「乳揺れ」の版間の差分
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2013年3月10日 (日) 01:34時点における版
乳揺れ(Tits bouncin)
カットインの際、一部の女性キャラクターの胸が揺れるアニメーション演出。TVアニメ作品でもこの演出は存在する(例:『トップをねらえ!』、『ゴーダンナー』、『SEED』)。
初出は『スーパーロボット大戦α外伝』のエニル・エルのカットイン(乳がすぐウィンドウに隠れてしまうため分かり辛いが、スローで見てみると、ほんの僅かに揺れているように見える。ただし揺れてないという説もある)。その後『第2次スーパーロボット大戦α』にてオリジナルキャラのクスハ・ミズハとゼオラ・シュバイツァーにこの演出が登場して以降、オリジナルの女性キャラ中心に定着し、『機動戦士ガンダムSEED』のマリュー・ラミアスのような原作でそのような演出があるキャラも揺れるようになった。この描写のせいで「CERO:B(12歳以上対象)・コンテンツアイコン:セクシャル」とついていると言われている(それ以外に原因がある可能性もあるが)。
この様なお色気演出は、人によって大きく反応が分かれる。カットインに躍動感が出る一方で、描写によってはあざとく見えるからである。版権の制約がない関係からバンプレストオリジナルキャラクターにとくに乳揺れ描写が特に多いが、反対派の意見を反映したためか、『OGs』発売以降は揺れがごく自然な範囲に留まる本家シリーズ並びに『OGシリーズ』と、悪乗りすら感じられるほどにひたすら揺れまくる『無限のフロンティア』の二つの潮流に分岐しており、少なくともバンプレストオリジナルの場合は棲み分けが行われるようになってきている。また2000年代後半以降は版権作品は揺れず、オリジナルキャラは揺れるという使い分けがなされている場合もある(カットインの作画量削減の意味もあると思われる)。
なお現実の女性では乳房は動くとき邪魔になることがあり、スポーツ選手などは揺れを抑えるようにブラジャー等の工夫をしている。また実際にアニメのように揺れまくった場合、上半身の筋肉や靭帯を損傷する恐れがあるので、二次元だからこそ描ける描写と言える。劇場版のエマは非戦闘時には揺れるような描写があるが戦闘時には揺れないという緊張感を損なわないような工夫がされている。
主な採用作品
OGシリーズでは控えめな演出になっている。任天堂の携帯機ではJが初めてとなる。
- 第2次スーパーロボット大戦α
- クスハ、ゼオラが凄く揺れる。イルイもあの露出度でしっかり揺れる。スレイも良く見ると若干揺れている。貧乳のアイビスはペンダントが揺れる。ツグミは着痩せ設定のせいか揺れない。また、この作品で初めてクスハが巨乳キャラである事を知るプレイヤーもいた。
- 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
- 上記4人に加えてセレーナが揺れる。この頃から版権女性キャラも揺れるようになった。
- スーパーロボット大戦COMPACT3
- 携帯機では初。彩火乃紀と紅楓が揺れる。今作におけるキャラのカットインは、この二人以外は全て止め絵であり、完全に揺らす為だけに動かしたものだろう。
- スーパーロボット大戦MX
- アクアが揺れる。しかしMXは「CERO:A(全年齢対象)」だった。
- スーパーロボット大戦J
- 任天堂の携帯機では初揺れ作品。味方陣営のオリジナル女性キャラが全て揺れる。統夜は髪が揺れる。
- スーパーロボット大戦XO
- 人間より機動兵器のほうが揺れるという事態に。新たに挿入されたカットインでは、フェアリが微妙だが揺れてた。
- スーパーロボット大戦W
- アリア以外は揺れてないと思われがちだが、ミヒロ以外は揺れる。カズマは髪と服が、ブレスは服が揺れる。
- スーパーロボット大戦K
- 良く見るとアンジェリカが揺れている程度。そのかわりにロボットの乳揺れが存在する。なお、ニンテンドー携帯機に限ればパイロットで揺れるのはバンプレストオリジナルキャラだけである。
- スーパーロボット大戦L
- 前作同様、よく見るとハルノが(さらによ~く見るとアリスもほんの少し)揺れている程度。今作でもロボットの乳揺れが存在する。
- 無限のフロンティア
- 最も揺れる。良い意味で気持ち悪いくらい揺れる。またシリーズで初めて戦闘中に服がはだけて肌が露出するシーンも入った。また、カットインのみならず戦闘中のキャラグラフィックにまで乳揺れが徹底している。
- 無限のフロンティアEXCEED スーパーロボット大戦OGサーガ
- 前作の時点で「やり過ぎ」なレベルだったのがさらにグレードアップ。意外だが、神夜と負けず劣らずのサイズ持ちのネージュはカットインでは揺れが少ない。
- スーパーロボット大戦Z
- オリジナルキャラではセツコとツィーネが揺れる。セツコはバルゴラ・グローリーに乗り換えてからが本領発揮(実はパイロットスーツを着ているという設定があり、カットインはイメージである)ガンダムXのエニルやパーラもかなり揺れる。
- 第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇
- オリジナルキャラでは唯一マルグリットが揺れる。
- 第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇
- オリジナルでは前作から引き続いてのマルグリット、前々作からのセツコ・オハラの他、新登場のマリリン・キャット、そして再登場メール・ビーターが新たに揺れる。
- スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL
- リューネ、セニア、シモーヌの3名が揺れる。
- スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD
- 前作で揺れていたメンバーに加え、新たにベッキー、モニカそしてメフィルが揺れるようになった。
乳揺れの演出があるキャラクター
バンプレストオリジナル
- クスハ・ミズハ
- αからの女性主人公では初の揺れキャラとなった。同じα主人公のレオナ・リオ・カーラの三人は『OGs』以降。
- レオナ・ガーシュタイン
- リオ・メイロン
- リルカーラ・ボーグナイン
- ゼオラ・シュバイツァー
- 第2次α・第3次αが有名。ユサッと大きく揺れる。
- スレイ・プレスティ
- 微妙に揺れている。乳そのものは中々の巨乳。
- イルイ・ガンエデン
- ほぼヌードで少し揺れる。
- リューネ・ゾルダーク
- アヤ・コバヤシ
- エクセレン・ブロウニング
- ラミア・ラヴレス
- オウカ・ナギサ
- アクア・ケントルム
- MX。リアル系必殺武器だと縦、横と長く楽しめる。
- 赤月光珠
- 少々分かり辛いが、カットインをスロー再生してみると、揺れていることが確認できる。
- サリー・エーミル
- セレーナ・レシタール
- 『第3次スーパーロボット大戦α』主人公の一人。カットイン演出時に「変幻自在のこの動き、見切れるかしら?」と言いながら、凄い勢いで揺れる。
- フェアリ・ファイアフライ
- カルヴィナ・クーランジュ
- Jの女主人公。前期、後期でカットインが変わるが、どちらも大きく揺れる。
- カティア・グリニャール
- 3人娘。この3人もカルヴィナ同様前期・後期主人公機搭乗時の2種のカットインがあり、どちらも揺れる。
- フェステニア・ミューズ
- 貧乳設定のはずがしっかり揺れる。他の2人とは違って前期の方が揺れていると言われている。
- メルア・メルナ・メイア
- 最も巨乳だが、カットインでは上2人とさほど違いはない。
- アリア・アドヴァンス
- シホミ・アーディガン
- アカネ・アーディガン
- 楠舞神夜
- もはや筆頭格。
- アシェン・ブレイデル
- 一応揺れるが、DTD時の露出のインパクトも大きい。
- ネージュ・ハウゼン
- 動きが飛行系であるからか、そのサイズにも関わらず揺れるカットインが神夜より少ない(コマンド待機中は揺れる)。
- 錫華姫
- 規格外のサイズを誇る楠舞神夜から貧乳キャラであるはずの小牟まで揺れる『無限のフロンティア』において、プレイヤーサイドの女性キャラで唯一揺れなかった。流石はぺたんこ姫。ラストダンジョン突入の際の衝撃の凄まじさを表現する為、自ら「わらわでも揺れるかと思った」と自虐的な発言をしていた…が、『無限のフロンティアEXCEED』にて、遂に実装された。Lv23で習得する特殊技「錫華賭乱数」やLv29で習得する必殺技「邪鬼銃・魔破邪」のカットインを注目してみよう。
- アン・シレーナ
- 補助キャラで最も揺れる。スタッフによれば神夜より揺らしているらしい。
- ヘンネ・ヴァルキュリア
- セツコ・オハラ
- 標準的なサイズであるため、そこまで極端に揺れるわけではない。が、それを時間軸方向でカバーする。
- メール・ビーター
- 実年齢と比較して非常に幼い容姿なので『Z』では揺れなかったが、再登場した『再世篇』ではごくわずかながら揺れる。
- ツィーネ・エスピオ
- アンジェリカ・シャルティール
- 『スーパーロボット大戦K』にて唯一乳揺れがあるが、かなり控えめである。むしろ同作においてはファサリナが乳揺れ担当に近い役割を持つ。
- セニア・グラニア・ビルセイア
- シモーヌ・キュリアン
- マルグリット・ピステール
- 「ブルーム・イン・ヘブン」使用時にいきなり胸部のアップから豪快に縦に揺れる(よく見ると微妙に胸を寄せているように見える)。
- マリリン・キャット
- カットインとともに顔芸を見せるのでありがたみは少ないが、「ブルーム・イン・ヘル」使用時には普通の顔になっている。
- クリアーナ・リムスカヤ
- Dで揺れなかったが、第2次OGでは大きく揺れる。
版権作品
- エニル・エル
- 元祖乳揺れキャラ。Zでは改めてしっかりと揺れるカットインが付いた。
- 彩火乃紀
- 紅楓
- ルネ・カーディフ・獅子王
- 第3次αの発表時、版権作品で乳揺れがあると最初に発表されたのがルネであった。
ただし、原作の同一カットでは揺れていない。(そもそも作品全体通しても、はっきりわかるのは2話終盤のみ)。 - マリュー・ラミアス
- 原作でアークエンジェルが被弾した際、乳揺れカットが何度も何度も使いまわされたため、一部で「魔乳」とまで言われた。
- タカヤノリコ
- ユング・フロイト
- パーラ・シス
- Zでは「ド迫力」と表現しても差し支えないほどの乳揺れを見せた。
- ビューナスA (マジンカイザー)
- 弓さやか(OVA)
- タリア・グラディス
- 小牟
- KOS-MOS
- ネオオクサー
- ゴーオクサー
- コアガンナー
- マックス搭乗時には揺れないが、揺らされても困るので全く問題は無い。
- ヨーコ・リットナー
- 原作でも揺らしまくっていたためか、カットインが3種類用意されている。
- ネーナ・トリニティ
- 微妙に揺れているように見える。
- クラン・クラン
- アーマードクラン【クラン・クラン(スーパーパック装備)】の時に揺れる。
- 紅月カレン
- 紅蓮可翔式の輻射波動機構でのカットインで一瞬だけ微妙に揺れる。
- ケイ
- 真・ゲッター2のドリルミサイル使用時のカットインで一瞬ではあるが少しだけ揺れている。
乳揺れの演出が無いキャラクター
- アイビス・ダグラス
- 同じく『第2次スーパーロボット大戦α』の登場キャラであるクスハやゼオラが揺れまくった一方で、アイビスは全く揺れなかった(終盤でペンダントが揺れる)為に貧乳のそしりを受ける事となり、彼女を象徴する代名詞になった。
- ツグミ・タカクラ
- アイビス同様、揺れない。が、彼女は作中で「栄養が全て胸に行く」とアイビスに言われており、揺れはしないが貧乳では無い事が示唆されている。
- ミヅキ・立花
- 『スーパーロボット大戦Z』に登場。規格外の巨乳であり、原作中では事あるごとに(≒画面に映るごとに)揺らしていたため、発売前はファンから版権キャラの乳揺れ候補筆頭の一人に上げられていたが、Zでは未実装。
- シオニー・レジス
- 上述のマルグリット程ではないもの、胸はそれなりにある。が、カットインで揺れているのは乳ではなく目である。
関連する用語
余談
日本のアニメ界で最初に乳揺れの表現を行ったのは、新世紀エヴァンゲリオンのキャラクターデザインなどで知られる貞本義行氏であるとされている。