「SDガンダム三国伝 BraveBattleWarriors」の版間の差分
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:初参戦作。[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY|リアル]][[劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-|ガンダム]]と共に同時参戦。原作アニメ終了後であり、原作アニメ最終話における赤壁の戦いの最終激突の後、劉備・曹操・孫権の三侯をはじめとした本作の主要人物の何人かが「UX」の世界に転移してきた、と言う設定。但し、アニメ版では赤壁の戦い以前に官渡の戦いで曹操に打倒された呂布と貂蝉も生存し、同じくUXの世界に転移してきている(一応官渡の戦いで戦死してはいたらしい)。因みにあくまでも劉備たちは'''三璃紗の人間'''という設定である為'''全員SSサイズ'''である(ガンダムでSSサイズと言うのは初)。また、正式参戦するのも劉備一行ではなく孫権軍が先。その出自やキャラクター性もあって物語中でもその存在感は大きい。 | :初参戦作。[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY|リアル]][[劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-|ガンダム]]と共に同時参戦。原作アニメ終了後であり、原作アニメ最終話における赤壁の戦いの最終激突の後、劉備・曹操・孫権の三侯をはじめとした本作の主要人物の何人かが「UX」の世界に転移してきた、と言う設定。但し、アニメ版では赤壁の戦い以前に官渡の戦いで曹操に打倒された呂布と貂蝉も生存し、同じくUXの世界に転移してきている(一応官渡の戦いで戦死してはいたらしい)。因みにあくまでも劉備たちは'''三璃紗の人間'''という設定である為'''全員SSサイズ'''である(ガンダムでSSサイズと言うのは初)。また、正式参戦するのも劉備一行ではなく孫権軍が先。その出自やキャラクター性もあって物語中でもその存在感は大きい。 | ||
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== 用語 == | == 用語 == |
2013年3月21日 (木) 21:36時点における版
- 2010年4月3日~2011年3月26日(テレビ東京系列)全51話
- 初参戦スパロボ:スーパーロボット大戦UX
概要
SDガンダムシリーズのプラモデル『BB戦士三国伝』のバックストーリーを原作としたアニメ作品。
中国歴史書『三国志』と中国古典小説『三国志演義』をモチーフとしており、キャラクター名や用語、劇中の出来事なども『三国志』・『三国志演義』に倣っている。
『SDガンダムフォース(SRW未参戦)』から約5年振りのテレビ放映されたSDガンダム作品でもある。『フォース』と同様にSDキャラクターたちは3D-CGで描かれている。
原作であるプラモデルシリーズは『風雲豪傑編』『英雄激突編』『戦神決闘編』の三部構成で、アニメは『英雄激突編』(歴史上で言う赤壁の戦い)までが描かれた。
また、SDガンダムとしては珍しくガンダム以外をモチーフとしたキャラクターのプラモデルも非常に多く、馬や船が含まれた高額商品も大ヒットした。
ちなみに、スパロボ初の15分番組の参戦でもある。
ストーリー
「三候」と呼ばれる古代の英雄神によって創造された伝説の大陸・三璃紗(ミリシャ)。かつては平和だったこの地は、いまや董卓軍の暴虐なる支配と黄巾賊の略奪によって荒れ果てていた。
理想に燃える幽州の若者劉備ガンダムは、人々が安心して暮らせる国を取り戻すために義勇軍を立ち上げる。
一方、過去現在未来を見通す歴史書「G記」は、新しい時代を切り開く英雄たちが現れることを予言していた。
三璃紗、闇に包まれし時
三侯の魂やどりし
輝けるガンダム
聖印たる玉璽の導きを受け
ここに闇を打ち払わん
後に「三国伝」と呼ばれる風雲豪傑の時代、その時代が三璃紗に訪れようとしていた。
登場人物
翔(ショウ)
- 劉備ガンダム
- 本作の主人公。「民のための正義」を掲げ、三璃紗に平和をもたらすために戦う英傑。演者(モチーフ)はガンダム。
- 張飛ガンダム
- 劉備の義兄弟の一人。演者はZガンダム。
- 関羽ガンダム
- 劉備の義兄弟の一人。演者はZZガンダム。
- 孔明リ・ガズィ
- 劉備軍の軍師。演者はリ・ガズィ。
機駕(ギガ)
- 曹操ガンダム
- 三璃紗統一を正義・理想とし、覇道を歩む英傑。劉備の最大のライバルと言っても過言でない人物である。演者はガンダムダブルエックス。
- 司馬懿サザビー
- 曹操軍の筆頭軍師。演者はサザビー。
轟(ゴウ)
- 孫権ガンダム
- 父と兄の後を継ぎ、轟を束ねる若き英傑。演者はGP-03。
- 孫策サイサリス
- 孫権の兄で、父の後を継ぎ、孫家の当主となり、「江東の小覇王」と呼ばれた。演者はGP-02。
- 孫尚香ガーベラ
- 孫策と孫権の妹。演者はGP-04ガーベラ。
- 孫堅ゼフィランサス
- 孫家の当主で、孫策、孫権、孫尚香の父親。「江東の虎」の異名を持つ。演者はGP-01。
- 周瑜ヒャクシキ
- 孫家軍の参謀。孫策の幼馴染でもある。演者は百式。
- 陸遜ゼータプラス
- 周瑜の弟子で、後に彼の後を継いで大都督となった若き智将。演者はZプラス。
董卓軍
- 董卓ザク
- 都を支配し暴虐の限りを尽くし、三璃紗全土に戦乱を引き起こす元凶となった董卓軍の頭領。演者はザクⅠ、武装はジュアッグ。
- 呂布トールギス
- 三璃紗全土にその名を轟かせる一騎当千の武将にして、三璃紗最強の侠。演者はトールギス。
- 貂蝉キュベレイ
- 呂布に従う女将軍。演者はキュベレイ。
主題歌とBGM
本作のOPはBGMのみとなっており、主題歌はEDで流れる。
- 『三璃紗伝説 〜The Brave Legend〜』
- 初代エンディングテーマ。プロモーションアニメ時代からの主題歌でもある。UXで採用。
- 『Justice・伝説を刻め!』
- 2代目エンディングテーマ。
登場作品と扱い方
- スーパーロボット大戦UX
- 初参戦作。リアルガンダムと共に同時参戦。原作アニメ終了後であり、原作アニメ最終話における赤壁の戦いの最終激突の後、劉備・曹操・孫権の三侯をはじめとした本作の主要人物の何人かが「UX」の世界に転移してきた、と言う設定。但し、アニメ版では赤壁の戦い以前に官渡の戦いで曹操に打倒された呂布と貂蝉も生存し、同じくUXの世界に転移してきている(一応官渡の戦いで戦死してはいたらしい)。因みにあくまでも劉備たちは三璃紗の人間という設定である為全員SSサイズである(ガンダムでSSサイズと言うのは初)。また、正式参戦するのも劉備一行ではなく孫権軍が先。その出自やキャラクター性もあって物語中でもその存在感は大きい。
- 今作では本作のキャラクター達が実在の三国志(正史や三国志演義だけでなく派生の漫画作品なども含む)を知る事になり、現実世界で知られている様々な三国志に関係する会話が非常に多い他、他参戦作品郡と比べてもかなり浮いているためか、他作品の人物たちに会うたび驚愕される事も多ければ、その生態に興味を持たれる事もある。
用語
- 三璃紗(ミリシャ)
- 舞台となる大陸。設定では『SDガンダム戦国伝シリーズ』に登場した白龍頑駄無が立ち上げた「影舞乱夢(エイブラム)」が三璃紗の初の国家と定義されているなど旧シリーズと関連が付けられている。
- 翔(ショウ)
- 劉備ガンダムの所属国家。モデルは『三国志』において劉備が興した国家「蜀」。青龍を象徴とする。演者の多くは主役級ガンダムタイプが多い。
- 機駕(ギガ)
- 曹操ガンダムの所属国家。モデルは『三国志』において曹操が興した国家「魏」。鳳凰を象徴とする。演者はUC世紀と世紀外の敵役が多い。
- 轟(ゴウ)
- 孫権ガンダムの所属国家。モデルは『三国志』において孫権が興した国家「呉」。虎を象徴とする。縁者の多くは0083世代をはじめとするOAV&ノベライズ、コミカライズ系MS(アナハイム)が中心。
- G記(じき)
- 三璃紗の歴史が綴られている書物。未来のことも記されており予言書としても認識されている。モデルは古代中国の歴史書『史記』。
- 玉璽(ぎょくじ)
- 聖印。基底部が印章となっている龍の小像で、三璃紗の創造神である三候が残した伝説のアーティファクト。
- 手にした者に万物を支配する王の力が与えられるとされるが、それが資質なき者であった場合は闇の力が引き起こされる。
- モデルは中国歴代王朝に代々伝わった印章。『三国志演義』でも王権の正当性を示す重要なアイテムとして登場している。
- 天玉鎧(てんぎょくがい)
- 玉璽を入手したものが召還できる伝説の鎧。蒼龍・炎鳳・弩虎・真武の4つがあり、これらは各種ガンダム作品の換装パーツ、Gアーマー、デンドロビウム、Gファルコンがモチーフとなっている。
主要スタッフ
- 企画
- サンライズ
- 制作
- サンライズ(荻窪スタジオ)
- 監督
- 森邦宏
鈴木健一 - シリーズ構成
- 浦畑達彦
- SDデザイン
- 寺島慎也
- デザインワークス
- 下田竜彦(PLEX)
今石進
宮本崇
沙倉拓実
佐藤舞雨 - 音楽
- 吉川慶
余談
- 何故か漫画公式サイトの武将紹介メッセージには画像掲示板『ふたば☆ちゃんねる』ネタなどオタクネタやキャラクター崩壊ネタを頻繁に多用しており、非常にカオスな様相を見せていた。
- 月刊ガンダムエースにて連載された漫画『SDガンダム三国伝BraveBattleWarriors 創世記(ゲネシス)』にはSDガンダム史上初となる濡れ場が描かれた事で有名。ちなみに、貂蝉キュベレイ役の恒松あゆみ氏は当該シーンを見て「わーお!」と声を挙げた逸話があり、特別編でその事が語られている。
- パイロットの概念がない、ユニット自体が自我を持つSDガンダムとしての参戦は初代『スーパーロボット大戦』以来となる。ある意味スパロボの原点回帰とも言える。
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