「キサブロー・アズマ」の版間の差分

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2014年10月24日 (金) 20:18時点における版

キサブロー・アズマ(吾妻喜三郎 / Kisaburo Azuma)

東京浅草に民間研究所「アズマ研究所」を構える科学者。かつてはテスラ・ライヒ研究所特機スーパーロボット)の開発をしていた。現所長であるジョナサン・カザハラとは家族付き合いの親友であり、彼の息子であるイルムの過去についても色々と知っているらしく、イルムを狼狽させる事も。

その後、ディバイン・クルセイダーズDC)の前身EOTI機関に所属していたが、一方で地元・浅草に自前の研究施設であるBFベースを建造していた。これには、ある事情が存在する。

浅草に転移出現してきた機動兵器「コンパチカイザー」を回収したキサブローは、その操り手であり、肉体を失っていた戦士ロアから彼の宿敵「ダークブレイン」の存在を知らされ、来るべき時に備えてカイザーの修復を行っていた。 しかし、元々異世界の機体である上に、カイザー自体が残骸に近い状態であり、携われるスタッフがキサブローのみという悪条件が重なって作業は難航。他の機動兵器の技術を取り入れつつ修理改造を続け、20年という歳月をかけてようやくコンパチブルカイザーとして完成させることに成功したが、肝心の乗り手がいない状態だった。

カイザーはロアの魂を宿したロア・アーマーの適合者にしか操れず、キサブローにはその資格がなかったため、後にコウタ・アズマがロアに選ばれるまで、カイザーは研究所に死蔵されていた。

その後もEOTI機関に所属してはいたが、異星人による侵略を危惧し、地球圏の武力統一を考えていたビアンの思想には賛同出来ず、話し合いの結果、特別許可を得て機関を去る。DC戦争の勃発はこのしばらく後のことである。

OG外伝ではパテント(特許)をいくつか持っている事が判明する。また、アズマ研究所は外見は旧日本家屋だが、茶の間に用途不明の機器が置いてあったりとシュール。

名前の由来は、コンパチヒーローシリーズの『ザ・グレイトバトルIV』に出てきたキサブロー博士より。『ザ・グレイトバトルIII』にも「きさぶろう」というキャラは登場しており、これらはパンプレストの元お偉いさんでコンパチヒーローシリーズにはエグゼクティブプロデューサーとして携わっていた東喜三郎(ヒガシ キサブロウ)から。東をヒガシではなくアズマと読めば、キサブロー・アズマとなる。

登場作品と役柄

OGシリーズ

スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATIONS
スーパーロボット大戦OG外伝
無限のフロンティアEXCEED スーパーロボット大戦OGサーガ

人間関係

コウタ・アズマ/ファイター・ロア
孫であり、喧嘩っ早いが情にもろい、江戸っ子気質な性格。コウタがロアに選ばれた戦士になったことはキサブローにとっても運命的であったが…。
ショウコ・アズマ
孫であり、コウタの妹。心優しく節約上手な性格。ショウコもまた兄と同じく選ばれた戦士となった。
戦士ロア
異世界の住人であり、彼から巨悪の存在とコンパチブルカイザーを託される。
フォルカ・アルバーク
孫のショウコを連れ去ったことを水に流し、協力するように促し、彼に贖罪の機会を与えた。
ミズホ・サイキ
新しいエクサランスについて、彼女に対して色々とアドバイスをした。
ジャーダ・ベネルディ ガーネット・サンデイ
ご近所に住む仲の良い家族。
ジョナサン・カザハラ
古い友人であり、同じ特機開発をしていた。
イルムガルト・カザハラ
家族で付き合いをしているとき、赤ん坊のイルムをあやしたことがある。
ビアン・ゾルダーク
古い友人であったが、自分のやるべき事を伝えて袂を分かった。
レーツェル・ファインシュメッカー
影ながらサポートしている仲であり、DC時代にも面識はある。
ミチル・ハナテン
彼にGバンカランをあたえた。
マイ・コバヤシ
初見で彼をロボット関係だと見抜いた(理由はアレだったが)。

名台詞

関連機体

コンパチブルカイザーGコンパチブルカイザー
「コンパチカイザー」を修復した姿。
Gサンダーゲート