フェステニア・ミューズ
フェステニア・ミューズ | |
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登場作品 | |
声優 | 東山奈央 |
デザイン | 糸井美帆 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦J |
SRWでの分類 | サブパイロット |
プロフィール | |
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愛称 | テニア |
種族 | |
性別 | 女 |
フェステニア・ミューズは『スーパーロボット大戦J』のヒロインの一人。
概要
実験体としてガウ=ラ・フューリアに拉致され、カティア・グリニャール、メルア・メルナ・メイアと共にサイトロンへの適応ができるよう肉体改造を施された3人娘の一人。愛称はテニア。
非常に活発で明朗な性格。また、並外れた大食いであり、公式の紹介文では某漫画の「居候オバケ」に例えられるほど。作中でも何かと食事をしているシーンが多い(メディアワークスの『J』攻略本掲載の設定画では頭より大きいドンブリでご飯を平らげている姿が確認できる。ちなみに後ろで統夜が財布の中を見ている姿が描かれており、彼の懐にかなりのダメージを与えているらしい)。SRWのオリジナルキャラクターではアラド・バランガと共に大食いキャラと言え、『OGMD』で遂にアラドと大食いを分かち合うことに。
だが、それに反して背丈や胸などは3人娘の中では一番小さく、童顔。本人もその事を気にしている(だが、カットインでは普通に揺れるので、某人物よりは遥かにマシである)。ただし、だからと言って逆に「なんで太らないんだ」と言われると、問答無用で鳩尾にパンチや膝蹴りをお見舞いされる。
なお、年齢は不明となっているが、EDによっては統夜や千鳥かなめの後輩となるため、だいたい16歳前後であると思われる。
登場作品と役柄
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦J
- 主人公機のサブパイロット候補の一人。彼女をパートナーに据える事で、『武器攻撃力+200、クリティカル率+10』の恩恵を受ける。また、ラフトクランズに搭乗しての出撃機会を一定数与える事で「オルゴンソードFモード」の制限が解除される。
- 一見スーパー系向きに見える能力のサブパイロットであるが、攻撃面サポートの精神コマンドを多く揃えており、リアル系を選んだ場合の主人公とも相性がいい。
- 余談だが、2017年現在公式HPのパートナー紹介で、フェステニア・ミュールと誤表記されている。
単独作品
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 『スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ』とのコラボイベントにて登場。
- 『OGMD』とは異なり、カティア・メルアと共にグランティードに乗ってトーヤの元に辿り着く。原典の『J』に近いシチュエーションと言える。
- 他二名と異なり長らくNPCだったが、2017年10月の進撃イベント「遥かなる戦い、開幕」にてSSRサポートユニットとして実装。
OGシリーズ
- スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ
- 愛称は設定の通り「テニア」。服装に大きな変更はない。担当声優の東山奈央氏は今作がスパロボシリーズ初出演となる。初期パートナーはカルヴィナだが、席を彼女の搭乗機に限定されているわけではない。
- 習得する精神コマンドは攻撃偏重。ド根性もある為立て直しは効きやすいのだが逆に防御系の精神コマンドが一切なく、ベルゼルート(及びブリガンディ)の紙耐久とは相性がよろしくない。むしろ鈍足高耐久であるグランティードとの相性が抜群である為、早々にトーヤのパートナーにしてしまった方が活躍できる。
- ただし、攻撃力強化の手段が限られるEX-HARDでは話が別で、レベル99のカルヴィナならば雑魚の攻撃は余裕をもって避けられるため、組ませれば対雑魚には闘志による火力アップも併せて無双ができる。
パイロットステータス
精神コマンド
- J
- ド根性、闘志、気合、必中、かく乱、激励
- 最初から闘志が使えるため、熱血が使えない序盤から高火力を期待できる。特に攻撃力が低めで、長距離狙撃能力に優れても格闘戦用武器に乏しいベルゼルートに至っては「必中」を有効活用する事で、相手に反撃の隙も与えない鬼の強さを発揮させる事ができる。
- OGMD
- 加速、ド根性、闘志、気合、熱血
- 上記の通り、完全な攻撃特化の構成。作中でツイン精神の闘志をソロで持つのは彼女だけである。
- カルヴィナの場合は闘志+連撃のラッシュを期待出来るが、防御面に不安を抱え込むという問題が出てくる。
- トーヤの場合は彼の必中と不屈を当てにできるため、彼との方が相性良好である。皇女の参戦後は、トーヤの不屈・テニアの熱血・シャナ=ミアの感応(必中)と見事な精神面の役割分担も可能。
サポートアビリティ
- パワフル・スマイル
- SSR。クリティカル倍率、命中率アップ。
パイロットBGM
- 「Powerful Eater」
- 一定回数以上テニアを乗せて出撃させると使用可能な主人公後継機の最強武器を使用した際、テニア専用BGMが流れる。『J』ではBGMセレクトには登録されない。曲名は『OGMD』にて判明。直訳すると「大食漢」。…本人が聞いたら膝を叩き込まれそうである。
人間関係
- 紫雲統夜
- パートナー。進み方によっては恋人同士に。どうも、テニアへの禁句である「なんで太らないんだ」を言ってしまった事があるらしい。『J』では最初に同乗したパートナーであるからか、他二人に比べシナリオデモ内で統夜に同行する場面が多め。
- 『MD』では初期からカルヴィナと同行してるので、その役割をカティアへ譲っている。
- カルヴィナ・クーランジュ
- パートナー。進み方によっては秘書に。『OGMD』では最初彼女に同伴する。中断メッセージでカルヴィナと共に登場するパターンがあるのが自身だけであることや、中盤でトーヤと共に捕らえられたのが自身だった場合、ある場面で下記2人と共にカルヴィナの名が出ることから、2人に比べカルヴィナとの関係性は1歩リードしているといえる。
- カティア・グリニャール、メルア・メルナ・メイア
- 共に実験体として過ごした仲間。『OGMD』ではテニアと同じくAK社に所属しており、AK社が壊滅した際には彼女達も死んだと思っていた(実際にはエ=セルダに救助されていた)。
- シャナ=ミア・エテルナ・フューラ
- 特に絡みはなかったが、『OGMD』では想い人が自分と同じくトーヤである事を察していた。
鋼龍戦隊
- アラド・バランガ
- 戦隊一の大食い。とある場面で2人揃って、見ていた人たちでも食いきれるかという量の食事を食いつくし、後から食堂に来たトーヤが驚愕することに。なおこのシーンではお腹一杯なテニアのギャグ顔が見られる。
版権作品との人間関係
スーパー系
リアル系
- アンドリュー・バルトフェルド、アイシャ
- 『J』のAAルートにて、統夜が主人公の場合キラ、カガリらとともに屋敷に招待されシモーヌやカガリと共にドレスを進呈されるシーンがある。またバルトフェルドに勧められたヨーグルトソース付きのケバブを「悔しいけどおいしい」と認めたりも。
- Dボゥイ
- 記憶喪失を装っていることに気づくが、自身の境遇もあってか、問い詰めなかった。暴走した際には、ミリィと二人がかりで呼びかけを行った。なおこちらも大食いキャラであるため、食堂で一緒になる事も多い。
名台詞
スーパーロボット大戦J
- 「あーもう最悪だよ! こんなとこに落ちちゃ、どうにもなんないよ!」
- 『J』統夜編第1話「降ってきた「災厄」?」より、学校の校庭に落下し、主人公機のハッチを開いてカティア達と共に外に出てきて発した第一声。彼女達と統夜の奇妙な運命が廻りだす。
- テニア「…怖いの?」
統夜「な…」
テニア「もしかしてさ、あんた臆病なんだ?」
統夜「はぁ!? なんなんだよ、お前は! そういう話じゃないだろ!?」
テニア「違うの? じゃあ、乗ってよ」
統夜「俺はただの学生なんだぞ! あそこで戦ってる兜とかいう連中とは違う。パイロットが必要なら、あいつらに言えばいいじゃないか! だいたいお前ら、どこの奴なんだよ。軍じゃないのか」
テニア「ダメなの。あんたじゃないと、ダメなんだよ。だから…」 - 同話、自分たちが乗ってきた機体を動かせる少年・紫雲統夜に機体の搭乗を懇願するも、統夜から拒絶されての返し。
- 「アタシたちさ、昔そいつらの所に連れていかれて、それきりずっと変な施設に閉じ込められてたの。だから、アタシたちを逃がしてくれたあの人の言ったことだから、アタシたちはあの機体を守らなきゃならない。どうしても」
- 同話、戦闘終了後より。統夜達に自分達の経緯を語った。
- 『OGMD』では出自自体が異なっているため、この会話は無し。
- 「あ、あんまり見ないでよ。アタシこんなの着たことないんだから」
- 『J』アークエンジェル乗艦ルート第11話「砂漠の虎」より。バルトフェルドの屋敷にてアイシャに着付けてもらったドレスに戸惑いながら。統夜の反応は「へえ…」とまんざらでもなさそうだった。なお、この一連の流れは統夜を主人公にした場合しか見られない。
- 「…悔しいけどおいしい」
- 『J』アークエンジェル乗艦ルート第12話「燃える砂塵の中で」より。砂漠の虎との邂逅でナーバスになっていたキラ達が項垂れるなか、ムウから「ヨーグルトソースの方がうまいぞ」と勧められたケバブを口にしての感想。
- 「うん、アキトのご飯おいしいもんね」
- 『J』第20話「「真実」は一つじゃない」より。パイロットとしてもコックとしてもクビになり、艦を降りたアキトのことで。いかにも食いしん坊キャラらしい言い方で、その後メルアからも「テニアちゃん、それ違う」と突っ込まれている。
- 「…統夜がいて、(主人公機)があるなら、なにも問題はないんだって。アタシはそう信じるの」
「…Dボウイのことだけどね、やっぱり記憶喪失なんかじゃないと思う」
「でもたぶん、嫌なことがいっぱいあったんだと思う。アタシもそう。統夜にも話してないこと、たくさんあるよ。あいつらのところに連れていかれる前のことは、たぶん6年か7年くらい前だけと、あんまりよく覚えてない。それは頭の中いじられたせいだと思うけど、あとは嫌なことばっかりだから」
「今のアタシたちには、統夜と一緒に(主人公機)で戦う以外なんにもない。逃げる場所もない。これから先どうなっちゃうのかもわからない。アタシね、そのこと考えると怖くて怖くて、どうにかなっちゃいそうになることある。きっとDボウイもそういうグチャグチャをいっぱい抱えてるんだ」 - 23話「カーテンの向こうで」より、テニアパートナー時に発生するイベント(統夜ルート)。
- 「こら、ふざけんな! あんた今生きてんでしょ! 生きてるなら生きてるなりのことしろ! バカッ!」
- 『J』第32話残留するルート「怨念の終焉」より。マサトが沖に自分を殺すよう頼んだことに対して。
スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ
- 「オルゴン・マテリアライゼーション!」
- 『OGMD』における必殺技使用時の台詞。文字で見ると普通だが言い方が可愛らしいため、ふぁいあ!のように「おるごん☆まてりあらいぜーしょん!」とファンから表現されている。
- 「ガオーッ!!」
- 『OGMD』におけるオルゴン・ドラコ・スレイブ使用時の台詞。この武器の使用時はしないが、ドラコ・スレイブの発射口となっているバシレウスの頭部は咆哮することがあり、それに倣った掛け声とも取れるが、他ではオペレーターとして比較的真面目にやっているだけに、テニアらしさが際立つ台詞と言えよう。
- 「えっと……つまり、問題児の多いクラスに厳しい先生が来たってこと?」
- 第4話「甦る亡霊」にて、現在の鋼龍戦隊の状況を評して。あながち間違ってはいない。
- 「……今でも十分面白いよ?」
- 第14話「奸悪なる道化」にて、ミチルが「自分が喧嘩に負けたら笑いものになる」と息巻くのに返して。
- 「地球人とフューリー人が共存することなんて出来るの……?」
- 「あたしには憎しみしかないよ。父さんと母さんの仇を討ちたい。そのために戦ってきたんだ」
- 「でも、こんなことになっちゃって……この先のことを考えると怖くて怖くて、どうにかなっちゃいそうで……今だって、トーヤが傍にいてくれなかったら……」
- 「あたし、死にたくない……トーヤにも死んで欲しくない……カティアやメルア、カルヴィナ……みんなの所へ帰りたいよ……」
- 『OGMD』第32話「皇家の真剣」にて。ガウ=ラの牢獄内でのトーヤとの会話。普段は陽気に振舞っているテニアが、内に秘めた憎しみと不安を吐露する。
- 「そ、それはあたしも……そうかも。トーヤみたいに話せる男子って……その……初めてだし」
「う、うん。ほら、あたしってこんな感じだからさ、すぐに喧嘩になっちゃって……」
「あの時、ガウ=ラ・フューリアで捕まって一緒にいた時……何て言うか、その……」 - 『OGMD』第43話「剣、交わる時」での出撃前のトーヤとの会話。告白一歩手前まで迫るが、「やっぱり言われたいし」と引いてしまう。
- ここまでは良い雰囲気なのだが…。
- 「もういいよ!無事に帰ってこられたら、ランチおごってもらうからねっ!」
- 上記の会話の直後。トーヤの鈍さのせいで肩透かしを食らって憤慨する……が、何気に一緒に食事に行く約束を取り付けてもいる。
- 「そんなの適当でいいじゃん。遊んでくれてありがとう! ゆっくり休んで、またプレイしてねっ! 以上、終わり! お疲れ! お休み!」
- 『OGMD』中断メッセージ「テニアの挨拶」より。トーヤからは「本当に適当だな」と言われるが、中断メッセージとしての要点は押さえている。むしろ、茶番・ネタ路線が常態化しているOGシリーズ中断メッセージの中では真面目とすら言えるかもしれない。
- なお、最後の「お休み」の部分はふわっとした喋りになっているのでこのまま寝るようである。
- 「好物、当てて見せよっか? 焼肉でしょ! しかも、ロースじゃなくて……」
- 『OGMD』中断メッセージ「カルヴィナの好物」より。最後はカルヴィナに遮られてしまうが、その後の台詞は容易に想像できるだろう。
- 「聞くなぁぁぁぁぁっ!!」
- 『OGMD』中断メッセージ「テニアに聞いてはいけないこと」より。案の定、地雷を踏んでしまうトーヤであった。ただし、この後ちゃっかり食事を奢ってもらう約束をしている。
搭乗機体
- ベルゼルート→ベルゼルート・ブリガンディ
- クストウェル→クストウェル・ブラキウム
- グランティード→グランティード・ドラコデウス
- ヴォルレント→ラフトクランズ(他の主人公機を全て選択した後)
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