガーの鎧」「ダイゼンガーの兜」「斬艦刀」を獲得、ぷちアイドルに装備させることができた。
装備・機能
高い装甲とHPを誇る、典型的なスーパーロボット。機体サイズはL。空陸両用。特機なので、換装武器の概念があるOGシリーズにおいて、換装武器を装備させる事は出来ない。
対単体攻撃において非常に高い攻撃力を有し、ボス敵や戦艦タイプの敵に絶大な強さを発揮する。だがEN消費が激しいうえに射程が短い為、複数の敵を相手取るのが苦手でザコ戦には不向き。その圧倒的な攻撃力を活かす為、ENと武器を早めに改造しておきたい所。或いは普段は戦艦の中に籠らせて、必要に応じて戦闘に参加させるといい。
武装・必殺武器
武装
- ダイナミック・ナックル
- グルンガストシリーズのブーストナックル(ロケットパンチ)と同様の武装で、ATS(自動追跡システム)を搭載し、手動操作も可能。推進力を発生させるスラスターは肘部分に存在する。
- 『OG外伝』では無消費かつバリア貫通持ちなので雑魚はこれ一本でほぼ戦える。『第2次OG』ではENを消費するがそれもわずかで、ほぼ斬艦刀・大車輪の上位互換なので引き続き雑魚戦での主力となる。
- ゼネラル・ブラスター
- グルンガスト零式と同様の原理で、重力場による仮想砲身から熱線砲を発射する。両肩部の外装の下に超大型のレンズが見て取れる。
- 初出の『第2次α』では小隊攻撃に設定され、消費EN65と異常に燃費が悪い上に射程も1という謎の仕様になっていた。しかしそもそも使用さえできないためただの飾りデータ。
- 『OG外伝』では消費EN20で射程3~7のALL武器という凄まじい高効率武装となった。アウセンザイターのランツェ・カノーネWと射程が合致しており、ツインを組めば遠距離から殲滅できるようになる。
- 『第2次OG』ではさすがに全ての面で弱体化したが射程は健在。
- 『OGMD』では気力をあまり貯めていない段階から使えるバリア貫通効果が対フューリー戦で重要になる。
- 『DD』ではイベント「悪を断つ剣」にてマッドネットの破片を一片も残さずに焼き払うが、この戦闘は『第2次OG』の前日譚[4]にも関わらず斬艦刀と内蔵兵器を両立させている矛盾が生じている。
- ガーディアンズ・ソード
- 本機が本来所持するはずだった実体剣。取り回しを考えてか、斬艦刀よりもやや小振りな片刃が採用されている。何気に刀身の返しが「G」の形になっている。
- 『OG外伝』では参式獅子王刀同様、相手を滅多打ちにしてから両断する。
- 雷光斬りと比較して燃費はそのまま威力・射程・命中補正・CT補正・気力制限の全てにおいて優れる。さすがに雲燿の太刀と比較すると威力は劣るし合体攻撃も使えないが、そんな事は気にならないぐらい総合性能が高い。
- 『第2次OG』以降では、既に斬艦刀があるので内蔵火器との両立ができる状況でもこれだけ装備されない。
- 参式斬艦刀
- グルンガスト参式(ゼンガー機)から受け継がれた、ダイゼンガーのメイン武器。材質は形状記憶型の液体金属。
- 通常は日本刀の姿を取るが、機体からエネルギーを供給する事で、技に応じた形状及び大きさに変化・形状固定する。
- 日本刀形態
- もっともコンパクトな基本形態で、この状態で携帯する。使用に問題はないはずだが、『OG2nd』まではこの形態で斬りつける武装は存在しなかった。
- 曲刀形態
- 刀身をククリ刀のように変化させた形態。斬艦刀・大車輪で投擲用に使用。
- 大剣形態
- 展開して100m以上の長さとなる両刃の巨大剣。斬艦刀・雷光斬り、斬艦刀・雲燿の太刀で使用。
- 斬艦刀
- 参式斬艦刀ではなく、スレードゲルミルが装備している斬艦刀。
- 『龍王逆襲』『BAD BEAT BUNKER』において参式斬艦刀が使用不能になった際、一時的に借り受けて戦闘続行している。
- 『龍王逆襲』で使用した際は一時的にソロシップに帰艦した際に参式斬艦刀の修理を行ったため、再出撃時に返還している。
必殺技
- 斬艦刀・電光石火(ざんかんとう・でんこうせっか)
- 日本刀形態のまま、剣先から刀身の形状を固定する為のエネルギーを放つ技。斬艦刀の形状そのものは変化しないものの、特性を利用した技である。
- 本機の武装の中では最も攻撃力が低いが射程が長く消費も小さい部類。ただし『OGS』では移動後に使えないため、進軍戦では例え過剰威力でも他の武装を使う必要が出てくる。
- 『OG2nd』では牙壊と入れ替わる形でオミット。
- 『DD』では斬撃属性の通常攻撃に採用。R必殺技としてのメインアビリティは「JINKI-1」で、防御力・照準値が増加する。SSR+昇格時は防御力・照準値が増加し、攻撃が自分に命中する毎に攻撃力が増加する。ブレイク状態の敵ユニットとの戦闘時、照準値がと全ての攻撃の与ダメージが増加する。サブアビリティは「攻撃力アップI」。
- 斬艦刀・大車輪(ざんかんとう・だいしゃりん)
- 曲刀形態の斬艦刀をブーメランのように投擲し、遠方の目標を両断する技。熱すぎる「大! 車! りぃぃぃぃん!」のシャウトは必聴。
- 『αシリーズ』や『OGS』では無消費で使えるため雑魚相手での基本武装となるが射程1に穴があり、命中補正もやや低めなのが気になる。『OG2nd』以降ではダイナミック・ナックルに多くの点で負けているため、追加以降は使う機会が大幅に減る。
- 『OG2nd』ではこれがF属性対応武器なのだが、一本しかないはずなのにマキシマムブレイク時は連続で2回投げ、演出上あらぬところへ飛ぶという突っ込みどころの多い武器になっている。
- 『DD』では斬撃属性のR必殺技。メインアビリティは「底力I」で、HPが25%減少する毎に、攻撃力・防御力が増加する。サブアビリティは「攻撃力アップI」。射程が4とダイゼンガーの中では唯一遠距離攻撃ができる武装。必要アクション数が4とかなり重いがそれを差し引いても採用を検討してもいいだろう。
- 斬艦刀・牙壊(ざんかんとう・がかい)
- 『OG2nd』以降、電光石火と入れ替わりに追加された技。日本刀形態の斬艦刀を構え、突撃して直接斬りつける。シリーズ初の日本刀形態での直接斬撃。
- 射程は最低限だが2あるためパーツで延長でき、大車輪よりも高威力・高命中補正と今までの癖の強さを一蹴できるシンプルな基本武装。ただ命中率が足りているのならダイナミック・ナックルが同消費なのでやはり追加以降は出番が減る。
- 『DD』では斬撃属性のSR必殺技。メインアビリティは「ガードブレイクII」で、気力120以上の時、戦闘時のみ敵ユニットの防御力を減少させる。サブアビリティは「攻撃力・防御力アップII」。
- 斬艦刀・雷光斬り(ざんかんとう・らいこうぎり)
- 大剣形態に変形させた斬艦刀で斬りつける技。
- 『αシリーズ』での攻撃モーションは斬り上げ→横薙ぎ。海上の地平線に浮かぶ夕日を背に突撃し、斬撃の際に桜が飛び散る戦闘エフェクトは必見。特に『第3次α』では横薙ぎした瞬間、ダイゼンガーの肩越しに敵が四散するカットインが挿入され、敵が爆発した瞬間、劇画風の一枚絵になるという渋いトドメ演出が追加されている。
- 『OGS』『OG外伝』では現行このタイトルのみ雷雲と雷鳴をバックに崖の上から飛びかかり、横薙ぎ→多数の落雷を伴う斬り下ろしと演出の方向性が大きく異なる。
- 『OG2nd』ではαシリーズを思わせる海上と夕陽、斬撃後の桜の演出が復活しているが、斬撃の順番は横薙ぎ→斬り上げとまたしても変更。
- 威力に対して燃費・射程のバランスが良い中堅技。耐久力の高い中ボスや戦艦には主にこれを使っていく事になる。
- 準必殺技として長く採用され続けていたが、『30』では初の未採用。アウセンザイターに騎乗している影響だろうか。
- 『DD』では斬撃属性のSSR必殺技。メインアビリティは「DMLシステム」で、ダイゼンガー装備時、戦闘回数に応じて攻撃力・防御力・照準値が増加する。気力120以上のとき、戦闘時のみ敵ユニットの攻撃力・運動性を減少させる。ダイゼンガー装備時、気力150以上のとき、斬艦刀・雷光斬りの必殺技威力が増加し、基本ステータスの防御力・照準値・運動性の割合値を攻撃力に加える。サブアビリティは「必殺技威力アップIII(斬撃)」。
- 斬艦刀・雲燿の太刀(ざんかんとう・うんようのたち)
- ダイゼンガー単体での最強技。大剣形態の斬艦刀を構えて背のスラスターで跳躍(アニメでは斬艦刀を大地に打ち付けた反動を加えて)し、落下の勢いを合わせて相手を一刀両断するシンプルな攻撃。
- ジ・インスペクター以降の演出では特に顕著だが、所謂大張監督による縦一文字斬りの系譜。戦闘エフェクト・台詞共に熱い。
- 『第3次α』ではトドメ演出で攻撃時にスレードゲルミルを彷彿とさせるモノクロの咆哮カットイン+攻撃後に機体のバストアップと、後に発売されたOGシリーズに比べても非常に派手でインパクトがある。
- 『OGS』では機体やフィニッシュの描写は控えめになったものの、その分ゼンガーが桜吹雪舞う中で静かに刀を抜く全身カットインが入っており、異なる所で演出に力が入っている。
- 『OG2nd』では全身カットインの代わりに斬艦刀の展開を強調したリアルカットインが入り、〆は刀を構える横顔のアップに雲の切れ間から陽光が差す中「我が斬艦刀に断てぬものなし」の文字カットが入る……と、ジ・インスペクターの初陣エピソードの演出がそのまま再現されている。ちなみにこの傾向は竜巻斬艦刀も同じ。
- 性能としては高威力な反面悪燃費と射程1が玉に瑕。『第2次α』ではストナーサンシャインに次ぐ単体最上位クラスの火力を誇るのと小隊システムで味方に雑魚を任せられるため弱点を気にせず存分に振るうことができた。『OG2』『OG外伝』では上記の通り改造効率・改造費共に悪く単体ではイマイチさが漂うが、竜巻斬艦刀の攻撃力に影響するためダイゼンガーを使うなら手をつけるしかない。
- 『DD』では斬撃属性のSSR必殺技に採用。本作では敵に振り下ろした後に、より奥に押し込む演出が加えられており、トドメも斬艦刀によりえぐれた地形の中にダイゼンガーがおり、次に斬艦刀のドアップと共に文字カットイン、その後に機体のシーンに移るという演出になっている。また、その際の後光の当たり方も過去作からは変化している。
- 技名は薩摩示現流の奥義の1つ「雲耀(うんよう)」に由来する。鋭く研ぎ澄ました錐が薄紙の裏へ突き抜けるまでの時間、要するに「眼にも留まらない一瞬」のスピードで振り下ろされた斬撃の剣圧で遠距離の相手すら倒すという技であり、まさに「我に断てぬものなし!」である。
- 星薙の太刀
- 『BAD BEAT BUNKER』39話「サドン・インパクト」において、流体金属が尽きた参式斬艦刀に変わってスレードゲルミルの残骸から借り受けた斬艦刀で使用。
- 本来の武装ではないため装備の際には数々のアラートが鳴ったものの、「黙れ!」の一喝で静止させて使用を強行[5]。
- マシンセルと共に暴走するアギラ・セトメを両断するも、その一刀で斬艦刀は塵として朽ち果て完全に戦闘不能となった。
合体攻撃
- 竜巻斬艦刀 / 竜巻斬艦刀・逸騎刀閃(たつまきざんかんとう・いっきとうせん)
- レーツェル・ファインシュメッカーの乗るアウセンザイターとの合体攻撃。両機のモードを「プフェールト」に設定する事で、ダイゼンガーが馬に変形したアウセンザイターに騎乗し「刃馬一体」となって斬艦刀を振るう。
- 後者の技名は『第3次α』のみで使われるが、実質的に同じ武装なのでこの項目に統合して解説。
- 『GBA版OG2』では横一文字斬りで打ち上げ、跳躍から雲燿の太刀同様に斬り下ろす2段攻撃。
- 『第3次α』『OGS』では横一文字斬りから頭上で斬艦刀を振り回し、巨大な竜巻を発生させて敵を巻き上げる攻撃となった。『OGIN』でも基本的な演出は『OGS』版がベース。
- 『OG2nd』ではプフェールト・モードで空中を駆け抜けて大気圏突入を行い、敵の眼前に着地してクレーターができるほどの勢いで縦一文字斬りを繰り出し、竜巻で巻き上げてから更に跳躍して空中で敵を両断。その勢いのまま大気圏を突破して宇宙空間のガレキに着地し、背中合わせで「我らに断てぬものなし」の名乗り上げ。アウセンザイターの変形モーション描写や足で空中を駆ける姿など、随所で雲燿の太刀と同様『OGIN』で使われた演出がミックスされている。
- ダイゼンガー側から始動すると見た目通り格闘攻撃だが、アウセンザイター側から始動すると射撃攻撃となる。
- 『OGシリーズ』全般の傾向として合体攻撃の中で比べると悪燃費気味の割に合体攻撃倍率が低い部類で、元の武装の改造効率の悪さもあって武器性能自体は良い部類ではない。その代わりパイロットが「インファイト」「ガンファイト」を習得するため、機体改造のみならずパイロットのレベルアップでもダメージが増大していく。またダイゼンガーは単独最強武器である雲燿の太刀が射程1固定という事もあり、こちらも使えるようになると位置取りの利便性が上がる。
- 『X-Ω』ではアウセンザイター[Ω]とのXΩスキルで採用。XΩスキルでは初のタフネス無効効果付き。
その他の作品
- 斬艦刀・逸刀入魂(ざんかんとう・いっとうにゅうこん)
斬艦刀・仁刀逸閃(ざんかんとう・にとういっせん) - シャッフルバトラーにおけるスレードゲルミルとの合体攻撃。前者は斬艦刀なし、後者はありの場合。一体どのような技なのか、相手が相手だけに内容が気になる所。
特殊能力
- 剣装備
- 『αシリーズ』のみ。切り払いが可能。
- 換装
- 『OG外伝』のみ。斬艦刀を主軸にする従来の仕様と内臓武装を復帰させた形態との切り替えが可能。
- 『OG2nd』以降は斬艦刀と内臓武装を同時使用できるようになったためオミット。
移動タイプ
サイズ
- L
カスタムボーナス
- 格闘武器の攻撃力+200
- 『OG2』『OGS』『OG2nd』で採用。
- 高い攻撃力がさらに高くなる。OGシリーズなら合体攻撃の計算式の関係で額面以上に強力。
- 格闘武器の攻撃力+100、武器「ゼネラル・ブラスター」にダブルアタック属性追加
- 『OGMD』で採用。
- 上昇値が低くなったが、待望のダブルアタック武器を得る。ただし移動後不可の長射程武器なので使いこなすならヒット&アウェイの育成も考慮。
機体BGM
- 「剣・魂・一・擲」
- ダイゼンガーのメインテーマ。デフォルトBGM。四字熟語の「乾坤一擲(けんこんいってき)」に別の漢字を当てている。この手法は森住氏が多用しており、スパロボでは定番となっている。元々、乾坤一擲は一か八かという意味合い=一回きりのチャンスという意味で、剣・魂・一・擲は弐の太刀いらずの示現流を如実に表しているとも言える。
- 「悪を断つ剣」
- ゼンガーのデフォルトBGM。BGMセレクトを除けば、ここぞというイベントで流れる場合が多い。OGシリーズはデフォルトだとパイロットが優先されるため、こちらを聞く機会が多い。
対決・名場面
- 武神装攻ダイゼンガー
- 『スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2』や『スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS』の初登場話では、なぜかロボットアニメのような武神装攻ダイゼンガーのテロップが表示される。ヴィガジとゼンガーの「武神装攻だと!?今度は何の略だ!」「もはや問答無用!」のやり取りは屈指の名(迷?)場面である。なお「武神装攻」は、第2次αでゼンガーがダイゼンガーに乗り換える31話のタイトルだが、こちらは「武神装攻、降臨」となっている。ちなみに、漫画「Record of ATX」の初登場回でも同じような演出になっており、アニメの「ジ・インスペクター」に至ってはテロップが更にパワーアップし、上記のやり取りまで完全に再現されていた。某動画サイトなどでは「武神装攻ダイゼンガーという新番組が始まった」などと大いに話題となった。
- 斬艦刀対斬艦刀
- OG2やOGsで実現。クロガネ隊を先行させ、もう一人のゼンガーとでも言うべきウォーダン・ユミルのスレードゲルミルと、アースクレイドルの防衛ライン『メイガスの門』で一騎討ちを演じた。
- 夏の日の巨人
- 元々は第3次αでトウマが語った封印戦争時のエピソードだが、OG外伝にて公式にイベント化した。函館で持ち前の正義感を発揮してマグナスに盾突き、殺されそうになっていたトウマを救ったのは、上空から飛来した「巨大な剣を振るう鎧武者のようなロボット」の放った一閃であった。
関連機体
- グルンガスト参式
- 参式の「参式斬艦刀」が、ダイゼンガーの手に渡る。
- アウセンザイター
- DGG2号機。連携を主としており、合体してダイゼンガー (刃馬一体)となる。
- 雷鳳
- 脚撃を主としたDGG3号機として制作されたが、DGGとしての登録は抹消されている。
- ジンライ
- DGG3号機の初期の姿。DGGを破壊するためのDGGである。
余談
- 名称の由来は「でっかいゼンガー=大ゼンガー」[2]。寺田貴信プロデューサーが5秒で命名した[6]。スタッフからは「?」という反応で、寺田P自身も「これはないだろう」と3ヶ月間名前を募集したが、結局この名称に決定した[2]。ただ流石にあんまりな名称のため、「ダイゼンガー」は略称とされ、「ダイナミック・ゼネラル・ガーディアン」という正式名称が後付けで設定された[2]。「ダイナミック・ゼネラル・ガーディアン」は寺田Pの師匠が命名した[6]。
- ゼンガーの綴りは「Sanger(北米版OGではSaenger)」であり、本機のアルファベット表記「Dygenguar」とは著しく違う。そのため、実は日本語表記でないと「でっかいゼンガー」の意味が全く通じなくなっている。
- 「ダイナミック・ゼネラル・ガーディアン」の略で「ダイゼンガー」なので、アウセンザイターを始めとするDGG系列の機体は全て「ダイゼンガー」という事になる。アウセンザイターについてはレーツェルがそれを認めている。
- 『無限のフロンティア スーパーロボット大戦OGサーガ パーフェクトバイブル(エンターブレイン刊)』のスタッフインタビューによると、別名の『武神装攻』と言う名を考えたのは森住惣一郎氏。寺田氏が普通に『装甲』と書いた所に、そうじゃなく攻撃の『攻』で、出来たら赤く塗ってくださいと注文を付けたらしい。
- このような命名法は、ドイツ語と並ぶ森住氏の定番パターン。
- 『OG2』(GBA版の時点から)では、リュウセイ・ダテが本機の略称をライ版として「ダイライオー」と言う場面がある。後に寺田氏によって、これが次回作以後に登場するスパロボオリジナル機名の伏線だったことが仄めかされる。『第3次α』で実際に同じDGG系の機体「大雷鳳(だいらいおう)」が登場した。
- αシリーズ、OGシリーズ共に初登場時には毎回とにかく派手で手が込んだ演出が用意され、さらに戦闘アニメの演出にも毎回力が入っており、バンプレストオリジナルの機体の中でも特に製作スタッフの思い入れの強さを感じさせる機体である。
- 大張正己監督の描くロボット(いわゆる「バリメカ」)をイメージしてデザインされており、寺田プロデューサーを初めとするスタッフは大張監督に怒られると戦々恐々していたが、当の大張監督はダイゼンガーをとても気に入っており、機会ができたら自分に描かせて欲しいとまでねだった微笑ましいエピソードがある。
- さらには後に『ジ・インスペクター』にて大張氏がアニメの総監督を担当したばかりか、ダイゼンガー初登場の第15話ではダイゼンガーの絵コンテを大張氏自身が手掛けたほど御墨付きである。曰く、「動かしやすい」とのこと。
話題
- 上述した「夏の日の巨人」のエピソードは、第3次αでトウマが語った封印戦争時のエピソードなのだが、実は本来ダイゼンガーのものではない。第3次αでトウマが語ったのは、「Gアイランドで露天商をしていた所に襲撃を受け、αナンバーズに救われた。その中でも、特に巨大な剣を振るうロボットが強かった」というもの。ダイゼンガーが初登場する第2次α31話ではαナンバーズは既に宇宙にいた。状況とトウマの話を総合すると、17話「緑の髪の少年」が該当する。つまり、トウマの言う「あの夏の日の巨人」とはダイゼンガーではなく、グルンガスト参式ということになる(意味合いとしてはゼンガー本人のことでもあるのだが)。
- COEではこの機体のコンセプトが話題になっている。
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脚注
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