「新世紀エヴァンゲリオン」の版間の差分
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2004年の[[ギャンブル|パチンコ]]化により新規ファン層を獲得し人気が再燃、これをきっかけとして2007年から新たな劇場版である『[[ヱヴァンゲリヲン新劇場版]]』シリーズも公開されている。こちらは権利関係その他が、新会社カラーと庵野監督を中心に集約され一新されており、TV版とは異なる権利関係とスタイルで製作されている(スタッフは多くがTV版にも参加した顔触れで、ガイナックスは原作協力という形でクレジットされている)。 | 2004年の[[ギャンブル|パチンコ]]化により新規ファン層を獲得し人気が再燃、これをきっかけとして2007年から新たな劇場版である『[[ヱヴァンゲリヲン新劇場版]]』シリーズも公開されている。こちらは権利関係その他が、新会社カラーと庵野監督を中心に集約され一新されており、TV版とは異なる権利関係とスタイルで製作されている(スタッフは多くがTV版にも参加した顔触れで、ガイナックスは原作協力という形でクレジットされている)。 | ||
− | [[コンピュータゲーム|ゲーム]]方面では『新世紀エヴァンゲリオン | + | [[コンピュータゲーム|ゲーム]]方面では『新世紀エヴァンゲリオン 鋼鉄のガールフレンド』や『新世紀エヴァンゲリオン2』。他にも、純粋な学園ものの『新世紀エヴァンゲリオン 碇シンジ育成計画』、[[小説]]『新世紀エヴァンゲリオンANIMA』、[[ギャグイベント|ギャグ漫画]]『ぷちえヴぁ』が展開された。 |
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− | 金属・無機質素材で構成された典型的巨大ロボットとは違い、[[EVA]]は[[人造人間]] | + | 金属・無機質素材で構成された典型的巨大ロボットとは違い、[[EVA]]は[[人造人間]](=生物)である。ゆえにスパロボ参戦に当たって、旧来から続くロボット作品の範疇に含まれるのか疑問を持つ意見は放送から20年以上経った今でも根強い。 |
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:実験機。主人公機で戦果を最も上げたEVA(ただし、パイロットのシンジが挙げた成果とは言い難い)。プラグ未接続なのに動きだす、突如[[暴走]]するなど謎も多い。 | :実験機。主人公機で戦果を最も上げたEVA(ただし、パイロットのシンジが挙げた成果とは言い難い)。プラグ未接続なのに動きだす、突如[[暴走]]するなど謎も多い。 | ||
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::原作には未登場。ゲーム『新世紀エヴァンゲリオン2』にて設定されたもの。 | ::原作には未登場。ゲーム『新世紀エヴァンゲリオン2』にて設定されたもの。 | ||
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:先行量産機。初の[[S2機関]]搭載型EVA。しかし、米国NERV第2支部ごと消滅。SRWには機体としては登場していない。 | :先行量産機。初の[[S2機関]]搭載型EVA。しかし、米国NERV第2支部ごと消滅。SRWには機体としては登場していない。 | ||
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=== Scramble Commanderシリーズ === | === Scramble Commanderシリーズ === | ||
;[[スーパーロボット大戦Scramble Commander]] | ;[[スーパーロボット大戦Scramble Commander]] | ||
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=== 単独作品 === | === 単独作品 === | ||
;[[スーパーロボット大戦MX]] | ;[[スーパーロボット大戦MX]] | ||
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:鷺巣詩郎 | :鷺巣詩郎 | ||
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== 余談 == | == 余談 == | ||
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**ファンの間では「文明が進むと人間は小柄になり、初潮…または二次性徴が遅くなる、という説に準ずるものだ」という推測も語られているが、真偽は不明。 | **ファンの間では「文明が進むと人間は小柄になり、初潮…または二次性徴が遅くなる、という説に準ずるものだ」という推測も語られているが、真偽は不明。 | ||
*1998年頃に放送されていた『サンライズラジオ』では、「[[ガンダムシリーズ]]20周年」を迎えようとしていたサンライズがそのイベント内容が『エヴァ』と被らない企画(オーケストラコンサート等)にはならないようにしようと、当時必死でリスナー公募を行っていた。 | *1998年頃に放送されていた『サンライズラジオ』では、「[[ガンダムシリーズ]]20周年」を迎えようとしていたサンライズがそのイベント内容が『エヴァ』と被らない企画(オーケストラコンサート等)にはならないようにしようと、当時必死でリスナー公募を行っていた。 | ||
− | *''' | + | *'''構想段階では『[[ふしぎの海のナディア]]』の[[続編]]と位置づけられていた'''。実際、『ナディア』劇中にもその[[伏線]]となりうる要素が散見された。 |
− | **[[ラストボス|敵組織首領]] | + | **[[ラストボス|敵組織首領]]の[[ガーゴイル]]が閃光に触れて塩になったのは「サードインパクト」を連想させる。 |
− | * | + | **敵組織が所有する[[レッドノア]]の内部には、第1使徒アダムと思しき巨人やそれらの骨格等が存在している。 |
− | ** | + | **最終話では衛星軌道から[[地球]]各地に、使徒と思しき16の球形が飛び散る。 |
+ | *当時日本各地の放送局において度々再放送された。特に深夜帯で放送した際には、既にアニメ番組を卒業していた大人達にも高い評価を受けた。 | ||
+ | **なお、深夜帯での再放送においても『エヴァ』がヒットした事実に注目したアニメ・テレビ業界は、深夜帯にアニメ番組を放送する事を考えるようになる。すなわち、'''2000年代初頭から「深夜アニメ」が急増した切っ掛けの一つを作ったのが本作である'''。 | ||
== 商品情報 == | == 商品情報 == |
2018年6月2日 (土) 03:09時点における版
- 1995年10月4日 ~ 1996年3月27日放映(テレビ東京系) 全26話
- 25話と26話は劇場版において異なる展開が描かれる。『新世紀エヴァンゲリオン 劇場版』を参照。
- 2007年以降に公開された劇場版については『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』を参照。
- 初参戦スパロボ:スーパーロボット大戦F(1997年)
概要
放送当時に社会現象にまで発展した90年代を代表するテレビアニメ。本作による経済効果は2007年までで1500億円超とされており、ロボットアニメとしてはガンダムシリーズ以外に例を見ないヒット作品である。
一方で、『機動戦士ガンダム』の監督である富野由悠季氏からは敵視(もといライバル視)されたり、庵野秀明氏の師の一人である宮崎駿氏から辛辣に批判されたりもしている。このようにアニメ業界の大御所にメディアが意見を求めている事例からも、良かれ悪しかれ「エヴァ以前・エヴァ以後」でアニメ論が語られる事も多く、強い影響力を窺わせる。ピーク時である97年頃は、ニュースやワイドショー番組などでもその影響力について度々取り上げられていた。
明るい展開の話も有るものの、基本的にシリアスさとダークな展開に現代的なリアリズムが加わった物語で、特に後半から顕著になる。敵が典型的悪役である「異種族の侵略者」でも、『機動戦士ガンダム』のヒット以降大勢を占めた「人類の一勢力」でもなく、謎の存在=未知の生物として描かれているのも目新しい要素の一つであった。
本作で多用された「裏に用意された設定を断片的に明かす」手法は、現在でもロボットものか否かを問わず多くのアニメで用いられている。これらの要素に隠れて目立たないが、実写映像作品(特に特撮作品)の要素を取り込んだ演技の間や演出方法、カメラワークは本作の世界観や雰囲気をより深める効果を高めている。『機動戦艦ナデシコ』監督の佐藤竜雄氏は「エヴァは難解なストーリー展開をアニメに持ち込んだ事以上に、これらの写実的手法を持ち込んだ事こそが評価されるべき」としている。
本筋は主人公・碇シンジの成長物語であると同時に、本質的にはやはり多くの登場人物の結末と謎そのものを追う事が重視された作品といえる。最終的にはシンジが自身の内面と世界と向かい合った結果に、どの選択を選ぶかまでが描かれた。
他媒体展開
本編放送に先駆けて月刊誌『少年エース』『ヤングエース』にて連載された、キャラクターデザインを手がけた貞本義行氏が作者である漫画版も有名(通称「貞本エヴァ」)。こちらは大筋こそTV版・旧劇場版と共通しているが、シンジの性格など差異も多く独自要素が目立つ作品となっている。貞本氏のスケジュールの都合等もあるものの、18年という長期に渡り連載されていた。
2004年のパチンコ化により新規ファン層を獲得し人気が再燃、これをきっかけとして2007年から新たな劇場版である『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズも公開されている。こちらは権利関係その他が、新会社カラーと庵野監督を中心に集約され一新されており、TV版とは異なる権利関係とスタイルで製作されている(スタッフは多くがTV版にも参加した顔触れで、ガイナックスは原作協力という形でクレジットされている)。
ゲーム方面では『新世紀エヴァンゲリオン 鋼鉄のガールフレンド』や『新世紀エヴァンゲリオン2』。他にも、純粋な学園ものの『新世紀エヴァンゲリオン 碇シンジ育成計画』、小説『新世紀エヴァンゲリオンANIMA』、ギャグ漫画『ぷちえヴぁ』が展開された。
スーパーロボット大戦への参戦
金属・無機質素材で構成された典型的巨大ロボットとは違い、EVAは人造人間(=生物)である。ゆえにスパロボ参戦に当たって、旧来から続くロボット作品の範疇に含まれるのか疑問を持つ意見は放送から20年以上経った今でも根強い。
問題にされていた点は「(EVAのような)完全に機械である機体以外もロボットに含めるのか?」という事であるが、現在では全身を有機物で構成した生体ロボットという設定が珍しくないうえ、非ロボット作品である『宇宙の騎士テッカマンブレード』や『宇宙戦艦ヤマト2199』の参戦をはじめとしてスパロボの参戦作品の枠が広がり、この議論はあまり意味を成さなくなってきた。
登場人物
スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。
- メカ&キャラクターリスト/F
- メカ&キャラクターリスト/F完結編
- メカ&キャラクターリスト/α
- メカ&キャラクターリスト/α forDC
- メカ&キャラクターリスト/SC
- メカ&キャラクターリスト/MX
- メカ&キャラクターリスト/第3次α
- 参考:新劇場版準拠
NERV
- 碇シンジ
- 主人公。初号機パイロット。原作ではアニメ史上稀に見るヘタレと言われることもあるが、スパロボではしっかり成長する。原作を知っているとSRWの彼は別人と思うほど。
- 惣流・アスカ・ラングレー
- ヒロインの一人。弐号機パイロット。非常に高いプライドを持っており、エヴァ操縦技量もそれに見合う物を持っている。
- 綾波レイ
- ヒロインの一人。零号機パイロット。無口無表情なキャラクターでアニメ界の女性概念をひっくり返した。アスカからはいい印象を持たれていない。
- 鈴原トウジ
- シンジの同級生。当初はシンジが行った戦闘で妹がケガをし、彼の事を目の敵にしていたが後に和解。中盤で彼自身もフォースチルドレンとして任命され、3号機に乗る事になるが、原作では左足を失い、漫画版では死亡する。
- 碇ゲンドウ
- シンジの父親でNERV司令官。一見、冷静かつ非情な性格だが、その内に秘めた野望を考えると非常に寂しがり屋な事が分かる。婿養子で旧姓は六分儀。
- 冬月コウゾウ
- NERV副司令。ゲンドウの妻、碇ユイは彼の教え子である。原作の第弐拾壱話『ネルフ、誕生』では彼の回想シーンでNERVの過去が描かれている。
- 葛城ミサト
- ヒロインの一人。シンジ達の保護者でもあり、また上司に当たる人物。時には優しく、時には厳しく、でも家事に関してはダメダメな女性。加持とは大学時代に付き合っていた。
- 赤木リツコ
- ミサトの同僚。ゲンドウとは愛人関係。
- 加持リョウジ
- ミサトの元恋人。
- 青葉シゲル
- ロン毛オペレーター。
- 伊吹マヤ
- 女性オペレーター。
- 日向マコト
- 眼鏡オペレーター。
ゼーレ
この他、「ゼーレ」としてキャラクター登録される場合もある(『F』等)。
その他
- ペンペン
- ミサトに飼われている温泉ペンギン(普通のペンギンとは違う)。
- 洞木ヒカリ
- シンジやトウジのクラスの委員長。
- 相田ケンスケ
- トウジとつるむミリタリーオタク。
- ダミープラグ
- 碇ユイ
- シンジの母親で、既に死亡している設定。MXポータブルにて、事典には載らないものの精神世界で登場する。
この他、暴走エヴァや量産機、使徒もキャラクター事典に登録される。詳細はメカの項を参照。
登場メカ
スパロボ毎の登場メカ一覧については以下を参照して下さい。
- メカ&キャラクターリスト/F
- メカ&キャラクターリスト/F完結編
- メカ&キャラクターリスト/α
- メカ&キャラクターリスト/α forDC
- メカ&キャラクターリスト/SC
- メカ&キャラクターリスト/MX
- メカ&キャラクターリスト/第3次α
- 参考:新劇場版準拠
NERV(EVAシリーズ)
- EVA初号機
- 実験機。主人公機で戦果を最も上げたEVA(ただし、パイロットのシンジが挙げた成果とは言い難い)。プラグ未接続なのに動きだす、突如暴走するなど謎も多い。
- EVA初号機 (暴走)
- EVA初号機 (F型装備)
- 原作には未登場。ゲーム『新世紀エヴァンゲリオン2』にて設定されたもの。
- EVA零号機
- 試作機。試作機らしいイエローカラーの単眼のEVA。
- EVA零号機改
- 戦闘用に改修した零号機。青に再塗装されている。こちらを「EVA零号機」と呼ぶこともある。
- EVA弐号機
- 先行量産機。四眼と赤色が特徴的なEVA。
- EVA3号機
- 先行量産機。使徒に乗っ取られてしまう。
- EVA4号機
- 先行量産機。初のS2機関搭載型EVA。しかし、米国NERV第2支部ごと消滅。SRWには機体としては登場していない。
使徒
詳細は個別記事及び使徒を参照。また、※印の付いたものはSRW未登場。
- 第1使徒アダム
- 第2使徒リリス
- 第3使徒サキエル
- 通常
- 再生途中
- 第4使徒シャムシェル
- 第5使徒ラミエル
- 第6使徒ガギエル
- 第7使徒イスラフェル
- 合体状態
- 分離状態(甲、乙)
- 第8使徒サンダルフォン
- 第9使徒マトリエル
- ※第10使徒サハクィエル
- ※第11使徒イロウル
- ※第12使徒レリエル
- 第13使徒バルディエル
- 第14使徒ゼルエル
- ※第15使徒アラエル
- 第16使徒アルミサエル
- 第17使徒タブリス
- 第18使徒リリン
用語
- ネルフ
- 国連直属の特務機関。
- 使徒
- 一様にネルフの地下にあるアダムを狙う謎の存在。
- エヴァンゲリオン
- A.T.フィールド
- シンクロ率
- L.C.L
- エントリープラグに満たされる液体。パイロットを精神攻撃や物理攻撃から保護する効果を持つ。羊水のような存在。酸素が含まれているため、溺れたりはしない。
- アンビリカルケーブル
- エヴァンゲリオンの電源コンセントのようなもの。
- S2機関
- 使徒の動力源。永久機関らしい。
- ダミープラグ
- 暴走
- ロンギヌスの槍
- MAGIシステム
- 第2新東京市
- 第3新東京市
- ヤシマ作戦
- 第5使徒ラミエルを撃破するためにミサトが立案した超長距離からの狙撃作戦。
- セカンドインパクト
- エヴァ世界で西暦2000年に発生した大規模災害。真相は人類補完計画の過程で起こった事故だが、NERV関係者を含め、真相を知る者は殆どいない。
- サードインパクト
- 使徒がアダムと接触するとこれが起こり、人類が滅ぶと言われている。これを阻止するのがエヴァやNERVの表向きの役割。
- 第一始祖民族
- 人類補完計画
- 出来損ないの群体として行き詰まった人類を完全な単体生物へと進化させる計画。
楽曲
- オープニングテーマ
- エンディングテーマ
-
- 「FLY ME TO THE MOON」
- 歌:CLAIRE、作詞・作曲:Bart Howard、編曲:Toshiyuki Ohmori
- 劇中BGM
-
- 「DECISIVE BATTLE」
- 『F』『F完結編』『α』『SC』『MX』『第3次α』で戦闘BGMとして採用。
- 監督繋がりなのか、2016年に公開された特撮映画作品『シン・ゴジラ』において、本曲のアレンジが多く使われている。
- 「交響曲 第9番 ニ短調 第4楽章から」
- 『F完結編』『α』『MX』『第3次α』で採用。
- 「A STEP FORWARD INTO TERROR」
- 『α』『第3次α』で採用。
- 「EVA-02」
- 『α』『第3次α』で採用。
- 「THE BEAST」
- 『SC』で採用。
- 「THE BEAST II」
- 『α』『MX』『第3次α』で採用。
- 「ANGEL ATTACK」
- 『MX』で採用。
- 「Both of you,Dance Like You Want to Win!」
- 『MX』『第3次α』で採用。
- 「NERV」
- 『MX』で採用。
登場作と扱われ方
シンジが他作品のキャラクター達と共に戦うことで、原作で阻害された成長を遂げていくのがメインとなっている。話題を呼んだストーリー面でも、ロボットと神話を利用した設定、加えてSF要素も強く内包した箇所も含め、物語の中枢に絡む事が多い。
最後に参戦したのは『第3次α』。以降は新劇場版が本作に代わって参戦している。
『MX』で漫画版の一部要素が取り入れられた事はあるが、漫画版そのものの参戦は未だに無い。
旧シリーズ
- スーパーロボット大戦F(F完結編)
- 初参戦。寺田プロデューサーによれば放送中の本作を見ているときに、上司から「今度コレ(エヴァ)出してね」と指定されたことをラジオ『うますぎWAVE』にて打ち明けている。
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α(for Dreamcast)
- 強大な権力を持つ極秘機関としてNERVが登場。EVAはロンド・ベルおよびSDF艦隊への出向扱いで、ゲンドウの指示で何度も離脱する頭の痛い存在。ゲンドウの強権と秘密主義にブライト・ノアら現場の管理職は振り回されることになる。対ラミエルのヤシマ作戦など原作再現は多い。隠し条件を満たせばトウジがEVA3号機とともに加入する。
- 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
- DC版α追加シナリオのエヴァ完結編がPSシリーズのαシリーズで再現されるのは本作のみ。会話イベント内にて、「第一始祖民族」といったゲーム『新世紀エヴァンゲリオン2』にて明らかにされた設定も触れられている。過去のスパロボであったイベントと同じ展開も多い。
- 初号機F型装備が唯一使用できる。
Scramble Commanderシリーズ
- スーパーロボット大戦Scramble Commander
- EVA零号機改とEVA弐号機がソーディアンに操られ暴走するというアニメにはない独自展開がある。
単独作品
- スーパーロボット大戦MX
- 『ラーゼフォン』『GEAR戦士電童』と共にストーリーの中核を担っているため原作再現は多い。主要キャラクターの死亡もレイ、ゲンドウ、リツコ、カヲルのみで、それ以外は無し。
各話リスト
話数 | サブタイトル | 登場メカ・使徒 | 備考 | 再現スパロボ |
---|---|---|---|---|
第壱話 | 使徒、襲来 ANGEL ATTACK |
第3使徒サキエル EVA初号機 |
||
第弐話 | 見知らぬ、天井 THE BEAST |
第3使徒サキエル | ||
第参話 | 鳴らない、電話 A transfer |
第4使徒シャムシェル | ||
第四話 | 雨、逃げ出した後 Hedgehog's Dilemma |
|||
第伍話 | レイ、心のむこうに Rei I |
EVA零号機 第5使徒ラミエル |
||
第六話 | 決戦、第3新東京市 Rei II |
第5使徒ラミエル | ||
第七話 | 人の造りしもの A HUMAN WORK |
J.A. | ||
第八話 | アスカ、来日 ASUKA STRIKES! |
EVA弐号機 第6使徒ガギエル |
||
第九話 | 瞬間、心、重ねて Both of You, Dance Like You Want to Win! |
第7使徒イスラフェル | ||
第拾話 | マグマダイバー MAGMADIVER |
第8使徒サンダルフォン | ||
第拾壱話 | 静止した闇の中で The Day Tokyo-3 Stood Still |
EVA零号機改 第9使徒マトリエル |
||
第拾弐話 | 奇跡の価値は She said, "Don't make otherssuffer for your personal hatred." |
第10使徒サハクィエル | ||
第拾参話 | 使徒、侵入 LILLIPUTIAN HITCHER |
第11使徒イロウル | ||
第拾四話 | ゼーレ、魂の座 WEAVING A STORY |
|||
第拾伍話 | 嘘と沈黙 Those women longed for the touch ofothers' lips, and thus invited their kisses. |
|||
第拾六話 | 死に至る病、そして Splitting of the Breast |
第12使徒レリエル | ||
第拾七話 | 四人目の適格者 FOURTH CHILDREN |
|||
第拾八話 | 命の選択を AMBIVALENCE |
EVA3号機 第13使徒バルディエル |
||
第拾九話 | 男の戰い INTROJECTION |
第14使徒ゼルエル | ||
第弐拾話 | 心のかたち人のかたち WEAVING A STORY 2:oral stage |
|||
第弐拾壱話 | ネルフ、誕生 He was aware that he was still a child. |
|||
第弐拾弐話 | せめて、人間らしく Don't Be. |
第15使徒アラエル | ||
第弐拾参話 | 涙 Rei III |
第16使徒アルミサエル | ||
第弐拾四話 | 最後のシ者 The Beginning and the End, or"Knockin' on Heaven's Door" |
第17使徒タブリス(渚カヲル) | ||
第弐拾伍話 | 終わる世界 Do you love me? |
|||
最終話 | 世界の中心でアイを叫んだけもの Take care of yourself. |
主要スタッフ
- 制作
- ガイナックス
- 竜の子プロダクション
- 監督
- 庵野秀明
- キャラクターデザイン
- 貞元義行
- メカニックデザイン
- 山下いくと
- 庵野秀明
- 音楽
- 鷺巣詩郎
余談
- シンジやレイ、アスカをはじめとする、本作に登場する少年少女達は、現代日本における同年代の平均身長と比べると、1995年当時の調査記録と比較してもかなり身長が低めに設定されている。
- ファンの間では「文明が進むと人間は小柄になり、初潮…または二次性徴が遅くなる、という説に準ずるものだ」という推測も語られているが、真偽は不明。
- 1998年頃に放送されていた『サンライズラジオ』では、「ガンダムシリーズ20周年」を迎えようとしていたサンライズがそのイベント内容が『エヴァ』と被らない企画(オーケストラコンサート等)にはならないようにしようと、当時必死でリスナー公募を行っていた。
- 構想段階では『ふしぎの海のナディア』の続編と位置づけられていた。実際、『ナディア』劇中にもその伏線となりうる要素が散見された。
- 当時日本各地の放送局において度々再放送された。特に深夜帯で放送した際には、既にアニメ番組を卒業していた大人達にも高い評価を受けた。
- なお、深夜帯での再放送においても『エヴァ』がヒットした事実に注目したアニメ・テレビ業界は、深夜帯にアニメ番組を放送する事を考えるようになる。すなわち、2000年代初頭から「深夜アニメ」が急増した切っ掛けの一つを作ったのが本作である。
商品情報
DVD-BOX
DVD
※リニューアル版のみ記載
書籍
- 漫画
- その他
楽曲関連