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2018年12月4日 (火) 18:43時点における版
ヴィレッタ・ヌゥ | |
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外国語表記 | Villetta Nu |
登場作品 | |
声優 | 渡辺明乃 |
デザイン |
CLAMP(原案) 木村貴宏 |
別名 | 千草(記憶喪失時の仮名) |
種族 | 地球人(ブリタニア人) |
性別 | 女 |
生年月日 | 皇暦1991年6月1日 |
星座 | 双子座 |
年齢 | 26歳 |
髪色 | 銀 |
髪型 | ロングヘアー |
血液型 | B型 |
所属 | 純血派→機密情報局→ 黒の騎士団 |
称号 | 騎士侯(第一期) → 男爵(機密情報局局長)(R2) |
ヴィレッタ・ヌゥは『コードギアス 反逆のルルーシュ』および『コードギアス 反逆のルルーシュR2』の登場人物。
概要
ブリタニア軍の騎士にして、純血派のメンバー。ジェレミア・ゴットバルト直属の部下として彼に付き従い、行動を共にする事が多い。
貧しい家柄の出身で、それ故に「貴族」の地位に強い執着心を持つ。非常にプライドが高く強気な性格の持ち主だが、沈着冷静で洞察力の鋭い面も併せ持っている。プライベートでは家庭的な料理が得意という女性らしい一面がある。
主要キャラの中で、初めてルルーシュ・ランペルージのギアスに掛かり操られるも、僅かに残っていた記憶から彼こそがゼロの正体なのではとの疑念を抱き、ルルーシュの級友であるシャーリー・フェネットを利用して独自に調査を開始。やがてゼロの正体を知るに至るも、シャーリーからの銃撃を受け昏倒する。
負傷したヴィレッタは「黒の騎士団」の扇要に保護されるが、傷の影響で記憶喪失状態となっていた。以前の苛烈な性格が鳴りを潜め、清楚で控えめな淑女と化したヴィレッタは扇から「千草」の名前を与えられ、皮肉にも見下していたイレヴンとの同棲生活を送る事となる。そして、彼女もまたジェレミアに劣らぬ波乱の人生を歩む事となるのだった。
ちなみに、中々の(一部媒体ではカレン以上とされている)プロポーションを誇っており、お色気要員の役割をする時もあった。
登場作品と役柄
Zシリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
- 初登場作品。最速でエリア11ルート第7話から登場。後に共通ルート第20話でも出現するが、基本的にエリア11ルートを通っていなければ彼女と相見える機会は僅か1度しかない。ナリタ攻防戦後は原作展開で記憶を失い、NPCの「千草」として再登場する。余談だが、彼女の登場についてはヴィレッタ役の渡辺氏本人の口からラジオで公表されていた。
- 第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
- 『R2』の設定込みで登場。概ね原作通りの扱いで、終盤でZEXISに合流するが残念ながらNPC。なお、エンディングではアッシュフォード学園の教師を続けている。
- 第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
- 直接登場しないが、扇との間に子を儲けており終盤に扇自身から「もうすぐ生まれる」と思っている場面が存在する。
パイロットステータス
精神コマンド
特殊技能(特殊スキル)
エースボーナス
- クリティカル率+30%
- 『第2次Z破界篇』で採用。
人間関係
- ジェレミア・ゴットバルト
- 直属の上官。実質的な副官の地位にあり、庶民出身の騎士候に過ぎない自分を抜擢してくれたジェレミアに対する忠誠心は高く、また彼からも能力を評価・信頼されていた。個人的にも親密な間柄にあったらしく、ピクチャードラマでは彼から現在のような思想に至ることになった経緯を伝えらえている。ギアスにかかって失態を演じ、部下からの信望を失ったジェレミアだが、ヴィレッタもギアスにかかった経験があることから周りのように彼を嘲笑することはなかった。しかし、冷静さを失って失態を重ねる姿にはさすがに幻滅したようで、密かに呼び捨てにしたりしている。
- 扇要
- 敵対組織「黒の騎士団」副司令。本来ならば相容れぬ存在であったが…。
- ルルーシュ・ランペルージ
- 原作序盤で彼のギアスに掛かり、サザーランドを譲り渡す。この事が「ゼロとルルーシュに何か繋がりがあるのでは?」と疑念を持たせる事となった。
- シャーリー・フェネット
- 彼女を利用した事が、結果的に自身の運命を大きく変えてしまう。『R2』では水泳部顧問と生徒の関係。ヴィレッタにしてみれば撃たれたことを覚えているので、複雑な間柄。ヴィレッタは知る由もなかったが、ジェレミア襲撃の際、扇と連絡を取るために邪魔なロロをルルーシュの救援に向かわせたことがシャーリーの死の遠因となってしまった。
- ディートハルト・リート
- 無印では彼にゼロがアッシュフォード学園の学生と関係があるのではないかと話し探らせようとする。
- R2では扇と密会していたところを彼の部下の咲世子に見つかりそのまま捕虜とされる。
- 因みにルルーシュを探っていたヴィレッタを銃撃したのはシャーリーであったが、劇場版ではディートハルトに変更されている。
- キューエル・ソレイシィ
- 同僚。彼の最期を見届ける事となった。
- ロロ・ランペルージ
- 『R2』での部下。ロロの寝返りとともに銃を向けられ、自身もルルーシュにあっさり服従させられる。
- マリアンヌ・ヴィ・ブリタニア
- 本編では面識が無いが、マジコ!氏の漫画版では当時宮廷に仕えていたヴィレッタの身体をギアスで乗っ取る。いわば、ヴィレッタは本編におけるアーニャの役割の一部を担う。
他作品との人間関係
- ヒイロ・ユイ
- 『第2次Z再世篇』中盤で彼の奇襲に遭い、アッシュフォード学園地下に設けていた機密情報局を失ってしまう。
名台詞
第一期
- (私はジェレミアのように地位も名誉も失って死んだりしない。いや、逆に手に入れてみせる)
- シャーリーにルルーシュを尾行させている際の独白。この時、ジェレミアは死んではいないのだが彼女はそのことを知らない。この後、彼女はゼロの正体を知ることになり、喜ぶが…。
- 「私……イレヴンになってもいいです……」
- 記憶喪失の「千草」だった時、扇に自分たちの関係を改めて問い直した後のセリフ。この時はブリタニア人であることを捨て、扇と共に生きることを決意したはずが…。
R2
- 「まさか、扇!?」
- 8話にて、ゼロに扮した扇の声を聞いて咄嗟に反応。
- この事から、この回に登場した変装用のゼロの仮面にはボイスチェンジャーが搭載されていない事が伺える(実際、ルルーシュが扮するゼロにはある声のエコーがかかっていない)。
- 「お前がルルーシュに惚れている事は皆が知っている」
「好きなんだろう?私を撃つぐらいに」
「辛かったよ。自分を撃った女と毎日にこやかに暮らさなければならないなんて…。だが私は教師という仮面を被らなければならなかった」
「シャーリー・フェネット。よくも私を撃ってくれたな」 - シャーリーが記憶を取り戻した後、彼女の夢の中のヴィレッタが言った恨み言。現実の本人も少なからずこう感じているであろう。
その他
- 「私は…一緒になった男がな…そうじゃないかと薄々は思っていたんだが、案の定ヘタレだったんだ…」
「別に…サザーランドのごとく、グイグイ引っ張っていて欲しい…とまでは思っていないの…」
「だがな…一日の会話を、『あー』と『うん』と『お前に任せる』、三つの声だけで賄われて続けてみろ…」
「こんなやり場のない憤りと歯がゆさと虚脱感が、合わせ技で同時に襲ってくるぞ…」 - 『ナナリーinワンダーランド』にて、不思議の国に迷い込んだナナリーに対して、こう打ち明けた。
- …何だか、渡辺氏を始めとする女性陣の心情を代弁しているように聞こえるのは、気のせいだろうか?
迷台詞
- 「シャーリー…後で100殺す。任務でなければ教師役など。」
- R2の5話でスザクの歓迎会を学園総出でやることになった。シャーリーの提案で水泳部カフェをやることになるのだが、彼女はバリカールが出てきそうな際どい水着を着せられる。顔では笑っていても、内心腹を立てているのが分かる。
搭乗機体
- サザーランド
- ブリタニア軍の主力KMF。ヴィレッタが搭乗するのは、頭部ファクトスフィアと両肩が赤く塗装されている純血派仕様機である。
余談
- Webラジオ『コードギアス はんぎゃく日記』では、ヴィレッタと扇との同棲生活がスタッフから「昭和のにほひ」と評されていた事が明かされている。
- ヴィレッタを演じた渡辺明乃氏は、記憶を失ったヴィレッタに「千草」と名付け、同棲生活を送った扇の事を快く思っておらず、扇とヴィレッタのカップリングは不本意であると公言していた。また、コードギアスの女性声優陣も「女を思い通りに出来ると思っている男の傲慢さを感じる」といった、渡辺氏と同様の感想を示唆するコメントを述べている。
- さらに渡辺氏は、ヴィレッタ役に決まったことで「やっと版権物でスパロボに出られる」(詳しくはアイビス・ダグラス#余談の項を参照)と喜んでいたが、1期の中盤でヴィレッタが負傷してから『R2』ラストまでKMFに乗れなかったことを残念がっていた。ただし、結局はヴィレッタ役でスパロボに出演出来たので、そのこと自体は喜んでいる旨をラジオで語っている。
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