「フォリア・エスト」の版間の差分

提供: スーパーロボット大戦Wiki
ナビゲーションに移動 検索に移動
(→‎登場作品と役柄: スーパーロボット大戦OG外伝の項目に担当声優の勝杏里氏はスパロボ初出演。の文章を追加)
 
38行目: 38行目:
 
=== [[OGシリーズ]] ===
 
=== [[OGシリーズ]] ===
 
;[[スーパーロボット大戦OG外伝]]
 
;[[スーパーロボット大戦OG外伝]]
:「フォリア・エスト」としての実質的な初出演作品。専用BGMと専用機体が用意されての破格の扱い。時系列では『MX』の前日譚。最期は[[イェッツトレジセイア]]の攻撃から父アルベロを庇い戦死する。その最期は、『MX』をプレイした人にとってはなおさら悲壮感を感じさせるものといえるかもしれない。
+
:「フォリア・エスト」としての実質的な初出演作品。担当声優の勝杏里氏はスパロボ初出演。専用BGMと専用機体が用意されての破格の扱い。時系列では『MX』の前日譚。最期は[[イェッツトレジセイア]]の攻撃から父アルベロを庇い戦死する。その最期は、『MX』をプレイした人にとってはなおさら悲壮感を感じさせるものといえるかもしれない。
 
;[[第2次スーパーロボット大戦OG]]
 
;[[第2次スーパーロボット大戦OG]]
 
:ヒューゴの回想シーンで登場するのみ。すでにイェッツト戦で死亡していたが、アルベロはザパトから「まだ生きている」と告げられ、巧妙につくられた偽のフォリアの体まで用意されていたため、騙されて従っていた。
 
:ヒューゴの回想シーンで登場するのみ。すでにイェッツト戦で死亡していたが、アルベロはザパトから「まだ生きている」と告げられ、巧妙につくられた偽のフォリアの体まで用意されていたため、騙されて従っていた。

2024年11月29日 (金) 13:57時点における最新版

フォリア・エスト
登場作品

バンプレストオリジナルOGシリーズ

声優 勝杏里
デザイン 河野さち子
初登場SRW スーパーロボット大戦MX
SRWでの分類 パイロット
テンプレートを表示
フォリア・エスト
種族 地球人
性別
年齢 20歳
所属組織 地球連邦軍
所属部隊 クライ・ウルブズ
役職 隊員
軍階級 准尉
テンプレートを表示

フォリア・エストは『スーパーロボット大戦MX』の登場人物。

概要[編集 | ソースを編集]

父親であるアルベロ・エストが隊長を務めるクライ・ウルブズに所属する新人パイロット。

ヒューゴ・メディオとは親友同士。性格はヒューゴに似た熱血漢だが、彼に比べ感情を平静に保つことが苦手。また、周囲の評判を気にして手柄に固執したり力を求めたりと、兵士しては未熟な部分がある。

『MX』ではデビルガンダム細胞の侵蝕を受け、デスアーミーに変貌してヒューゴに致命傷を負わせてしまう。その後どうなったかは不明だが、恐らくアルベロによって倒されたと思われる。

『OG外伝』では父であるアルベロの計らいによりクライ・ウルブズに所属することとなったが、戦場においては親子関係を断ち切り「兵士」としての関係に徹することを貫かんとするアルベロの信念から、他の隊員と一切変わらぬ扱いを受けていた。そのような厳しい指導方針の下、数多の戦場を潜る中で兵士としての力量は徐々に身についていったものの、心の奥底にある父への思慕を完全に断ち切ることはできず、最期は父アルベロを庇って戦死する。

彼の登場は『MX』からであるが、実質的には『OG外伝』初登場。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

単独作品[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦MXPORTABLE
回想シーンに登場。対デビルガンダム戦において、DG細胞に機体ごと侵食されてゾンビ兵となり、ヒューゴを撃ってしまう。この一件はヒューゴにとっては忘れられないトラウマとなった。『OG外伝』からプレイした人には衝撃的な展開である。登場した時には既にゾンビ兵なので、フォリア本人の顔グラフィックは用意されていない。このため登場と言っても実質名前のみである。

OGシリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦OG外伝
「フォリア・エスト」としての実質的な初出演作品。担当声優の勝杏里氏はスパロボ初出演。専用BGMと専用機体が用意されての破格の扱い。時系列では『MX』の前日譚。最期はイェッツトレジセイアの攻撃から父アルベロを庇い戦死する。その最期は、『MX』をプレイした人にとってはなおさら悲壮感を感じさせるものといえるかもしれない。
第2次スーパーロボット大戦OG
ヒューゴの回想シーンで登場するのみ。すでにイェッツト戦で死亡していたが、アルベロはザパトから「まだ生きている」と告げられ、巧妙につくられた偽のフォリアの体まで用意されていたため、騙されて従っていた。

パイロットステータス[編集 | ソースを編集]

アルベロの能力が高いため目立たないが、能力値だけで見ればそこそこの水準である。

能力値[編集 | ソースを編集]

抜きん出て高いわけではないが、平均的でバランスの取れた能力を持つ。突出しているのは防御で、レベル1の時点で140とPT乗りらしからぬ高さを誇る。

精神コマンド[編集 | ソースを編集]

OG外伝
鉄壁根性必中集中熱血信頼
「信頼」はアルベロに対してのものか。能力面からも当人が望んでいたようにグルンガストのような特機と相性がよさそうだが、乗る機会はないのが無念。

特殊技能(特殊スキル)[編集 | ソースを編集]

OG外伝
援護攻撃L3援護防御L3ガード
可もなく不可もなく、と言った感じ。ガードのおかげで硬い事は硬い。

固有エースボーナス[編集 | ソースを編集]

反撃時に与える最終ダメージ+5%、回避率+5%
OG外伝』で採用。能力とはミスマッチなボーナス。まあ、これを得るには相当狙わなければ無理だが。

パイロットBGM[編集 | ソースを編集]

「Going Ocher」
初出演作品である『OG外伝』で用意されたフォリアのテーマ。父アルベロの「Shouting Black」をさらにアレンジした内容となっている。父と比べ透明感のある曲調だが、どこか寂しげな旋律が彼の運命を暗示している。
(実際アルベロの「黒」、ヒューゴの「赤」と比べて分かりにくいが、フォリアの「Ocher」は「黄土色」であり、「Going Ocher」を直訳すると「進む黄土色」→「黄土色へ進む」→「土へ進む(帰る)」で暗に死亡フラグがたっている)

人間関係[編集 | ソースを編集]

アルベロ・エスト
父親であるが、戦場における関係は微妙。戦場で親子の情を捨て「兵士」に徹することが出来るかをアルベロに試されていたのだが、フォリアはそんな父を慕い庇って戦死。彼の死は、アルベロの信念に揺らぎを生じさせる大きなターニングポイントとなった。
ヒューゴ・メディオ
親友であり、戦友。お互い信頼しあう親しい仲であったが、彼の死はヒューゴにも暗い過去として刻まれる(特にMXではヒューゴのトラウマになってしまうほど)。
ミタール・ザパト
ツェントル・プロジェクトの総責任者。フォリアは学者連中に振り回されることに、強い不満を抱いていた。

名台詞[編集 | ソースを編集]

「な、何だ、こいつは!?」
「うわぁぁぁぁぁっ!!」
『MX』での最期の台詞。「悪夢のガンダムファイト」におけるヒューゴの夢の中で。
「退治してやるぜ、アインスト!!」
対アインスト戦闘台詞。実質『OG外伝』第1話「凍結した過去」でしか聴く機会がない。
「チッ! もう大概のことじゃ驚かねえぞ!!」
『OG外伝』第18話「放たれた凶獣」にて、熱源の接近を告げられて。イェッツトレジセイアテュガテールソウルゲインペルゼイン・リヒカイト……と立て続けに現れた後なので、そうそう驚くほどの何かが来るはずもない、と思っていたのだが……。
「ぜ、前言撤回……驚きました!!」
直後の台詞がこれ。現れたのはなんとグランゾン。そりゃ、驚くだろう。ちなみにこの一連の流れを差して、ネットでは「フォリア状態」という言葉が作られている。
「親父ぃぃぃぃぃっ!!」
「お、俺は……っ!!」
父アルベロを庇った瞬間のセリフ。声優の勝杏里氏の演技が熱く、思わずフォリアに感情移入する瞬間。
「そ……そんなの……決まってるじゃねえか……あんたが……クライウルブズの隊長である……以前に……俺の親父……だからさ……」
「親父……ヒューゴ……早く逃げろ……」
『OG外伝』での最期の台詞。アルベロになぜ庇ったのかと問われ、上官である以前に父親だからだと即答する。この直後、ゲシュペンストMk-IIは爆炎に消える……。

搭乗機体[編集 | ソースを編集]

量産型ゲシュペンストMk-II
専用機には黄銅色で、基本武装も充実。