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2017年2月26日 (日) 13:41時点における版
ラファエルガンダム | |
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外国語表記 | Raphael Gundam |
登場作品 | 劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer- |
メカニックデザイン | 柳瀬敬之 |
分類 | 第5世代ガンダム(モビルスーツ) |
型式番号 | CB-002 |
頭頂高 | 21.7 m |
全高 | 25.9 m(セラヴィーII含む) |
重量 | 102.3 t(セラヴィーII含む) |
動力・推進機関 | GNドライヴ[Τ]×3(セラヴィーII部) |
エネルギー | GN粒子 |
装甲材質 | Eカーボン |
開発者 | ティエリア・アーデ |
所属 | ソレスタルビーイング |
主なパイロット | ティエリア・アーデ |
セラヴィーガンダムII | |
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外国語表記 | Seravee Gundam II |
登場作品 | 劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer- |
メカニックデザイン | 柳瀬敬之 |
分類 | 第5世代ガンダム(モビルスーツ) |
型式番号 | GN-008RE |
全高 | 18.5 m |
重量 | 65.7 t |
動力・推進機関 | GNドライヴ[Τ]×3 |
エネルギー | GN粒子 |
装甲材質 | Eカーボン |
原型機 | セラヴィーガンダム |
開発者 | ティエリア・アーデ |
所属 | ソレスタルビーイング |
概要
TVシリーズでの決戦後、眠りについたティエリア・アーデが不測の事態に備えて自分の肉体と共に開発していた機体。
本機はガンダムヴァーチェの系譜に連なる機体だが、イノベイド達が使用していたGNZシリーズいわば「ガ」系列と、リボーンズガンダムのデータも取り入れられて開発されており形式番号やシルエットなどにその影響が見て取れる。
その一方で殆どの装備は背面のユニットに集約されており、機体本体には内装火器は装備されていない。しかし、擬似太陽炉を3基搭載しているだけあって火力は極めて高く、またGNビッグキャノンは巨大なGNクローにもなるため格闘戦にも優れる。
防御面ではGNフィールドで耐えることが多かったヴァーチェやセラヴィーガンダムとは違い、劇中では他のCB製ガンダムと遜色無い回避性能も見せつけている。
本体は細身だが上半身に大型の背部ユニットを背負ったアンバランスなシルエットが印象的だが、これは宇宙での使用に特化しているため(地上での使用は不可能ではないが、MSVでは大気圏内の使用に適した形態が登場している)。 また、特徴的な背部ユニットは実はセラヴィーガンダムIIが変形した姿であり、2年前のリボンズ・アルマーク一派との最終決戦時に損傷したセラヴィーを回収して機体の開発と同時に改修していたと見られる。
大型の砲撃型ガンダムと機動性に優れた細身のガンダムの二面性を持つという、今までのティエリアの機体の特性を踏襲した機体だが、重量は最も重い。細身の本体に砲撃型のアーマーを追加したヴァーチェ、バックパックが小型ガンダムに変形するセラヴィーと比較すると、ノーマルサイズの本体+セラヴィーⅡの変形したバックパックと実質二機分のラファエルが重いのは当然だが。
なお、機体名称は旧約外伝『トビト記』に登場する四大天使の一人であるラファエルに由来している。
セラヴィーガンダムII
セラヴィーガンダムを改修した無人機体。セラヴィーの改修型ではあるが、カラーリングと武装ユニット機能からセラフィムガンダムの後継機的な面も持つ。
通常はラファエルガンダムの武装ユニットを形成しており、分離後はティエリアの脳粒子波で遠隔操作される。胸部と両脚に擬似太陽炉を各1基ずつ、計3基を内蔵する。
登場作品と操縦者
Zシリーズ
- 第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
- 前作ではセラフィムガンダムは破壊されていないので太陽炉は残っているのだが、とある事情で搭載されていない。
- 移動後攻撃可能な武器が一つもない、完全にサブ向けの能力となっている。最強武器が単体攻撃なので援護攻撃を使うか、移動力を強化して敵陣に突入させ反撃戦法を使うかしないとメインでの活躍はしづらい。精神付加の強化パーツで補うのも一つの手。
- 第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
- 基本性能は時獄篇と大差無いが、GNクローが追加され移動後攻撃も可能になった。とは言え基本はサブ運用が中心となる。
- 参戦して少し経ってから分離攻撃、中盤でMAP兵器が追加され一部武装が強化される。
- 本作では終盤原作通り大破するものの、ある人物によって同型の予備機が準備されており次の話ですぐに復帰する。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦UX
- 初登場作品。登場は第24話で、マクロス・フロンティア船団からソレスタルビーイング号に譲渡されたフォールド・ブースターを使用して、木星園でELSの群れと戦うUXの元に駆け付けるというクロスオーバー的な登場を果たす……と言えば言葉はいいが、ぶっちゃけフォールド・ブースターをソレスタルビーイング号から無断借用した形である。
- 砲撃を得意とする重装甲な機体だが、必殺技はトランザムなので接近系で、移動力も高めな万能機。終盤で何かしら強化される00系ガンダム3機とは違い、最初から最後まで武装追加な等がないが、その分他のガンダムと比べても攻撃力が高い。
- スーパーロボット大戦BX
- 第29話でブレイヴと共に登場するがイベントによりナデシコ・Yユニットの相転移砲で破壊され正式参入はダブルオークアンタと同時となる第32話と結構遅め。
- 性能はUXの際と大きな変化は無いが、終盤ティエリアがクアンタのサブパイロットになれる為そのまま倉庫の肥しになることもままある。
単独作品
- スーパーロボット大戦V
- 第7話より参入。
装備・機能
武装・必殺武器
武装
- GNビッグキャノン
- 背部ユニットの両サイドに装備されたビーム砲。それぞれに擬似GNドライヴを直接設置しておりヴァーチェやセラヴィー譲りの圧倒的な火力を発揮する。また、ファングやビットのように遠隔操作も可能。
- 初期PVでは、ウイングガンダムゼロのローリングツインバスターライフルを彷彿とさせるローリング撃ちを披露していた。
- マップ兵器版も存在。
- GNクローキャノン
- GNビッグキャノンを分離させ遠隔操作をしながら砲撃する。
- GNビッグクロー
- GNビッグキャノンを変形させ、格闘モードとした形態。キャノンモードと同様遠隔操作が可能。5本の指が展開し相手を握りつぶす。また、爪のスリットからはビームサーベルを発生でき、より効果を増す。
- GNビームライフル
- ラファエルの手持ち火器。ナドレのビームライフルの発展型にあたり、クリスタルセンサーを採用している。
- GNフィールド
- GN粒子を用いたバリア。ヴァーチェの系譜に連なるためか、本機にも搭載された。ちなみに、劇中ではELSの特性を省みてか、GNフィールドを使わず回避と撃ち落としに専念している。
必殺武器
- トランザム発動
- 本機の場合は擬似太陽炉搭載機でありながら、途中解除が可能などほぼオリジナルと遜色ない性能であり、またセラヴィーIIと分離しても効果は切れなくなっている。ちなみにイノベイド達のデータを使用したためか、起動画面はCBのガンダムと異なっている。
- セラヴィーガンダムII(UX、BX)/セラヴィー分離攻撃(天獄篇)
- セラヴィーIIを分離させ、連携攻撃を仕掛ける。
- UX、BXではトランザムも同時に行うため消費ENが10多い。
特殊能力
SRWでは特殊能力としての分離は持っていない。
- 銃装備
- 撃ち落としを発動。
- GNフィールド
- 2000以下の全ダメージを無効化する。EN消費10。
- GNドライヴ[T]MD
- ENが自軍の行動開始前に全体ENの20%回復する。
- EN回復(小)
- Zシリーズではこちら。
- トランザム
- 気力130以上で移動力+1。
移動タイプ
サイズ
- M
カスタムボーナス
機体ボーナス
- UX・BX
-
- 初期段階:装甲値+100 HP+500
- 第二段階:装甲値+150 HP+750 射撃武器+100
- 第三段階:装甲値+200 HP+1000 射撃武器+150
- 最終段階:装甲値+200 HP+1500 射撃武器+200 照準値+5
- 耐久系のボーナス。射撃武器も強化できる。
名場面
- ラファエルガンダム、降臨
- ELSにダブルオーライザーを侵食され、窮地に陥っていた刹那を助けたのは、新たなボディを作り復活したティエリアが乗るラファエルガンダムであった。
- ティエリアはラファエルをトランザムさせ、刹那らソレスタルビーイングの仲間達を追っていたELSの大群を次々と一掃していき、最後は、ELSが擬態した木星探査船エウロパをラファエルのフルパワーの大火力で完全破壊した。
関連機体
- ガンダムヴァーチェ
- 本機の系譜に連なる機体。
- セラヴィーガンダム
- 損傷した本機を改修し、セラヴィーガンダムIIとして搭載した。
- ラファエルガンダムドミニオンズ
- 外伝に登場。「地上用」の機体。
- ガデッサ、ガラッゾ、ガガ、ガッデス
- これらGNZシリーズ、「ガ」シリーズの技術も取り入れて開発した。
- リボーンズガンダム
- 技術が使用されている。
余談
- 劇場版の初期PVに登場したラファエルガンダムは劇場版本編のものとデザインが異なり、機体胸部の色が黒で、GNビッグキャノン(GNビッグクロー)が有線式になっていた。
- なお、劇場版本編ではラファエルガンダムの胸部が紫色になっているが、メカニックデザインの柳瀬敬之氏によると「機体にティエリアのパーソナルカラーである紫色を入れて、ティエリア専用機であることを示したかった」とのこと。
資料リンク
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