ユリン・ルシェル

提供: スーパーロボット大戦Wiki
2015年9月21日 (月) 00:02時点における210.132.145.235 (トーク)による版 (人間関係を編集。)
ナビゲーションに移動 検索に移動

ユリン・ルシェル(Urine Luciel)

フリット編の登場人物。スペースコロニー「ノーラ」がUE(ヴェイガン)に襲撃された際に、フリットが救出した少女。Xラウンダー能力を持っており、崩壊するノーラから脱出する際にフリットを導いている。

その後遠縁の親戚に引き取られたが、ユリンのXラウンダー能力に目を付けたUEに拉致され、ファルシアに無理矢理乗せられてしまう。この機体は遠隔操作されているが、性能を引き出すためにはXラウンダー能力が必要で、ユリンはそのためのパーツとして乗せられた。

フリットのガンダムAGE-1を追い詰めるも、最期は遠隔操作を振り切ってフリットを敵機の攻撃から庇う。そして「生きるのって難しいね」と言い残し、ファルシアと共に炎の中に消えていった。

彼女を救えなかったことは、フリットのその後の人生に大きな影響を与えることになる。

登場作品と役柄

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦BX
初登場作品。AGEはキオ編以降からの参戦なので既に死亡済みだが、原作通りフリットの改心イベントに幽霊として出てくる。
また、本作品ではフリットは原作以上にユリンのことを引きずっているらしく、思い出のコロニーフォーンファルシアとの対面時などに名前がよく出てくる。

人間関係

フリット・アスノ
思い出の人物。ユリンをはじめ親愛なる人々の生命をUE(ヴェイガン)によって奪われた事が、フリットを殲滅主義に駆り立てた原因となった。
尚、ゲーム版ではユリンのフリットへの恋愛感情が明確に描写されており、キスシーンまで存在している
アルザック・バーミングス
ユリンの養父。コロニーミンスリーの大富豪。何か裏があって、ユリンを養女にしたわけではないが、ユリンは心を開けずにいた。後に、デシルがユリンを拉致した際には一切の抵抗しなかったが、申し訳ない顔をしていたことからユリンを引き渡すことは本心ではなかったことが伺える。小説版ではフリットとの交流で現在の自分と向き合うことにしたユリンから「お父様」と呼ばれるようになり、親子の関係を築いていくが、ユリンは学校でデシルに拉致されてしまう。
デシル・ガレット
UE(ヴェイガン)側のXラウンダーの少年。フリットを苦しませるためだけに、ユリンを連れ去り、彼女を無理矢理ファルシアに搭乗させた。いわば、ユリンの運命および生命を弄んだ人物。小説版では、ユリンの通う学校を丸ごと人質にして、ユリンを拉致すると悪辣さが増していた。また、UEに連れて行かれた後のユリンは地球のXラウンダーを調査するための身体検査をされ、自殺衝動にまで駆られるほどの屈辱を受けた。
尚、デシルはユリンを手に掛けた後、激昂したフリットに機体を撃破される。さらにユリンの死から25年後、フリットの息子・アセムによって引導を渡された。

名台詞

フリット…生きるのって難しいね…」
第14話より。最期の台詞。

搭乗機体

ファルシア
正確にはUE(ヴェイガン)に拉致された際、性能を引き出すためのパーツとして、遠隔操作された状態で乗せられた。
ピンクのカラーリングの女性的な体型が特徴的なXラウンダー専用機。これを発展させたのがフラムフォーンファルシア

余談

  • 愛らしい外見および悲劇的な結末故に、視聴者からの人気が高い女性キャラクターである。
    • ちなみにgundam.infoの「ガンダムAGEのベストカップル」調査でフリット&ユリンが圧倒的な差で1位を取ったこともある。[1]
    • ファンの中には、「ユリンこそが機動戦士ガンダムAGE』の真のヒロイン」と評する意見もある。
  • 外見が漫画『WORKING!!』の登場人物・山田葵に似ている事からか、視聴者から「山田」と呼ばれる事が多い(ちなみに、アニメ版第2期放映時期が『機動戦士ガンダムAGE』と同じ)。

脚注

商品情報

資料リンク