何羅魚は『第2次スーパーロボット大戦OG』の登場メカ。
概要
バラルに使役される妖機人の一種。
ブリキの金魚の玩具のような魚の頭部に10の胴体と尾鰭がついた姿をしている。『山海経』の「北山経」(山海経第三)に収められた譙明山の段にある魚の名に由来し、「水中に何羅の魚多く、一つの首に十の身、その声は犬の吠えるよう、これを食うと癰(腫れ物)を癒す」と記されている。奇怪な姿だが原典の記述を見る限りむしろ忠実にデザインされている。そのこちらを舐めているとしか思えない面構えに、ついた俗称が「ちょきんぎょ」[1]。腹が立ったらGバンカランのカラン・キックを食らわせてやろう。
登場作品と操縦者
- 第2次スーパーロボット大戦OG
- 第25話後半から登場。妖機人の中で最もHPが高く、一撃で倒すのは難しい。重水鉄砲の射程の長さを活かして反撃できない死角を突いてくる事が多いのがいやらしい。カチーナで戦うと、生理的に受け付けないのか珍しく気弱な台詞を吐く。
- スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ
- バラルの園跡地からダークブレイン軍団によって回収され、マッドネットに制御されて戦力化されている。
関連作品
- 超機人 龍虎王伝奇
- 第四話で登場。苦辛公主、帝江と共に魁龍を襲撃した。
装備・機能
- 重水鉄砲
- 胴体を回転させながら水を溜め込み、口から発射する。
- 魚胎覧
- 重水鉄砲と同じ予備動作をとった後、突進して敵を丸呑みにする。運動性ダウンの追加効果あり。
- 底力L3
移動タイプ
- 空陸水
- M
脚注
- ↑ かつて某金融機関が展開していた金魚型キャラクター「ちょちくちょきんぎょ」に由来。なお別作品では彼の宝物もこれに似ており、やはり「ちょきんぎょ」という俗称でファンから呼ばれている。