「レナード・テスタロッサ」の版間の差分
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一見すると物事を斜に構える二ヒルでクールな雰囲気を纏った人間だが、その実本性は粗暴で人としての器も小さく、歪んだコンプレックスの塊である。<br/> | 一見すると物事を斜に構える二ヒルでクールな雰囲気を纏った人間だが、その実本性は粗暴で人としての器も小さく、歪んだコンプレックスの塊である。<br/> | ||
− | 幼年時代に母・マリアが夫を裏切り他の男と不倫関係を持っていた事実を知っていたこと、そしてレナードがそれを察知したことを知ったその母が、自宅に強盗が押し入った際に口封じのためにレナードを強盗に売り渡そうとしたという、最悪の形で肉親に裏切られたことが切っ掛けで、徐々に歪みこのような性格を形成してしまった。 | + | 幼年時代に母・マリアが夫を裏切り他の男と不倫関係を持っていた事実を知っていたこと、そしてレナードがそれを察知したことを知ったその母が、自宅に強盗が押し入った際に口封じのためにレナードを強盗に売り渡そうとしたという、最悪の形で肉親に裏切られたことが切っ掛けで、徐々に歪みこのような性格を形成してしまった。<br/> |
+ | 最終的にはカリーニンに討たれる末路を遂げた。 | ||
== 登場作品と役柄 == | == 登場作品と役柄 == | ||
原作後半のアマルガムとの本格的な戦いがスパロボでは描かれておらず、今のところはパイロットとして参戦したことは一度もない。 | 原作後半のアマルガムとの本格的な戦いがスパロボでは描かれておらず、今のところはパイロットとして参戦したことは一度もない。 | ||
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:かなめ暗殺の際に組織の意向に反して、救いの手を伸べるが、拒否してレナードに罰を与えられる。 | :かなめ暗殺の際に組織の意向に反して、救いの手を伸べるが、拒否してレナードに罰を与えられる。 | ||
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*レナードの声優を務める浪川氏は『フルメタル・パニックシリーズ』の舞台である都立[[陣代高校]]のモデルになった東京都立神代高等学校出身だったりする。 | *レナードの声優を務める浪川氏は『フルメタル・パニックシリーズ』の舞台である都立[[陣代高校]]のモデルになった東京都立神代高等学校出身だったりする。 | ||
**これを受けてか、[[ドラマCD]]などではよくネタにされたりすることも。 | **これを受けてか、[[ドラマCD]]などではよくネタにされたりすることも。 | ||
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2014年11月30日 (日) 06:54時点における版
レナード・テスタロッサ(Leonard Testarossa)
- 登場作品:フルメタル・パニックシリーズ
- 声優:浪川大輔
- 種族:地球人
- 性別:男
- 生年月日:1981年12月24日
- 年齢:16歳
- 所属:アマルガム
- 役職:幹部クラス、コードネーム「ミスタ・Ag(シルバー)」
アマルガムの幹部。双子の妹のテッサ以上の知力を有するウィスパードであり、当然ラムダ・ドライバを使いこなせるため、ASでの戦いは無類の強さを発揮している。
線の細い体格に反して白兵戦も高く、レイスをあしらい相良宗介とある程度渡りあえるほどの腕前を持っている。
一見すると物事を斜に構える二ヒルでクールな雰囲気を纏った人間だが、その実本性は粗暴で人としての器も小さく、歪んだコンプレックスの塊である。
幼年時代に母・マリアが夫を裏切り他の男と不倫関係を持っていた事実を知っていたこと、そしてレナードがそれを察知したことを知ったその母が、自宅に強盗が押し入った際に口封じのためにレナードを強盗に売り渡そうとしたという、最悪の形で肉親に裏切られたことが切っ掛けで、徐々に歪みこのような性格を形成してしまった。
最終的にはカリーニンに討たれる末路を遂げた。
登場作品と役柄
原作後半のアマルガムとの本格的な戦いがスパロボでは描かれておらず、今のところはパイロットとして参戦したことは一度もない。
Zシリーズ
- 第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
- 『TSR』までの原作再現であるため、NPC。混沌とした多元世界を嫌悪するような言動をとるなど、原作小説終盤を彷彿させる面を見せる場面もあるが…
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦W
- 初登場作品。全編にわたって各所で暗躍しており、多くの組織と接触しながら、時折ノイ・ヴェルターを助けてくれるなど、中々目立った活躍を見せる。『TSR』までの再現ということもあり原作小説終盤のように本性や醜態を晒す場面も無く、ミステリアスな魅力を持った敵役の一人という印象を残す。インファレンスと妙に気が合っていた姿が印象的。上述のように『TSR』までの原作再現であるため、64やαでの孔明達BF団同様に最後まで決着が着くことはない。
- 終盤で「太陽系の『知の記録者』」である可能性が示唆されていた。
人間関係
- 千鳥かなめ
- 同じウィスパード。彼女の存在に注目する。彼女の行動が彼の本性を現すきっかけとなった。好意を持っていたこともあり拉致した後も丁重に接していたが、本性を現した後は彼女に対する扱いも悪くなっていく。
- テレサ・テスタロッサ
- 双子の妹。子供の頃は双子なのに兄の方が保護者的な関係だったらしい。昔は兄妹仲は良かったが、紆余曲折の出来事を経て敵対関係となってしまっており、現在では彼女を「出来の悪い妹」と呼んでいる。
- 相良宗介
- 最大の強敵といえる存在でもあるが、互いに特に宿敵やライバルといった意識はなく、基本的にはただの邪魔物もしくは障害物と見なし合う程度の関係である。
- 夏玉蘭
- かなめ暗殺の際に組織の意向に反して、救いの手を伸べるが、拒否してレナードに罰を与えられる。
- アンドレイ・セルゲイビッチ・カリーニン
- アマルガム側に寝返った彼と共に行動するが最終的には彼に狙撃されてしまう。
他作品の人間関係
- ムルタ・アズラエル
- Wでは彼に第1部から様々な協力をしている。しかし、物事を飄々とゲームのように楽しむレナードに対して懐疑を示すことも。彼もまた、レナード同様に「過去に実の母親から受けた仕打ち」を切っ掛けに徐々に歪んでいった人間である(尤も、その仕打ちの酷さはアズラエルの方がマシと言ってもいいほどのものだったが)。そういった意味では、彼もレナードとある種の同類といえるかもしれない(末路も「味方だったはずの人間が切っ掛けで死亡した」「結局は踊らされた道化に過ぎなかった」と大体共通している)。
- デキム・バートン
- Wでは彼にも協力。しかし、レナードがヴェルターに興味を持ったがために、彼の決起情報をヴェルターに横流ししてしまう。
- デッド・エンド
- Wでは彼を拾い、フォーマットを施した。
- 草壁春樹
- Wでは第2部において協力関係を結ぶ。
- 北辰
- Wでは一時的な協力者。
- キラ・ヤマト
- Wでは彼にアラスカにサイクロプスが仕掛けられていることをリークする。
- Dr.ヘル
- Wでは直接絡む場面は無いが、共にインファレンスに協力したものと思われる。
- アリア・アドヴァンス
- Wでは彼女にザ・データベースの基地へと連れて行かれる。
- インファレンス
- Wでは一時的に彼に協力することに。波長が合うのか、妙に気が合っていた。実際、両者の共通点は非常に多かったりする。
名台詞
- 「僕は世の中には二種類の女性がいると思う。雨が似合う人とそうでない人だ。きみは間違いなく前者だね。今の君を見たら、誰だってそう思うだろう」
- 初登場時。
- 「はっきりものを言い過ぎるのもどうかと思うよ。言葉はかりそめの乗り物だから。でも多分、それが君の魅力なんだろうね」
- 余りにも自身の詩的な言い回しに、かなめから「ハッキリものをいえないのか」と詰られた際に。
迷台詞
- 「おや? 千鳥かなめ君。 僕がモテモテなのに嫉妬かな? でも安心してね。 僕が一番好きなのは君」
「何しろ、お互いの粘膜と粘膜をしっぽりと接触した仲なんだからね」 - ドラマCD「ありえない授業」にて。2時間目にて、『美形で天才な先生』という触れ込みで女生徒に人気を集めた際にかなめを見かけて。当然かなめからは「いやらしい言い方しないで!」と大いに顰蹙を買ってしまう。
- 「またまた、ちょっとは嬉しかったくせに」
「もう、素直じゃないなあ…本当はそばにいて欲しいんだろ?」 - あまりにもかなめにしつこく言い寄ってくるレナードに両者とも我慢の限界に達したのか、かなめには「帰れバカ!」と非難され、宗介には「(レナードを)射殺していいか?」とかなめに尋ねる形で言われてしまった(しかもそれに突っ込むどころか許可した)。
- レナードも負けじ(?)と自分に銃を向けて発砲した(ことごとく回避したが)宗介にプラン1211 アラストルをけしかけて仕留めようとしたり(しかし、間違えて小野寺を宗介と誤認して惨殺してしまう)、解けるわけもない難解な問題を出題していた。
関連機体
- プラン1055 ベリアル
- ラムダ・ドライバ搭載の第三世代型「世界最強の」AS。翼状ユニットを背部に持ち、レナードの操縦技術と彼の能力に依るフル稼働のラムダ・ドライバによって3次元機動を可能とする。原作小説終盤に登場する。SRW未登場。
- プラン1211 アラストル
- 「第三世代型AS」を基にして、対人用に作られたAS。